筑波大学発ベンチャー企業のサイバーダインは、同社が開発した除菌消毒作業ロボットを茨城県つくば市に納入した。このロボットが地方自治体に採用されたのはこれが初めて。 清掃用のロボットとして開発された「CL02」に消毒液を噴霧する装置を取り付けたほか、ロボットの底面から紫外線を照射して、床を消毒する。つくば市ではまず本庁舎1階の除菌消毒作業で活用し、順次、他の公共施設でも活用する。 サイバーダインは平成16年、筑波大学の山海嘉之教授によって設立されたロボットベンチャー。同社の装着型ロボットは介護施設や物流施設などで活躍している。26年に東証マザーズに上場した。