TCP/IPの話へ戻る 6.1 IPv6の歴史 IPv4アドレスの枯渇・経路情報の巨大化を背景に1992年ごろから次世代IP(IPng, IP Next Generation)の検討開始。当初の予想ではIPv4は2010年ごろに破綻すると考えられていた 1994年にいくつかのIPng候補の中でSIPP(Simple Internet Protocol Plus)ベースの物をIPngの候補として扱うことになった(RFC1752) 1998年にIPv6のコアな部分が固まった(RFC2460) IPv4の次世代なのにIPv5でないのは、IPv5が1995年に別のプロトコル(ST-II, RFC1819)に対して割り当てられてしまっていたから 6.2 IPv6の特徴 6.2.1 アドレスの拡張・経路情報の整理(RFC2373, RFC2374) IPv6ではアドレス長が128bitに延ばされたその