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"伊藤 健史"の検索結果1 - 40 件 / 76件

"伊藤 健史"に関するエントリは76件あります。 デイリーポータルZdpz生物 などが関連タグです。 人気エントリには 『今、タンポポは雑種だらけ!?タンポポ見分け散歩に参加した』などがあります。
  • 今、タンポポは雑種だらけ!?タンポポ見分け散歩に参加した

    路傍で鮮やかな黄色い花を咲かせて春の訪れを知らせるタンポポ。カントウタンポポをはじめとした在来種と外来種のセイヨウタンポポが混生しているのはわりと知られているが......なんと、今は雑種ががんがん勢力を増して複雑な事になっているのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ハブに注意!おれの「ハブ注」コレクション > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー タンポポを見つめる集団 道端にタンポポ、1mほど間を置いてもひとつタンポポ。なんのことはない春の路上の風景を数人の老若男女が囲んで凝視していた。 何じろじろ見てんですか。 傍らに立ってポータブルマイクを付けた男性が解説

      今、タンポポは雑種だらけ!?タンポポ見分け散歩に参加した
    • フグの猛毒が「なんか消える」禁断のグルメ体験

      「フグは食いたし命は惜しし」と言われてるかと思えば、「フグ食う馬鹿、食わぬ馬鹿」とも言われ、フグはそのずば抜けた味覚と恐ろしい猛毒で我々日本人の魂を揺さぶってきた。 取り扱いが厳重に規制されているが、フグの中でも特に強い毒がある卵巣をぬか漬けにして食している地域が石川県である。 しかも毒が消える仕組みがはっきりわかっていないために昔ながらの方法を頑なに守って製造しているのだ。そんな「禁断のグルメ」と呼ばれる発酵食を一大産地である美川の老舗「あら与」に取材し、体感してきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:パンケーキリクガメパンケーキを作る > 個人サイト バレンチノ・エ

        フグの猛毒が「なんか消える」禁断のグルメ体験
      • トラウトはサーモンを超えているか

        2020年9月、メジャーリーグはロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手が通算300号のホームランを記録、ティム・サーモン氏の持っていた球団記録を更新した。 この件は「トラウト(マス)のサーモン(サケ)超え」とうまい事言った感じで報じられて話題となった。 しかし、そもそもトラウトとサーモンの違いは何なのか? 魚としてもトラウトはサーモンを超えているのかいないのか? サケの専門家に問うた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:小説家と「犬の看板」を見せ合う会 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー サケ好きの心を動かしたホームラン 球場のフェンスの事を「野球のふち

          トラウトはサーモンを超えているか
        • ボヘミアン・ラプソディのようにリモートワークしたい!

          すっかりワーキングスタイルとして定着したリモートワーク。 いいですね、新しい生活ですね、ニューノーマルですね。しかし、我々はここで止まってはいけない。離れていながらも、矛盾や葛藤を抱えながらも、もっと寄り添っていかなければならないのだ。その答えがボヘミアン・ラプソディだ。 えっと、要するにみんなで集まってボヘミアン・ラプソディみたいにZoomしました(Fin) 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:トラウトはサーモンを超えているか > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー リモートワークよ、ボヘミアンに寄れ 新しい生活様式において、仕事のミーティングから飲み会まで、我々の

            ボヘミアン・ラプソディのようにリモートワークしたい!
          • あのタイプミス「よろしく尾根ギアします」を現実にしたい | となりのカインズさん

            伊藤健史 1975年、神奈川県生まれ。会社員・ライター。Webサイト『デイリーポータルZ』を中心に、有毒生物や街歩きについての記事を執筆。バレンチノや自治体の指定ゴミ袋、カップ焼きそばの中蓋など、パッと見ゴミにしか見えないものを収集している。

              あのタイプミス「よろしく尾根ギアします」を現実にしたい | となりのカインズさん
            • カモを正面から見たい!

              冬に日本にやって来て池に浮かんだり、公園の遊歩道をてかてか横断したりするファニーな水鳥、カモ。 カモにこういう物言いをするのも何だが、キュートなアヒル口が強調される横やななめのアングルもいいけど正面がまたかわいいのだ。 バードウォッチングを絞り込んで、カモの正面ウォッチングを敢行したい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:唐津にて 銘菓けえらん 食べ比べ > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー カモの正面がやばい件 水の上でぷかぷか浮いているカモはかわいい。 引越しセンターにもなっているポピュラーなカモ、カルガモ。 引越しセンターにはなっていないがカモといえばやはり

                カモを正面から見たい!
              • 南国の、ただかっこいいヤギたちよ

                ハブを探して奄美沖縄の南西諸島を回って8年ほどになる。 ハブはなかなか見つからないが、そこで確実に私を待っていてくれる生き物がいる。 ヤギである。ストリートで草を食みながら、老成した哲学者のようにあくせくと生きる私たちをじっと観察している。 そんな中で特に、目があった瞬間、心身のいろんなところを射すくめられたかっこいい推しヤギたちを見ていただきたい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:そこでしか買えないハードコアみやげは無人販売所にあり > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ヤギにひかれてゆきたいの 「ヤギと大悟」という番組が人気だが、私の心の中にずっと住みついて

                  南国の、ただかっこいいヤギたちよ
                • いきもの系ライターが取材で使う実用図鑑のおすすめベスト3(選者:伊藤健史)

                  こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日はハブをはじめとした生き物記事を多数執筆している伊藤さん。「取材で使う実用図鑑」ベスト3を聞きました。 伊藤さんが選ぶ「取材で使う実用図鑑」おすすめベスト3 ――取材のときに図鑑は必需品ですか? 伊藤:そうですね。ハブを探したり、識者の方と動植物を観察したり、そのへんを散歩したりとフィールドワークの記事を書くことが多いんです。そこで見つけた生き物などをサッと調べるのに重宝しまくっています。 ――今回のセレクトのポイントは? 伊藤:ひとくちに図鑑といっても実に多様なんです。写真や図版がめっさきれいだったり、ある分野に特化して読み物として楽しかったり。 いろいろ推したいものはあるのですが、今回は「よく見かけるけど実はよく知

                    いきもの系ライターが取材で使う実用図鑑のおすすめベスト3(選者:伊藤健史)
                  • 足場は、すごく試されている。〜仮設足場マニアックス〜

                    建設中の家やビルなどの施設を囲むように、ジャングルジムの親分のような巨大な鉄パイプの構造物がそびえている。 建築の作業用に作られる仮設の足場である。 現場での安全な作業をサポートしつつも建物が完成すると消えてしまうはかなき名脇役。その足跡をしっかりと刻む仮設足場の専門家に足場の深淵を聞いた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:1月11日は「いい飯寿司の日」標津町の「鮭飯寿司」にのめり込む > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 「足場の展示室」へ行く 足場の話を聞きに行くのはいい。いいんだけどなんでそんな事が実現したのかというと、「デイリーポータルZをはげます会」の

                      足場は、すごく試されている。〜仮設足場マニアックス〜
                    • 今こそ知りたい!ルイ15世

                      法改正をめぐる論戦から話題となったフランスはブルボン王朝のルイ14世とルイ16世。私は知りたいと思った。間に挟まれたルイ15世の事を。 その私を待っていたのは「愛の井戸」だった。ピュイ・ダムール。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:捨てられたタンスのシールを見る > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 新型コロナウィルスが世界をを席巻する中、国会は検察庁法改正案で揺れていた。 問題となったのは内閣の裁量によって検察官の定年延長を可能とするというもので、人事への介入による捜査への影響や司法の独立性の脆弱化を危惧した検察庁OBによって改正に反対する意見書が提出された。

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                      • 西千葉のラウンドアバウトをトレースするミニストップがかっこいい

                        千葉県西部、京成電鉄みどり台駅近くに信号のない環状型の交差点に、ラウンドアバウトがある。円を描く道路の中央の島にはアメリカの芸術家ロバート・インディアナ作のLOVE、置いたのは元ZOZOの前澤氏となにかと話題のこの円形広場。 しかしここでそのフチに目を向けてみるとすばらしいラウンドアバウトの丸みをトレースしたすばらしいミニストップがあって、絶景なのだ。 シリーズ・身近な絶景 わざわざ言うほどでもないけどちょっと面白い景色、ついでのふりして人に見せたい景色を短く紹介する記事シリーズです。 記事一覧はこの記事の末にあります。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:世界はこんなに毒

                          西千葉のラウンドアバウトをトレースするミニストップがかっこいい
                        • マリトッツォを投げたい!

                          先の見えないコロナ禍で僕たちの心は鬱屈に支配されている。そこに一陣のハッピーでピースな風を吹き込んだのがマリトッツォだ。クリームがねっぷりと押し込まれたまっるいフォルム、かわいい、おいしそう、何よりも思いっきりミット目がけて投げ込みたくなるではないか。 9回裏、絶対絶命のピンチ。熱気でむせ返るスタジアム、大歓声の中、ゆっくりと歩いてマウンドへ向かう。サインはもちろんマリトッツォだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:旅先ドライヤーコレクション > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 丸い、白い、投げたい! 突如、インターネット上で丸いものをそのまま丸いと言ってたまる

                            マリトッツォを投げたい!
                          • 無数の掘り出し物が潜む魅惑のアウトレット 「バーゲンブック売場」に潜入した

                            「バーゲンブック」というカテゴリーの本がある。単に売れ残りの安売り本かと思いきやさにあらず。 毎月、毎日、無数の本が刊行され、売れないものは出版社に返本される慌ただしい新刊書の流通とは異なる道筋で本と読者との出会いのチャンスを作るビジネスなのだ。バーゲンブック事業の大手、八木書店の地下基地に3人の作家と乗り込んだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:見つけやすい!撮りやすい!冬の昆虫採集はモニュメントで! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 広大な地下書庫をぶらぶらする人達 広々とした縦長のフロアをつらぬく通路沿いには膝下くらいの高さの平台に大量の本が平積みされ

                              無数の掘り出し物が潜む魅惑のアウトレット 「バーゲンブック売場」に潜入した
                            • 千歳水族館であの「ミンクのコート」のミンクを見た

                              高級毛皮として名高いミンクのコート、ドラクエでは生涯賃金かというほどの高値で売られており、私は異世界の冒険の中で富裕層というものに強いあこがれを抱いたのだった。そのミンクって何なのかというと北アメリカ原産のイタチ科の動物で、養殖のために北米から北海道に持ち込まれたものが野生化して定着しているのだ。 千歳水族館では国内水族館で唯一の試みとしてミンクの飼育展示を開始した。 ゴージャスなイメージと謎に包まれたミンクは千歳川でどのように生きているのか。見て、聞いてきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:西千葉のラウンドアバウトをトレースするミニストップがかっこいい > 個人サイ

                                千歳水族館であの「ミンクのコート」のミンクを見た
                              • 世界はこんなに毒だらけ!特別展「毒」開催!

                                11月1日より東京上野、国立科学博物館で始まった特別展「毒」。 植物、昆虫、爬虫類両生類に菌類から人工毒まで分野を横断した叡智が結集し、あぶなくておもしろい毒インテリジェンスの世界を作り上げた。 オープン直前のメディア向け発表会で、各分野を監修した賢者の話を聞きながら展示を堪能したレポートをお送りする。遅報だけどおもしろいよ! 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:北海道、別海町のゴミステーションがあの宝箱 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 科博でついに毒の総合展 ほのぐらい広場に浮かび上がる恐ろしい様相の巨大なクリーチャー達、祭壇のような荘厳ささえ感じるこの空間

                                  世界はこんなに毒だらけ!特別展「毒」開催!
                                • サービスエリアに1万羽のツバメが舞い降りる!談合坂の集団ねぐら観察

                                  中央自動車道上り線で屈指の規模をほこる談合坂サービスエリア。 夏から秋にかけて、日没前にここの上空が1万羽を超えるツバメで埋め尽くされる事はあまり知られていない。なんのために?寝るためだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:カラオケキャラ 「気持ちよさそうコレクション」 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 談合坂でツバメ博士と再会 8月も終わりが近づいた談合坂上りサービスエリア。平日とはいえ夕方になっても車はひっきりなしに入場し、休憩やショッピングの客で賑わっている。 でかいSAの施設ってワクワクしますね。でも今回は中に入らない。 談合とかいって何を談合してたの

                                    サービスエリアに1万羽のツバメが舞い降りる!談合坂の集団ねぐら観察
                                  • その真ん中には何があるのか 東京近郊ラウンドアバウトめぐり

                                    以前西千葉で環状の交差点、すなわちラウンドアバウトを見て心からいいと思った。 日常の中に溶け込んで非日常との境目みたいな絶景が存在している。そりゃ普通は真っ直ぐの道が交差するところが丸くなってるからで、他もあるんじゃないの、と思った私は東京および近郊のラウンドアバウトを訪ね歩いた。 丸い道路の真ん中には何かがあるのではないか。あったね。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:与路島の山奥でとぐろを巻く三名様 〜ハブのいる島めぐり > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ラウンドアバウト見たい宣言 道の中央に明らかに異物感のあるオブジェクトが見える。近づくとその周囲を走る

                                      その真ん中には何があるのか 東京近郊ラウンドアバウトめぐり
                                    • 北海道インディアン水車三都めぐり

                                      北海道の河川でサケが遡上する季節になるとがらんがらんと回り出す鉄製の水車がある。サケを捕るための捕魚車、通称「インディアン水車」である。そうとうかっこよかったので標津、千歳、豊浦と道内三箇所をめぐった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:無人島でハブ探しをしたらハブも人もいた > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー その1:標津サーモン科学館(標津川) 北海道は標津のサーモン科学館で「サケ捕獲水車」なるものを見学する機会があった。 ざっくり言うとでかい水車を回して水路を進んで来たサケを捕まえるという装置である。 かっこいい!そして思いのほかでかい! 水車の用途が揚水

                                        北海道インディアン水車三都めぐり
                                      • ゴーストバスターズみたいになってると気持ちいい!

                                        町にあふれる禁止マークがゴーストバスターズみたいになっていた時、頭の中にレイ・パーカーJr.のあれが流れ、テンションが上がるのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:世界を俯瞰する巨大イリオモテヤマネコに圧倒された > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ルールがあって、ゴーストバスターズがある 自由はとても素晴らしく尊いものだが、だからといって皆が際限なく自由を行使してあんな事やこんな事までしだすと文化的な社会はたちまち破綻するので、なにげに我々の暮らしは様々な制約に縛られている。 それらの禁忌は赤枠に斜線のマークで示され、街の、暮らしのいたるところで我々に警告を

                                          ゴーストバスターズみたいになってると気持ちいい!
                                        • 間違えて買ったレンズレビュー

                                          優れたレンズはその場の空気までも描写するという。では間違えて買ったレンズは何を写すのだろう。 焦点距離40mmのレンズを求めて入手したのは100mmのレンズだった。憧れのブランド、SONY G Masterを間違えて入手した間違いレンズフォトグラファーとして渾身の誌上レビューをお届けしたい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:あの女(ひと)に会いたい〜宮ヶ瀬・穂高・小樽の女〜 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ツァイスならではの解像度に加え、近接撮影にも対応したCF(クローズドフォーカス)仕様で風景やポートレイトだけでなくマクロっぽい撮影も可能。 40mm と

                                            間違えて買ったレンズレビュー
                                          • 一番キリンに見えるナンはどれだ?「K-1グランプリ」地味に開催!

                                            最近、ナンがキリンに見える。 おかげでナンがまた好きになりました。 その勢いで「K(キリンに見えるナン)-1」グランプリを開催した。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ボヘミアン・ラプソディのようにリモートワークしたい! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ナンの喪失と復活 以前記事にしたが、インド料理店でカリーに添えられたナンを見た時、スターウォーズのミレニアム・ファルコン号のような薄っぺらさとでかさに驚愕した。かつてライターの大北さんがその魅惑のでかさを大いに談じている。 でかいナンをおいしくいただいていたのだが、歳を重ねるとそのでかさが私に牙を向いてきた。

                                              一番キリンに見えるナンはどれだ?「K-1グランプリ」地味に開催!
                                            • 物言う段差「広告階段」コレクション

                                              階段の段差は時に饒舌に、その先に何が待ち受けているかを語る。 これがあれば安心して登る事ができるのか、それとも登らずに済むのか。集めてわかったことは、特にない。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:今こそ知りたい!ルイ15世 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 物言うといえば 2000年代初頭、村上ファンドを率いる村上世彰氏は上場企業の株式を取得するだけでなく、経営に厳しく提言を行い企業価値の向上を求め、この姿勢は「物言う株主」として注目を集めた。 しかし、もっと物言うものが、身近にあるんじゃないかと私は思った。それが階段の段差のところ(蹴上げという)である。駅の

                                                物言う段差「広告階段」コレクション
                                              • 働くかかしのおそろしさ

                                                例年、秋になると各地でかかし祭りが開催され、人気キャラやその年のトピックスを表現した創作かかしが見る人の目を楽しませている。 その一方で、たわわに実った農作物を守るという使命を持って田畑に立つ実務型のかかしはおそろしさをいかんなく発揮して迫りくる鳥獣たちの心胆を寒からしめている。 一目見ておれが鳥だったらまじで食生活変えるわと思わずにいられない、そのおそろしさを観賞したい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ミレニアム・ファルコンをナンで作る > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ほんとうはおそろしい働くかかし 以前記事にしたが、神奈川県海老名市で毎年秋に行われる

                                                  働くかかしのおそろしさ
                                                • 「絶対印象」を放つステンレスの巨大昆虫、中嶋大道のとてつもないアトリエを見た!

                                                  掛川の茶畑に輝くメタリック巨大バッタの強烈なイメージに曳かれ、作者である中嶋大道さんのアトリエを訪ねた。そこは一度見たら忘れられない「絶対印象」発信基地だったのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:セブン-イレブンの塩キャラメルモナカがかっこいい〜モナカアイス撮り比べ〜 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 茶畑に映える巨大バッタの正体は? 数年前、静岡県掛川市を訪れた。目的は粟ヶ岳の山肌に貼り付く巨大な「茶」文字。全国有数の茶所として知られる掛川のシンボルである。 植栽文字ファン垂涎のでかい「茶」 遠目から眺めるだけでは飽き足らず文字の傍らまで行ってみたところ

                                                    「絶対印象」を放つステンレスの巨大昆虫、中嶋大道のとてつもないアトリエを見た!
                                                  • プライベート天文台と暮らすということ

                                                    一宿の世話になった野付半島のゲストハウスで出会った熱中人は天体を撮るために気象予報士の資格を取り、クレーンの免許を取って自宅の庭にプライベート天文台を構えていた。 「望遠鏡をしまうのがめんどくさいからですね。」 この言葉をきっと私は忘れない。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:霧多布の海に遊ぶ野生のラッコを見た > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 野付半島の途中で 北海道の東の端からくせ毛のようにはねている(地図で見ると)ほっそい砂州、野付半島。ここにはなんかいろいろ縁があって幾度となく訪れ、先端のトドワラまで行ったかと思えば北方領土との中間の海でサケやホタテを

                                                      プライベート天文台と暮らすということ
                                                    • 霧多布の海に遊ぶ野生のラッコを見た

                                                      海獣が世間を賑わせている。大阪にはクジラ、東京にはトドが現れ、われらがデイリーポータルZライター陣がその様子を克明にレポートしている。 今こそ霧多布へゆかねば。北海道の東に突き出る霧多布岬の近海には、あのステディなアイドル、ラッコが出現しているのだ。※けっこう前からだが。 風吹き荒ぶ霧多布の海原で眠るように泳ぐラッコはかわいくて、遠かった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:千歳水族館であの「ミンクのコート」のミンクを見た > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 快晴&強風の霧多布岬 中標津空港から車で根室中標津線を南下して約1時間40分、別海町から浜中町に入り霧多

                                                        霧多布の海に遊ぶ野生のラッコを見た
                                                      • あの女(ひと)に会いたい〜宮ヶ瀬・穂高・小樽の女〜

                                                        女と書いて「ひと」と読む、そんなお菓子を見初めてから、カバンひとつとカメラ・ICレコーダーを持って(フル装備じゃねえか)旅に出た。 海も、山も、川も、雪原も越えて、この国のどこかで待っている、あの女(ひと)に会いたい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:無数の掘り出し物が潜む魅惑のアウトレット 「バーゲンブック売場」に潜入した > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー あの女(ひと)に会いたい 昔の写真の整理をしていたら、10年ほど前に私の実家の割と近く、神奈川県清川村の宮ヶ瀬ダムを訪れた時に土産店で見たあの女(ひと)の姿があった。 宮ヶ瀬の女(ひと) ややうつむき加

                                                          あの女(ひと)に会いたい〜宮ヶ瀬・穂高・小樽の女〜
                                                        • 西友「みなさまのお墨付き」ぎりぎりでお墨付いた冷や汁をいただく

                                                          消費者テストで80%以上の支持を獲得した商品のみが西友の売場でそれを名乗る事ができる「みなさまのお墨付き」シリーズ。 80%ギリギリで合格した「冷や汁」をぶっかけてかきこんだめしはさっぱりさらさらっとしつつも瀬戸際を生き残って来た確かな強さのある味だった。夏はこれだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ゴーストバスターズみたいになってると気持ちいい! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ギリギリでお墨み付いた冷や汁 この夏、うそくさいほどに暑い。 007シリーズ最高傑作のように、各種メディアが記録的とのたまい前年を超えてくる猛暑である。この暑苦しさに対抗するにア

                                                            西友「みなさまのお墨付き」ぎりぎりでお墨付いた冷や汁をいただく
                                                          • コピー機に詰まった紙を愛でる

                                                            コピー機がピーピーと警告音を発すると、3億円ぐらいの取引を決める分厚い企画書をプリントしていたビジネスパーソンは「紙詰まりか」と顔を曇らす。もちろん私も表向きはできまくるビジネスマンなので何食わぬ顔で軽く舌打ちしながら液晶に表示されたガイダンスを確認する。 しかし、その仮面の裏で高揚しまくる感情を抑えながらカバーを開け駆動部に詰まった紙を、窯から焼きあがった茶器を取り出すように丁重に取りだし、刻まれたシワを見つめる。まさにコピー機工芸たる繊細な美を、じっくりとしっとりと鑑賞するのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ボラードがE.T. > 個人サイト バレンチノ・エスノ

                                                              コピー機に詰まった紙を愛でる
                                                            • パンケーキリクガメパンケーキを作る

                                                              カメは丸っこい甲羅がかわいいので しばしばメロンパン化されているが、カメ側のほうから「いや、自分もうパンケーキなんで」とパンケーキを堂々と名乗るカメがいる。 だったらパンケーキ化されるべきなんじゃないのか。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:配膳ロボに似たネコを探して > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー メロンパンになるカメ 亀とメロンパンはめっさ相性がいい。メロンパンのまるっとしてぼこぼことした格子が刻まれたフォルムはかなり甲羅だし、「カメ」と「メロンパン」はメを媒介としてシームレスにつながり、「カメロンパン」という抜けの気持ちよさがたまらないビューティフル・

                                                                パンケーキリクガメパンケーキを作る
                                                              • 旅先ドライヤーコレクション

                                                                観光や出張、ハブ探し、旅の目的はいろいろだが、そこには宿泊先で備え付けのドライヤーを見るという興趣が、確かに存在する事を声を小さくして言いたい。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:手すりの虫観察にハマる > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 50台の旅ドライヤー 2014年、「ドライヤーがかっこいい」という記事を書いて何が良かったって、ドライヤーはかっこいいというこの世の定理に気づいた事だ。 フェラーリじゃん! もっといろいろ見てみたい、家電量販店でずらっと並ぶ最新鋭もいいんだけど、もっと現役バリバリの、使用感が醸し出すリアリティにあふれた者たちと出会いたいと思っ

                                                                  旅先ドライヤーコレクション
                                                                • 厚木駅も厚木基地も厚木にない / 厚木市クイズ

                                                                  デイリーポータルZにはファンクラブ「デイリーポータルZをはげます会」があります。 入会すると長文のメルマガ、会員限定のコンテンツをご覧いただけます。 チラ見せはげます会では会員だけが見られるページに載っている記事の一部を転載します。これで興味を持ってもらって入会するようにと願っております。 (はげます会の説明・入会はこちら) 橋田:今日は厚木市クイズです。伊藤さんは今も厚木に住んでいるんですか。 伊藤:今は東京の練馬の方に住んでいます。ちっちゃい頃から大学を卒業するまでの20年ちょっと住んでました。厚木と言っても、僕の場合は本厚木駅からずっと離れたところに住んでいて、それでも本厚木駅が最寄りでした。今この画像に出ている飯山温泉郷7kmって書いてあるところ。 橋田:厚木市に温泉があるってことですよね。 伊藤:そうです。七沢温泉も飯山温泉も厚木にあります。その近くに住んでいました。 橋田:今で

                                                                    厚木駅も厚木基地も厚木にない / 厚木市クイズ
                                                                  • 実家の裏山は由緒ある三角点だった。日本を測った「最古の基線」相模野基線の三角形を歩く

                                                                    実家の裏山の山頂に埋め込まれていた標石は日本地図を作るための三角測量用に設置された、もっとも古い「一等三角点」のひとつであった。 「ほほう」となったのでこの三角点が頂点となって織りなす三角形、約30kmほどを歩いてみた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:フグの猛毒が「なんか消える」禁断のグルメ体験 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 裏山の山頂にある四角い石、三角点とは 私の生まれ故郷、神奈川県厚木市西部のニュータウンの裏山としてそびえる鳶尾山(とびおさん)は近隣住民の初日の出鑑賞スポットである。 2010年1月1日の初日の出。みなさんお元気でせうか。 標高は

                                                                      実家の裏山は由緒ある三角点だった。日本を測った「最古の基線」相模野基線の三角形を歩く
                                                                    • 手すりの虫観察にハマる

                                                                      昆虫を観察したい!生き物ったら大自然だろ!と森林に飛び込んでいったら思いのほか何も見つからなかったというのは初心者あるあるである(私) まず見るべきは公園や緑地で我々の腰から胸にかけての高さに用意された彼らのライフステージ、手すりだったのだ。手すりの虫観察にハマり、本まで出してしまった手すり虫観察家にその愉しみを教えてもらった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:コピー機に詰まった紙を愛でる > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 手すりの虫観察家は元ヤン 神奈川県は川崎市の森林公園。シラカシの木が台地の斜面に生い茂り、低地は湿地帯となっている自然豊かな公園で、散策

                                                                        手すりの虫観察にハマる
                                                                      • 家族を集めてたらたどりついた雑居ビル5Fのばあちゃん家

                                                                        散歩先で見つけた飲食店を集めて大きな家族を築きたいと思い立ってから約10年、ついに見つけた「ばあちゃん」の家はスナックひしめく雑居ビルの5Fにあった。カウンターの向こうで私を迎えてくれたのは83歳のまさにばあちゃんだった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:足場は、すごく試されている。〜仮設足場マニアックス〜 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー これは家族になるんじゃないか 10年ほど前、散歩していたら居酒屋「さんなんぼう」に出くわした。 「末っ子セット」を頼みたくなる。 少し後、友人と旅行で熊本あたりを走っている時に目前をよぎり、とっさにシャッターを切ったのが

                                                                          家族を集めてたらたどりついた雑居ビル5Fのばあちゃん家
                                                                        • 根室港が燃えるような赤に染まる、ハナサキガニの祭典「根室かに祭り」

                                                                          日本の最東端にある根室市、8月の終わりの根室港では4年ぶりのフェスティバルが盛大にとり行われていた。そこで見たのは真っ赤に茹で上がり、高く積まれたとげとげのハナサキガニ。カニグルメにカニステージ、カニ食い競争とカニ咲きほこる「根室かに祭り」に参加してきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:下関、ふくがでかくなる旅 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 赤いカニはそれにしても赤かった 8月26日、中標津空港から車で南下し別海町を抜け、2020の3月に開通した根室エリア初の高速道路、根室道路の初々しさを味わって根室市街に入る。 かにがいたぞ! ハトもいるぞ! あまり

                                                                            根室港が燃えるような赤に染まる、ハナサキガニの祭典「根室かに祭り」
                                                                          • 東京23区「広報誌ラック」集め

                                                                            R25とかスーモとか街歩きとか、この社会でいい感じにやっていくためのお役立ち情報満載のフリーペーパーが百花繚乱な駅の、なんていうかラックががんがん置いてある所のはずれで一輪の白糸草のようにしとやかにたたずんでいるのが行政区からの情報を発信する広報誌のラックである。 そのしぶみに魅かれた私は東京都23区の広報ラックを見て回るラック採集を敢行したのだった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:北海道インディアン水車三都めぐり > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー ラックはどこから来て、どこへ行くのか 「駅はラックばかりだな」毎日の生活で行き来する駅のコンコースを歩きなが

                                                                              東京23区「広報誌ラック」集め
                                                                            • ボラードがE.T.

                                                                              港の岸壁、海と陸の境目でこちらを向いて立っているサビも麗しい鉄の杭、あれは「ボラード」というらしい。いつしかこれがE.T.にしか見えなくなっていた。だってほら、ボラードは今日も船を待っているじゃないですか。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:休みの前日に「明日は仕事だ...」と絶望して寝ると翌日めちゃめちゃうれしい > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー E.T.とボラードと私 旅の情緒が隙間なくびっしりと詰まっている港の埠頭やターミナル。中でも私の旅情を掻き立てるのが、けい船柱ことボラードである。 渡名喜漁港(沖縄県・渡名喜島) 接岸した船はボラードにくくりつけら

                                                                                ボラードがE.T.
                                                                              • 「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害

                                                                                神奈川県厚木市、小田急線本厚木駅から国道412号線を相模原方面に10kmほど行くと私が生まれ育った上荻野と呼ばれる地域に着く。 並走する脇道に入り相模川の支流、荻野川と交錯する源氏橋のそばにひっそりと碑が建っている。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:アリを振り切り、木に登れ!狩りバチのテイクアウトが大変だった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー テレビやyou

                                                                                  「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害
                                                                                • 1月11日は「いい飯寿司の日」標津町の「鮭飯寿司」にのめり込む

                                                                                  北海道標津町の毎年1月11日は「いい飯寿司(いずし)の日」である。絶妙に語呂合わせできているようなできていないようなこの日は特産物のサケを使った「鮭飯寿司」のコンクール(大試食会)が開催される。 そもそも飯寿司とはなんなんだ、とか言ってたら地元の漁師さんの家で作って試食会に出品までしていた。人生はわからない。もうなにもわからない。 ※この記事は(2回目の交通費だけ)デイリーポータルZをはげます会の提供でお送りします。はげます会のみなさん、ありがとう! 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:東京23区「広報誌ラック」集め > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 標津町「鮭

                                                                                    1月11日は「いい飯寿司の日」標津町の「鮭飯寿司」にのめり込む

                                                                                  新着記事