宇宙でも直立不動で全く身動きは取れませんよ! とにかく低コストなフライト料金を追求した格安飛行機シートなんて、まだまだ快適で可愛いもんです。こちらの写真の宇宙船「Tycho Brahe」は、国からの公的な資金援助を一切受けることなくアマチュア団体のCopenhagen Suborbitalsが研究開発を進めている新型機なんですけど、打ち上げから地上帰還まで、このカプセルシートから少しも動くことなく宇宙旅行を楽しむコンセプトですよ。乗り心地なんて言葉はあったもんじゃないでしょうね。 驚きの低価格で有人宇宙飛行を実現すべく、2004年から活動を続けてきたCopenhagen Suborbitalsは、すでに打ち上げに用いられる「HEAT(Hybrid Exo Atmospheric Transporter) 1X」ロケットのブースター試験などは完了しており、まず最初にダミー人形を乗せた飛行実験