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ブックマーク / wirelesswire.jp (9)

  • 人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考

    人工知能規制、資主義批判、民主主義再考 2023.05.22 Updated by yomoyomo on May 22, 2023, 18:58 pm JST 先週、米上院の公聴会に召喚されたOpenAIのサム・アルトマンCEOが、「AIに規制は必要」と発言したことが話題になりました。ディープラーニング分野に多大な貢献をしたAI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンが、Googleを退社して「AIは人類の脅威になる」と警鐘を鳴らすのと合わせ、今のAIを巡る報道には不安をかきたてる浮足立った空気があります。 冷静に考えれば、AI開発を免許制にすべきという規制を求めるサム・アルトマンの発言は、オープンソースによるコモディティ化を牽制しながら、市場で優位性を確保したところで規制を求めるルールメイキング戦略の定石に沿ったもので、要は現状の優位性の定着が目的であり、驚くところはありません。 た

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  • ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル

    ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル 2022.08.21 Updated by yomoyomo on August 21, 2022, 20:05 pm JST BSプレミアムで放送された「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」の2010年代編「アメリカ 分断の2010s」において、作家のカート・アンダーセンが、映画『ソーシャル・ネットワーク』が作られた頃、マーク・ザッカーバーグは「軽蔑」されてはいなかった、とコメントしていて思わず笑ってしまいましたし、その後に少し考え込んでしまいました。 『ソーシャル・ネットワーク』でのマーク・ザッカーバーグは、お世辞にも好感の持てる人物ではありませんが、それはテクノロジーにほぼ興味がなく、仲間内の特権意識、嫉妬、裏切りといった人間ドラマを描きたかったアーロン・ソーキンの脚で悪役が割り当て

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  • 窮地に立つIntelと四面楚歌のARM、コモディティへ向かうAI専用チップとJapan Skip

    窮地に立つIntelと四面楚歌のARM、コモディティへ向かうAI専用チップとJapan Skip 2018.12.13 Updated by Ryo Shimizu on December 13, 2018, 13:55 pm JST 先週はニューラルネットワークの国際学会であるNIPSあらためNeurIPSと、RISC-V Summitの両方に出席してきた。 NeurIPSはカナダのモントリオール、RISC-V Summitはカリフォルニア州サンタクララということで、場所は離れているがどちらもディープラーニングが焦点であるという類似性がある。 おそらく世界広しと言えど両方に参加したのは僕くらいのものだろう。 今年のNIPSはいい意味でも悪い意味でも驚きがなかった。 というのも、ほとんどの論文は事前にインターネットで発表されており、展示されている企業ブースもほとんど全てが求人のみを目的とし

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    pulltop-birth
    pulltop-birth 2018/12/13
    よく分からん記事だなと思ったら筆者!!!!!
  • もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の

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  • 他人事でないIoTのセキュリティ問題、そして追悼

    他人事でないIoTのセキュリティ問題、そして追悼 IoT security is your business. And in memory of ... 2016.05.25 Updated by yomoyomo on May 25, 2016, 11:20 am JST 旧聞に属しますが、奈良先端科学技術大学院大学教授にして、内閣官房情報セキュリティ対策推進室(現在は、内閣官房情報セキュリティセンター)の初代情報セキュリティ補佐官など要職を務められた山口英氏の逝去が伝えられました。その訃報に接し、昔のことを少し思い出してしまいました。 ワタシがウェブに文章を書き出したのは1999年ですが、オフで実際に人と会い社交の場に出るようになったのは、最初の訳書を出した翌年になる2003年からです(逆に言うとそれまでは、ほとんど誰ともオフで会ってなかったわけで、思えば最初の訳書自体、結局一度も編集

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  • 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意

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    pulltop-birth 2014/10/22
    Facebookからめちゃくちゃ渋いコメントが付いててよく見たら渡辺純央氏で本当に悲しい
  • 一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    STAP細胞の画期的な製作方法の発見が話題になっています。中心となって研究を進めた理化学研究所の小保方博士のことが各メディアで報道されています。 イギリスでもこのニュースは大々的に報道され、BBCや民放、大手新聞でも報道されています。ワタクシはこのニュースをイギリスのニュースで知ったのですが、その後日での報道をネットでみて、その内容があまりにも違う事に唖然としました。 BBCでは、テレビ放送でもウェブでも、まずこの発明が何であるか、なぜ画期的なのかが紹介され、イギリスの研究者の解説を盛り込み、医学などにどのように貢献するか、ということが明記されました。また小保方博士に関しては「Dr Haruko Obokata」と明記されているだけで、年齢や性別には触れていません。(なお、イギリスでは博士号がある人の事はドクター何々と呼ぶのが当たり前です) イギリスの他の主要新聞でも、この発見が何なのか

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    pulltop-birth 2014/01/31
    このまとめ方はちょっと……って思ったらMay_Romaさんだったのでお疲れ様でした!ってなった
  • なぜ少子化対策は制度整備の話ばかりになってしまうのか? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    某大学病院で血液内科医師として働く方が、シングルファザーになり、三人の子育てをしながら医師として働く様子を書いた記事が話題になっています。 血液内科医が父子家庭になっちゃいました。 この記事が医療ガバナンス学会のメルマガに掲載された点が大変興味深いです。ガバナンスとは組織を統制するという意味でありますが、その統制には、組織をいかにうまく動かしていくか、という活動も含まれます。 フツーの人がこの記事を読んで注目する点は、「この医師はに愛想を尽かされたんだねえ」「やっぱり父子家庭は大変だわ」という「感情的な部分」の様なのですが、実は目を向ける点は、勤務先が医師の家庭の状況を考慮して仕事を采配することが可能であった という点です。 勤務先では、医師の勤務時間を9−5時にし、夜勤や緊急対応を減らし、助手を雇うことで労働量を減らしています。つまり、労働量を減らし、増員することで三人の子育てをしなが

  • [特別寄稿]世界のエネルギーインフラを変革する、超伝導直流送電 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    現代文明は電気という便利なエネルギーに依存している。だが、電気は長距離の送電損失が大きく溜められないという欠点がある。中部大学 超伝導・持続可能エネルギー研究センターの山口作太郎教授らが進めている「超伝導直流送電」が、こうした事情を変えるかもしれない。超伝導直流送電技術で地球規模の電力網を構築すれば、エネルギーを安定供給できる可能性があるというのだ。現在、中部大学では200m級の超伝導直流送電プロトタイプを建設し、実用化に向けた研究を行っている。 どうしてこれまでの送電は、交流だったのか? ▼中部大学の200m級超伝導直流送電プロトタイプ。手前にある2つのタンク上の容器は、電源などをつなぐための端末容器。画面奥にあるタンクは液体窒素の冷却循環装置だ。 火力発電所や原子力発電所、水力発電所で作られる電気は交流で、日国内では基的に交流で送電されています(*)。さまざまな研究機関や企業で研

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