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ブックマーク / asay.hatenadiary.jp (38)

  • 「なぜ金魚を川に放流してはいけないの?」から外来生物問題を考える - 紺色のひと

    大阪府泉佐野市の「犬鳴山納涼カーニバル」では、夏の風物詩として川に金魚を放流して参加者にすくい取らせるというイベントが行われているそうです。 2016年7月、このイベントを問題視する声がtwitterを中心に挙がり、実際に主催者に指摘や問い合わせ等を行った方が現れ、結果的に今年の金魚放流が中止になる……ということがありました。 僕の感想は「川に金魚を放流する? 外来生物問題が取りざたされる現代で、そんなとんでもないイベントがまだ行われていたんだな」というものでしたが、どうも「金魚を放流して何が悪い」「伝統ある行事を中止させるなんて」という反応の方も多くいらっしゃった様子です。 エントリでは、この案件を題材として、以下の大きく2点について考えてみたいと思います。 「なぜ金魚を放流してはいけないのか?」という外来生物問題 webでの炎上がイベント中止に繋がる、クレームにかかわる問題 事態の経

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  • 絵本「せいめいのれきし」に改訂版が出ました - 紺色のひと

    「ちいさいおうち」で知られる作家、バージニア・リー・バートン。彼女の作品の中で、いえ僕がこれまで読んだ絵の中で、もっとも好きなのが「せいめいのれきし」です。幼い頃から何度も繰り返し読んで、娘にも何度も読み聞かせたこの。この度、やや古くなった内容の改訂版が出版されたと聞き、早速読んでみました。 ◆「せいめいのれきし」ってどんな? バージニア・リー・バートンによる、”地球上にせいめいがうまれたときから いままでのおはなし”です。原題はそのままずばり「LIFE STORY」。地球の誕生から、生命がうまれ、進化を遂げて、さまざまな生物が栄枯盛衰を繰り返したあと、やがて人間の時代になっていく……という壮大な歴史を、全5幕の劇を語るように描かれた物語です。なお、バートン女史の代表作はなんといっても「ちいさいおうち」。この「せいめいのれきし」は、「ちいさいおうち」が描かれた20年後、8年間をか

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    pycol 2015/07/29
  • そんな宛名のない手紙:やまがた県に移住します - 紺色のひと

    こんにちは。なんでも地球温暖化とか異常気象に結び付けて語りたがるひとに辟易する今日この頃、あなたがいかがお過ごしか皆目見当もつきません。 春から生活が一変するので、この場をお借りして報告いたします。 家族で山形に移住することにしました*1。ちなみに、ブログタイトルを変える予定はありません。 普段、「まだ都会で消耗してるの!?」という大上段の煽りを冷めた目で眺めている*2側としては、地方都市(東京ではないにしろ、いちおう東北以北最大都市である札幌)を離れ、人口がより少ない町に移り住むという行為について、このはてなダイアリーの場でお報せすることに若干のためらいがないこともないのですが、それはともかく*3。 ◆動機とか 「あの町が忘れられなかった」のだと思います。 とある町で学生時代を過ごした3年間、寮生活や大学での研究生活はすばらしいもので、卒業後しばらくしてと付き合うようになった頃、「あな

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    pycol 2015/02/13
  • バターサンドだけじゃない!六花亭の底力、喫茶室を知っているか - 紺色のひと

    北海道が誇る定番みやげのひとつ、マルセイバターサンド。この美味しさは六花亭の名を全国に轟かせていますが、どっこい底力はこんなものじゃない。六花亭の真髄はケーキや軽を楽しめるイートイン、すなわち「喫茶室」にあると言っても過言ではありません。豊富な季節限定メニュー、ケーキやパフェ、ピザ、おこわやぜんざいなど多岐に渡るバリエーション……そこには一度では味わいきれない魅力が! 立地上、公共交通機関でさっと行けるところばかりではないのですが、六花亭喫茶室の素晴らしさを紹介し、観光ルートにも加えていただくことを狙いとしてエントリをお届けします。 ◆ドーモ、僕は、六花亭とは一切関係ありません。偶然ここへ来て、ブログを書いています◆ 以下では、メニューをジャンルごとに分け、ひたすら写真と感想を紹介します。 季節限定もの、店舗によって提供の有無などがあったりするので、訪れる際は事前に六花亭喫茶室のweb

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    pycol 2014/12/29
  • 大阪の錯誤捕獲クマについての簡単なまとめ(追記あり) - 紺色のひと

    2014年6月、大阪府でツキノワグマが捕獲されました。イノシシ・シカ用の罠にかかったもので、こうした「錯誤捕獲」による動物は、原則として放獣するよう環境省から指針が出ています。しかし、大阪府ではツキノワグマが生息していないと思われており、捕獲時の対応マニュアル等が整備されていなかったこともあって、捕獲されたまま長らく処分が保留されており、動物愛護方面の関心を引くニュースとなりました。このたびこのクマが、熊森協会によって引き取られ飼育される――とのニュースが出たので、これまでの発表などをまとめておきます。 写真はクマと関係ないうちのです。「お前は何を言っているんだ」の顔。多分。 報道と行政発表から 平成26年 6月19日 ツキノワグマの捕獲について−大阪府報道発表 6月19日(木曜日)午前9時頃、豊能町野間口においてツキノワグマが有害鳥獣捕獲用の檻に捕獲されました。 現在、ツキノワグマは檻

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    pycol 2014/11/02
  • ウチダザリガニを食べて、外来生物のことを考えてみた - 紺色のひと

    少し早いお盆休みを取って、北海道の東側に行ってきました。 目指すは道内でも数少ない怪獣伝説のある湖、屈斜路湖! 当然怪獣の名前はクッシーなのですが、似た名前のクッタラ湖やクッチャロ湖にクッシーはいるのだろうか、とかそんな非建設的なことを考えているうちに到着しました。 今回、この湖に来た主な目的はザリガニです。ザリガニを気で獲ってうのです。用として日に持ち込まれ、今は北海道や福島県を中心に広まって問題視されている外来生物、ウチダザリガニです! 【もくじ】 屈斜路湖でザリガニクッキング! アメリケーヌソースのパスタをつくりました。 ウチダザリガニと外来生物法について 外国から入ってきた生物についての説明です。 環境教育として行う外来生物の『駆除』について思うこと ウチダザリガニの「命」の扱いについて思うところを書いてみました。 【屈斜路湖でザリガニクッキング!】 ここ屈斜路湖は湖岸で温

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    pycol 2014/08/18
  • おーちゃんクッキーのひみつ - 紺色のひと

    祖母がつくるクッキーはおいしい。とてもおいしい。厚地で硬めでぱりっとべ応えがあり、甘すぎずにクルミが香る。従弟たちも「ばあちゃんのクッキーはべだすと止まらない」「やっぱりこれが一番」と口を揃える。レシピは娘である僕の母にも受け継がれているけれど、あんなにおいしいものを自分で作れないのも勿体無いので、直接習ってきた。 娘マチ子を連れて、祖父母のところによく遊びにゆく。僕にとってはばあちゃんだが、マチ子にとってはひいばあちゃんなわけで、マチ子のばあちゃんであるところの僕の母との差別化を図ったのか、ばあちゃんは「マチ子ちゃんには『おーちゃん』って呼んでもらおうかねえ」と言った。女学生時代のあだ名だったという。そんなこんなで僕とはマチ子の前でばあちゃんのことを「おーちゃん」と呼ぶようになり、マチ子も「おーちゃん、あいたいよー」とごく自然に口にするようになった。 そんな祖母のクッキーなので、『

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    pycol 2014/06/02
  • 熊森協会が『どんぐり運び』を真っ向から否定していた件 - 紺色のひと

    ブログでは、”実践自然保護団体 日熊森協会”に対し、その活動、特に「どんぐり運び」に代表される野生動物の関わり方に問題が大きいと感じ、指摘・批判を行ってきました。先日4月8日にアップされた協会公式ブログにて、非常に興味深い記述がありましたので、僕の感じたことを書いてみます。 気になった記述とは 僕が読んだのはこちらの記事です。 「狩りガール」を持ち上げるテレビ番組に苦言−くまもりNEWS 関西ローカルのテレビ番組で「狩りガール」が取り上げられたことを受け、熊森協会の狩猟に対する考え方などを書き連ねた記事になっています。いつもの協会ブログと同様、「ハンターへの嫌悪感」「古く美しい日観」「研究者・行政による陰謀」などの偏った考え方が感じられ、読むのに体力を必要とする内容でした。 web魚拓はこちら。 この記事中で述べられている、熊森協会が考える狩猟についての記述に、非常に興味深いものがあ

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    pycol 2014/04/11
  • 桃太郎の入った桃はどこから流れてきたのか問題 - 紺色のひと

    「写真で一言ボケることに特化したサービス」、ボケて。ここに投稿された「桃太郎」の裏設定ボケがはてブで話題になっていました。 【ボケ】鬼ヶ島では角が生えずに産まれた子供を大きな桃に入れて海や川に流す習慣があった。 - ボケて(bokete) はてなブックマーク - 【ボケ】鬼ヶ島では角が生えずに産まれた子供を大きな桃に入れて海や川に流す習慣があった。 : ボケて(bokete) なんかどこかで聞いたことがあるような、でも実際そういう設定だったら話がずいぶん広がりそうな、面白いボケです。僕は「『ボケて』の画像がたまにtwitterで流れてくるけど、いまいちこのサービス好きになれないんだよな…」と思っていたのですが、まあ、それはそれとして、このエンド設定は面白いなーと思ったほかに気になることがありました。 それは、桃はどこから流れてきたのか?ということです。 皆様ご存知の通り、昔話「桃太郎」に

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    pycol 2014/04/04
  • 米を煮て食うだけの日々 - 紺色のひと

    仕事が繁忙期を迎え、家に帰る時間が遅くなる日が続く。土日を費やしてもやることはまるで減らず、娘マチ子の顔は朝起きて保育園に連れていくまでの間にしか見られなくて、から聞く話で言葉の上達に驚いたりする。マチ子の寝かしつけのままが寝落ちてしまうこともしょっちゅうで、僕が24時近くに家に着いても部屋が暗い。 共働きで僕の帰りが遅いと、晩ご飯の支度からお風呂、寝かしつけまでには負担をかけてばかりだと思っていてとても申し訳ない気持ちになるのだけれど、ともかく僕がここで書きたいのはそういうことではなくて、これまでが用意してくれることの多かった晩ご飯を、たまに自分の分だけ用意することが出てきた、ということだ。そういうとき、僕はたいてい、「夜遅くだからべすぎないように」「消化のいいものを」などと誰もいない台所でつぶやきながら、鉄のフライパンに油をひき、米を炒め始める。 米を炒めて、そして煮る。いわ

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    pycol 2014/03/05
  • 記念写真と荒ぶりはじめた僕の腹部的な何か - 紺色のひと

    毎年、10月の三連休には記念写真を撮ることにしていて、今年で4回目となった。結婚披露宴からまる4年経っている(結婚5年目)はずなのだけれど、まだそれだけかというのと、あっという間だったなというののどちらの気持ちもあって、時間の経過についてきちんと言葉にすることができない。 ともかく、儀式は儀式だ。僕はと娘と一緒に車に乗り、家から車をしばらく走らせて、とある小さな川の築堤にやってきた。 ここまでのおさらい 第一回、2010年。「記念写真と荒ぶる鷹のポーズ的な何か」 式から一年後、思いつきで始めた。 第二回、2011年。「記念写真と荒ぶるの安定期的な何か」 妊娠報告エントリ。 第三回、2012年。「記念写真と荒ぶる娘のハーフバースデー的な何か」 この年の春に娘マチ子が生まれた。まだハイハイもしておらず、つかまり立ちの頃。 第四回、2013年、今年の写真 そこで今年の写真である。 一年間

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    pycol 2013/10/17
  • はじめてのキャンプと積丹ブルー - 紺色のひと

    夏休みらしい夏休みもない。おでかけの予定が入っていない土曜日の朝、車にテントやら何やらを積み込んで出発した。目指すは西、積丹半島だ。 娘マチ子にとってはこれが初めてのキャンプとなる。僕がひとりで野外宿泊をする機会は結婚後もちらほらとあったので、僕のソロテントはたまに活躍していたのだけれど、とテントで泊まったのは三年くらい前のライジングサンロックフェスの時だけで、その直前に買ったコールマンの三人用テントは久しぶりに引っ張り出されたことになる。 積丹半島の北に位置する積丹岬、島武意海岸。ここに来る前、近くのユースホステルに寄り、そこが出している自費出版の積丹ガイドマップを買ってみた。日差しは強くないがじりじりと暑い中、海沿いのトレッキングコースを歩いてみる。途中のベンチでマチ子にご飯をべさせていると、「最近のよだれかけは進んでいるねえ」と老夫婦に声をかけられたりする。マムシを見る。 暑いの

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    pycol 2013/08/12
  • 最期の終末 - 紺色のひと

    まあその、なんだ。 僕の話です。 僕にとって、24歳という年齢はちょっと特別だった。 高校生くらいのとき、自分がこの先どんなふうに歳をとっていくのかを想像してみたことがある。高校を出て、大学に通って、仕事をして、24歳になって、そのあとがぷっつり途切れて、次の僕はじいさんになっていた。近所の若者にうざったがられながらも飄々としている、変わったじいさんだったと思う。高校生当時の僕の想像力の限界が24歳ということだったのだろう。若者にとっての大人で、若者のことも理解できそうな、都合のいい年齢。 僕にとってこの24歳の呪縛はなかなかに大きく、「25歳になるまでにやったことないことをやらなければ」と思って取り組んだのが初めての女装だったりと、今も引きずっているやっかいなものだ。 あれから5年。 僕は30歳になる。 この5年間について”いろんなことがあった”という言葉でひと様に総括できるほど僕は自分

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    pycol 2013/07/30
  • Don't trust over 30のおれ - 紺色のひと

    川のすぐそばで水音を聞いている。 川を遡る魚が好きだ。 生まれた場所に戻り命を繋ぐロマン、なんてものではなく、流れに逆らって上る、という行為そのものに憧れを抱く。はじまりの場所を目指して遡る。遡上親魚にとって、リバーズ・エンドは河口ではなく、源流部なのだ。 とか。 今僕は、日付が変わって30歳になるのを待っている。静かなこころもちだと言えるだろう。川についてなにかを書こうとしていたのではないのだけれど、気持ちがそういうふうに集束してしまったのだから仕方がなかった。 それでも、昨日キーボードに叩きつけた焦燥感が消えたわけではなくて、未だに漫然と暮らすことへの不安みたいなものは胸にくすぶっているのだ。 いくつかの曲なんかのことを考えている。 ゆずの「もうすぐ30歳」を半年前に初めて聞いたとき、歌詞に共感できないことに驚きはなかった。 ゆず もうすぐ30歳(デイリーモーション動画) 僕の心にずっ

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    pycol 2013/07/30
  • サンショウウオの卵もおいしそう? - 紺色のひと

    春が遅い。当に今年は春が遅い。エゾヤマザクラの花がようやく咲き始めました。 4月の下旬まで寒々しい日が続き、遊びに行った先の山々に積もった雪は少しも減っている気がしません。札幌市内でも好天に恵まれず、連休は冷たい雨に降り込められて々と過ごしました。 去年の5月中旬といえば、もうライラックが咲き始めている頃で、二週間くらい季節の進むのが遅いんじゃないかという気分になります。 15℃を越える日が幾日かあり、ようやく少し暖かくなってきて、遅れていた両生類の産卵も始まり出しました。これはエゾアカガエルとエゾサンショウウオが同じ水たまりに産卵しているところ。 ところで僕は以前、カエルの卵がおいしそうだと思って、実際にべてみたことがあります。 カエルの卵がおいしそう - 紺色のひと 僕はどちらかというと、カエルよりサンショウウオのほうが好きです。例年に遅れること一〜二週間、ちょうどサンショウウオ

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  • 『もし森ガールが…』が中国の雑誌『知日』で紹介されました! - 紺色のひと

    「もし森ガールがゆるゆるファッションで実際に森に入ったら」。森ガール風に女装した男が実際に森に入ってナタやチェーンソーを振りまわす様子は、たくさんの方に読んでいただけて、当ブログ一の人気記事となりました。日の森ガール熱もやや治まった2013年3月、この記事を中国の雑誌で紹介していただいたので、報告します。 ◆「もし森ガールが実際に森に入ったら」 ふわふわゆるゆるのファッションやライフスタイルを指す「森ガール」という言葉をご存知の方は多いでしょう。「じゃあ、森ガールの格好で実際に森に入ってみたらどうなるの?」を試してみた男がいます。それはわたしです! 2010年7月に書いたこのブログ記事は、僕との予想をはるかに超え、ずいぶんたくさんの方に読んでいただけました。その後、森ガール”みやまちゃん”とその妹の川ガール”みなもちゃん”は、ブログ内で何度か登場することとなり、おかげさまで一部の読者の

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  • 日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと

    ブログでは、”実践自然保護団体 日熊森協会”に対し、その活動や生物への認識に明らかな誤りや偏りがあり、問題が大きいことを指摘・批判してきました。 熊森協会の主な活動場所は州、ツキノワグマへの言及が多いのですが、ここ2年ほど北海道のヒグマに関する活動が目立ち、北海道在住者として危惧しています。エントリでは、熊森協会のヒグマ認識について取り上げ、検証します。 ◆これまでの批判記事 日熊森協会(以下「熊森」)の活動の一部が、クマを助けるどころか、むしろ他の大きな問題を引き起こす可能性が高いことは多くの方が指摘しています。僕も、森にとってドングリをまくことは余計なお世話であること、クマに対する餌付け・給餌となってしまっており、人里へ近づける危険性があることといった生態学的な観点について批判記事を書いています。 また、「クマが絶滅する」と煽るような言葉の使い方をしたり、「クマを殺せばいいと

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  • 妻と両生類が完全に一致 - 紺色のひと

    僕のはクラゲが好きで、山形県にあるクラゲで有名な水族館に行ったときはしばらく展示階から動かなかった。結婚してから、は両生類・爬虫類の類も好きなようだ、ということを知った。僕はおさかなが好きで、両生類もまあ嫌いではないし、どちらかというと大型哺乳類よりも水棲生物にシンパシーを感じたりもするので、好ましいことだと思っている。 先日、市内の動物園に行った。娘・マチ子にとってはこれが動物園デビューとなった。 ここでは数年前に両生類・爬虫類を専門に展示する館がリニューアルオープンしていて、ずっと行ってみたいと思っていたのだった。 は館の前でジャンプして、すごくはしゃいでいた。 サイイグアナさん。 ソバージュネコメガエルさん。なんなのこのツヤは。 ベビーカーを押していたこともあって、そんなに写真を撮れなかったのだけれど、が楽しそうだったのでよかった。久しぶりにレンズ購入欲がわいてきたし、腕時計

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  • 親になる一年 - 紺色のひと

    僕の仕事がひと段落したのと、一年子守りで篭もりっきりのの慰安をかねて、温泉旅館に一泊してきた。胆振方面の古い温泉街で、今はやや寂れつつあるが、30年前には祖父もよく通ったと聞く。国道沿いの海産物直販所で中国人観光客の皆さんに混じって水槽の中の花咲ガニやホッキ貝の写真を撮りながら、僕とと娘マチ子を乗せた我が家の愛車ザラブ号は旅館へと向かうのだった(うむ、一文が長い。好きで書く文章はこうでなくては)。マチ子の温泉デビューである。 この状態でもさけとばと呼ぶのかは疑問。 夜。 マチ子を寝かしつけてから、物音を立てないように酒盛りの準備をした。広縁のテーブルに、スーパーで買った赤霧島と三ツ矢サイダー、さけるチーズと豆おかきを並べた。ペットボトルの口にタオルをかぶせて封を切った。おかきの袋はトイレで開けた。ひそひそ声で「24年度お疲れさま」と乾杯してから、自分たちのやっていることがなんだかおかし

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  • 出すのはムダなの!?「コピペでパブリックコメント」の問題点 - 紺色のひと

    「パブリックコメント」をご存知でしょうか。政策などを決めるにあたって、国民からの意見を聞くための制度です。このパブリックコメントを巡っては、以前から「コピー&ペーストによる同一意見の提出」が問題視されています。なぜ、コピペではダメなのか? どんな意見が求められているのか? について考えてみたいと思います。 *1 ◆三行まとめ パブリックコメントは署名ではありません。多数の同じ意見ではなく「様々な意見を聞く」ための制度です。 コピペで送っても1件に集約されてしまって、あなたの問題意識がもったいない。資料をしっかり読んで、自分の意見を自分の言葉で書きましょう。 コピペの大量送付は、意見を送る側にも受け取る側にもデメリットが大きいです。呼びかけた方も賛同した方も、よくよく考え直して。 もくじ 日でのパブリック・コメント制度の概要 法の目的 どんな意見が求められているか 「コピペでパブコメを送ろ

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