各地の大学で非常勤職員の雇用期間が制限され、雇い止めによる失業が問題化する中、非常勤職員が個人加盟する労組などが19日午後1時から、龍谷大学大宮キャンパス(京都市下京区)で、集会「なんで有期雇用なん!? リターンズ@京都」を開く。【日野行介】 少子化の影響もあり、国立、私立を問わず大学経営の先行きが不透明になる中、研究助手などの非常勤職員を3~5年で雇い止めする動きが広がり、新たな失業問題として注目されている。 集会では、京都大学の元非常勤職員で、大学構内に「くびくびカフェ」を開いて座り込みを続ける「ユニオンエクスタシー」のメンバーのほか、龍谷大や京都精華大など関西各地の大学で雇い止めに対抗する人々がそれぞれの失業危機を報告する。 また非正規労働者の労組「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」神戸事務所の内藤進夫さん(62)が、労組の役割や短期雇用の雇い止めと闘う方法を教える。 参加費は資