ドイツ東部チューリンゲン州のこれまた東部で、私たちは車を走らせていた。うねり続ける田舎道の急カーブを十数回も曲がると、そこにアルパカが3頭、わびしげに私たちを見つめていた。
共和党の躍進、いわゆる“レッド・ウェーブ”が起きなかったアメリカ中間選挙。 ある候補の取材のため陣営を訪れた私の目に飛び込んできたのは、若者ばかり。 日本の選挙取材ではほぼ見慣れない光景です。 復活を期すトランプ前大統領の勢いをそぐ結果となった今回の選挙では、いったい何が起きていたのか。 (国際部記者 山下涼太) “レッドウェーブ”は起きず 11月8日に行われたアメリカの中間選挙では、連邦議会上院で与党・民主党が主導権を維持しました。 民主党候補の勝利を喜ぶ支持者ら さらに議会下院でも、野党の共和党が多数派を奪還したものの、共和党の圧勝にはならず、民主党が善戦しました。大方の予想を覆し、共和党のシンボルカラー、赤になぞらえた“レッドウェーブ”は起きませんでした。 期間中、現地アメリカで取材を続けた私(筆者)にとっても、少々驚きの結果でした。というのも、記録的なインフレが続くアメリカで、バイ
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