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ブックマーク / xtech.nikkei.com (31)

  • グーグル、巨大蓄電池で時間単位の再エネ調達を実現

    ギガワット規模の蓄電池を併設 米国の南西部に位置するアリゾナ州というと、グランド・キャニオンの切り立った渓谷や広大な砂漠の風景が思い浮かぶ。そんな雄大な自然を擁するアリゾナ州で、2024年3月、同州で最大規模のエネルギー貯蔵設備が稼働した。 このエネルギー貯蔵設備は、出力260MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に併設されており、1GWhもの電力量を充電することができる(図1)。

    グーグル、巨大蓄電池で時間単位の再エネ調達を実現
    petite_blue
    petite_blue 2024/04/14
    揚水発電では駄目なんだろうか
  • 農水省が4月中にも中央省庁初のChatGPT利用、先陣切って実際の業務で使うワケ

    農林水産省が米OpenAI(オープンAI)の対話型AIChatGPT」を一部業務で利用する方針を固めたことが、日経クロステックの取材で明らかになった。まず同省が運用する電子申請システムの利用マニュアル改定などに活用する計画だ。早ければ2023年4月中にも始める。中央省庁でChatGPTを業務で利用するのは初とみられる。農水省ではChatGPTの有効活用に向け、ほかにもユースケース作りや適切な利用方法の検討を進める。 Azure OpenAI Serviceを利用する見込み 農水省が最初にChatGPT利用を進めるのは、「農林水産省共通申請サービス(eMAFF)」の利用者向けのマニュアル改定作業である。eMAFFは、同省のほぼ全ての行政手続き約5000件をオンラインで受け付けたり処理したりする。利用マニュアルの改定などに際し、文章作成や適切に修正するといった作業にChatGPTを使う。 政

    農水省が4月中にも中央省庁初のChatGPT利用、先陣切って実際の業務で使うワケ
  • 「IPはもはや限界」、ファーウェイの新提案が世界で物議

    1990年代に商用化されて以降、グローバルで単一のネットワークとして世界で大きな発展を遂げてきたインターネット。そのインターネットの根幹を支える仕組みが「IP(インターネットプロトコル)」だ。IPはインターネットでデータをやり取りするための手順を定めており、1970年代に基的な仕組みが開発された。 IPの仕組みは非常にシンプルだ。「ヘッダー」といわれる先頭部分にデータの送信元と送信先の住所に当たるIPアドレスをそれぞれ記載する。その後ろの「ペイロード」と呼ばれる部分に、送受信するデータを格納する。これらのデータは「パケット」と呼ばれる通信単位ごとに小分けされ、宛先のIPアドレスに向けて、ルーターと呼ばれる機器がバケツリレー方式で転送する。これがインターネットの基的な仕組みだ。 IPの基思想は、「どこかで機器が壊れても、なんとしてもつなぐ」という機能に徹している点だ。速度保証ができない

    「IPはもはや限界」、ファーウェイの新提案が世界で物議
  • ランサム被害の徳島・半田病院、報告書とベンダーの言い分から見える根深い問題

    ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃の被害を2021年10月に受けた徳島県のつるぎ町立半田病院は2022年6月7日、経緯などをまとめた有識者会議による調査報告書をつるぎ町議会に提示した。 既報の通り、ランサムウエアの感染経路は米Fortinet(フォーティネット)製のVPN(仮想私設網)装置経由である可能性が高いことを、今回の調査報告書も指摘した。VPN装置の脆弱性を放置していただけでなく、病院内LANも「閉域網だから安全」という誤解のもと、マルウエア(悪意のあるプログラム)対策ソフトの稼働を止めるなどリスクの高い設定で運用していたと明らかにした。 ランサムウエア攻撃に遭った徳島・半田病院、被害後に分かった課題とは 調査報告書は半田病院のサイバーセキュリティーに関する知識不足を指摘する一方で、顧客を支援する提案をしてこなかったベンダーの不作為を強く批判した。ただ、とりわけ強く批判され

    ランサム被害の徳島・半田病院、報告書とベンダーの言い分から見える根深い問題
  • 明治期の本もテキスト化、国立国会図書館が特注OCRに込めた狙い

    「(古い資料の)文検索ができるようになれば、新たなの価値を届けられる」。国立国会図書館次世代システム開発研究室の徳原直子室長は力を込める。 国立国会図書館NDL)は2022年4月25日、新たに開発した「NDLOCR」をオープンソースとして公開した。NDLOCRは、書籍や雑誌などの画像データから文のテキストデータを作成できるOCR(光学的文字認識)処理プログラム。明治~昭和期の独特なレイアウトにも対応しているのが特徴だ。古い資料でも文検索ができるようになる。 NDLが蔵書のデジタル化に乗り出したのは2000年代に遡る。資料をスキャンし、主に「JPEG 2000」のフォーマットで保存、提供してきた。NDLが手掛けるオンラインサービス「国立国会図書館デジタルコレクション」から利用可能だ。 デジタル化を進める最大の目的は資料の保存にある。時がたつほど紙は劣化していくからだ。 ただし、ND

    明治期の本もテキスト化、国立国会図書館が特注OCRに込めた狙い
  • Pathwaysの恐るべき威力、ベールを脱いだグーグルの万能AIが目指す究極形とは

    Googleグーグル)が数年にわたって開発を進めてきた万能AI人工知能)、「Pathways」の実力が明らかになった。Pathwaysは1つの機械学習モデルが最大数百万種類のタスクに対応できるという「万能」もしくは「汎用」のAIだ。従来のAIが1モデル1タスクの専用品であるにもかかわらず、タスクを処理する性能は汎用であるPathwaysが上回った。驚くべき威力だ。 グーグル2022年4月4日(米国時間)、自然言語処理に関する複数種類のタスクを処理できる「Pathways Language Model(PaLM)」を発表した。自然言語による質問応答や文章生成などができる言語モデルと呼ばれるAIをPathwaysによって実装した。言語モデルは近年、BERTやGPT-3などがめざましい成果をあげたことで注目されている。 1モデル1タスクの専用品である従来の言語モデルで別のタスクを処理させ

    Pathwaysの恐るべき威力、ベールを脱いだグーグルの万能AIが目指す究極形とは
  • 三菱電機のMicrosoft 365に不正アクセス、取引先情報8635件流出

    三菱電機は2020年11月20日、契約しているクラウドサービスが不正アクセスを受け、国内取引先情報の一部が外部に流出したと発表した。 不正アクセスを受けたクラウドサービスは三菱電機が全社的に使用していた米Microsoft(マイクロソフト)の「Microsoft 365」。取引先の口座情報などを記録し、同サービスで社内に共有していたファイルが外部から不正アクセスを受けた。Microsoft 365ではメールやファイル共有、社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など複数の機能を使っており、どの機能に対して不正アクセスを受けたかは現在調査中だという。 これまでの調査によれば、11月16日に異常なアクセスを認識し、アクセスを遮断するなどの対策を講じて調査を進めた。11月20日までに、国内取引先8635件の名称、住所、電話番号、代表者名、金融機関名、口座番号、口座名義などの情報の流出

    三菱電機のMicrosoft 365に不正アクセス、取引先情報8635件流出
  • Windows Serverに超ド級の脆弱性、米国土安全保障省が「緊急指令」を発した理由

    同社によれば、Windows Server 2003から最新版のWindows Server 2019までが影響を受けるとしている。つまり全てのWindows Serverが対象になる。 マイクロソフトはこの脆弱性を修正するセキュリティー更新プログラムを2020年7月14日(米国時間、以下同)に公開した。現在サポート期間中のWindows Serverに加え、2020年1月に延長サポートが終了しているWindows Server 2008および2008 R2に対しても更新プログラムを提供している。一方、それ以前の古いWindows Serverはサポート期間が終了しているため提供していない。 今回の脆弱性はDNSのSIGレコードが関係する。このためチェック・ポイントは脆弱性を「SIGRed」と名付けた。細工が施されたデータを送信されるとバッファーオーバーフローが発生し、任意のプログラムを実

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  • DX時代のITアーキテクチャー、7階層ですっきり理解

    DX時代に求められるITアーキテクチャーの構成は複雑なことが多く、必要な要素技術や設計・開発手法も多岐にわたる。その全体像を把握するのは困難に思えるが、以下のように7階層に分けて考えると理解しやすい。 ●DXを支える7階層のITアーキテクチャー (1)チャネル層 (2)UIUX層 (3)デジタルサービス層 (4)サービス連携層 (5)ビジネスサービス層 (6)データサービス層 (7)データプロバイダー層 今回はこの図を基に、7階層のそれぞれの特徴とDX移行時に押さえるべき要素技術や仕様、よくある課題について順番に見ていこう。 (1)チャネル層はユーザーとの最初の接点 ユーザーとサービスとの最初の接点となる部分の階層。パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末、そこからアクセスするアプリケーション(Webブラウザー、チャットボット、SMSなど)の他、コールセンターなどの顧客サービスもチ

    DX時代のITアーキテクチャー、7階層ですっきり理解
  • 「AIをどう習得したのか教えて」と大募集し、技術者から集まった記事49本を紹介

    日経 xTECH内に人工知能AI)専門チャネル「ビジネスAI」を2019年10月に立ち上げたのを機に、知識共有サイト「Qiita」上でAI機械学習の記事を同年12月に募集したところ、49もの記事が集まった。投稿いただいた皆さん、ありがとうございました。 今回、ビジネスAIの編集担当として私が設定した「お題」は以下の3つ。各テーマについて日経 xTECHがQiitaアドベントカレンダーのスポンサーとなり、2019年12月1日~25日まで1日1ずつ記事を募集した。 AI道場「Kaggle」への道 機械学習をどう学んだか 機械学習ツールを掘り下げる この結果、機械学習を独習するお薦めの書籍やサービス、Kaggleなどの機械学習コンペに入門する方法など、AI機械学習に興味があるエンジニアにとって大いに参考になる記事が集まった。投稿者の属性についても「ゴリゴリの文系」や「おじさんSE」「中

    「AIをどう習得したのか教えて」と大募集し、技術者から集まった記事49本を紹介
  • グーグルが「量子超越性」実証とFT報じる、新量子プロセッサー開発か

    量子コンピューターが現在のコンピューターをはるかに超える計算能力を持つことを示す「量子超越性」を米グーグルGoogle)が実証したもようだと、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が2019年9月20日(英国時間)に報じた。量子コンピューター開発が大きなマイルストーンに達した可能性がある。 FTによれば、グーグルの研究者による論文が米航空宇宙局(NASA)のWebサイトに一時的に掲載されたという。グーグルNASAは量子超越性分野で提携している。グーグルの研究者はその論文で、現在最高速のスーパーコンピューターである「Summit」を使っても解くのに1万年かかる問題を、グーグルの量子コンピューターが3分20秒で解いたと主張したという。用途は乱数生成とみられる。 グーグルの量子コンピューター開発を指揮する、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジョン・マティニス(John Martinis)教授

    グーグルが「量子超越性」実証とFT報じる、新量子プロセッサー開発か
  • 言葉にしにくい体験、MAT2019で世界に1台しかない知覚装置に座ってみた

    ここは未来の歯医者さんか──。いや、違う。誰も体験したことがない「音と振動と光の感覚」を味わえる、唯一無二の空間だ。五感の拡張に興味がある筆者は早速、毎年恒例のテクノロジーアートの祭典に出向き、共感覚体験装置「Synesthesia X1-2.44」を試してきた。 Media Ambition Tokyo 2019で、共感覚体験装置「Synesthesia X1-2.44」を体験する筆者。黒い椅子は44個の振動子をつなげて作っている。椅子の脇にある丸い装置はスピーカー 椅子のような奇妙な黒い装置の説明は後回しにして、まずは体験者の声を拾ってみたい。「宇宙に放り出された」「神様と交信しているみたい」「死ぬときってこんな感じ?」「赤ちゃんが生まれてくる前はこんなふうなのかも」 人それぞれ感じ方が違う。そこがまず面白い。共通するのは、未知の領域に足を踏み入れてしまったということだろうか。 自分が

    言葉にしにくい体験、MAT2019で世界に1台しかない知覚装置に座ってみた
  • 覆された常識、CSVファイルでウイルス感染

    テキストファイルは開いても安全――。情報セキュリティの常識だ。ところが、その常識が覆された。テキストファイルの一種であるCSVファイルを使った標的型攻撃が国内で確認されたのだ。CSVファイルを開いただけでウイルス(マルウエア)に感染する恐れがある。CSVファイルも危ないファイル形式の一つだと認識すべきだ。 CSVファイルとは、表の要素などをカンマや改行を使って記述したテキストファイルのこと。CSVはComma Separeted Valueの略である。ファイルの拡張子はcsvCSVファイルの中にはテキストの情報しかない。 だが、拡張子がtxtなどのテキストファイルとは大きく異なる点がある。初期設定(デフォルト)でExcelと関連付けられている点である。Excelをインストールすると、ユーザーが設定変更しなければ、CSVファイルが関連付けられる。つまり、CSVファイルをダブルクリックするな

    覆された常識、CSVファイルでウイルス感染
  • 「サル軍団」にシステム障害を起こさせる、Netflixの驚異的なトラブル撲滅法

    Netflixは、わざと番障害を起こしてすぐ復旧させることを繰り返し、当の障害発生に備える、という驚くべき手法「カオスエンジニアリング」を実践している。 その効果は実証されている。Netflixが全面的に採用しているAmazon Web Services(AWS)で、2017年2月に中核施設の一つ、米バージニア北部リージョン(広域データセンター群)にて大規模障害が起きたとき、別のリージョンに速やかに切り替えたという。 Netflixの先進的な取り組みを紹介するこの特集の最後に、カオスエンジニアリングを取り上げる。

    「サル軍団」にシステム障害を起こさせる、Netflixの驚異的なトラブル撲滅法
  • できの悪いソースコードをAIで発見、富士通が不採算案件の抑制へ

    富士通人工知能AI)などを活用し、システム開発プロセスの改革に腰を入れ始めた。システム構築・運用支援のツール群を「KIWare(ケーアイウェア)」として体系化し、2017年11月に50件の開発プロジェクト格適用を開始した。時間を浪費しがちな開発業務をAIで効率化し、システムエンジニア(SE)が、開発業務の様々な作業や成果物の品質の向上に充てる時間を捻出する狙いである。 富士通AIの活用に腰を入れる背景には、開発プロジェクトの作業や成果物の品質の低さが課題になっていることがある。「品質を現場の人任せではなく、技術で底上げする。それによって品質が原因の不採算の案件を減らしたい」(富士通の粟津正輝サービステクノロジー部長代理 兼 先端技術統括部長 兼 SE変革推進室長代理)。 システム開発において、不採算案件につながる要因は様々だ。設計書の不備による手戻りが発生したり、ソー

    できの悪いソースコードをAIで発見、富士通が不採算案件の抑制へ
  • 太陽誘電とTRL、FPGAに比べて速度5倍、消費電力1/10の新型LSIを開発

    太陽誘電とTRLは、従来のFPGAに比べて高速・低消費電力化が可能な「MRLD(Memory-based Reconfigurable Logic Device)」と呼ぶLSIを共同で開発し、「CEATEC JAPAN 2017」に出展した。各種センサーの信号処理やモーターの制御、IoT機器のエッジコンピューティングなどの用途を想定する。

    太陽誘電とTRL、FPGAに比べて速度5倍、消費電力1/10の新型LSIを開発
  • 力は筋肉の15倍、人工筋肉にブレークスルー

    米国ニューヨーク市の私立大学である米Columbia Universityの研究者は、数Vの低電圧で生体の筋肉の15倍の力を出せる人工筋肉を開発した。

    力は筋肉の15倍、人工筋肉にブレークスルー
  • 中堅中小SIerの逆襲が始まる

    多重下請け構造が広がるIT業界で、ある異変が起きている。これまで下請けだった中堅中小のシステムインテグレーター(SIer)が、ユーザー企業と直接取引し始めているのだ。大手SIerとのコンペでも案件を勝ち取る例も珍しくない。理不尽な立場に追い込まれていた下請けSIerの“逆襲”と呼ベるが、ピンハネや丸投げを繰り返してきたような一部の元請けは窮地にさらされそうだ。 何もしないのに「4割」持っていく元請け 下請け時代に「死ぬまでやってくれる」と元請けから評され、約30年にわたって苦しみに耐えてきた中小SIerのシナプスイノベーション。同社は現在、下請けから元請けへと昇格し、ユーザー企業と直接取引できるようになった。同社の藤繁夫社長はかつての元請けへの怒りをこうぶちまける。「(元請けが手掛ける)上流工程の遅れはすべて下請けがかぶらされる。料金をもらえない仕様変更も頻発。労働時間は全くコントロール

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  • 100億個のシナプスで「量子脳」を作る、国産量子コンピュータの野望

    10万個のニューロンと100億個のシナプスからなる「量子脳」を構築する──。内閣府による「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」で量子コンピュータの研究プロジェクトを率いるプログラム・マネージャー、山喜久氏が掲げる目標だ。 山氏のプロジェクトNTT、国立情報学研究所などからなる研究グループは2016年10月、新型の量子コンピュータ「量子ニューラルネットワーク」を実現したと発表した。 第1回に紹介したD-Waveマシンと同じく、組み合わせ最適化問題をイジングモデルに当てはめることで解を導く方式だが、量子ビットとして超伝導回路の代わりに、2000個の光パルスを用いるのが特徴だ。希釈冷凍機で極低温まで冷やす必要がなく、常温で演算できる。このため装置を小型化しやすく、また冷却に要する電力も不要になる。 さらにこのマシンでは「量子ビット同士が全結合している」という際だった特徴がある。つ

    100億個のシナプスで「量子脳」を作る、国産量子コンピュータの野望
  • IoT向け通信に価格破壊をもたらす「LPWA」

    今やIoTは、聞かない日がないほど注目を集めている。ただし多くの導入ケースで通信コストがネックになる。携帯電話事業者が展開する3G回線やLTE回線を使う場合、相対料金で値下げ交渉した場合でも、1回線当たり月300〜500円程度のコストがかかる。年換算すると3600円であり、それだけのコストを支払っても投資対効果が成立する製品にしか通信機能を入れにくい実態がある。 LPWA分野の通信技術は、そんな壁を崩そうとしている。欧州や米国を震源地に今、仏SIGFOX(シグフォックス)やLoRa Alliance(LoRaアライアンス)、米Ingenu(アンジェヌ)といったLPWAに分類される新興プレーヤーが続々と参入している(表1)。 例えば2009年に創業し、2012年にサービスを開始したSIGFOXは、独自にいち早くIoT特化のネットワークを敷設、フランスやスペイン全土をカバーした。速度はわずか1

    IoT向け通信に価格破壊をもたらす「LPWA」