ようやく仕事に復帰。ここ通算で4~5日間ほど、表現規制関連の情報収集や整理、マスコミや行政の対応に追われて仕事をしていない。仕事どころか、このブログのコメントすら放置(すいません)。普通のクリエーターだったら、とうの昔に潰れていてもおかしくない状況だ。私の場合は、仕事の金銭面よりも裁量権を優先した契約に切り替えているから、いざとなったら本の発売日そのものをずらすという荒技を使って対処をしているだけで、普通の作家やライター、漫画家にはこれは無理というか、やったら確実に作家生命が縮む。 表現規制全般の問題に関わっていると、常にある問題に直面せざるを得ない。それは金だ。反対運動に関与している時間と労力は、自由業である私にとってすべて持ち出し、すなわち金銭的な損失に他ならない。表現規制反対運動のために電話している時間に原稿を書けば、それだけ収入は増えるし、そもそも電話を使った分だけ金がかかる。 し