1945年3月19日、山口県岩国市沖で米軍機の攻撃を受ける戦艦大和(円内)。回避行動をとる航跡が見える=「豊の国宇佐市塾」提供 太平洋戦争の資料を収集・保存している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は、戦争末期の1945年に旧日本海軍の戦艦「大和」が米軍機から攻撃を受ける場面のカラー映像など、米国立公文書館から入手した米軍撮影の映像計17点(計8分28秒)を報道陣に公開した。同塾によると、大和のカラー映像はこれまで確認されておらず、初めて。 同塾は米国立公文書館から入手した映像を独自に分析し、定期的に成果を報告している。今回公開した映像は2013~24年に入手。1945年に米軍が日本各地に空襲や攻撃を加えた映像で、いずれも米軍機搭載のガンカメラか、搭乗員の手持ちカメラで撮影された。