Cas9酵素がDNAを切断するイメージ(Sputnik Animation, the Broad Institute of MIT and Harvard, Justin Knight and pond5) 最先端のゲノム(全遺伝情報)編集技術として話題のCRISPR/Cas9(クリスパー・キャスナイン)を使って難病の治療法開発に取り組む米国のベンチャー企業が、投資グループから1億2000万ドルの資金を調達した。フォーブズ誌などによれば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏個人も投資グループに参加しているという。このベンチャーはエディタス・メディシン(マサチューセッツ州ケンブリッジ)で、従来の遺伝子治療では難しかった血液がんや網膜疾患、鎌状赤血球貧血などの治療法の開発につなげる。 エディタス・メディシンは、CRISPR/Cas9の発見者の一人で、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(M