佐賀県知事選、負けました。悔いはゼロです。支えてくださった皆さんを始めすべての皆さんに心から感謝申し上げます。 これからの新しい県政を、また、武雄市政を見守りたいと思っています。私自身のこれからの人生は白紙です。考えてみればずっと走り続けた人生を送ってきたので、この辺でしばし充電をしたいと思います。 ブログもFacebookも当分の間お休みします。最後に重ねて感謝いたします。
今日、下村文部科学大臣の閣議後の会見で、私を官邸に設置された教育再生実行会議第三部会のメンバーとして起用するとのこと。 ● 教育再生実行会議は、第2次安倍内閣で設置された教育提言を行う総理の私的諮問機関。総理自身、「教育再生は経済再生と並ぶ日本国の最重要課題であり、安倍内閣にとっても最重要課題だ」とおっしゃっており、この会議は、安倍政権が強力に進めている教育改革、教育再生のまさにエンジン役。 この会議のすごいところは、そのスピード感。会議が設置されてから1年半余りで、5つの提言が出されている。いじめ問題への対応、教育委員会制度の改革、大学改革、大学入試改革など、いずれも国の教育にとって喫緊の課題。これらの提言は、すぐに中央教育審議会に諮問され、その後、法律改正や国の予算への反映につながっている。これが可能なのも、安倍総理、そして下村文部科学大臣の強力なリーダーシップがあるからこそ。 去る7
今晩は今年最後の市政県政報告会。区長さんのご指名で、稲富県議、山口昌宏市議、そして、私。ちょうど、5年前、医師会、一部の自民党、共産党が主導した市民病院リコールに伴う出直し選挙の真っ直中でした。その中で、ここ、新町公民館をお借りして、私と語る会を催しましたが、今日と同じ底が抜けたような寒さ。しかし、違うのは、集まってくださる人の多さ。確か、5年前は7,8人程度だったんですが、今回は30人を超す皆さんが。決して数では無いんですが、それ以上に暖かい雰囲気に涙がこぼれそうになりました。 90歳のおばあちゃんから20代前半の女性まで。質問は、地元の跡地利用に集中。自分の考えを述べましたが、今後、より丁寧な協議を行う必要があると認識し、その旨答えました。 今日、多くの皆さんが、7年半にわたる樋渡市政を褒めてくださいましたが、何度も書いているように、議決機関である武雄市議会あってこそ。丁々発止の激論に
昨日は、東京で、千葉市長、奈良市長、福岡市長とともに、記者会見。今朝の新聞には載ってませんでしたが、日経新聞社は記者が5人も来ておられたので、いつか載るでしょう。 僕からは、100の議論より1の実行。当然、個人情報保護を踏まえながら、行政の情報は出していくべきであり、かつ、それが地図上の情報と相まって分かりやすい形で提供しなければならない。そして、これらの情報をもとにしながら、社会的・産業的なイノベーションを起こす形にしたい、武雄市では、先行して行政の持つ情報を出していく旨、発言。 千葉市長が、いみじくも、民間の情報も行政に取り入れていきたいとお話しされていたが、全く同感。市民や企業の皆さんが、垣根無く情報にアクセスできる、活用できる環境を整えたいと思っています。記者からは、個人情報の保護はどうするのか、という質問がありましたが、遵守は当然。 しかしまあ、今までこの手の集まりがあると、僕が
あるジャーナリストから教えてもらった、会員制音楽聴き放題サービス。 Spotify 日本では正式なサービスはまだなんですが、やり方1つで、聴くことができます。僕も入りました。 確かに、EAGLESやZeppelinがほとんど入っていなかったりするものの、洋楽の知りうる(僕がね)ほとんど、全てのアルバムが入っていると言っても過言では無い。 恐るべし。僕より、深い感想はこちらをご覧頂くとして、一番、びっくりしたのは、Facebook上でお友達が聴いている楽曲が次々に紹介されること。僕はその経営者に多大な関心を持っているので、あーこの人は、こんな曲聴くんだ、って僕も聴きながら、そのアーティストのファンになりました。その曲は、僕のLibraryに入っています。だから、いつでも取り出せる。 面白い。 音楽×SNS.もちろん、自分がどんな曲を聴いているか知られたくない場合は、ブロックできるようですが、
僕は政策や企画を語ることは大好き。また、この分野に関して、市民や有識者の皆さんからお話を聞くことも大好き。また、現場を歩いてまわるのはもっと好き。 嫌いで、かつ、苦手なのは、自分の人生に関するインタビュー。よく、今後は、とか、今までどうやって過ごしてきたのか?とか、今、どうしている?って聞かれますが、逃げ出したい。 だって、語るべき人生を送っていないから。フツーの42歳のおっさんです。しかし、世の中には、変わった趣味の人たちが居て、どうしても、撮りたいとおっしゃるので、根負けして、30分ならばということでOK出したんですが、僕が指名したインタビュアーの杉山隆志さん(武雄市市政アドバイザー)のおかげで、乗るわ、乗るわ。2時間、質問に答えながらしゃべり倒しました。 根気よく、説得、そして、編集してくださったCMディレクターの新井博子さんに感謝。新井さんが作るこのサイトを拝見して、出ようと決心。
僕は自分より立場の弱い人への個人攻撃はしない。しかし、一定の権力を持つ人間で、その権力を私議する人間は許せない。また、これから批判する高木浩光なる人間の言動で、いかに、日本のイノベーションが削がれているか、シリコンバレーでも聞いたし、実際、被害に遭っている人たちからも数多く聞いた。 このまま、この先生の言動を放置しておくと、日本の健全なイノベーションが削がれることになると判断し、僕の思いを書くことにします。ちなみに、彼が所属する独立行政法人産業総合研究所は、 特に産総研が貢献するべき重要分野として世界最高水準にある我が国の環境・エネルギー技術をさらに発展させる「グリーン・イノベーションの推進」、質の高い医療サービスへのニーズに応え、少子高齢化社会・介護などの課題に対応する「ライフ・イノベーションの推進」、国の安全・安心を支える「知的基盤の整備・推進」、科学技術立国を掲げる我が国の産業競争力
今晩、Twitterで知ることになったんですが、2年前の私の年賀状用の住所録に関して、バックアップとしてYahoo!フォルダーに入れていたところ、誤って設定を、非公開とするはずを公開にしていました。 その結果、今日、住所録(個人名/住所)の流出が認められました。この場を借りて、関係者の皆さんには深くお詫びします。 選挙区の有権者に賀状等を送るのは、公職選挙法違反では無いかという指摘がありますが、それは違います。公職選挙法では、 (あいさつ状の禁止) 第百四十七条の二 公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。 とあり、このリストは、「答礼のため
あの高木浩光先生が、不思議なことに、「武雄市個人情報保護条例はやはり欠陥だった」と、ブログを書いておられる。 その中に、 「そらみろ、条例でちゃんと明文化しないからこういうことになる。」 と言われても、どういう論理展開であるか不明だが、以前に指摘したとおり、括弧書きがない場合も、括弧書きの対象である「他の情報と照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものが機械的に除かれるわけではなく、「民間向けの「個人情報」定義よりもさらに狭い」わけではない。これは以前、書きました。良かったらご覧ください。高木さん、あなた、完全に間違っています。 また、毎日新聞+スポニチが、Tポイント付与を希望される利用者のTカード番号をCCCに提供するのと同じく、武雄市立図書館もTカードを利用してTポイントが付くようにしてほしいと希望された利用者に関して同意に基づき、CCCにTカード番号
市民ランナーやっていると、そりゃまあ、いろんな声が入ってきます。走っている途中で、人生相談受けたりしますが、今日は、深刻。保護者や中学生が、僕のところにやってきて、「市長が付けてくれたクーラー、今日も付いていなかった。」と。 教育長、教育部長に確認したところ、学校に任せているとまるで他人事。校長の一人に確認したら、「クーラーが付いたのは、先週。中体連で良い成績が取れるように、クーラーは我慢させている。また、昨年の炎天下で倒れることになりかねないから。試し運転だけして一回もクーラーは稼働していない」と。 僕は珍しく激怒。本気で怒るのは、それこそ、4年に一度あるかないか。昔、医師会が、古賀医師会長名(まだ会長やっていますが)で、学校医の引き上げを新聞の折り込み広告に入れて脅迫したとき以来。僕は筋が通らないことは大嫌い。既得権益にしがみつく特権階級も唾棄したい。 クーラーについては、財政が厳しい
今日は朝から、県下一斉美化運動で、私は住まいの地区の公園で草むしり。毎年思いますが、ほんと、地域住民の皆さんが、よく集まってくださいます。runningで12キロ。既に30℃前後。甘かった。最後はプチ脱水症状。最後の最後は歩いていたら、小学生から、玉葱もらいました(笑)。自分ちの畑で作って自分も手伝っているので、ぜひ、食べてほしいとのこと。しっかり頂きました。ありがとう。 ● 市長就任時から、おかげさまで沢山のメールを頂くんですが、その中で、東北地方の公立図書館館長さんからのメール(ご本人の許可をとってあります。)。 はじめまして、こんにちは。お忙しい所を失礼いたします。私は、地方都市の公立図書館で館長の任を仰せつかっている者です。日本図書館協会(日図教)の見解ではありませんが、ニュースを拝見するにつけ、私の立場で、簡単に申し上げたいことをお伝えできればと思い、メールさせていただきました。
CCC×武雄市図書館プロジェクトを始動させてはじめて、日本図書館協会なるものを知りました。定款によれば、社団法人で、役員のメンバー表はこちら。事業目的は、定款の、 第3条 この法人は,全国の公共図書館,大学図書館,学校図書館,専門図書館,公民館図書部,その他の読書施設及びこれらに関係ある者の連絡,提携のもとに,図書館事業の進歩発展を図り,わが国文化の進展に寄与することを目的とする。 とあります。 私は総務省時代、課長補佐として、沖縄問題の後、明治以来の公益法人改革の一端を担っていましたが、この手の「連絡、提携」型の社団法人は数多くありました(それから制度そのものが大幅に変わりましたが。)。 ● その日本図書館協会が、武雄市の新図書館構想に注文。佐賀新聞にも記載。また、Yahoo!のトップニュースにも。一社団法人の見解が、また、図書館全体じゃなくてね、個別の図書館に関する見解が、ニュースバリ
何だか、私、反・佐賀新聞のおじさんみたいになってきましたが、ほんと、今朝も困ったものです。 まず、見出し。「個人情報 疑問相次ぐ」って。相次いでませんよ。まず、この説明会の位置付けですがエポカル武雄フレンズと女性ネットワーク武雄の要請で行われて、この団体だけだともったいないので、当日、私のTwitter等で告知しています。その結果、武雄市外、遠くは福岡県から来られていました。これは市民というより、関係団体の集まりなんですね。したがって、小見出しも間違っている。「市民」ではなく、「「関係団体」に説明」にしなきゃ。 その中で、執拗に、個人情報の扱いを何度も何度も聞いていたのは、ほとんど福岡の人。ま、この人、まともなことも1,2言っていましたが、ほとんどが噛み合わない。聞いていた市民から、クレームがつく始末。 ● それと、文中2種類のTカードを用意って、誰もそんなこと言ってませんよ。さすがにネッ
今朝の佐賀新聞の論説(社説)は酷かった。決めつけ、乱暴のオンパレード。これだと、小学生の作文の方がはるかにましだ。 まず、日本図書館協会の指定管理者制度導入に否定とあるけど、今、現に指定管理者で頑張っている他の公立図書館のメリットには何一つ触れていない。問題点や課題に関しては、「10年以上先の需要や必要性を見越した蔵書選び」なんてそんなの図書館だってできないよ。図書館を含む公務員にできないことを民間企業ができないからと言って、それを問題だというのは、どうかしている。 さらに、「民間の専門性を活かして運営を改善し、経費節減にもつなげる指定管理者制度の発想と図書館は相いれないとする。」ってあるけど、記者会見でも再三言いましたが、武雄市立図書館の場合は、図書館運営費を年間1億4500万円のうち、最低1割削減して、かつ、朝9時から夜9時まで、365日開けるって言っているのに、この私たちが言っている
今日は「個人情報」について書きます。関心の無い方は長いのでパスしてくださって結構です。 前にも書きましたが、個人情報とは、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)の第1条にその目的があり、「この法律は、高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、個人情報の適正な取扱いに関し、基本理念及び政府による基本方針の作成その他の個人情報の保護に関する施策の基本となる事項を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。」となっています。 その中で個人情報とはというと、その定義は、「この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の
新武雄図書館構想。今日、武雄中学校に昼休みの時行きましたが、この構想自体はみんな知っていましたけど、まさかこれでTwitterが大荒れしてるなんて誰も知らず。「市長、Twitterなんか気にしない方がよかばい。」と中学生に励まされる始末(^0^) で、ここ何日か、Twitterでの馬鹿騒ぎを見ていたけど、あんまりにも浮き世離れしすぎていて、道具のTwitterがかわいそうだと思いましたよ。僕の友人知人が最近、Twitterから離れて違うソーシャルネットワークに引っ越すのもよく分かりますね。 あのね、結構いろいろこの件でネット上発言されている高木浩光さん、経済産業省の産業技術総合研究所のソフトウェアセキュリティチームの主任研究員を勤められているとのことで、僕自身は寡聞に知りませんしたし、僕の周りも誰も知りませんでしたが、今回よく分かったけどね、弱い、攻めやすい立場の人たちをいじめるのは僕の最
今日、たまらず、教育委員会の図書館担当を呼んで、異例の市立図書館の抜本改革について指示をした。あれだけ、議会で、訳の分からんものを含む新刊本の購入を抑え、評判の良い、あるいは歴史的に見て価値のある本を購入する!って言ってたのに、教育委員会は見事に動かず。失望した。実際、僕は図書館のヘビーユーザーでもあるけど、置いてあるべき本があんまり無い。評判の高いうちの図書館でもそのレベル。 それと、結局コスト高の図書館流通センターからの購入にもメスを入れる(この場合、地元の本屋には1割以下の手数料しか入らない。)。地元の本屋から100%直買いする方向で制度設計する。ただ救いは、図書館担当の皆さんは僕の言っていることは理解してくれたようで、来月半ばの抜本改革案の提示が楽しみ。 ● それと、市民の皆さん、図書館は、新刊本をタダで読める便利な本屋じゃありません。小説など人気新刊本は、地元の本屋さんで買ってね
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