フランス語の記事になるが、フランスの高等教育・研究担当省が 博士課程学生のためのポストを1000人分作り出すことを決定したそうだ(Google仏英翻訳)。 内訳は、半分の500人は特別研究員という教育実習、補助業務を行うポストで日本でもあるものだが、 残りの新しい措置の500人は、企業に派遣されコンサルティング業務を行うポストとのことである。 学生への手当は大学側が支給し、1,985ユーロ/月(約32万円)が与えられる。 企業は研究者の高い知識と能力を利用でき、博士過程の学生にとっても企業世界をよく知るための良い経験となることが期待 されているようだ。博士課程の学生の就職先がない日本でも有効な方策かもしれない。