【読売新聞】 東京都文京区の田中角栄元首相の旧邸宅が全焼した火災で、火元の住宅1階の仏壇付近が激しく燃えていたことが、警視庁への取材でわかった。長女の田中真紀子元外相(79)は、「線香を上げていた」と説明しており、警視庁は線香の火が
【読売新聞】 東京都文京区の田中角栄元首相の旧邸宅が全焼した火災で、火元の住宅1階の仏壇付近が激しく燃えていたことが、警視庁への取材でわかった。長女の田中真紀子元外相(79)は、「線香を上げていた」と説明しており、警視庁は線香の火が
【読売新聞】 テレビ番組に出演していた女子プロレスラー木村花さんがSNSで中傷されて自殺した問題を巡り、母親が中傷の投稿をされたとして損害賠償を求めた訴訟で、証拠とした投稿が第三者による 捏造 ( ねつぞう ) とみられることがわか
【読売新聞】 安倍晋三・元首相が奈良市で銃撃されて死亡した事件で、奈良地検は無職山上徹也容疑者(42)(殺人容疑で送検)について、精神鑑定の結果、刑事責任能力があったと判断した。関係者への取材でわかった。鑑定留置の期限は来年1月10
生活保護受給者の自立支援を担当する神奈川県小田原市の複数の職員が、「保護なめんな」「不正を罰する」などと、受給者を威圧するような文言をプリントしたジャンパーを着て各世帯を訪問していたことがわかった。 職員が自費で作ったとみられ、市は16日、不適切だとして使用を中止させた。専門家は「生活困窮者を支えようという感覚が欠如している」と批判している。 市によると、ジャンパーを着ていたのは、生活保護受給世帯を訪問して相談に応じるなどする市生活支援課のケースワーカー。在籍する25人の大半が同じジャンパーを持っていた。 ジャンパーの背面には「我々は正義だ」「不当な利益を得るために我々をだまそうとするならば、あえて言おう。クズである」などの文章が英語で書かれている。
【ソウル=吉田敏行】韓国保健福祉省と世界保健機関(WHO)は13日、韓国の中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染拡大に関する合同調査結果を発表した。 WHOのケイジ・フクダ事務局長補は、記者会見で「韓国の医療陣がMERSに不慣れだった」と指摘し、対応の遅れが短期間の感染拡大につながったとの認識を示した。 フクダ氏は、感染が広がり始めた当初の医療機関の対応について、患者に呼吸器疾患の症状が表れても「潜在的な原因としてMERS感染を疑っていなかった」とも述べた。また、患者が複数の医療機関に通院する韓国特有の「医療ショッピング」の習慣も感染拡大の要因になったと指摘した。 WHOは、今後も新たな患者の発生が考えられるとして、韓国政府は今後も警戒態勢を続ける必要があるとの認識を示した。ただ、医療機関外の地域社会に感染が拡大している証拠はないとも強調した。遺伝子分析の結果、伝染力の強いウイルス
「大変未熟であったと痛感している」――。 医療グループ「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題を巡り、都議会総務委員会の集中審議で追及を受けた猪瀬直樹・東京都知事(67)。知事の都議会常任委出席は極めて異例で、現金授受の経緯や認識を問いただされた知事は汗を流しながら答弁、同じ質問が繰り返されると時折不機嫌そうな表情を見せた。 ◆「1億円」 猪瀬知事は昨年11月14日の夜、港区内の和食店で徳田毅衆院議員(42)と、新右翼団体「一水会」の木村三浩代表の同席のもと面会した。猪瀬知事は、この場で木村代表と毅議員が「都知事選には1億円かかる」という話をしていたことを認めた。 その上で、知事が「選挙後の生活が不安」と打ち明けると、木村代表が毅議員に「お金を貸してあげれば」と持ちかけたことを明かしたが、1億円については、「数字が出たことは記憶しているが、ひとごとのように聞いていた」と述べるにとどまっ
みんなの党に離党届を出した江田憲司前幹事長ら14人は9日、将来の野党再編を視野に、年内の新党結成に踏み切る考えを強調した。 江田氏らは、日本維新の会との合流や民主党の一部勢力との糾合を目指し、動きを加速させる構えだ。 江田氏は、13人の同僚議員と離党届を提出後、記者会見で「政界再編を原点に持つみんなの党が自民党にすり寄った。歌を忘れたカナリアだ。もはや将来はない」と述べ、特定秘密保護法への対応で安倍政権への接近を強めた渡辺代表を強く批判した。江田氏に同調した林宙紀衆院議員も、「代表から『自民党渡辺派』のような形を言われた」と暴露し、渡辺氏との決別を宣言した。 江田氏らは今後、党が存続したまま連携する「政党ブロック」構想を掲げる渡辺氏とは一線を画し、「志を同じくする人たちとの新党結成準備」に入る。 再編相手として期待するのが、政策的に近い維新の会だ。江田氏は、みんなの党の幹事長時代、維新の会
静岡県焼津市の市民団体「くろしおネットはまおか」は8日、山本太郎参院議員(無所属)を招いて10日に静岡福祉大学(焼津市本中根)で予定していた講演会を中止することを決めた。 山本氏が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題で、大学側から来場者の安全を責任を持って確保できないと警備上の理由を指摘され、会場が使えなくなった。別の会場を探す時間もないとして中止することにした。 講演会は「山本太郎さんと語る子どもたちの未来~原発についてみんなで考える~」と題し、10日午後から約260人が入る同大の講義室で開催する予定だった。 同団体は「突然の中止で多くの人に迷惑をかけた。責任を取って活動を停止したい」と話している。 同団体は東日本大震災をきっかけに、原子力発電所や放射能の問題を考えようと、2011年7月に発足。年5~6回の講演会を開催してきた。今回の講演は、参院選前の今年5月に山本氏に依頼していた。
参院は8日午前の本会議で、NHK経営委員に小説家の百田尚樹氏を起用する国会同意人事案について、与党のほか野党の日本維新の会、みんなの党の賛成多数で可決、同意した。 衆院も同日午後の本会議で可決する見通し。 NHK経営委員の人事案は5人。新任は百田氏のほか、元埼玉大教授の長谷川三千子氏、海陽中等教育学校長の中島尚正氏、日本たばこ産業(JT)顧問の本田勝彦氏。再任はJR九州会長の石原進氏。 NHKの経営委員は全部で12人おり、9人以上の賛成で会長人事を決定できる。今回の新任委員の人事案は、来年1月24日に任期満了を迎える松本正之会長(元JR東海副会長)の後任人事をにらんだものとみられている。参院本会議では、民主党が新任4人の人事案について「安倍首相に近い」などと反対した。共産党、社民党は5人全員に反対した。 この日、参院本会議で与党などの賛成で可決された国会同意人事案は、NHK経営委員を含め1
愛媛県大洲市長浜町の沖合13キロの伊予灘に浮かぶ青島(あおしま)は「猫の島」だ。 島は東西1・5キロ、南北0・5キロ。島民15人に対し、100匹以上の猫がすむ。9月下旬にインターネットで紹介されると、全国から観光客が訪れるようになった。民宿、食堂はおろか自動販売機もない島は「猫好きにはたまらない楽園」と人気を呼びそうだ。 島民は50~80歳代。漁師が4人いて、あとの大半は年金暮らしの人たちだ。戦時中に疎開者が増え、人口のピークは1960年の655人。その後、働き口を求め人々は島を出た。現在、朝夕各1往復の定期船が四国本島との唯一の足だ。 島民らによると、人口が50人を割った10年ほど前から、逆に猫は増えた。置き去りになった飼い猫が繁殖したらしい。隠れるのにいい空き家が多く、車は1台もないので事故に遭う危険はない。漁師の男性(63)は「家に入ってきて困る時もあるが、増えてしまったものはしょう
大阪維新の会の松井幹事長(府知事)は5日、堺市長選(29日投開票)を前に同市で開いた集会で、世界文化遺産登録へのアピール策として、百舌鳥(もず)・古市古墳群の仁徳天皇陵古墳にふれ、「宮内庁がどう言うかはあるけどイルミネーションで飾ってみよう、中を見学できるようにしようと色んなアイデアを出して初めて指定される」と述べた。 宮内庁が陵墓に指定・管理する古墳は尊厳を保つ目的で、原則、立ち入りが禁止されている。 集会は、橋下代表(大阪市長)や、堺市長選への立候補を表明している西林克敏氏らが市民に大阪都構想などの政策を説明する「タウンミーティング」。松井幹事長は、都構想に反対し、再選を目指す現職の竹山修身市長が、府と大阪市で進めるイルミネーション事業に参加しないことを批判した上で、仁徳天皇陵古墳を取り上げた。
集団的自衛権を巡る憲法解釈見直しを検討するため安倍首相が設置した有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」(座長=柳井俊二・元駐米大使)が、第1次安倍内閣の際に検討した「公海における米艦の防護」などの4類型の憲法解釈見直しにとどまらず、集団的自衛権の行使を全面的に容認する新たな憲法解釈を提言することが2日、わかった。 安保法制懇の座長代理を務める北岡伸一・国際大学長が読売新聞のインタビューで明らかにした。北岡氏は、中国の軍備増強や沖縄県の尖閣諸島への継続的な領海侵入について懸念を示したうえで、「これからまとめる報告書では、憲法、国際法解釈、今の安全保障環境を踏まえて、4類型にとどまらない提言になるだろう」と述べた。 内閣法制局が、集団的自衛権の行使は憲法9条の下で許される「自衛のための必要最小限度の実力行使」の範囲を超えて違憲だとする憲法解釈を示していることについ
大阪府柏原市の中野隆司市長が7日夜、同市内で開かれた参院選大阪選挙区の日本維新の会公認候補の演説会で、市立柏原病院をPRする際、「市民の皆さん、どんどん心筋梗塞になって下さい」と呼びかけた。 病気になることを奨励すると受け取れる発言で、中野市長は終了後、読売新聞の取材に対し、「誤解を招いたなら、申し訳ない」と釈明した。 演説会には市民ら約200人が出席。応援演説に立った中野市長は、心筋梗塞について同病院の診療体制が充実したとアピールしたうえで、「どんどん心筋梗塞になって下さい」「1回手術をやったら、病院に250万円入る」と述べた。 中野市長は、「心臓病のいい先生が来てくれたので、安心して柏原病院を使ってほしい、という意味だった」と話した。 中野市長は2月の市長選で、地域政党・大阪維新の会の公認で立候補し、初当選した。
福島県の被災者支援を担当する復興庁の参事官(45)が、被災者支援団体に対し、ツイッターで「左翼のクソども」などと中傷する書き込みをしていたことがわかった。 同庁の調べに対し、この参事官は大筋で書き込みを認めており、同庁は処分を検討している。 この参事官は今年3月、主に福島県の被災者を支援する団体が開いた集会に、復興庁の担当者として出席。その翌日に「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」などと書き込んだ。また今年2~3月、「ドラえもん似の議員のレクがまだ始まらない」「某大臣の虚言癖に頭がクラクラ」などと、国会議員に対する批判的な書き込みもしていた。 書き込みはいずれも直接に相手を明示してはいなかったが、参事官は職務に関する書き込みを頻繁に行っており、関係者には批判対象が誰なのか、推察できる状態だった。 参事官は今月、このツイッターのアカウントを削除したが、復興庁が事情を聞
自民党の高市政調会長は23日午前、東京・九段北の靖国神社を春季例大祭に合わせて参拝した。 高市氏は参拝後、記者団に対し、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外交相が麻生副総理らの靖国参拝を理由に訪日を中止したことについて「日本の国策に殉じて尊い命をささげた方を、どのように慰霊するかは日本国内の問題だ。外交問題になる方がおかしい」と述べた。 高市氏は超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久前参院副議長)のメンバーとともに、168人で一斉参拝した。内訳は自民党134人、民主党5人、日本維新の会23人などで、同会によると一斉参拝の人数としては統計がある1989年以降、最多。政務三役では加治屋義人農林水産副大臣、井上信治環境副大臣らも参拝した。
安倍首相が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加にかじを切ったことに、1次産業への依存度が高い青森県の関係者は懸念を強めている。 昨年の衆院選で自民党候補を応援した農協や医師会などの団体は「だまされた」と反発しており、夏の参院選にも影響を与えそうだ。 ◆「四枚」舌 「怒り心頭だ。自民党は公約を守っていない」――。JA青森中央会の岡山時夫会長は都内のホテルで記者団に不満をぶちまけた。 約10万人の組合員を抱えるJAグループ青森は衆院選で当時の野田首相がTPP交渉参加に積極的だったことから、民主候補への推薦を見送り、同党大敗の一因を作った。TPPを最重要の政策課題に掲げ自民候補を応援しただけに、「自民は二枚舌どころか、三枚も四枚もでしょう。このまま参院選で応援すると思っているのか」(相坂陸秀・JA青森中央会副会長)と怒りが収まらない様子だ。 同じく衆院1~3区で自民候補を推薦した県医師連盟の斉
東京都の猪瀬知事は13日の都議会予算特別委員会で「カジノは大人のディズニーランドだ」と語り、都内へのカジノ誘致に強い意欲を見せた。 都では石原前知事時代、お台場にカジノ施設をつくる構想を打ち出したものの、頓挫した。その後、国会では議員立法による合法化の動きもあるが、いまだ具体化していない。 この日、自民党の中屋文孝議員からカジノ誘致への姿勢を問われた猪瀬知事は「カジノのような大人の社交場が日本、東京にないのは不自然だ」と、持論を展開し始めた。 「(誘致した)地方の独自財源が捻出できる」「非合法カジノのブラックマーケット化が防げる」などとメリットを強調し、「所属政党の国会議員に、もう1回(法案提出を)働きかけてほしい」と、協力を求める場面もあった。
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