水は、高いところから低いところに流れます。 それと同じように、人は常に、刹那的に「楽」に見える選択をして、後で必ず後悔します。 一見良心的に見える「選択制」という言葉は、民衆を騙すための罠で、 騙された民衆の何割かは、軽い気持ちで別姓を選択してしまうでしょう。 そして「自由」と引き換えに「安らぎ」を失うことになります。 人類社会の最小単位である「家族」の枠組みに必要な「枠」を叩き壊して、完全に自由になった人間は、 必ず孤独で不安になって、亡霊のように世界をさ迷う事になります。 そうした迷える現代人を一本釣りで捕獲しているのが、カルトや利権左翼団体です。 今日の産経には、夫婦別姓についての記事が出ていました。 我らが八木秀次先生の主張は、ほぼ御著書などからの転用のようでした。 推進派として青野慶久という人の主張が出ていましたが、 その大部分は、同じ欄にある八木先生の文章に論破されていました。