Javascript is required. Please enable javascript before you are allowed to see this page.
私が民族差別や性差別を扇動、助長する表現の法的規制に反対しない理由については、当ブログで「表現の自由、キリッ」問題として述べてきた通りです。「恣意的な取り締まり」等を理由として反対する論者の主張があまりに具体性を欠いており、まじめに相手をするに値するものにほとんど出会わなかったからです。 勘違いしてもらっては困るのですが、私は警察が法律を恣意的に運用して市民運動等を弾圧する恐れがない、と言っているのではありません。当ブログの読者の方であればご承知いただいているかと思いますが、公安警察の別件逮捕、微罪逮捕に関しては度々批判的な記事を書いてきました。ではなぜか? それはヘイトスピーチへの法規制がなくてもすでに現に警察は恣意的な弾圧をしているから、です。ヘイトスピーチの違法化は、せいぜい使える手段をひとつ増やすに過ぎません。逆にいえば、ヘイトスピーチの違法化を阻止したとしても、たかだか「使える手
アムネスティ・インターナショナル日本は、日本軍性奴隷制の問題に関わる市民団体の事務所に対し、憎悪行為を続ける団体の主張にもとづいて家宅捜索が行われたことに対し、重大な懸念を表明する。 アムネスティは、日本軍性奴隷制を生き延びた生存者に対して正義を与えるように、長年、日本政府に求めてきた。国際社会もまた、日本政府に対し、生存者に対する公式かつ適切な謝罪と賠償を求めている。しかし、日本政府がそれに充分応えないまま、政治家らによって、歴史的事実の否定、歪曲、生存者たちに対する非難などが横行し、放置されているのが現状である。 日本軍「慰安婦」制度の生存者の一人、金福童さんを韓国から迎えて2012年9月23日に行われた証言集会は、橋下大阪市長による日本軍性奴隷制の問題を否定する発言をただす趣旨で開催された。しかし、平和的に開催されたその集会に対して、在日朝鮮人など在日外国人の人びとを攻撃し、暴力の扇
銀座の「サイレント・カウンター」 3月6日、銀座の数寄屋橋交差点に行った。在特会(在日特権を許さない市民の会)のヘイトデモを取材するためである。 東北角の交番前で精神科医の香山リカさんとばったり会った。「あら、魚住さん! 久しぶりーっ」。香山さんは相変わらず元気そうで忙しそうだ。挨拶を返す間もなく、彼女はデモコースのほうへ足早に立ち去った。 香山さんは格好いい。彼女はいろんな風圧や中傷を受けながら、体を張ってヘイトスピーチへの抗議行動(カウンター)をつづけている。それで人に何を言われても動じない。生半可な覚悟でできることじゃない。 交差点の四隅には「銀座の街はヘイトスピーチを許さない」などという横断幕やプラカードを掲げた人々が並んでいた。 その数は、数百人。いつもなら、皆でデモの列に「差別主義者、帰れ!」とハンドマイクで罵声を浴びせるのだが、この日は違う。騒音で商店街に迷惑をかけぬよう、無
■「誤解」なのに、「応じた」って……?朝日新聞デジタル(3月5日05時00分)によると、「政府は、日本に在留する外国人数の『韓国・朝鮮』の集計について、『韓国』と『朝鮮』を分離して公表する方針を固め」、「今月中旬にも公表する2015年末在留外国人数から変更する」という。「政府はこれまで区別せずに集計・公表してきたが、一部自民党議員らの強い求めに応じた形」らしい。 記事はこのように事実関係について報じたあと、以下のように続く。 在留外国人を「韓国・朝鮮」として集計してきたのは、韓国と北朝鮮の分断以前から日本に暮らす人もいるためだ。朝鮮半島出身者で韓国籍などを持たない人の場合、在留カードには「朝鮮」と記載する。ここには韓国地域内の出身者も含まれるが、政府は「北朝鮮」と誤解されるおそれがあるとし、1970年代から区別なく集計してきた。14年末時点の「韓国・朝鮮」は50万1230人。 しかし、最近
必要から苦痛に耐え、山野車輪『マンガ大嫌韓流』を読了。醜悪の一言だ。これほど「同じ人間」という大前提を疑問視し、真っ向からそれを嘲笑する著作物がかつてあったろうか。『マンガ嫌韓流』に比べ数段酷い。差別煽動どころではない。朝鮮民族へのヘイトクライムと戦争の煽動といってよい。
差別はネットの娯楽なのか(10)―不逞鮮人追放!韓流撲滅 デモ in 新大久保「良い韓国人も 悪い韓国人も どちらも殺せ」 旧正月を控え、3連休の初日である2月9日に、またしても新大久保で新社会運動主催、在特会協賛での反韓デモが行われると聞いた。前回、1月12日に行われたデモについて記事にしたこともあって、このことがとても気になっていた。 しかし、前回の記事について桜井誠会長が激怒しているらしく、現地に行くことは混乱を起こすことにもなりかねない、かえって地域に迷惑をかけるのではないかとして、知人たちからは上京をやんわりと止められていた。 そんなある日、ツイッター上で「レイシストしばき隊 隊員募集」といったつぶやきを見た。これは、「金曜官邸前抗議」のスタッフの一人であり、同名の本の著者である野間易通さんが結成し、呼びかけたものだった。 在特会などのレイシストは、新大久保での反韓デモ後、「お散
先日も紹介したけれど、id:k3alt さんのブログがとても興味深い。内容もそうだし、形は違うけれどもわたしもアイデンティティが自明でない状況で生きてきたので、いろいろ感じることがある。で、今回はエントリ「日本人って何だろう」にコメント。 僕個人の考えとしては、在日はみな朝鮮系、韓国系日本人となるべきだと思う。抵抗を示す在日コリアンもいるだろうが、民族と国籍の同一視を止めればいい。それは日本社会にも言えることだ。日本人と言えば民族的にも国籍的にも日本人であると言うニュアンスや捉え方は改めるべきで、国籍が日本人でも民族が違う○○系日本人という存在を許容する必要がある。許容するってのは、○○系ってだけで差別しないことだ。 そうなるためには帰化条件を大幅に緩和するか、出生地主義を取り入れるのがいい。特永所持者は帰化を届出制にしてもいいんじゃないかな。日本が乗っ取られる!とか言っちゃってる人、大丈
2010年現在、人権擁護法案はまだ成立していませんので違反による逮捕者などいません。「新聞っぽい」というだけで信じ込まないように。 「これはひどい」と思った時点で、本当にそんなことがあるのかどうか調べましょう。 なお、ブログへの転載事例では「平成17年3月 朝日新聞」とまで書いてあるものさえありました。勿論これは架空記事ですから朝日に掲載された事実などなく、ここまでくると些か悪質でさえあります。 周辺にうっかり信じちゃってる方がおられたら、ちょっと注意を促してあげてください。
福田村事件(ふくだむらじけん)は、1923年(大正12年)9月6日、関東大震災後の混乱および流言蜚語が生み出した社会不安[注 1]の中で、香川県からの薬の行商団(配置薬販売業者)15名が千葉県東葛飾郡福田村(現在の野田市)三ツ堀で地元の福田村および田中村(現柏市)それぞれの自警団に暴行され、9名が殺害された事件である[2][注 2]。 1923年(大正12年)3月に香川県を出発していた売薬(当時の「征露丸」や頭痛薬、風邪薬など)行商団15人は、関西から各地を巡って群馬を経て8月に千葉に入っていた[3]。 9月1日の関東大震災直後、4日には千葉県にも緊急勅令によって戒厳令の一部規定が適用され、同時に官民一体となって朝鮮人などを取り締まるために自警団が組織・強化[4]され、村中を警戒していた。『柏市史』によれば「自警団を組織して警戒していた福田村を、男女15人の集団が通過しようとした。自警団の
【パリ=稲田信司】フランスの憲法評議会は7日、イスラム教徒が顔を含む全身を覆い隠す「ブルカ」などの衣装を公共の場で着用することを禁止する法律について、治安上の理由を重視し、合憲と判断した。これにより、同法は来年春から施行される見通しとなった。 大統領経験者や法律専門家らでつくる憲法評議会は、同法が9月に仏上院で賛成多数で可決され、成立したのを受け、憲法に抵触しないかどうか審査を進めてきた。同評議会は7日の声明で、1789年に採択された人権宣言に明記されている信教の自由に配慮し、宗教施設内でのブルカなどの着用については認めるべきだとの見解を示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く