フリーミアムモデルは、ネットやモバイル時代に非常に有効となったビジネスモデルでした。最初は無料でアプリを試してもらい、気に入った人、良い深く、長く使いたい人は有料サービスを利用するというものです。 ただ、このモデルには規模が必要です。有料課金してくれる人の割合が1%だとすると、残りの99%の人たちが使う分を含む、運営や新機能の開発といったさまざまなコストを、その1%の人たちからの収入でまかなわなければならないからです。 1%の人たちからの収入を運営費が超えてしまえば、投資を受けない限りはサービスが継続できなくなります。 余談ですが、「99%」という言葉が耳に残っています。リーマンショックから米国社会が立ち直ろうとしているとき、1%のお金持ちが大半の富を占有している、というプロテスト活動のキャッチフレーズだったからです。 この活動では99%側の人が怒りに満ちていましたが、フリーミアムのモデル
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