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ブックマーク / lm-7.hatenadiary.org (7)

  • 1/1000の圧縮率を目指す次世代動画像圧縮技術の行方 - A Successful Failure

    現在最高の圧縮効率を誇るAVC/H.264は1GbpsのフルHDTVを10Mbps以下に圧縮できる。1/100以上の圧縮率ということになるが、次世代beyond HDTVの8k4kの空間解像度、60〜300fpsの時間解像度、マルチスペクトルの色表現、10〜16bit/pelの画素値深度、複数視点を考えると情報量は16〜200Gbpsとなるため、ビットレートを100Mbpsまで許容したとしても、圧縮率をさらに10倍は引き上げる必要がある(1/1000以上)。 上記の要求に対し、短期的には従来のAVC/H.264で用いられている動き補償予測とDCTを組み合わせたMC+DCTの枠組みを維持し、改良を積み重ねて圧縮率向上を図るアプローチが取られるが、長期的には従来の枠組みに囚われない新たなブレークスルーが必要となる。エントリでは、情報処理6月号の解説*1より、画像圧縮技術のブレークスルーの萌芽

    1/1000の圧縮率を目指す次世代動画像圧縮技術の行方 - A Successful Failure
  • Web上の膨大な画像に基づく自動画像補完技術の威力 - A Successful Failure

    画像内に映り込んだ所望のオブジェクトを排除し、違和感の無い画像を生成するシーン補完技術に関しては近年複数の研究成果が発表されている。しかし中でも2007年のSIGGRAPHにて米カーネギメロン大のJames HaysとAlexei A. Efrosが発表した手法*1はブレークスルーとなりうる画期的なものだ。 論より証拠、早速適用例を見てみよう。エントリで利用する画像はPresentationからの引用である。元画像の中から邪魔なオブジェクト等の隠蔽すべき領域を指定すると、その領域が補完された画像が自動的に生成される。 アルゴリズム 効果は抜群だがアイデア自体は単純なものだ。Web上には莫大な数量の画像がアップされており、今や対象となる画像の類似画像を一瞬にして大量に検索することができる。そこで、検索された類似画像で隠蔽領域を完全に置き換えてしまうことで違和感の無い補完画像を生成するのだ。

    Web上の膨大な画像に基づく自動画像補完技術の威力 - A Successful Failure
  • 清水建設宇宙開発室による月面基地建設計画 - A Successful Failure

    清水建設が宇宙開発室を設立したのは1987年のこと。以後、宇宙に大規模構造物を建築し、宇宙居住を実現することを目的として、要素技術の研究開発が進められているようだ。シミズ・ドリームにおいても月面基地の建設に関して触れられているが、清水建設宇宙開発室編『月へ、ふたたび―月に仕事場をつくる』に月面基地建設の検討概要がまとめられているのでここで紹介したい*1。なお、書籍は出版して10年が経過し、内容が既に古くなっている可能性があることをお断りしておく。なおエントリ中の図表は『月へ、ふたたび―月に仕事場をつくる』およびシミズ・ドリームからの引用である*2。 月の環境 月面に基地を建設するためには、多くの課題を解決する必要がある。ここでは特に考慮すべき月の環境について述べる。 月面の重力は地球の1/6しかないので、建築資材や構造物などをつり上げるのに必要なエネルギーは少なくて済む上、構造部材や基

    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/23
    清水建設こんなことやってたんや。社内外とも嵐の中だろうけど、こういう研究は是非維持してほしい。
  • 今さら聞けないGoogleのこと、ぜんぶ - A Successful Failure

    "Everything you always wanted to know about Google...But were afraid to ask"という、フランスのコンサルティング会社FaberNovelによるGoogleの戦略について解説したスライドがAd Innovatorさんのところで紹介されていたので読んでみたが、非常に良くまとまっており、かつ、Creative Commons 表示-非営利-継承 3.0 Unportedライセンスで提供されているので、全体を和訳してみた*1。英語なので敬遠していた人も読んでみると、Googleについて新たな発見があるかも知れない。 はてなにスライドをアップロードする手段が存在しないので、どうしようかと思案したが、結局全スライド(34枚)を公開フォルダに画像としてアップした。下の画像をクリックすればスライドショーで閲覧できる。このままだと自動

    今さら聞けないGoogleのこと、ぜんぶ - A Successful Failure
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/23
    仏コンサルティング会社FaberNovellのスライド和訳。
  • Amazonのサービスが急激に劣化している件について - A Successful Failure

    最近Amazonのサービスの劣化が著しい。9月以降のみに限っても次のような惨状だ。 2008年9月7日:現金還元サイト『小判』がAmazonのポイント還元を終了。これまでは小判経由で購入すると、Amazonポイントとは別に2%の還元がなされていたが、それが無くなった。 2008年9月11日:ショッピング・パレットがAmazonのポイント還元を終了。これまではショッピング・パレット経由で購入すると、Amazonポイントとは別に4%の還元がなされていたが、それが無くなった。 2008年12月15日:Amazonクレジットカードが終了。これまではAmazonクレジットカードで購入すると、Amazonポイントとは別に2%の還元がなされていたが、それが無くなる。 さらに、Amazonは配送業者の変更を行っているようだ。9月より配送先が千葉県であるユーザに対しては、旧来の日通ではなく、カトーレックと言

    Amazonのサービスが急激に劣化している件について - A Successful Failure
  • 『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure

    1年前のエントリ「『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー」は多くの関心を集めた。最近でも「日視覚文化研究会」で再度取り上げられるなどアクセスが続いている。一方、1年前556だった米国Amazonのレビューは1年を経た現在581までその数を伸ばしており、高評価を維持している。日Amazonにおいても米国に比べれば数は少ないが良いレビューが集まってきている。 実ははてなブックマークのid:saike氏のコメントで知ったのだが、『火垂るの墓』に関しては米国で最も著名な映画評論家の一人であるロジャー・エバート(Roger Joseph Ebert)が自サイトにおいてレビューを掲載している。心情に訴えるという面では米Amazonレビューの方が優れている面もあるが、『火垂るの墓』に対する著名海外映画評論家による専門的で論理的かつ客観的な評価が良く分かる素晴らしいレビューなので

    『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure
  • そろそろ遺伝子組み換え食品を認めてはどうか? - A Successful Failure

    国内で入手可能な加工品の多くには「遺伝子組み換えでない」原材料を使っている事を明記されている場合が多い。国内ではロシア科学アカデミーのイリーナ・エルマコバ博士(Dr.Irina Ermakova)による遺伝子組み換え品の危険性への警鐘が大手マスコミで大々的に報道されるなど、遺伝子組み換え品が敬遠される傾向にあり、輸入量の8割を占める米国ではわざわざ日向け非遺伝子組み換え大豆を選別している。 入手が困難になる非遺伝子組み換え大豆 米国は遺伝子組み換え大豆を日向けに輸出しないのではなく、遺伝子組み換えでない大豆をわざわざ日向けに作って選別して日に輸出している。昨年の実績では米国で作られる大豆の実に9割が遺伝子組み換え大豆で、日は僅か9%しか無い非遺伝子組み換え大豆を割高な金額を払って買い付けているのである。 世界的な糧不足の中にあって、今後より一層、日以外に需要のない遺伝子

    そろそろ遺伝子組み換え食品を認めてはどうか? - A Successful Failure
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/07/28
    ロシアのいい加減な実験を“ある目的”に沿って都合がいいからと垂れ流すマスコミの問題でもある。ちなみに毎日新聞。
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