「たたかれようが決断」 普天間移設で官房長官 政治 2010年3月26日 09時54分(1時間53分前に更新) 【東京】連合沖縄の仲村信正会長は25日、官邸で平野博文官房長官と面談し、米軍普天間飛行場の県内移設に反対する意思を伝えた。平野氏は連合沖縄の立場を理解するとした上で、「政府の責任として、たたかれようが、やらざるを得ない時には決断をする」と述べたという。 仲村氏は県議会の与野党が一致して県内移設に反対するなど、県内世論が県外・国外へ高まっている状況を説明。「移設先が県内になった場合、7月の参院選は戦えない。11月には知事選もある」と述べ、政局的にも県内移設は厳しいと訴えた。 平野氏は「(移設先は)どこにいっても、みんな反対されてしまう」と普天間問題の困難さを強調。政府の責任で決断を下すとした上で、5月末までの期限については「総理がそういっている。なんとか結論を出さなければならない」