知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう Mネット2008年6月号に掲載された「確立される外国人管理のインフラ-深まる監視に抵抗は可能か-」(旗手明)によると、米国のUS-VISITの運用が両手全指の指紋採取に変わりつつあり、2008年内には、全米全ての国際空港で実施されるという。来年1月には、ビザ免除で米国に入国する者は72時間前までにオンラインで氏名、生年月日などを登録しなければならないという(一度登録すれば2年間有効)。さらに、英国ガーディアン紙の報道では、米国税関は、外国からパソコンを所持して入国する全ての者から、入国審査時にハードディスク丸ごとデータコピーする新制度を近く導入する予定だという。そして、米司法省は、連邦法違反で逮捕された者と身柄拘束された外国人の全員からDNAを採取する制度を実施すると発表したという。