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ブックマーク / dailyportalz.jp (12)

  • どうしてこんな家ばかりなんだろう?建築の専門家と街を歩く

    私達が住んでいる街は、そして家は、どうしてこんな形をしているのだろうか。効率を考えて建てるなら直方体がぎっしり並んでいるSF世界のような街になるはずでは。 専門家と街歩きをして腰が抜けるほどへぇへぇ言うシリーズ、今回は建築の専門家と街を歩いた後編である。 建築の学者さんと街を見て歩く 私達が住んでいる街がこんな形なのはどうやら建築基準法という法律によるところが大きいようだ。 そんなことがわかった前回の記事(こちら)にひきつづき東京大学名誉教授、日大学理工学部客員教授である神田順さんと東急東横線祐天寺駅周辺を歩く。 建築のとりわけ構造の世界では著名な神田さんに「なんで家ってこんなことになってんですか?」とのんきに聞きながら街を歩く。 神田順さん(右)とデイリーポータルZウェブマスター林雄司(左) もし建築基準法がなかったら? 大北:建築基準法がなくて、任せてやっていいよってなったら街はどう

    どうしてこんな家ばかりなんだろう?建築の専門家と街を歩く
  • タイピングとフリック入力にも「プロ」がいる

    就活シーズン真っ盛り。聞くところでは、最近の学生には「パソコンを触ったことがない人」も出てきているのだとか。情報収集も発信もスマホで済むからとのこと。マジか。 それってタイピングもできないってこと?スマホが主流の人ならば、もはやフリックの方がよっぽど速いんじゃないか??気になって調べると、コンマ1秒で入力速度を競い合う「プロ」の世界がそこにはあった。

    タイピングとフリック入力にも「プロ」がいる
  • ビルの仕組みが見えるビルに行ってきた

    建物を管理するための研修センターだった その建物は、ビルを管理したりする東急コミュニティーという会社の技術研修センターとして建てたもので「NOTIA」というそうだ。できたばかりらしい。 研修センターなので、来は建物を管理する立場の人がいろいろ学ぶ目的で作られている。だけど素人にとってもいろいろとぐっとくるポイントが多かったのだ。 1 ふだん見えない内側が見える 中に入ってみて興奮したのは、ふだん壁や箱に隠されて見えないものの内側がスケルトンのように見えるようになっていることだ。 たとえばビルの屋上に給水タンクがあるのを見たことがあると思う。 でもその内側とか見たことないですよね。 それをこんなふうに見ることができる。中にセンサーがあって、水位が下がってきたら自動で水を汲んでくるようになってるとのこと。ほー。 エレベーターのシャフトの内側もふだんはあまり見られないけど、 ここではとうぜんス

    ビルの仕組みが見えるビルに行ってきた
  • 若きジョブズも来たという、アメリカのでかいジャンク屋に行く

    アメリカのDIYといえば、今も昔も「自宅ガレージ+ジャンク部品」のイメージである。Youtuberの動画を見てもジャンク屋で買ってきた部品を使ってガレージで突拍子もないものを作っているのをよく見かけるし、AppleGoogleなど、大手企業が最初はガレージで創業したという話もよく語られる。 ガレージについては動画に出てくるしイメージが湧くのだけど、一方でアメリカ人が買っているというジャンク屋についてはあまりイメージが湧かない。いったいどういうところなのか、この目で見てきた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:マンボNo.5のリズムに合わせ

    若きジョブズも来たという、アメリカのでかいジャンク屋に行く
  • 自宅の庭にガス田がある生活

    茂原市の七渡(ななわたり)という集落にやってきた。 ここで、七渡地区のガス田について詳しい方に助っ人をお願いした。茂原市七渡地域紹介のウェブサイトを運営されておられる大塚さんだ。 大塚さんは、ぼくの突然の連絡にもかかわらず、快く案内を承諾してくださった。 地元に住む大塚さんにお話しをうかがった。 ──この辺りでは、田んぼや沼にガスが湧いてるところが見られると聞いたんですが……。 「はい、湧いてるんですが……最近少なくなってきていて……ちょっと見に行ってみましょうか」 ──ガスってどれぐらいむかしから利用されてたんですか? 「ガスが出てること自体はむかしからよく知られてたらしんですけど、千葉の方に土気駅ってありますよね? あそこは土からガスが出るから「土気(とけ)」という地名がついたと言われているぐらいなので。燃料として使われ始めたのは明治になってからでしょうね」 そんな話を聞きながら案内さ

  • 「飯田橋」をくぐって秘密のトンネル潜入

    1984年うまれ、石川県金沢市出身。邪道と言われることの多い人生です。東京とエスカレーターと高架橋脚を愛しています。 前の記事:香港のエスカレーターには各停と急行がある > 個人サイト 東京エスカレーター 高架橋脚ファンクラブ まず飯田橋までどうやって行くかという話だが、手漕ぎの船で行く。私が船と呼んでいるのは当サイトでも何度か登場した、パドルボードと呼ばれる乗り物である。マイボードを買っちゃったので、どこでも行き放題なのだ。というか、行かなくては損なのだ。この夏も、Canal SUP Associationの皆さんにいろんなところに連れて行ってもらった。 (これまでの顛末はこの記事 やこの記事 をご参照あれ) このままスカイツリーまで漕いでいけそうな気持ちのいい陽気だが、隅田川は我々手漕ぎのゴムボードにとっては大海原だ。屋形船や大型水上バス、水上バイクがひっきりなしに行き来し、船の引き波

  • 20kmひたすらまっすぐな道を走ってみた

    地形を無視してひたすらまっすぐ通っている道。これを走ってみました。楽しかった。そしてすごーくたいへんだった!(写真は三土さん撮影) 神奈川に奇妙なぐらいまっすぐな道路があるのをご存じだろうか。ぼくは知らなかったです。 その長さ20kmほど。あんまりにまっすぐなので、走破してみました。 いやあ、あんなに楽しくもしんどいとは予想していなかった。

  • 50年前のガイドブックに載っている店巡り :: デイリーポータルZ

    美味しい料理を出しているお店を紹介しているガイドブック。 さまざまな出版社から出版され、屋に行けばずらりと並んでいる。 そんなは50年前もキチンと存在している。 「どこどこのお店が美味しい」や「なになにがオススメ」など内容も今と変わらない。違うのは掲載されているお店だ。現在のガイドブックには今の、50年前のガイドブックにはその当時の流行のお店だったり、オススメのお店だったりが載っている。 50年前のガイドブックに載っているお店は今はどうなっているのだろうか。当時のガイドブック片手に出かけてみることにした。 (地主 恵亮) 正確には48年前のガイドブック 古書店で「東京うまい店二00店」というガイドブックを見つけた。内容は書名からも分かる通り、東京で美味しい料理を出しているお店が掲載されている。「そば」や「日料理」、「天ぷら」などカテゴリー別に載っているあたりも、今のガイドブックとあま

    powerhouse63w
    powerhouse63w 2011/02/13
    "残っているお店は美味しい"
  • メルヘンの街で存分にメルヘンを堪能する :: デイリーポータルZ

    メルヘンと聞けば、夢と希望が溢れるファンタジーな世界を想像してしまう。 富山県の小矢部市は、そんなメルヘンで町おこしを行っているそうだ。 街中にはメルヘンとしか言いようがない建築物が多数点在し、小矢部市のパンフレットには「見て来て体験 メルヘンおやべ」というキャッチコピーが踊る。道の駅の名前だって「メルヘンおやべ」となっており、とにかくメルヘンの街なのが分かる。 日なのにこんなにもメルヘンを押す街はそう存在しないだろう。 ぜひここでメルヘンの世界へと迷い込んでみたい。 (地主 恵亮) 国道8号はメルヘン街道 富山市から国道8号をレンタカーで走りメルヘンの街である小矢部市を目指す。メルヘンで町おこしをしているとは知ってはいるが、見ると聞くとでは大違いとはよくあること。一体どのくらいメルヘンなんだ、と初めてのディズニーランドに胸弾ませる乙女のように、ドキドキしながらアクセルを踏んだ。

  • 富山の1290体の石像をめぐる冒険 :: デイリーポータルZ

    富山県に1290体もの石像が並ぶ場所があるそうだ。 1体や2体ではなく、100体や200体でもなく、桁が違う、1290体なのだ。AKB48なんかよりもはるかに多い。その辺の小学校の生徒数よりも多いのではないだろうか。 そんな数の石像を見れたらさぞ圧巻だろうと思う。 やはり質も重要だが数も重要だ。僕は一万円札1枚よりも千円札10枚の方がお金持ちの気がして嬉しい派だ。そんな僕が1290体もの石像を見たら、ウハウハしてしまうこと間違いなしだ。 ということで、富山へと旅立つことにした。 (地主 恵亮) 初の富山へと旅立つ 1290体もの石仏があるのは「おおざわの石仏の森」という場所と、そこから800メートル程離れた「ふれあい石像の里」という場所だ。それぞれに570体と720体の石像があり、合計1290体となるわけだ。 事前情報によると、こんな数の石像群は日で唯一らしいのだ。ワクワクして前日は眠れ

  • コロッケの街高岡でコロッケを食べつくす :: デイリーポータルZ

    富山県の高岡市は「コロッケの街」なのだそうだ。富山市がコロッケの消費量日一だったためらしい。コロッケの消費量を調べていることも驚きだが、なんで日一が富山なんだ! という驚きもある。 高岡市は「コロッケの街」としてコロッケで町おこしをしている。様々なお店でオリジナルのコロッケをべることができるのだ。 ぜひべたい。僕はコロッケが好きなのでぜひべつくしたい。ということで高岡市でコロッケをべてまわった。 (地主 恵亮) コロッケの街高岡 富山県の北西部に位置する高岡市。ここには日三大大仏のひとつである「高岡大仏」がある。この大仏は奈良や鎌倉の大仏と比べるとほっそりとしている。奈良や鎌倉の大仏より存在感が薄いのはそのためだろうか。 高岡市はコロッケで町おこしを行っているが、そもそもは富山市が2004年の「家計調査年報」で年間コロッケ購入金額全国1位(約2400円/年)になっていることに

  • 日本一小さな自治体を歩いて一周 :: デイリーポータルZ

    平成の大合併で日の市町村のいくつもの市町村がくっついて大きくなった。たとえば岐阜の高山市は、合併後に大阪府よりも大きくなったという。でけぇ。逆にいえば、たぶん小さな市町村が結構消えていった。 そんな中、たくましく残っている小さな村が、富山県舟橋村。日一小さい自治体で、地図で見るとその小ささが際だっていて、小さいからこそ輝いている。平成の大合併で村が消え、富山どころか北陸地方唯一の村になったとか。唯一だからこそ輝いている。 僕はトレッキングとか初心者向けの山登りはやったことがあるけど、自治体一周なんてやったことがない。でも舟橋村ならなんとなくできそうな気がする。 だから富山に行ってみた。 (ライスマウンテン)

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