企業が労働者に必ず払わなければならない最低賃金を2014年度にどの程度引き上げるかの議論が大詰めを迎えている。労使代表は、引き上げ幅を昨年度と同じ15円程度とする案を軸に調整している。中小企業の従業員や非正規労働者の約1割で賃上げにつながる可能性がある。厚生労働省が23日、中央最低賃金審議会の委員会を開き、労使の代表が全国平均の最低賃金の上げ幅を巡って議論した。次回の28日でまとめ、29日に答
中国・上海の食品加工会社が使用期限が切れた鶏肉を加工していたことなどが指摘されている問題で、厚生労働省は食品を加工した工場の品質管理の体制や日本への輸出状況などについて調べていますが、この1年間にこの会社から輸入された食品はおよそ6000トンで、国内では日本マクドナルドとファミリーマートの2社に販売されたということです。 厚生労働省は各地の保健所に対して、健康被害が疑われるケースについては報告するよう求めています。 この問題は、中国・上海の食品加工会社「上海福喜食品」が、使用期限が切れた食品を加工し直しているなどと中国のテレビ局が伝えたもので、この会社から材料を仕入れていた日本マクドナルドとファミリーマートが一部の商品の販売を中止しました。 この問題を受け厚生労働省は、中国政府に対し情報を提供するよう求め、食品を加工した工場の品質管理の体制や日本への輸出状況などについて調べています。 厚生
東京電力は23日、福島第一原子力発電所の配管用トンネル内の汚染水を凍らせるため、氷やドライアイスを投入するなどの追加対策をまとめ、原子力規制委員会の検討会で示した。 東電は、汚染水の回収を目指し、まず2号機のタービン建屋から配管用トンネルへ汚染水が流入する接続部を凍結させる計画。4月以降、地上から差し込んだ管に冷却材を流しているが、水が十分に凍っていない。このため、24~26日に氷とドライアイスを投入する試験を行う。 温度が下がりにくい水面付近の冷却を促進させる狙いで、効果があれば投入量を増やす。また、冷却材を流す管や、その周囲を埋めて水の流れを弱める材料も、8月までに追加する。
戦後日本は、民主主義と平和主義を高く掲げ、この2つの主義を両輪にしてきた。その結果、多くの者にとっては、民主主義イコール平和主義とみなされた。民主主義者は平和主義者でなければならなかった。両者とも「主義」であるからには思想的な立場の表明であり、その反対の立場もありうるだろう。しかし、わざわざ反民主主義を宣言する者などめったにいないし、戦争主義などを訴える者もいないので、誰もが、積極的か消極的かは別として、民主主義者であり平和主義者である。 にもかかわらず、戦後日本の民主主義と平和主義の組み合わせが、どうもうさん臭いのは、この平和主義がもっぱら憲法9条の武力放棄を意味しているからにほかならない。平和愛好、構築なら誰も批判もしないだろうが、問題はその方法なのである。憲法9条といういささか特異な形態における平和主義という「方法」が問題なのである。 もっとも、いわゆる護憲派の平和主義者からすれば、
※長いです。それと、過去性犯罪に遭われた方はフラッシュバックにご注意下さい。 小学校高学年の頃だったと思う。 親と喧嘩して、夜8時くらいに家を飛び出したことがあった。 行くところもなく街中をふらついてたら、男に家まで送ってあげると話し掛けられ、車に押し込まれた。 車に乗せられた後の記憶は前後関係が曖昧。 家がバレるのはまずいと思ったこと。 仕事の帰り?え、小学生なの?大人っぽく見えるね、などとニヤニヤしながら言われたこと。 怖がらなくて良いからね、公務員だから信用してねと、免許証を目の前にかざされたが、よく見えなかったこと。 耳を塞ぎたくなるような卑猥な話を延々とされたこと。 タダで送ってもらおうなんてムシが良すぎると言われたこと。 伝えた家の方向とは違う、人気のない、小さな川のそばで車を停められたこと。 ドアを開けて叫ぼうとしたが、手で口を塞がれたこと。 男の手のひらに唇が触れて気持ちが
3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言 マネジメントの父と称されたドラッカーの残した膨大な著作。世界最高の経営学者であったドラッカーの著作群の中から、そのエッセンスを紹介する。 バックナンバー一覧 「政府はあらゆる国において最大の雇用主になった。そしてあらゆるところへ進出した。しかし、それは本当に強力になったのか。単に巨大になっただけか。政府は巨大になっただけであり、費用はかかっても、成果はさしてあげていないことを示す証拠は山ほどある。政府に対する信頼は薄れ、幻滅が深まっている。まったくのところ、政府は病にある。それも、強力で健全かつ生気にあふれた政府が必要とされているこのときに、病んでいる」(ドラッカー名著集(7)『断絶の時代』) ドラッカーは、われわれは、あたかも催眠術をかけられたかのようだったという。政府と国民は、熱い愛情関係にあった。なんであれ、必要なことは、すべて政府に任
前代未聞の不祥事が起きるずっと以前のことだ。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)を見学した。ガイド役の若い研究者が見せてくれたのがプラナリアだった。 池などの淡水に生息する、たった数ミリの生き物。にもかかわらず、一対の眼、脳、神経、消化管、咽頭など動物としての基本構造を備えている。すごいのは再生能力だ。仮に数百に切り刻んだとしても、それぞれの断片から元通りの完全な体に再生される。それを可能にしているのは全身に存在する全能性幹細胞だという。 生き物が持つ実に不思議なメカニズム。それが解明できたら…。ヒトの体でも再生能力に手を加えることでプラナリアに近いことが可能になるかもしれない。SFの世界を現実にする。そんな研究が大まじめに行われていた。人類を月に送ったアメリカの「アポロ計画」を思い出させるスケールに、夢を感じずにはいられなかった。 ◆震災復興がきっかけ CDBが神
主戦場としての情報戦7月17日に発生したマレーシア航空17便の撃墜事件を巡り、米露の情報戦が活発化している。 今回の撃墜事件では、全く無辜の一般人が300人近くも死亡している上、その大部分はウクライナ情勢を巡ってロシアと緊張関係にある欧州諸国の国民であった。 このため、「今回の撃墜を誰がやったのか?」という問題が、ウクライナ情勢全体に対する各国の立場を決定的にする可能性が高い。今回の事件が「ゲーム・チェンジャー」(情勢を大きく変える出来事)と呼ばれている所以だ。 それだけに、各国の力の入れ方は凄まじい。前回の小欄で書いたように、筆者は現在のところ、ドネツクの親露派武装勢力が民間機をウクライナ軍機と誤認したのではないかと考えているが、これが立証されるか、あるいは国際的な認識として定着してしまえば、親露派やその後ろ盾であるロシアの立場は決定的に悪化する。 逆にウクライナのポロシェンコ政権にして
スケルトニクスの動作拡大スーツは極めてユニークです。高さは2.5m、両腕を広げると3.5mと大きくて、アニメに出てくるようなデザインです。モーターなどの動力は搭載せず、すべて人力なのにキビキビ動く姿には驚きました。何がきっかけで開発したのでしょうか。 白久:始まりはロボコン(ロボットコンテスト)でした。私たち2人は沖縄工業高等専門学校の同級生で、2008年に阿嘉を含むメンバーで「全国高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト)」に出場して、優勝しました。この時のメンバーを中心に2010年に「チームスケルトニクス」を結成しました。 巨大なロボットに乗りたい。自分たちが喜ぶものを作りたい。世の中にないものを作ってみたい。そんな思いから動作拡大型スーツの開発を始めました。 プロジェクトは、半年間で終わらせることを目指しました。そのために動力のリンク機構をメーンで作っていこうと
上海福喜から鶏肉を仕入れていたファミリーマートの中山勇社長は23日、「私どもは信頼関係を裏切られた。国内ではお客様の信頼を裏切った」と陳謝した。東京都内で記者団に語った。社長によると、ファミリーマートは3月、社員を現地工場に派遣、安全管理体制の点検を行った。発売前にも品質をチェックした。社長は「かなり厳しくチェックした中で起きたのでショックは大きい」と説明した。 【チェーン店中心に幅広く流通】期限切れ肉 中国国内9社に納品…混入業者 ファミリーマートは今月から販売している「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」用の鶏肉を上海福喜から購入。問題が発覚した22日、販売をやめた。日本マクドナルドも「チキンマックナゲット」の2割を上海福喜から仕入れていたため、同社製のナゲットの販売を21日から中止した。【神崎修一、ワシントン平地修】
ネットに長く入り浸っていると、「微レ存」というネットスラングをどこかで聞いたことがあるかもしれません。これは(可能性が)「微粒子レベルで存在する」を略して作られたことが解明されています。 略しすぎて何だか分からなくなったシリーズ 「微レ存」ってどういう意味?(ねとらぼ) http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/24/news132.html ネットで見かける「微レ存」ってコトバ…どんな意味なの?(NAVERまとめ) http://matome.naver.jp/odai/2138267066332571201 ところが、「微レ存」の「レ」が漢文訓読の返り点の「レ」に見えなくもないことから、「微レ存」漢文説も根強く囁かれているのです。そもそもレ点を除いた「微存」という漢文の語句はあるのでしょうか。 『隋書』巻76列伝第41 文学 潘徽伝 「且文訛
人口の伸びと成長は無関係 斎藤 日本経済をめぐる最大の問題のひとつが少子高齢化、人口減少だと言われています。私も、日本の高齢化、人口減少はきわめて深刻な問題だと認識しています。ところが、八田さんは違う見方をしておられると伺いました。人口と経済成長の関係についてどうお考えですか。人口が減少すれば経済成長の大きな制約要因になると思いますが・・・。 八田 たしかにそう主張する人は多いようです。しかし、人口増加率は一人当たりのGDP成長率を左右しません。ここにOECD(経済協力開発機構)加盟諸国の過去40年あまりの一人当たりのGDPの平均成長率と人口の平均増加率を記した散布図(グラフA)がありますが、その2つに相関はまったくみられません。見事なほどです。たとえば、スウェーデンは人口増加率が年平均0.4%弱で一人当たりのGDP成長率は2%でした。それどころか、人口の伸び率がマイナスでもGDPの成長率
「カレーライス」「おかひじきのしらすあえ」「フルーツポンチ」「牛乳」 6月中旬の兵庫県相生市の市立小学校の給食は、人気の高い「カレー」と「フルーツポンチ」の組み合わせ。教室には子供たちの笑い声が響いていた。 子供たちが大好きな給食。同市では幼稚園から小中学校まで提供されているが、給食費は全て無料だ。 給食にかかる費用は「学校給食法」によって、食材費は保護者負担、整備や運営費は自治体負担と定められている。相生市の場合、本来なら保護者負担は1カ月1人当たり、幼稚園児2千円、小学生4千円、中学生4500円。年間約1億1千万円かかるが、子育て支援策として、全て市が負担している。 2人の小学生と未就学児2人の4人の子供を育てている母親(34)は「子供たちが中学校を卒業するまで4人分を途切れることなく払い続けることを考えたら本当に助かります」。「1カ月分の給食費はちょうどプールなどの習い事代と同じぐら
愛知県新城市の長田共永市議(49)=3期=が、6月定例会の一般質問の際、「婚姻届を出した人に穴の開いたコンドームを配っては」などと不適切な発言をしていたことが18日、わかった。夏目勝吾議長は、長田市議に口頭で厳重注意し、発言を議事録から削除することを決めた。 議会事務局によると、発言は6月18日の一般質問。長田市議は、来年の合併10周年事業について、「こういうことを言うとおしかりを受けるんですが」と前置きしたうえで、「婚姻届を出した人に『10周年ベビーを望む』と言って、穴の開いたコンドームを配るとか、子どもを産んだ人には特産のジネンジョで、もういっちょだとか、市民がニヤッとしていただけるようなPR方法もある」と発言した。 長田市議は「親しみやすい市役所になればと思い発言した。例えがよくなかったと反省している。市民に不快感を与え、申し訳ないと思っている」と話した。 発言を問題視する市議の一人
全国知事会が「少子化非常事態宣言」を打ち出した。背景には、このまま地方の人口が減り続ければ、多くの自治体が消滅しかねないとの強い懸念がある。これまでも企業誘致や市町村合併による財政基盤強化などの対策を講じてきたが、都市への流出と子どもの減少が止まる兆しは見えない。小さな市町村の自助努力は限界に近く、国の支援が必要と訴えている。 ▽全国ワースト 標高千メートル程の山々に囲まれた群馬県南牧村。基幹産業の農業や林業は衰退気味で、後継者も十分ではない。1955年に約1万人いた村民は約2300人まで減少した。 日本創成会議の試算では、若年女性(20~30代)の減少率が89・9%と全国ワーストだった。2010年に99人いた若年女性が40年には10人になり、住民全部で約600人に落ち込むと計算された。 保育園や小中学校給食の無料化、移住希望者への空き家紹介…。村は子育て世代を呼び込むためさまざまな手
経済規制を支持する人々には二種類ある。規制が社会的弱者を助けると素朴に信じる「善人」と、信じるふりをして私腹を肥やす「悪人」である。どちらも弱者をむしろ苦しめる点では同罪である。かつてキャリア官僚として規制改革に携わった著者が著した本書を読むと、それがよくわかる。 たとえば「行き過ぎた規制緩和」としてしばしば槍玉に上がる、タクシーの新規参入・増車に対する認可制の廃止(2002年)。批判派は「供給過剰(台数の増えすぎ)でタクシー会社の経営が悪化し、運転手の賃金が下がるなど労働条件が悪化。それによって交通事故など安全上の問題も生じるようになった」と主張する。しかし供給過剰が生じた真の原因は、運賃設定の規制が維持されたことにあった。 タクシーの台数が増えたにもかかわらず、初乗り運賃は一貫して上昇した。供給が増えても値段が下がらなければ、需要は増えず、供給過剰につながるのは経済学のイロハだ。タクシ
タクシー業界の過当競争を是正するため、事業者に強制的な値上げと台数削減を求めることができる通称「タクシー減車法」が今年1月に施行された。平成14年の参入規制緩和を見直したもので、国土交通省による格安タクシー業者への値上げ勧告が始まっている。一方で格安業者が裁判所に強制値上げの差し止めを求める動きも出てきた。行政による格安タクシー禁止の是非について、経済評論家の三橋貴明氏と、嘉悦大教授の高橋洋一氏に見解を聞いた。(溝上健良) ■三橋貴明氏「規制強化で脱デフレを」 −−平成14年の参入緩和について 「経済状況によって規制緩和が正しいか正しくないかが決まるが、14年当時はデフレ下で需要不足であり、供給過剰状態のときにタクシーの参入規制を緩和したのはまずかった。結果的に料金は下がったが、競争が異様に激化してタクシー運転手の貧困化を招いてしまった。消費者としてはいい話かもしれないが、事業者側か
大麻と同じような作用がある「指定薬物」の成分を含んだ、脱法ハーブと呼ばれていた危険ドラッグを販売したとして、名古屋市の雑貨店の経営者が薬事法違反の疑いで警察に逮捕されました。調べに対し、容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、名古屋市西区の雑貨店「スパイスワールド」の経営者、多和田朝彦容疑者(53)です。 警察の調べによりますと、多和田容疑者はことし5月、法律で規制の対象となる「指定薬物」の成分を含んだ植物片、およそ0.6グラムを1500円で販売したとして、薬事法違反の疑いが持たれています。 店内で「ハーブ」として販売されていた植物片の成分を東海北陸厚生局麻薬取締部が分析した結果、大麻と同じような作用がある「指定薬物」が含まれていることが分かったということです。 警察と麻薬取締部は22日午後、合同で店舗を捜索しました。 この店を巡っては、今月、脱法ハーブと呼ばれていた危険ドラッ
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