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ブックマーク / sappukei12.hatenadiary.org (3)

  • 私的シネマランキング2011 ベストテン - 殺風景の記録

    去年と同じく、今年劇場で鑑賞した映画全108(リバイバル、特集上映を除く)をランキング形式で発表したいと思います。はてさてどうなることやら。 まずは、早速ベストテンから。 1位 スーパー! 二回目の鑑賞からは、まるでハッピーエンドのヒーロー映画のエンディングのような、多幸感溢れまくりの爽快な手書きアニメ風のオープニングを観ただけでも泣けてくる…。 愛する者の為にスーパーヒーローになろうとした冴えない中年男性が、困難や犠牲を経て、市井の人に還るおはなし。後で知ったのだが「super」という単語には「すごい、素晴らしい」的な意味以外に 「(物語の)端役、通行人役」って意味もあるそうだ。 よく引き合いに出されていたが、あのラストシーンの、壁に貼られた前の子供達から贈られたであろう幾枚もの絵を眺めるくだりは、『タクシードライバー』でのトラヴィスを英雄視した新聞記事の切り抜きやアイリスの両親から

    私的シネマランキング2011 ベストテン - 殺風景の記録
    pooti
    pooti 2011/12/30
  • 紛うことなきガールズムービー 『デンデラ』 - 殺風景の記録

    ドキッ!女だらけの雪山登山 故・今村昌平監督の息子、天願大介監督作。以前に予告編を観て「酷寒の山に捨て去られた老婆たち…。しかし、彼女等は生きていた!」みたいな煽りに「おお!まさか『姨捨山・オブ・ザ・デッド』か!?」と、ちょっと気にはなっていたんだが、…まあ、そんなワケはないだろうし、おばあちゃんばっかりでキャスティングも魅力ないし、原作も読んでないし、「姨捨山」に興味があるわけでも無し(父・今村監督の『楢山節孝』も未見)だしで、多分、観ないだろうなと思っていたのだが、意外な事にtwitterでの評価が軒並み好評だったので、『ハングオーバー!!』を観に行ったときに、もののついでに鑑賞致しました(流されやすい性格)。1000円だし(その上ケチ)。 冒頭、70歳を迎えた斎藤カユ(浅丘ルリ子)が姥捨て山に捨てられるシーンから始まります。このシーンで息子に背負われたルリ子も「瞳孔開いてんじゃないか

    紛うことなきガールズムービー 『デンデラ』 - 殺風景の記録
    pooti
    pooti 2011/07/14
  • 血塗れの緊張と駄洒落の緩和 『冷たい熱帯魚』 - 殺風景の記録

    俺もこんなホストクラブなら行ってみたい。ちょっとくらいなら、ぼられてもいい。 小さな熱帯魚屋を経営する社信行(吹越満)の家庭は崩壊寸前だった。ある日、娘の万引きがきっかけで、大型熱帯魚店「アマゾンゴールド」のオーナー村田幸雄(でんでん)と知り合い、家族ぐるみの付き合いをするようになる。だが、実は村田の裏の顔は、違法ビジネスで金儲けをし、周りの人間の命を奪う連続殺人犯だった。社が気付いたときはすでに遅く、気の弱い彼は共犯者に仕立てられ、逃げ出せられない状況に陥っていた。 『愛のむきだし』の園子温監督による待望の新作。先行上映で観ました。兎にも角にも、でんでん演じる村田幸雄が半端無く凄い!おっかねぇ!でも、おもしれぇ!最近の映画の悪役に多い、アンチヒーロー性やカリスマ的な魅力といった、誰もが思わず「カッコいい!!」と魅了されてしまうような要素が全く持って皆無で、もう只々、下衆くて卑小なオッ

    血塗れの緊張と駄洒落の緩和 『冷たい熱帯魚』 - 殺風景の記録
    pooti
    pooti 2011/02/06
    つまんねー親父ギャグにも爆笑してしまったのは緊張と緩和かー。最初は葬式で笑ってはいけない的な緊張の空気だったけど、だんだん客席でも笑い声がしてました。
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