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ブックマーク / mainichi.jp (21)

  • 円城塔インタビュー詳報:故・伊藤計劃との共著「屍者の帝国」を完成させて- 毎日jp(毎日新聞)

    09年に34歳の若さで世を去ったSF作家、伊藤計劃(けいかく)さんの未完の絶筆を、盟友である作家の円城塔さんが書き継ぎ、完成させた。長編「屍者の帝国」(河出書房新社、1890円)は、伊藤さんが残した400字詰め原稿用紙30枚の原稿をプロローグにして始まる。故人との共著になった書に込めた思い、執筆の経緯などについて、円城さんに聞いた。【聞き手・棚部秀行、構成・佐々木宏之】  −−そもそもの出会いから伺えますか。 円城 最初に会ったのはけっこう遅いはずです。06年、小松左京賞に落ちても(ともに最終選考で落選)まだ会っていません。 編集(河出書房新社・伊藤靖氏) ミクシィで円城さんが「僕は早川(書房)に原稿を送ったから、あなたもどうですか」と呼びかけたのは、その落選後ですね。 円城 実際に会うのは07年5月。東京のSFセミナーで。塩澤(快浩)さん(早川書房、当時SFマガジン編集長)と3人で、1

    poppen
    poppen 2012/09/07
  • 特集ワイド:内閣府参与を辞任、湯浅誠さん 「入って」みたら見えたこと - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇ブラックボックスの内部は「調整の現場」だった 08年末の「年越し派遣村」村長として知られる湯浅誠さんが今月7日、内閣府参与を辞任した。政府の外から貧困対策を訴えてきた社会運動家が、政権内に入って約2年。中に入って見えたものは?【山寺香】 ◇求められれば関わり続ける 湯浅さんが最初に内閣府参与になったのは、民主党に政権交代した直後の09年10月。派遣村村長として政府を厳しく批判してきた人物の登用は、注目を集めた。10年3月に一旦辞任し、同年5月に再任用された。 この間の政権の変化をどう見ているのか。 「漠としたイメージで言うと、従来の自公政権から一番外れたのが鳩山由紀夫政権でした。そこで提示された格差・貧困政策の方向性はおおむね歓迎すべきものでしたが、その後の菅直人政権で少し戻ってきて、野田佳彦政権でかなり戻ってきた。菅さんのころから、かつての自民党の幅の中に収まってきたと感じています」。

  • 大震災1年:3・11後の世界 隣人、草の根で連帯 宮城・女川町で命救われた中国人研修生/巨額義援金の台湾 - 毎日jp(毎日新聞)

    大震災1年:3・11後の世界 隣人、草の根で連帯 宮城・女川町で命救われた中国人研修生/巨額義援金の台湾 東日大震災は隣の中国台湾の人たちにとって「隣国日」との関係を見つめ直すきっかけになった。宮城県女川町で中国人研修生を避難させながら自らは津波に巻き込まれた会社役員の話は中国社会に感動を広げた。台湾では約180億円相当の多額の義援金が集まり、世界中が注目した。日と複雑な歴史問題を抱える中国台湾の社会に日の震災はどんな影響を及ぼしたのか。中国台湾の「1年後」を報告する。 ◆女川町で命救われた中国人研修生 ◇故郷で「恩人」伝え 中国遼寧省大連市のオフィスビルの一室。東日大震災で犠牲となった宮城県女川町の水産加工会社専務、佐藤充さん(当時55歳)を紹介するパネルが展示されている。佐藤さんは地震直後、会社の宿舎にいた中国人研修生20人を高台に避難させたが、宿舎に戻ったところを津波

  • 強制わいせつ:10歳の告訴能力、「幼い」理由に否定 「地獄だった、重い罰与えて」も届かず - 毎日jp(毎日新聞)

    母親の交際相手からわいせつ行為を受けたと訴えた女児(当時10歳11カ月)の告訴能力を、富山地裁(田中聖浩(きよひろ)裁判長)が「幼い」ことを理由に認めず、起訴そのものを無効とする公訴棄却の判決を下していたことが分かった。富山地検は「告訴能力は年齢で一律に決まらないのに、判決は実質的検討をしていない」として控訴している。強制わいせつ事件などの起訴について刑事訴訟法は、被害者らからの告訴が必要と定めているが、告訴できる年齢に規定はない。子供が性犯罪の被害に遭う事件が絶えないなかで、審理が注目される。【大森治幸】 判決は今年1月。地裁は、富山市の無職の男(42)に対し、交際相手の女(39)の長女(当時15歳)や次女(同10歳11カ月)にホテルでわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪など3事件で有罪とし、懲役13年を言い渡した。女に対しても、宿泊予約の手助けをしたとして同ほう助罪などで懲役4年

  • 東日本大震災:仮設住宅の74歳「がんばろうがつらい」 - 毎日jp(毎日新聞)

    届いたばかりのはさみで、試しに自分の髪を切る永沢イク子さん=岩手県大船渡市の仮設住宅で2011年6月4日、根毅撮影 「がんばろう」「がんばっぺ」。被災地で当たり前のようにかけられる言葉が、岩手県大船渡市の仮設住宅で1人暮らしをする永沢イク子さん(74)にはつらい。約45年間営んできた理容店は津波に流され、仕事も、人の役に立っているという実感も失った。「働きに出ている人には『がんばっぺな』って言葉が当てはまるけど、私は仕事をしたくてもできない。がんばろうとしてもできない」 16歳で理容師の見習いになり、26歳で美容師の夫と結婚した。酒好きがたたったのか、夫は8年前に亡くなり、1人で理容店を切り盛りしてきた。「椅子が二つの店で、貧乏暮らし。家にシャワーもつけられなかった」 3月11日、大きな揺れに襲われ、理容店の床にしゃがみ込んだ。小学6年と2年の孫娘を学校に迎えに行き、中学校の講堂に避難。

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    poppen 2011/06/08
  • 検証・大震災:発生直後に原発ベント指示、東電動かず 首相「おれが話す」 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災から一夜明けた3月12日午前6時すぎ。菅直人首相は陸自ヘリで官邸屋上を飛び立ち、被災地と東京電力福島第1原発の視察に向かった。秘書官らは「指揮官が官邸を不在にすると、後で批判される」と引き留めたが、決断は揺るがなかった。  「総理、原発は大丈夫なんです。構造上爆発しません」。機内の隣で班目(まだらめ)春樹・内閣府原子力安全委員会委員長が伝えた。原発の安全性をチェックする機関の最高責任者だ。 第1原発は地震で自動停止したものの、原子炉内の圧力が異常に上昇した。東電は格納容器の弁を開放して水蒸気を逃がし、圧力を下げる作業(ベント)を前夜から迫られていた。班目委員長は「視察の前に、作業は当然行われていたと思っていた」と振り返る。だが、着手は遅れた。 首相は官邸に戻った後、周囲に「原発は爆発しないよ」と語った。 1号機でようやくベントが始まったのは午前10時17分。しかし間に合わず、午

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    poppen 2011/04/10
  • Dr.中川のがんから死生をみつめる:/99 福島原発事故の放射線被害、現状は皆無 - 毎日jp(毎日新聞)

    3月11日に発生した東日大震災では、19日の時点で、死者は計7000人を超え、行方不明者も多数出ています。 死者6434人を出した阪神大震災をしのぐ大惨事と言えます。心から哀悼の意を表するとともに、一日も早い復興を祈っています。 地震の規模がマグニチュード(M)9・0というけた外れの大地震は、巨大津波による甚大な被害と、原子力発電所の深刻な事故をもたらしました。津波の被害からの復旧は、被害の小さな地域では徐々に始まっています。一方、原発事故は予断を許さない状況です。今回は、いつもより多くのスペースを使い、福島第1原発の事故による放射線が、人体に与える影響について考えたいと思います。 ◇対応は花粉症対策と同じ 放射線とは、ものを突き抜ける能力が高い光や粒子のことです。そして、放射線を浴びる(=被ばくする)と、遺伝子にダメージが生じ、人体に悪影響を及ぼすことがあります。放射線を出す能力を「放

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    poppen 2011/03/20
    これはいい記事。親や会社の人にも読ませる。
  • 携帯ストラップ:回天・桜花の販売中止 ネットに批判続出 - 毎日jp(毎日新聞)

    太平洋戦争で旧日海軍が使った人間魚雷「回天」や航空特攻兵器「桜花」の胴体に、キューピー人形の顔をあしらった携帯ストラップが全国の自衛隊基地内の売店などで売られていた。販売元は「不謹慎」との批判を受けて昨年12月に販売を中止、商品を自主回収した。【渡辺暢】 販売元の「シップス」(神奈川県大和市)などによると、ストラップは戦闘機の零戦など旧日軍兵器にキューピーの顔をあしらった「旧軍コレクション」シリーズの一つで自衛隊基地の売店で1個500円で昨年秋ごろから販売。回天キューピーは「大日帝国海軍」の帽子をかぶっている。自衛隊関係者以外も購入可能で、通信販売していた売店もあった。 回天は、魚雷を人間が搭乗できるように改造し、敵艦艇に突入して自爆する特攻兵器。訓練基地が置かれていた山口県周南市の市回天記念館によると、終戦までに搭乗員や整備員ら145人が戦死した。桜花は機首に大型爆弾を搭載し、固体

  • 国会図書館:パンク寸前…新刊急増、本のサイズも大型化 - 毎日jp(毎日新聞)

    出版社から納入されたの山。この日も寄贈分を含めて約900冊が届いた=東京都千代田区永田町1で2009年11月、合田月美撮影 国内で出版されるすべてのを保管している国立国会図書館(東京都千代田区)の収容スペースが限界に近づいている。出版点数の激増とサイズの大きなが増える傾向にあることやCD・DVDの保管も原因で、「あと2~3年持つかどうか」(担当者)という。書庫の増設計画はあるが完成には5年以上かかる見通しで、一部の保管点数を2冊から1冊に減らしたほか、閲覧を一部中止し、箱詰めして保存する「書架外配置」の検討も始めている。【合田月美】 同図書館は、国立国会図書館法で国内で発行されたすべての出版物を収集・保存することが義務付けられており、ほぼ毎日、全国から大量のや新聞、雑誌が届く。蔵書は08年度末時点で、書籍929万冊を含む約3565万点に上る。08年度の来館者数は約65万人だった。

  • 毎日新聞のニュース・情報サイト

  • 時代の風:グーグル問題に思う=作家・桐野夏生 - 毎日jp(毎日新聞)

    小説断片化への不安 今年の二月、我々作家は、あるニュースを前にして、首を傾(かし)げつつも、大いなる不安を覚えたのだった。 首を傾げたのは、記事を何度読んでも、内容が理解できなかったせいだし、不安を覚えたのは、そうは言っても、自分たちの著作を否応(いやおう)なしにネットに公開されるかもしれない、という怯(おび)えからだった。 ご存じ、グーグル問題である。が、問題、問題と叫んだところで、出版関係者や著者でなければ、関心を持ち得ないだろうし、私も専門家ではないので、ここで妥当、かつ的確な説明ができるとも思えない。しかも、グーグル問題は、現在も流動的で、結論が出ていないときている。 つい先日も、米国作家協会、米国出版社協会の代理人が来日して、日文芸家協会・副理事長の三田誠広氏と会見した、と新聞で読んだばかりだ。それによれば、三田氏も和解案を評価して、態度を軟化させたそうだ。 その和解案に賛同

  • 危機の舞台裏:北朝鮮核実験/上 「若大将」三男後継の「流れ」 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇党より軍、体制固め 振り回される国際社会 「チョルムン テジャン」。日語に訳せば「若大将」。北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記(67)が今年に入り、それまで使ったことのない愛称を口にし始めた。「若大将、いいぞ、いいぞ」「若大将が非常に頑張っている」「若大将に貫禄が出てきた」。金総書記は側近たちの前で、この「若大将」という言葉を繰り返した。ある側近は「将軍様(金総書記)は意識的に使っている」と感じたという。 北朝鮮指導部に近い関係者が解説する。「『若大将』は将軍様が使い始めた三男の愛称だ。後継体制は『若大将』に向かって流れている」。金総書記が三男正雲(ジョンウン)氏(26)をこう呼ぶようになって間もなく、国外に「後継者は正雲氏」という情報が漏れ出した。 昨年8月、金総書記が脳卒中で倒れたのを受け、北朝鮮では後継体制に向けた動きが表面化し始めた。総書記の後継者は正雲氏とその兄正哲(ジョ

  • キン肉マン:ウォーズマンの頭部をリアルに再現 600個限定発売(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

    「キン肉マン」の超人「ウォーズマン」の頭部を忠実に再現したディスプレー「1/1 超人ヘッドSERIES ウォーズマン」が、ウェブ通販サイト「メガトレショップ」を運営するメガサイトで発売される。アニメとマンガ版の2種類で、600個限定で3万1500円。 ウォーズマンは、機械超人の父と人間の母から生まれたロボ超人。全身黒ずくめのボディーで、素顔を隠すためのマスクを付けている。ディスプレーは、高さ約25センチ。実力者に出会ったときにしか見せない「ウォーズマンスマイル」のマスクに差し替えでき、マスクを外した素顔も再現されている。6月1日午後8時から受け付け、8月下旬に発送予定。【松村果奈】

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    poppen 2009/05/21
  • 森絵都の君と一緒に生きよう:最終回 救われない命たち - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇不幸な光景 毎朝、全国で 8月の末、私はこの連載最後の取材として某施設を訪ねた。捨て犬や迷い犬が収容されるセンター、俗にいう保健所だ。 人との出会いで救われた犬の話を伝えつづけた1年だった。が、それはごくごくひと握りの幸運な例にすぎず、大多数の捨て犬は救済を待てずに死んでいく。その現実に直面しつづけた1年でもあった。 私はもう1年前のように単純な気持ちで、犬との生活を人様に勧められない。簡単に犬を飼う人は簡単に捨てる。飲み物に毛が入るから、との理由で犬を手放す飼い主がいる。不妊手術をしていない飼い犬に何度も子犬を産ませ、そのたびにセンターへ持ちこむリピーターがいる。そんな話を聞きすぎた。 人間の気まぐれで飼われ、捨てられ、センターへ収容された犬はどうなるのか? 最後にそれを伝えてこの連載をしめくくりたい。 犬の不幸を書くのはつらい。読むのもつらいと思う。無理強いはできない。けれど、できれ

    poppen
    poppen 2008/09/19
    涙が出た
  • http://mainichi.jp/select/world/news/20080818k0000e040053000c.html

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    poppen 2008/08/19
  • キャンパる・大楽人:人生3回棒に振るつもりで 作家・佐藤亜紀さん - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇佐藤亜紀さん(45) 「ミノタウロス」で第29回吉川英治文学新人賞を受賞した。ロシア革命の動乱の時代を背景に、主人公の青年が突っ走る。濃密な文体で「圧倒的な臨場感」と激賞された。 小説を書き始めたのは「小学4年生の時」。「美術史を学びたくて」成城大学に進学した。小説家になった理由は「形を造形することが好き。私の場合、それが音(音楽)ではなく線(絵)でもなく文字だった」と言う。 昨年から明治大で特別招聘(しょうへい)教授として教壇に立つ。5月上旬の特別講義のテーマは「顔と時間」。教室内を「暴力によるイデオロギー的な顔の剥奪(はくだつ)」といった言葉が飛び交う。学生も真剣勝負の気構えと知識が必要だ。 「私にとっては小説を書くことは道楽。好きだから、続けられる」と佐藤さんは語る。「職業として休日の設定は特に無い」。道楽といっても作品は「2年に1のペースで、調べるのに1年、書くのに1年を費やす

  • http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080628ddlk08040088000c.html

    poppen
    poppen 2008/06/29
  • http://mainichi.jp/enta/book/news/20080601ddm015070005000c.html

  • http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080312mog00m040015000c.html

  • http://mainichi.jp/select/science/news/20080124k0000m040039000c.html

    poppen
    poppen 2008/01/24