並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 108 件 / 108件

新着順 人気順

#ピケティの検索結果81 - 108 件 / 108件

  • ピケティなんてバリバリ英語が出来る人なんだから、英訳本に問題があれば..

    ピケティなんてバリバリ英語が出来る人なんだから、英訳本に問題があれば本人の手直しが入るわけで、 英訳本の質は担保されているよね。だったらそれを基に日本語訳することに問題はないでしょ。 しかも、ピケティのようなガチ経済学者の、一般向けに噛み砕いたとはいえ論文を下敷きにした学術書の場合、 単純に仏語が堪能なだけの人が日本語訳しても前提知識不足が出てしまう。むしろ、経済系の翻訳に 手慣れた山形氏のような人こそがやるべきもの。翻訳文化とかふんわりしたものでお気持ち表明されても ずれているとしか。文学だったらもっと適任がいただろうし、仏語と英訳本でのニュアンスの違い みたいなのが生まれて作品の質が変わることもあるんだろうけど、科学書はそんなニュアンスよりも、 ロジック等のもっと本質的に大切なものがあるんだよね。そんなことも分からない人とは思えないが。 たぶん、山形氏が嫌いという本心を、ピケティ本をダ

      ピケティなんてバリバリ英語が出来る人なんだから、英訳本に問題があれば..
    • 道義上の信用性を失っている欧州は、地政学上で弱小勢力になりつつある | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

      トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 道義上の信用性を失っている欧州は、地政学上で弱小勢力になりつつある 2024年の欧州議会選挙で、地政学が争点の一つとして注目されたのに驚きはない。ウクライナとガザでは戦争が続いており、西側陣営と中国・ロシア陣営のあいだの緊張も高まっているからだ。中国・ロシア陣営は、南側諸国への影響力の拡大を狙い、「BRICSプラス」の加盟国も増やす構えだ(BRICSプラスの加盟国はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、エジプト、UAE、エチオピア、イラン)。 一部の人にいわせれば、いま掲げられるべき大義は明確だ。欧州の未来は、軍事色の強いものにしなければならないという。ロシアの脅威にさらされているいま、欧州連合(EU)には、軍事力を強化し、加盟各国の国軍の予算を大幅に増やす選択肢しかないというわけだ。現在、対GDP比で1.5~2%の軍事費を3~4%に増や

        道義上の信用性を失っている欧州は、地政学上で弱小勢力になりつつある | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
      • ピケティさん、「奴隷制」廃止でなぜ奴隷でなく元所有者に賠償金が支払われたんですか? | ハイチなどフランス領の島々では奴隷の人口密度が人類史上で最も高かった

        ──一次資料まで遡ってみて何がわかりましたか。 フランスが奴隷制を敷いたハイチ、グアドループ、マルティニーク、レユニオンの島々は、奴隷の人口密度が人類史上最も高かったことにまず気づかされました。島民の90%が奴隷だったのです。 それに対し、ブラジルの北東部地域でも、アメリカの南部でも、古代のローマやアテナイでも、奴隷の割合が住民の40%を超えることはありませんでした。 もうひとつ大事なのが、奴隷の反乱です。これは一般的に言われているより、はるかに重大な役割を果たしていました。 フランスでは「フランス革命時の1794年に奴隷制廃止が可決され、奴隷制社会が終わりを告げることになった」などとよく耳にしますが、すべての本当の始まりは1791年、サン=ドマング(ハイチ)で起きた奴隷の蜂起でした。 反乱奴隷が勝利を収めたので、パリの議会には、その既成事実を追認するしか手立てがなかったというのが実状なの

          ピケティさん、「奴隷制」廃止でなぜ奴隷でなく元所有者に賠償金が支払われたんですか? | ハイチなどフランス領の島々では奴隷の人口密度が人類史上で最も高かった
        • KASUGA, Sho on Twitter: "重要な点だけど、左翼政党の経済政策のネオリベ化は日本では起こってなくて、社会党→社民党は「遅れた左翼」で有り続けたのよね。ブレアのポジションを占めようとしたのは保守の細川ら。 / “トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、も… https://t.co/txpeDYkUZ4"

          重要な点だけど、左翼政党の経済政策のネオリベ化は日本では起こってなくて、社会党→社民党は「遅れた左翼」で有り続けたのよね。ブレアのポジションを占めようとしたのは保守の細川ら。 / “トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、も… https://t.co/txpeDYkUZ4

            KASUGA, Sho on Twitter: "重要な点だけど、左翼政党の経済政策のネオリベ化は日本では起こってなくて、社会党→社民党は「遅れた左翼」で有り続けたのよね。ブレアのポジションを占めようとしたのは保守の細川ら。 / “トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、も… https://t.co/txpeDYkUZ4"
          • 『西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」』へのコメント

            政治と経済 西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

              『西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」』へのコメント
            • トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』@労働新聞書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

              もう5年以上も前になるが、『21世紀の資本』がベストセラーになって売れっ子だったピケティの論文「Brahmin Left vs Merchant Right」(バラモン左翼対商人右翼)という論文を拙ブログで紹介したことがある。この「バラモン左翼」という言葉はかなり流行したが、右翼のリベラル批判の文脈でしか理解しない人も多く、造語主ピケティの真意と乖離している感もあった。 原著でも1000ページ、邦訳では1100ページを超える本書は、このバラモン左翼がいかなる背景の下に生み出されてきたのかを人類史的視野で描き出した大著だ。第1章と第2章は中世ヨーロッパの三層社会-聖職者、貴族、平民-を論じ、第3章から第5章はそれが近代の所有権社会に転換していった姿を描く。第6章から第9章は欧州以外の奴隷社会、植民地社会を描くが、特に第8章ではインドのカースト社会を論じる。ここまでで400ページ。いつになった

                トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』@労働新聞書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
              • トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                庶民階級の左派政党離れは、中道左派政党の責任だ──左派政党が「バラモン左翼」の政党になったとはいえ、その政策は、保守政党に比べれば、富の再分配に力を入れているわけです。それなのになぜ庶民階級は左派政党から離れていったのですか。 庶民階級の左派離れは、要因が複雑に絡み合っていて、簡単には説明できません。ただ、左派政党に大きな責任があるのは事実です。1980年代頃から、左派政党が掲げる再分配政策の規模は非常に小さくなりました。左派政党がこれから庶民階級の有権者を取り戻したいならば、この数十年やってきたことと根本的に反するようなことをしなくてはいけないかもしれません。ちょっとした調整ではまったく対応できないのです。 1990年代には、金融市場の規制が緩和され、資本の移動が自由になりましたが、そのような規制緩和を税制も調整せずに、徹底的に推進したのは中道左派の政党でした(米国ではクリントン政権時代

                  トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                • 斎藤幸平 on Twitter: "この山形浩生が日本では、トマ・ピケティとかアダム・トゥーズとか翻訳してるわけで。そりゃ歪んだ受容になるよな、と。 https://t.co/CxrJvALEZh"

                  この山形浩生が日本では、トマ・ピケティとかアダム・トゥーズとか翻訳してるわけで。そりゃ歪んだ受容になるよな、と。 https://t.co/CxrJvALEZh

                    斎藤幸平 on Twitter: "この山形浩生が日本では、トマ・ピケティとかアダム・トゥーズとか翻訳してるわけで。そりゃ歪んだ受容になるよな、と。 https://t.co/CxrJvALEZh"
                  • 試し読み! トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』「はじめに」より

                    世界的ベストセラー『21世紀の資本』を発展継承する超大作『資本とイデオロギー』。1100ページを超える本書から、著者による導入部分「はじめに」の一部を先行してお届けします。 あらゆる人間社会は、その格差を正当化せざるを得ない。格差の理由が見つからないと、政治的、社会的な構築物が崩壊しかねない。だからどんな時代にも、既存の格差や、あるべき格差と考えるものを正当化するために、各種の相反する言説やイデオロギーが発達する。こうした言説からある種の経済的、社会的、政治的なルールが生じ、人々はそれを使って周囲の社会構造を理解しようとする。相反する言説の衝突──これは経済的、社会的、政治的な面をすべて持つ衝突だ──から支配的なナラティブがいくつか生じ、これが既存の格差レジームを強化する。 今日の社会では、こうした正当化のナラティブは特に財産、起業家精神、能力主義という主題をもとに構成されている。万人が市

                      試し読み! トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』「はじめに」より
                    • 『欧米諸国の考える「ロシアへの制裁措置」は“標的”を大きく見誤っている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」』へのコメント

                      ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                        『欧米諸国の考える「ロシアへの制裁措置」は“標的”を大きく見誤っている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」』へのコメント
                      • ピケティさん、あなたは「私有財産制」を終わらせたいんですか? | 【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(2)

                        【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(2) ピケティさん、あなたは「私有財産制」を終わらせたいんですか?

                          ピケティさん、あなたは「私有財産制」を終わらせたいんですか? | 【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(2)
                        • 3分でわかる!超やさしい「ピケティ入門」

                          ニュースのポイント 世界的なベストセラーで大ブームになっている「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティ氏が来日し、朝日新聞などが主催するシンポジウムで講演しました(写真)。「現代のマルクス」「ロックスター経済学者」などとも呼ばれるくらいの有名人ですから、知らないと社会人と話すときに恥をかくかもしれません。でも難しそうだし……という人向けに、3分でわかる超やさしい「ピケティ入門編」です。 今日取り上げるのは、社会面(33面)の「『不平等が拡大』と警鐘/『21世紀の資本』著者ピケティ氏講演/異例13万部 解説書もヒット」です。 記事の内容は――ピケティ・パリ経済学校教授は29日の講演で、日本などの先進国で「この数十年間、不平等が拡大している」と警鐘を鳴らした。これまで資本主義国では経済成長で生まれた富を多くの人が分け合い、豊かになれると広く信じられてきたが、ピケティ氏は著書で各国の数世紀にわたる

                            3分でわかる!超やさしい「ピケティ入門」
                          • ハラリ、ピケティら「21世紀の賢人」が語るアフターコロナを生きるヒント | ほんのひきだし

                            新しい世界 著者:クーリエ・ジャポン 発売日:2021年01月発行所:講談社 価格:990円(税込)ISBNコード:9784065225462 16人の賢者が語る「コロナと世界」 現在、世界中で起きているコロナウイルスによる混乱は、まさに未曾有のものです。わたしたちはそれぞれに、コロナ禍に、そしてそれが収束した後の世界に向きあっていかねばなりません。 とはいえ、それは容易なことではありません。二転三転する政治状況は、この国の指導者たちも迷い、困惑していることを如実に示しています。誰もどうしていいかわからないのです。 アタマのいい人に聞いてみよう。 ものすごく雑にいうと、本書のテーマはそれです。 本書は巻頭で次のように語っています。 本書を一言で形容するならば、世界最高の知性と洞察力を兼ね備えた、いわば「21世紀の賢人」たちが、それぞれの専門分野の立場から世界のいまを分析しつつ、「世界のこれ

                              ハラリ、ピケティら「21世紀の賢人」が語るアフターコロナを生きるヒント | ほんのひきだし
                            • ピケティ教授が分析するポピュリスト政党の台頭 - MIYOSHIN海外ニュース

                              ピケティ教授の新しい論文 フランスの経済学者のトマ ピケティは様々な国の過去の膨大なデータを分析する事によって、貧富の差は放っておけば拡大する傾向にある事を突き止めました。 この著作でノーベル経済学賞を受賞したピケティが、最近政治に関する論文を発表した様です。 この論文について英誌Economistが「Educated voters’ leftward shift is surprisingly old and international - A new paper by Thomas Piketty makes the rise of right-wing populism look like a historical inevitability」(教育を受けた有権者の左傾化は驚くほど古く、国際的な傾向です - トマ・ピケティによる新しい論文は、右翼ポピュリズムの台頭を歴史的必然のように

                                ピケティ教授が分析するポピュリスト政党の台頭 - MIYOSHIN海外ニュース
                              • 再びピケティ奴隷募集! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                Exectuive Summary ピケティ新著のサポートサイト用に、図表の加工を外注したい。報酬は出たときに訳書をあげるだけ。以下の仕様を見てわかるヤツだけ応募しなさい。 はじめに 高齢な方々の中には、はるか昔にトマ・ピケティ『21世紀の資本』とかいう本がなぜかベストセラーになったのをご記憶の方もいるだろう。 21世紀の資本 作者:トマ・ピケティ発売日: 2015/04/27メディア: Kindle版 さて、この本は、本自体だけでなくサポートのウェブサイトもあって、そこにExcelの表は図表、補遺、その他いろんな資料があった。本には、それも込みでの『21世紀の資本』であるぞ、と明記されていたので、日本語訳を担当したバカは律儀にそのサポートサイトも全部訳したわけだ。 cruel.org ところがふたを空けてみたら、頼まれもしないのにそんなクソ面倒な手間をかけたのは、英語を除けばこの日本語訳

                                  再びピケティ奴隷募集! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                • EUのルールが租税ダンピングを助長し、タックス・ヘイヴンを発展させた | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

                                  2023年末のジャック・ドロールの死去とともに欧州の歴史がまた1ページめくられた観がある。ドロールは1985〜1995年まで欧州委員会の委員長を務めた。欧州議会選挙が数ヵ月後に迫るいま、EUにとって決定的だったあのドロール委員会時代を批判的に振り返り、将来のための教訓を引き出しておくべきである。 1986年には単一欧州議定書(モノとサービスの移動の自由)が調印された。1988年の欧州経済共同体指令では、資本移動の自由が実現した。1992年にはマーストリヒト条約の調印もあった。いまのEUがドロール委員会時代に形作られたといっても過言ではない。 なかんずくマーストリヒト条約は、1957年のローマ条約で設立された「欧州経済共同体(EEC)」を「欧州連合(EU)」に変えたほか、単一通貨「ユーロ」も創設するものだった。フランスでは1992年9月に国民投票が実施され、この条約がかろうじて批准された(賛

                                    EUのルールが租税ダンピングを助長し、タックス・ヘイヴンを発展させた | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
                                  • Hiroo Yamagata on Twitter: "ピケティ「資本とイデオロギー」のクルーグマン書評。「左派リベラルが労働者を顧みなくなったのが格差拡大の一因というが、アメリカの民主党は人種や社会問題に注力したのにトランプに負けた! ピケティだめ!」いや、それってまさにピケティの言… https://t.co/FxCdgbEk38"

                                    ピケティ「資本とイデオロギー」のクルーグマン書評。「左派リベラルが労働者を顧みなくなったのが格差拡大の一因というが、アメリカの民主党は人種や社会問題に注力したのにトランプに負けた! ピケティだめ!」いや、それってまさにピケティの言… https://t.co/FxCdgbEk38

                                      Hiroo Yamagata on Twitter: "ピケティ「資本とイデオロギー」のクルーグマン書評。「左派リベラルが労働者を顧みなくなったのが格差拡大の一因というが、アメリカの民主党は人種や社会問題に注力したのにトランプに負けた! ピケティだめ!」いや、それってまさにピケティの言… https://t.co/FxCdgbEk38"
                                    • Charlotte Elizabeth on Twitter: "https://t.co/hT6syepZOM 2021.09.04 ピケティの「バラモン左派」ワードを使いたがる人の多くが大きな勘違いをしていて、確かに世界的に左派支持層は階層的に上の方にシフトしてる様子はあるのだけど、だから… https://t.co/Vd10EJDaCN"

                                      https://t.co/hT6syepZOM 2021.09.04 ピケティの「バラモン左派」ワードを使いたがる人の多くが大きな勘違いをしていて、確かに世界的に左派支持層は階層的に上の方にシフトしてる様子はあるのだけど、だから… https://t.co/Vd10EJDaCN

                                        Charlotte Elizabeth on Twitter: "https://t.co/hT6syepZOM 2021.09.04 ピケティの「バラモン左派」ワードを使いたがる人の多くが大きな勘違いをしていて、確かに世界的に左派支持層は階層的に上の方にシフトしてる様子はあるのだけど、だから… https://t.co/Vd10EJDaCN"
                                      • 中村隆之 研究室 on Twitter: "ハイチの1804年の独立に際し、国際秩序での国家としての承認を得るためにも、ハイチはフランス(の元奴隷主)に多額の賠償金を支払ってきたという事実が、改めて「奴隷制と賠償金」をテーマでフランスで話題となっている。トマ・ピケティもこの賠償金問題を重視している。もうひとつある→"

                                        ハイチの1804年の独立に際し、国際秩序での国家としての承認を得るためにも、ハイチはフランス(の元奴隷主)に多額の賠償金を支払ってきたという事実が、改めて「奴隷制と賠償金」をテーマでフランスで話題となっている。トマ・ピケティもこの賠償金問題を重視している。もうひとつある→

                                          中村隆之 研究室 on Twitter: "ハイチの1804年の独立に際し、国際秩序での国家としての承認を得るためにも、ハイチはフランス(の元奴隷主)に多額の賠償金を支払ってきたという事実が、改めて「奴隷制と賠償金」をテーマでフランスで話題となっている。トマ・ピケティもこの賠償金問題を重視している。もうひとつある→"
                                        • ピケティのバラモン左翼論は3年前から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                          なんだか今頃になって、またぞろトマ・ピケティのバラモン左翼論がバズっているようですが、この言葉をおそらく初めて紹介したこのエントリは、もう3年以上前になります。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-83eb.html(バラモン左翼@トマ・ピケティ) 21世紀の資本で日本でも売れっ子になったトマ・ピケティのひと月ほど前の論文のタイトルが「Brahmin Left vs Merchant Right」。「バラモン左翼対商人右翼」ということですが、この「バラモン左翼」というセリフがとても気に入りました。・・・ ふむ。思いついた言葉がすべてで、それがそのままタイトルになったという感じですが、確かに「インテリ左翼」とかいうだけでは伝わらないある種の身分感覚まで醸し出しているあたりが、見事な言葉だなあ、と感じました。

                                            ピケティのバラモン左翼論は3年前から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                          • 自由市場をあきらめた米国 ピケティの盟友からの警告:朝日新聞デジタル

                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

                                              自由市場をあきらめた米国 ピケティの盟友からの警告:朝日新聞デジタル
                                            • トマ・ピケティの経済制裁論

                                              経済学者のトマ・ピケティ氏といえば「21世紀の資本」で一世を風靡しましたが、ロシアへの経済制裁についておもしろい提案をしています。ポイントは「ロシア国民全体を経済制裁の対象にするのではなく、富裕層にターゲットを絞って経済制裁を行う」という点です。 そろそろ新しいタイプの制裁を考案すべきときが来ている。問題になっている国家体制の恩恵を受けて裕福になったオリガルヒ(国有企業を民営化する過程で生まれたロシアの新興財閥)に対して制裁を集中的に課すべきなのだ。 まったく正しいです。経済制裁が体制転覆につながった例は意外と少ないです。北朝鮮の体制はきびしい経済制裁でもいまだに続いています。 イギリスの外交官のロバート・クーパー氏は次のように述べます。 経済制裁は、対象国に行動を改めさせる誘因にもなるし、制裁解除は交渉における有効なカードに最終的にはなるだろう。しかし、経済制裁の痛手をより厳しく受けるの

                                                トマ・ピケティの経済制裁論
                                              • 来たれ、新たな社会主義 世界を読む2016−2021 トマ・ピケティ著:東京新聞 TOKYO Web

                                                ニューヨーク・タイムズ紙など海外の一流紙で続々と書評が載りつつあるピケティの最新評論集が出版された。ピケティの名前は『21世紀の資本』がベストセラーになって以来、全世界で有名になった。 現代の経済学者は、ふつう一流の査読付き学術誌の世界で評価されることを優先し、時事論説やエッセイなどを敬遠する傾向があるが、ピケティはそれとは反対に、フランスいや全世界の人々を読者に想定した文章を書かなければ、経済学者の社会的責任は果たせないと考えている。そういえば、二十世紀の天才経済学者ケインズも、日々の経済問題を新聞や雑誌などに積極的に取り上げ、それらの問題と取り組んでいく過程で自らの経済思想をも練り上げていったのだ。ピケティもその伝統を踏襲しているのである。 本書は、「社会主義」という言葉が保守派に敬遠されるかもしれないが、主張されていることは、「格差の是正」「参加型社会主義」「循環型経済の実現」「人種

                                                  来たれ、新たな社会主義 世界を読む2016−2021 トマ・ピケティ著:東京新聞 TOKYO Web
                                                • ピケティらが陥った所得データの陥穽?・続き - himaginary’s diary

                                                  12/3エントリで紹介したように、Piketty, Saez, and Zucman (2018) のデータの取り扱いを巡って論争が起きている。同エントリで紹介したように、2020年にSaez=Zucmanが同論文を擁護する論文を公表し、Auten=Splinterが同年に反論した。今年、Auten=Splinterが自らの主張をまとめた論文がJournal of Political Economyにアクセプトされたが、それをPiketty, Saez, and Zucman(PSZ)が12月13日付けで改めて批判している。そのPSZの批判に対し、Auten=Splinter(AS)はタイラー・コーエンに反論を寄稿し、それをコーエンがMRブログに掲載している。 ASの反論は3点から成り立っており、その概要は以下の通り(第一点は12/3エントリで紹介した話の再説ないし詳説となっている)。 監

                                                    ピケティらが陥った所得データの陥穽?・続き - himaginary’s diary
                                                  • 「米国発」の急進左翼にノン? フランスで大論争 ピケティ氏も参戦(1/2ページ)

                                                    哲学者サルトルとボーボワール、最近では経済学者のトマ・ピケティ氏など、フランス知識人は常に、新思想で世界をリードしてきた。目下、最先端の流行は「イスラム左翼」。これまでとは違う形で、仏学界が大論争を展開している。(パリ 三井美奈) イスラム左翼の特徴は、相手の言論の封殺。「植民地主義者」「差別論者」とみなした標的に、ネットやデモで猛烈な抗議を仕掛け、発言の場を奪う。米国では、少数派差別に少しでも加担するような発言をした著名人を糾弾し、公の場から排除する「キャンセル・カルチャー」が強まっているが、そのフランス版と言えば、近いだろう。 論議の始まりは、ビダル高等教育・研究相が2月半ば、テレビ番組で「イスラム左翼が社会を腐敗させている」と糾弾したこと。パリ・ソルボンヌ大の劇上演会が急進的左派のデモ隊乱入で中止された例を挙げ、大学の実態調査を行うと宣言した。専門家の調査機関を組織し、大学に被害の情

                                                      「米国発」の急進左翼にノン? フランスで大論争 ピケティ氏も参戦(1/2ページ)
                                                    • 『ピケティの新しい論文が物議を醸しそう』へのコメント

                                                      ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                        『ピケティの新しい論文が物議を醸しそう』へのコメント
                                                      • ピケティらが陥った所得データの陥穽? - himaginary’s diary

                                                        こちらのツイート経由で、3年前に紹介したEmmanuel Saez=Gabriel Zucman論文で反論の対象の一つとなっていたGerald Auten(米財務省)=David Splinter(米議会税制合同委員会)の論文「Top 1 Percent Income Shares: Comparing Estimates Using Tax Data」が、「Income Inequality in the United States: Using Tax Data to Measure Long-Term Trends」と改題されてJournal of Political Economyにアクセプトされたことを知った。また、Saez=ZucmanのNBER論文のサイトを再訪して、SplinterによるSaez=Zucmanへの再反論論文「Reply: Trends in US Incom

                                                          ピケティらが陥った所得データの陥穽? - himaginary’s diary
                                                        • 【書評】労農派ピケティは「バラモン左翼」を乗りこえられるか──トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』評|梶谷懐

                                                          リベラル知識人はなぜ「バラモン左翼」と呼ばれるか 東浩紀は、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)や『訂正する力』(朝日新書)などの最近の著作のなかで、次のようなカズオ・イシグロの言葉にたびたび言及している。 俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。[★1] 東は、開放性を掲げるリベラル知識人が、実は同じ心情や生活習慣を持つ人々の中で閉じたサークルを作っている、という実態を批判する文脈でこの発言に触れている。確かにそれも重要な視点だろう。そのうえで、ここではイシグロがそれに続けて語った内容により注意を向けたい。 私は最近妻とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどう

                                                            【書評】労農派ピケティは「バラモン左翼」を乗りこえられるか──トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』評|梶谷懐