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ほりべのぞみの検索結果41 - 80 件 / 162件

  • 市民プールといえばフライドポテト 〜ドイツっ子のノスタルジックな夏の思い出を体験してみる

    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリンで公共交通機関としての手漕ぎボートに乗る > 個人サイト words and pictures 夏休みといえば、市民プールとフライドポテト 子どもたちの夏の思い出に欠かせない存在である、市民プール。泳ぎ疲れた後に売店で買ってもらった食べ物は格別においしくて特別で、脳裏にこびりついて離れない。 ドイツでも同じくノスタルジックな夏のプールだが、ドイツ人に「市民プールの思い出は」と聞くと、「フライドポテトがおいしかった」と返ってくることが圧倒的に多いのだ。 参考のために SNS で軽く聞き込みをしただけでも、何人もの人がフライドポテトの思い出を寄せてくれた。 とにかく、フライドポテトに対する思い入れが半端ないのだ。 市民プールのフライドポテトがドイツ国

      市民プールといえばフライドポテト 〜ドイツっ子のノスタルジックな夏の思い出を体験してみる
    • たった9ユーロでドイツ縦断(とまでは行かない)の旅に出てみた

      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリンの墓地の水溜めの中にある枝はリス救出システムだった > 個人サイト words and pictures 夢の「9ユーロチケット」 私の住むドイツでは、今「9ユーロチケット」という期間限定の特別チケットが話題を呼んでいる。 アプリでも買うことができる9ユーロチケット。 「9ユーロチケット」とは、燃料や物価の値上がりに対するドイツ政府の対策の一つで、より多くの人に列車やバスなどを手頃な値段で利用してもらおうというものである。 このキャンペーンは今年の6・7・8月の3か月間にわたって行われるのだが、ひと月たったの9ユーロ(約1300円)でドイツ全土の公共交通機関が乗り放題になる(高速列車は除く)という大変太っ腹なチケットなのだ。 地下鉄の切符一枚でも

        たった9ユーロでドイツ縦断(とまでは行かない)の旅に出てみた
      • どうみても居抜きの個室ビデオ

        1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:下神明の3つの線路が交わる立体交差がずっと見ていられる > 個人サイト 日和見びより 隠しきれない前世の気配 それがこちらの花太郎 川崎尻手1号店だ。 個室ビデオ屋としては違和感しかない。前世の魂がまだここにありまくっている。​​​​​ これ、どうみてもファミレスの居抜きである。たまたま隣を通りかかったのだが、思わず振り返ってしまうほどの居抜きっぷりだ。 建物正面全体が窓になっているにも関わらず、すりガラスで中は見えない。個室ビデオなので本来は窓なんてなくてもいいわけで、個室ビデオ専用に作られた建物であればわざわざこんな作りにはしないだろう。この無理やり感が居抜きっぷりを増長させている。 一階が駐

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        • つくばエクスプレスに並走する道路がめちゃめちゃ波打っている :: デイリーポータルZ

          つくばみらい市の田んぼのど真ん中に、道路が波打つ不思議な場所がある。 アスファルトが木の根っこで持ち上げられたとか、そんなちゃちな話ではない。ロープを地面に叩きつけたくらい、道路そのものがゆあんゆあんと大きく波打っている。 シリーズ・身近な絶景 わざわざ言うほどでもないけどちょっと面白い景色、ついでのふりして人に見せたい景色を短く紹介する記事シリーズです。 記事一覧はこの記事の末にあります。 つくばエクスプレスのみらい平駅と守谷駅をつなぐ約8km、ほぼ一直線のコース。線路に並行して走る道が今回の絶景ポイントだ。 OpenStreetMapより みらい平方面からTXに合流すると、緩やかな下り坂に で、下ったと思うとまた上る また?と行く先を見ると 前方にまたひとつ、目を凝らすとさらにその先にもと、次々に大波が控えているのだ。 どうやら小さな川を渡るたびに、この起伏が生まれるらしい ぜひ一度走

            つくばエクスプレスに並走する道路がめちゃめちゃ波打っている :: デイリーポータルZ
          • カナダのおやつ「メープルタフィー」を北海道の雪で作ってみた

            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリンの空港跡地、テンペルホーフで映画を見てきた > 個人サイト words and pictures メープルシロップは、カエデの木から集めた樹液を煮詰めて作る、カナダが誇る名産品だ。 ホットケーキやデザートはもちろん、コーヒーにちょっと垂らしたりしてもおいしい。他にも、メープルシロップと唐辛子のオイルがかかったピザなど、甘いもの以外でも色々と活用できる。 活用範囲の広いこのメープルシロップを、今回は雪国だからできる方法で食べてみることにした。 雪国だから作れるお菓子「メープルタフィー」 なんで雪国かと言うと、先月2年ぶりにドイツから北海道にある実家に帰ったからである。 実家と言っても私自身は北海道で暮らしたことがないので、私にとって雪国で過ごす時間

              カナダのおやつ「メープルタフィー」を北海道の雪で作ってみた
            • ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜勝手に食べ放題 逆・海外版 北海道編

              1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:釧路で発見!魚屋さんの2階の水族館が楽しい > 個人サイト words and pictures 勝手に食べ放題 海外版 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/17 チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~チェコ・プラハ編(とりもちうずら) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/21 出社前、タイのフルーツ

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              • 車道と歩道の間にものすごい広いデッドスペースがある道

                行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:渋谷にピラミッドみたいなアリ塚みたいな竪穴式住居みたいなビルがある > 個人サイト むかない安藤 Twitter これ。 向かって左が車道、車道には青い部分があり、これは自転車優先ゾーンである。そして写真向かって右端のブラウンの道が歩道である。 じゃあ真ん中のスペースなに? ガードレールに囲まれていて入ることすらできないのだ。中に看板が建っているのでもしかしたら理由が書かれているかも知れないと思い回り込んでみたところ。 特に説明してない。 このスペースについては何も言っていなかった。 もしかしたら将来的に道幅を広げる予定があって、今のうちからスペースを確保しているのかもしれないけれど、僕なんかは貧乏性なので、せっかくなら活用したらいいのに

                  車道と歩道の間にものすごい広いデッドスペースがある道
                • スイス・バーゼルのど真ん中を流れるライン川は「流れるプール」だった

                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリンで納豆を一万回混ぜる > 個人サイト words and pictures バーゼルの夏の風物詩「ライン川泳ぎ」 スイスにあるバーゼルという街をご存知だろうか。 スイスの北西にあるバーゼルは、フランス、ドイツ、スイスの3か国の国境都市として知られる、人口17万人ほどのこぢんまりとした街だ。 3国国境はライン川のど真ん中。モニュメントはバーゼルの港付近に立っている。 街の中心にはライン川が流れ、中世の街並みが美しいバーゼルだが、それ以外にも世界最大級の現代アートフェア「アートバーゼル」の開催地や、有名な製薬企業が拠点を置く化学業界のメッカとしても知られている。 ロマンチックなバーゼルの街並み。小さい都市なのに文化とか産業がすごい。 そんなバーゼルに

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                  • ベルリンの空港跡地、テンペルホーフで映画を見てきた

                    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:マヨネーズとケチャップの紅白チューブが便利でかわいい > 個人サイト words and pictures 空港で映画を見るチャンス ベルリンには、今はもう使われていない、テンペルホーフという空港の跡地がある。 2008年に廃港となって以来、空港ビルの一部は警察署やオフィスとして使用されている。そのほかにもハンガー(航空機の格納庫)やターミナルビルはマラソンやコンサート、映画のロケ地としても使われたりしている。 そしてついこの間、2021年11月から数か月間、期間限定でテンペルホーフ空港に映画館ができることを知った。 普段はツアーに参加しなければ入れない本館のメインホール内にスクリーンが設置され、映画を見ることができるとのこと。これは行かなくては! 典型

                      ベルリンの空港跡地、テンペルホーフで映画を見てきた
                    • ドイツには肉の花束を作ってくれる肉屋がある

                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのティッシュはちょっといいレストランの紙ナプキン並みに分厚い > 個人サイト words and pictures ドイツのある肉屋さんのレポートなのだが、なんと肉の花束を作っているそうだ。 サラミやチーズのスライスを花びらに見立ててバラの形にし、花束のように束ねて売っているらしい。日本でもスモークサーモンをバラのように盛ってオードブルにすることがあるが、それの肉バージョンである。 なんとも異様な見た目だが、それが逆に魅力的だ。ロマンチックな演出と見せかけて、サラミやハムをプレゼントする。人の心をつかむには胃袋からと言うし、食いしん坊の私からしたら最高の贈り物だと思う。 こんな素敵な花束をプレゼントしたら、絶対喜んでもらえるに違いない。ぜひ誰かに贈

                        ドイツには肉の花束を作ってくれる肉屋がある
                      • ドイツの若者に流行中の「ウォッカ・アホイ」

                        1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「乾きもの一点弁当」が侘び寂びの世界 まずは「アホイ・ブラウゼ」を味わってみよう という情報を編集部経由で教えてくれたのは、デイリーポータルZのライターでドイツ在住の、ほりべのぞみさん。 酒場ライターを名乗っておきながらアンテナの低い僕は、海外どころか日本のお酒の流行にすらうとい始末。こういったリアルな情報を知ることができるのは、とても興味深いしありがたいことです。 「アホイ・ブラウゼ」 こちらが噂のアホイ・ブラウゼ。日本で言うところの「粉末ジュース」みたいなものでしょうか。 パッケージを開けてみると ・ORANGE(オレンジ) ・HIMBEER(ヨーロッパキイチゴ) ・ZITRONE(レモン) ・WALDMEISTER(車葉草 / ク

                          ドイツの若者に流行中の「ウォッカ・アホイ」
                        • 調布市・深大寺の「角大師石像」が圧倒的にかわいい

                          東京都調布市にある深大寺は、東日本では非常に貴重な国宝仏をもつ古寺としても有名である。 ただ、それ以上にかわいいのは角大師だ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 一度は目にしたことのある、あのお方だ 角大師(つのだいし)って名をご存じだろうか 天台宗のお寺で見かけるこのお方、もとはといえば10世紀に実在したお坊さんなのだ。 角大師と同一人物である良源(りょうげん)の像(東京国立博物館にて) 良源は荒廃していた比叡山延暦寺の復興に尽力した偉いお坊さんで、正月の三日に亡くなったことから元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれ、広く信仰されている。 人並みはずれた霊力で様々な姿に変化し、人々を救ったのだそうだ。 角大師とは、そんな良

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                          • ドイツのティッシュはちょっといいレストランの紙ナプキン並みに分厚い

                            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリンの老舗専門店でバウムクーヘンの切り方を聞いてきた > 個人サイト words and pictures ドイツの分厚いポケットティッシュ 別にどうでもいいことなのだが、前からずっと気になっていることがある。ドイツのポケットティッシュが、日本のものと比べてとても分厚いのだ。 ドイツのポケットティッシュといえば「テンポ」。「テンポ持ってる?」というように、 ​​​​​ティッシュの代名詞として使われるくらいブランド名が浸透している。​​​​ ドイツではポケットティッシュは道端でもらえるものではなく、スーパーやドラッグストアでお金を出して買うものである。 こんな風に、15パック入りになって売っていたりする。 今回買ったティッシュは15パックで約2ユーロ(

                              ドイツのティッシュはちょっといいレストランの紙ナプキン並みに分厚い
                            • 三軒茶屋にダクトだらけのビルがある

                              1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:代々木のマクドナルドは現存する日本最古の店 > 個人サイト webやぎの目 遠くから見てもこの存在感。ビルというよりも工業地帯のプラントのようである。インダストリアル感満載だ。 これは晴れた日に撮った写真。ダクトは機能だけを考えて作ったはずなのに、造形が美しくなっているのが奇跡である。 このビルに入っているテナント(2021年5月撮影)。お好み焼き、鉄板焼、焼肉など煙が出る店ばかりで、排気ダクトが充実しているのも納得である。 しかし、ダクトは途中で1本にまとめたらいけないのだろうか。ダクトの出口でお好み焼き、焼肉の匂いを堪能している人がいるのかもしれない。 このGEMSとい

                                三軒茶屋にダクトだらけのビルがある
                              • 西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋

                                1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:駐車場に鉄塔が建っている寿司屋 > 個人サイト 右脳TV 場所は東急目黒線の武蔵小山駅と不動前駅のあいだ。 武蔵小山駅は地下にあって、不動前駅は地上にある。電車は不動前駅の手前で地上に出てくるのだけど、その直前に設けられた「西五反田歩道橋」が今回の絶景である。 左側の高い塀の向こうが東急目黒線のトンネル。写真奥に不動前駅がある。奥のほうをアップにすると…… 白い屋根をまたぐ歩道橋が見えますか。これが「西五反田歩道橋」です。 電車は地下を抜けた後、100メートルくらい白い屋根のトンネルを通って、そのあと地上に出てくる。 別にすぐ地上に出てもいいのになんで白い屋根があるんだろ。急に外に出るとまぶしいのか

                                  西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋
                                • ドイツのかわいくないイースターバニーが好きだ

                                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:紋別に流氷を見に行ってきた > 個人サイト words and pictures 日本でもイベントとして定着してきた、復活祭ことイースター。 ドイツではエッグハント(庭や家の中に隠された卵や卵形のチョコを子供たちが探す遊び)をしたり、卵に色をつけたり、家庭によって色々な過ごし方がある。 自分で卵を染めるのが面倒な人は、色付けしてあるゆで卵を買うこともできる。 (以降の写真はベルリン市内のお店でお願いして撮影させてもらいました) そして卵と同じくらいイースターに欠かせないのが、ウサギの形をしたチョコレートだ。 中身は普通のチョコレートで、パッケージにウサギの顔などが描かれている。 欧州のチョコレート業界にとってイースターは、クリスマスに次ぐ書き入れ時である

                                    ドイツのかわいくないイースターバニーが好きだ
                                  • 紋別に流氷を見に行ってきた

                                    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:カナダのおやつ「メープルタフィー」を北海道の雪で作ってみた > 個人サイト words and pictures そもそも流氷ってなんだ 「流氷」とは、一般的に海水が凍ってできた、移動する氷のことを言う。 北海道で見られる流氷は、シベリアからサハリンの東側を通り、海流に乗って南下してくるもので、北半球で見られる最も南の流氷である。 陸や島などに囲まれているオホーツク海では、太平洋からの温かい海水が入ってきにくいほか、シベリアからの寒い風によって海水の温度が下がり、凍りやすくなる環境であるそう。 また、アムール川からの淡水が海水と混ざることによってさらに凍りやすくなるため、流氷が出来やすい場所なのである。 子供の頃厚岸に住んでいた父によると、昔は太平洋側に

                                      紋別に流氷を見に行ってきた
                                    • 全裸の集団が野外を行進! 〜ドイツの田舎で体験した奇想天外なサウナ

                                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:寒中水浴は楽しい > 個人サイト words and pictures 初めての一人旅 3年前、自転車で一人旅に出かけたことがある。去年デイリーポータルの新人賞に応募した「和牛のナオコ」の記事にも書いたことのある、思い出深い旅である。 真ん中の白い部分がベルリンで、それを囲むピンクの部分がブランデンブルク州。点線が私が走ったルートである(合計1,100キロほど) 初めての一人旅で目指した先は、旧東ドイツのブランデンブルク州。州の大部分が平地なので、自転車旅行初心者にはもってこいの場所である。 面積は関東地方より少し小さいぐらいだが、人口はわずか250万人と人口密度がとても低く、旅の途中はほとんど人に会わない日もあった。 34日間かけてブランデンブルク州を

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                                      • ビールグラスは計量カップになる

                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査 > 個人サイト words and pictures ドイツの家庭には、ビールグラスが多い。そう、飲み屋などで使われている、ビールメーカーのロゴが入ったものだ。 夫のビールグラスたち。これでもめちゃくちゃ減らしてもらった方。 これはフィンランドで道端で拾ったもの。 実はこのビールグラスたちには、ビールを注ぐ以外に使い道があるのだ。 それは、計量カップとして使うことだ。 そう、ヨーロッパのビールグラスやジョッキには大体、ビールの量を示す目盛がついているので、立派な計量カップになるのだ。 こちらは200mlの目盛がついている。 これなんか3つもついてて便利。 計量カップで500ml測って グラスに注

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                                        • ポテチにすしのこをかけるとすっぱ甘くてうまい

                                          1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:一番人気はアボカド・パクチー!ドイツおにぎりの変わった具たち > 個人サイト words and pictures ポテトチップスが好きだ。甘いお菓子も好きだが、おやつの中でダントツに好きなのがポテトチップだ。 ポテトチップスの中でも、私が一番好きなのがソルト&ビネガー味のポテチだ。 ソルト&ビネガーとは文字通り塩とお酢のことで、イギリスやアイルランドでは超定番のコンビネーションなのだそう。そういえばイギリスでフィッシュ&チップスを食べた時、塩とお酢がテーブルに置いてあった覚えがある。確かに揚げ物にさっぱりしたお酢がよく合う気がする。 このソルト&ビネガー文化が転じて、イギリスでは1967年にソルト&ビネガー味のポテトチップスが生まれたそうだ。 初めてソ

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                                          • 代々木駅の外観が古い :: デイリーポータルZ

                                            ピカピカではないが、この壁の裏側があれほど古びているとは思わなんだよ。 土台部分にある楕円の意匠も、戦前の重厚な建築の雰囲気である。 Wikipediaによると大正13年(1924年)に山手線・中央線ホームが現在の位置に移転したとあるのでその当時の建築かもしれない。だとしたら98年! 穴に入れてあるのは枕木だろうか。蓋はトタン。 ナチュラルにアンティークな代々木駅をお見逃しなく。 4/29 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た(斎藤公輔)★ 佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ(鈴木さくら) 旦過市場とモノレールが絶景を作り出す(地主恵亮) 夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される(ほり) 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい(こーだい) 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ(小堀友樹)★ バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理(古賀及子) 日暮里舎人

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                                            • ドイツのポータブル1本ピクルス缶詰が便利でおいしい

                                              ドイツにはピクルスをよく食べる習慣がある。先日、ドイツのスーパーでちょっと変わったピクルスを見つけたので、見て欲しい。

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                                              • 渋谷にピラミッドみたいなアリ塚みたいな竪穴式住居みたいなビルがある

                                                ばばーん 近づくとピラミッドみたい。 このビルはミキプルーンでおなじみの三基商事のビル。中がどうなってるのか気になるけど、意外と普通な気もするので外から眺めて楽しみたいと思います。 竪穴式住居っぽくもあります。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLEDのまちだった(林雄司) 1/28 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺(高瀬雄一郎) 1/21 センター北の崖に刺さっているたくさんの棒(井上マサキ) 1/14 自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~(いまいずみひとし) 1/7 西千葉のラ

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                                                • たこ焼き器でオランダの屋台スイーツ・ポッフェルチェを焼く

                                                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:エコ除草?ベルリンの草刈りひつじ > 個人サイト words and pictures たこ焼き器でポッフェルチェを焼こう 私の住むベルリンでは、ここ数年でたこ焼きを出す店が増えたこともあり、ベルリン民の間でたこ焼きは人気の日本食となっている。 私の周りにもたこ焼き好きの友人が多いので、今度みんなで集まってたこ焼きパーティをしようということになった。 じゃあデザートはどうしようかという話になった時、友人から「たこ焼き器、ポッフェルチェを焼くのにちょうどいいんじゃないか」という提案があった。 ポッフェルチェ? なんだか聞き覚えがある気がするが、なんだったっけ。 日本でも手に入る、オランダ生まれのポッフェルチェ 聞くと、ポッフェルチェとはオランダ生まれのお菓

                                                    たこ焼き器でオランダの屋台スイーツ・ポッフェルチェを焼く
                                                  • 旅先で、現地で買った材料で服をつくる

                                                    1ヶ月の間ヨーロッパ旅行することになり、洗い替えに沢山服を持っていくの、荷物多いな……と思っていた。 でも、長いこと滞在するなら、現地で材料を調達してその場で1着ぐらい作ればいいのでは?と思い直し、旅行中に服を作ることにした。 入らない荷物 2月から3月にかけて、1ヶ月ヨーロッパ旅行をした。 そんな長い間海外に行くのは初めてなので、かなり浮かれながら持っていく荷物を準備していたのだが、全然入り切らないのだ。以前記事にも書いたが、妖怪の化けわらじを連れていくことにしたため、スーツケースは化けわらじがパンパンに入っている状態である。 無理やり詰めたら化けわらじだけは入った。私物を入れる余裕は一切なし 1ヶ月の旅行なのに機内持ち込みのリュックに入る荷物しか持っていけない危機的状況である。でも、正直生きる上で必要なものって、現地でも手に入るのでは?材料が手に入れば作ってもいいし。 ……そうだ!現地

                                                      旅先で、現地で買った材料で服をつくる
                                                    • 南船橋の冷凍団地を観光する

                                                      1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺 > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 「じゃない方」の道を行く JR京葉線の南船橋駅。 ここはショッピングモールららぽーとの最寄り駅ということで、週末になると全員といっていいほどの人がそちらに向かって歩いていく。 そんな流れを横目に、そっちじゃない方の道に進むと、 お手本のような「じゃない方」 「冷凍団地」と書かれた道路標識があらわれる。 英語表記 Reito Town なんだ 漂流教室みたいな名前と、誰もいない道のさきに現れるということで異世界感もあるこの団地。 いったいどんな場所なのだろうか。 地産地消のスケート場 標識が案内する方にすこし歩くと、まず目に入ってくるのは「興和冷蔵

                                                        南船橋の冷凍団地を観光する
                                                      • 1月のドイツは路上クリスマスツリー祭り

                                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのポータブル1本ピクルス缶詰が便利でおいしい > 個人サイト words and pictures 私の住むドイツではクリスマスシーズンになると、本物のモミの木をクリスマスツリーとして飾る文化がある。 何年か前の夫の実家のクリスマスツリー。下に紙を敷いているのは、葉がバラバラ落ちるから。 それまでは組み立て式のプラスチックのツリーしか知らなかったので、ツリーは毎年本物を買うものだと知って、衝撃を受けた覚えがある。 しかも、当時夫の両親は木にロウソク立てを挿して火を灯す派だったので、大火事になるんじゃないかと気が気でなかった。 私と夫はクリスマスに対してドライなのでツリーは飾らないのだが、このクリスマスツリー文化、実はクリスマスが終わってからが面白い

                                                          1月のドイツは路上クリスマスツリー祭り
                                                        • ただ目の描いてあるエコバッグを買っただけでひとりじゃなくなったはなし

                                                          東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:トリュフオイルをさがす時間をありがとう ~紀ノ国屋 トリュフオイル仕立 海苔佃煮おにぎり > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes エコバッグは店で買う物ではないと思っていた と、目のエコバッグの前に、エコバッグというものそのものについていったん語らせてもらってもいいでしょうか。 そもそも私はエコバッグというものは新品をちゃんと買って得るものではないと思っていた。 生きてるだけで増えないですか? エコバッグって。 ノベルティとしてもらったり、紙袋代わりにしれっとやってきたり、ありがたくも友達がくれたりする。 当サイトのライター、ほりべのぞみさんデザインの品。こ

                                                            ただ目の描いてあるエコバッグを買っただけでひとりじゃなくなったはなし
                                                          • つくば・さんかく公園のとなりに地下世界への入口がある

                                                            ここが地下世界への入り口。 つくば市吾妻4丁目、さんかく公園に隣接する住宅街の片隅に、ぽっかりと口を開けてあなたを待っている。 先は行けばわかると、暗がりから語りかけてくるようだ 白く眩しい蛍光灯、スペーシーなグラフィティ、その下に覗く赤い光 時折、車が夜を切り裂くように走り去っていく。そう、ここは地下道への連絡通路だ。 ゴゴゴ…と静かな唸り声が聞こえてくる どうやら一日に何本もないバスの乗降場としての役割があるらしい。ここが地上と地下世界の唯一の接点、物語は膨らんでゆく。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLED

                                                              つくば・さんかく公園のとなりに地下世界への入口がある
                                                            • 「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害

                                                              神奈川県厚木市、小田急線本厚木駅から国道412号線を相模原方面に10kmほど行くと私が生まれ育った上荻野と呼ばれる地域に着く。 並走する脇道に入り相模川の支流、荻野川と交錯する源氏橋のそばにひっそりと碑が建っている。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:アリを振り切り、木に登れ!狩りバチのテイクアウトが大変だった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー テレビやyou

                                                                「惜しい!もうちょいで幕府」荻野の要害
                                                              • ブレーメン出身者がモトスミ・ブレーメン通りに行ったら、ブレーメン愛に感動した

                                                                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:子グマ型の日本酒「ポンエペレ」が北海道土産として最高 > 個人サイト words and pictures 元住吉のブレーメン通り商店街 神奈川県の元住吉駅には、ブレーメン通りという商店街がある。 実はつい最近までその存在を知らなかったのだが、デイリーポータルZの記事で何度か取り上げられて以来、ドイツ在住者としては結構気になる場所になっていた。 モトスミ・ブレーメン通りはりばすとさんの地元だったり、江ノ島さんが合盛りカレーを食べたり、井上さんがすき家に行ったりして記事に登場している。 しかも、ドイツ人の夫がブレーメン出身者なので、いつか彼を連れて一度は行ってみようと心に誓っていた。 しかしブレーメン通りとは言え、そもそも実際にブレーメンにゆかりがある街な

                                                                  ブレーメン出身者がモトスミ・ブレーメン通りに行ったら、ブレーメン愛に感動した
                                                                • 仙台の名刹・輪王寺にひっそりとある「植樹ウーマン コノハ像」

                                                                  身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLEDのまちだった(林雄司) 1/28 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺(高瀬雄一郎) 1/21 センター北の崖に刺さっているたくさんの棒(井上マサキ) 1/14 自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~(いまいずみひとし) 1/7 西千葉のラウンドアバウトをトレースするミニストップがかっこいい(伊藤健史) 12/24 大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板(斎藤公輔) 12/17 つくばエクスプレスに並走する道路がめちゃめちゃ波打っている

                                                                    仙台の名刹・輪王寺にひっそりとある「植樹ウーマン コノハ像」
                                                                  • ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に

                                                                    日本でメガバンクというと、「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」の3つ。それに(ゆうちょ銀行を飛ばして)5番手の「りそな銀行」を加えた、4つの大手銀行の看板が一堂に会している場所がある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:くもりどめで目をハートマークにしたかった > 個人サイト nomoonwalk ニュースでもよく見る、あの場所

                                                                      ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に
                                                                    • 円安でもラザニアでお腹いっぱい~勝手に食べ放題 海外版 イタリア・ヴェネチア編

                                                                      勝手に食べ放題 海外版 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/17 チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~チェコ・プラハ編(とりもちうずら) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/21 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~タイ・バンコク編(深森サラ) ヴェネツィア・メストレ駅前レストランへ イタリア旅行の前半にヴェネチアに行きました。 写真技術がなくてもいい風景が撮れまくる場所。それがヴェネチア。 フィレンツェへ移動

                                                                        円安でもラザニアでお腹いっぱい~勝手に食べ放題 海外版 イタリア・ヴェネチア編
                                                                      • バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理

                                                                        東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:寝てる間のカロリー消費量を調べる ~研究所にご一泊~(デジタルリマスター) > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes バーミヤンは自由が丘の北口に 自由が丘駅で降りると、メープル通りや自由通りに出る正面口、もしくはマリクレールストリートや九品仏緑道が楽しめる南口の改札からまちへ出ることが多いんじゃないか。 北口は高架下へ出る小さな出口で、駅構内でもちょっとひっそり分かりづらい。ただ、出てしまうと居酒屋や中華、天ぷらの名店がある。 でかいヤマダ電機(LABI LIFE SELECT 自由が丘)へ行くのにも便利な出口となっておりますので覚えておいて損はないと思う。

                                                                          バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理
                                                                        • 寒中水浴は楽しい

                                                                          1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:キャベツジュースはタイヤの香り 〜ドイツの野菜ジュース飲み比べ > 個人サイト words and pictures サウナの代わりに始めた寒中水浴 私はサウナが好きだ。スロバキア出身の友人バシカは1年ほど一緒に暮らした元ルームメイトなのだが、彼女も大のサウナ好きでよく一緒にサウナに行く。貴重なサウナ仲間である。 ロックダウンが始まる直前に、夫とバシカと3人で湖の辺りにあるサウナに行った。 3人用の小さなサウナ小屋が一つあり、サウナを出て直接湖に入ることができるという、ベルリン市内ではなかなか無いタイプのサウナだった。 カンカンに熱いサウナを出て、火照った体でひんやりした湖に入るのは開放的で最高だった。 だがロックダウンが始まればサウナを含む多くの施設の

                                                                            寒中水浴は楽しい
                                                                          • オーストラリアの魔法の粉?チキンソルトを食べてみる

                                                                            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ブレーメン出身者がモトスミ・ブレーメン通りに行ったら、ブレーメン愛に感動した > 個人サイト words and pictures 知られざるオーストラリア名物、チキンソルト 世界のご当地グルメや、ちょっとマイナーな名物の話が好きだ。なので新しい人に会うたびにおすすめを聞くようにしているのだが、数年前にオーストラリア人と名物について話す機会があった。 オーストラリアには行ったことはないが、ベジマイトというしょっぱくて不思議な発酵食品が有名であることはなんとなく知っていた。 ベジマイトといえば、2011年にライターの松本さんがベジマイトで和食を作っていた。ベジ納豆にベジ焼き鳥にベジ味噌汁。オーストラリア人が見たらひっくり返りそうだ。​​​​​ ベジマイト以

                                                                              オーストラリアの魔法の粉?チキンソルトを食べてみる
                                                                            • 街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える

                                                                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:盆踊り愛好家「盆オドラー」の暑い夏 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 探して楽しい街区表示板 住所が書かれている細長いプレート、それが「街区表示板」。 典型的な街区表示板。街に溶け込みすぎているこの様式美 その辺を歩くだけで嫌というほど目にするため、散歩趣味の人にとっては超顔なじみの存在だ。でも一口に街区表示板と言っても、色や素材、サイズや設置場所などが多岐にわたっている。だから見ていて飽きないし、どんどん探し歩きたくなってくる。たとえば…… 標識のように独立して立っているやつや、 お腹を空かせた大食漢が囓っていったのか? と思うようなもの、 もはやどういう経緯で生ま

                                                                                街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える
                                                                              • 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ

                                                                                父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:電柱の帯がどうしても腹巻きに見える トーナメント表みたいな形をした小便器。それは大阪と京都の中間に位置する京阪香里園駅の男子便所にある。 むきだしの配管 小便器の上にトーナメント表にしか見えない配管が繋がっている。おしっこの優劣を競う世界大会があったとしたら、会場にはこのような装置が並べられるに違いない。 いっさいの無駄を排したその姿は、機能美を追求した工業デザイナーのディーター・ラムスを彷彿とさせる。 研磨剤で磨いたかのような鏡面仕上げ ディーター・ラムスはドイツ生まれ。ドイツで「おしっこトーナメント」を翻訳ソフトにかけてみると「Piss-Turnier」と表示された。音声再生ボタンを押すと、やわからい女性の人工音声で「ピストニア

                                                                                  大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ
                                                                                • 年越し!ザ・ワールド

                                                                                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:泣きたくなったらビデオを消せばいい 〜リモートでクビになった話 > 個人サイト words and pictures からし入りドーナツを食べるベルリナー ベルリンの大晦日の主役は、何と言っても花火や爆竹だ。ネットで「ベルリンの大晦日」と検索すると、個人が打ち上げるロケット花火や爆竹で、街が戦場と化す恐ろしさが語られている(実際に恐ろしい)。 だが、今回はベルリンのもう一つの大晦日名物である「ファンクーヘン」に注目したいと思う。 ファンクーヘンとは穴の空いていないドーナツであり、中にはジャムやクリームなどが入っている。ベルリンでは年越しドーナツとして大晦日に食べる風習がある。ベルリン出身の友人であるフレッドに話を聞いた。 ほりべ「ベルリン民にとって、大晦

                                                                                    年越し!ザ・ワールド