サムスン電子とアップルの米国1次訴訟控訴審の初公判が行われた。 ロイター通信など外信によると、4日(現地時間)米国で開かれたアップル相手の1次訴訟控訴審初公判で、アップルに9億3000万ドルを賠償せよとする1審判決が不当だと主張してこれを破棄することを要請した。 今年5月、カリフォルニア北部連邦地方裁判所サンノゼ支院のルーシー・コ判事が主宰した1審で、サムスン電子は自社製品のうち23種がアップルの知的財産権を侵害しているとし、原告アップルに9億3000万ドルを賠償せよとの判決を受けたことがある。 しかし、サムスン側弁護人は同日の米ワシントン連邦抗訴裁判所で開かれた1次訴訟控訴審初初公判で「サムスンのスマートフォンにアップル製品のロゴやホーム ボタンなどがなく、スピーカー位置もアップル製品と違ったところに位置する」としてサムスンがアップル製品の特許を侵害したという1審決定は間違っていると主張