青森県の青森南高校の1年生のクラスを担当する男性教諭が生徒3人に土下座をさせた問題で、男性教諭は6日、「指導が行き過ぎた」などと事実を認め、3人に謝罪した。 一方、県教委は学校に同日、事実関係を文書で報告するように指示した。 同校によると、教諭は40歳代で、今月1日、受け持っているクラスの球技大会の成績を誤った生徒会の会長ら3人に対し、土下座で謝罪することを求めた。3人は翌2日、教諭のクラス全員の前で土下座した。 学校は6日朝、緊急の全校集会を開き、小林一也校長が事情を説明した上で「不快な思いをさせた」と謝罪。その後、男性教諭が3人と面談し、「申し訳ない」と謝った。また、同校の教頭は県教委に出向き、「教諭の不適切な言動があった」などと説明した。県教委は、報告書が提出され次第、処分の有無など対応を検討するとしている。