「はだしのゲン」描写過激。松江市(島根県)の全小中校「閉架」に。一部は貸し出しも禁止―----市教委が要請。 原爆や戦争の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の描写が過激として、 松江市教育委員会が、子どもが自由に閲覧できない「閉架」の措置を取るよう市内の全小中学校に求めていたことが分かった。 教員の許可がないと借りられない上、一部の学校では貸し出しを事実上禁止した。 関係者からは、戦争の愚かさを学ぶ機会を奪う市教委の判断を疑問視する声も上がっている。 2012年8月、市民から「はだしのゲンは間違った歴史認識を植え付ける」として、学校図書館からの撤去求める陳情を市に提出。 同12月の市議会で、全員一致で不採択となった。 市教委は陳情を機に漫画を確認し、首を切る場面や女性に乱暴する場面が児童生徒の目に触れることを懸念した、 として同12月に口頭で全小中学校に閉架を求めた。 松江市では小学校9割