並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

201 - 240 件 / 584件

新着順 人気順

やまもといちろうの検索結果201 - 240 件 / 584件

  • 大紛糾『パルワールド』の生成AIパクリ問題がいきなり日本本土上陸の難|山本一郎(やまもといちろう)

    ※ この記事は、私の有料メルマガ『人間迷路』に収録予定の記事です。すでにご購入いただいている方には同じ記事が配信されますので、お布施の意図でもない限り間違ってご購入されないようご留意ください。 画像は、AIが考えた『村おこしのため人気のあるキャラクターを生成AI使って構築して上手いことやろうと思ったら、思った以上に火が噴いてあたりが完全に焼け落ちてしまって呆然とする村長』です。 Steamで数日で500万ダウンロードを達成して急成長しているぞ的な取り上げられ方をしている『パルワールド』ですが、ゲーム屋界隈では特に知財やマーケを中心に大激震となっておりまして、非常に多難な状態になりつつあります。 「ここまで売ったからには、うまい具合に版権元さん(ポケモン社)もカバーして買い取りなりロイヤリティを取って公式化なりしてくれるんじゃないか」という声もある一方で「他のゲームからも『インスパイア()』

      大紛糾『パルワールド』の生成AIパクリ問題がいきなり日本本土上陸の難|山本一郎(やまもといちろう)
    • 習近平有能説とマルクス回帰、それとプーチン連携の真相 : やまもといちろう 公式ブログ

      峯村健司さんが、結構ピンズドな議論をしていて、昨今一層顕著に見える清貧的な習近平さんの思想の根幹がロシアの作家・チェルヌイシェフスキーの著作にあるのではないかという話で、言われてみればそうだな、と。 【プーチンと習近平】世界でもっとも危険なふたり 習近平が“籠絡”されたプーチンからのプレゼント|NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20220706_1768841.html チェルヌイシェフスキーは極東とも縁が深く、まあ要するにやらかして政治犯として長年シベリア送りになっておったわけですが、何を言ったかといえばマルクス社会主義国家建設にあたって、資本家の清貧的活動であったり、『農村共同体論』という、ある種の計画経済・マルクス経済学の政策実践のひな型のような著作を持ち、またユートピア社会主義を体現したような人物でもあります。 な

        習近平有能説とマルクス回帰、それとプーチン連携の真相 : やまもといちろう 公式ブログ
      • アメリカの教育データ利活用の現状に関する報告書と課題について|山本一郎(やまもといちろう)

        NII(情報・システム研究機構 国立情報学研究所)とKDDI総研が、アメリカの教育データに関する報告書を出していたので見物していました。 なかなか良くできているのでぜひご一読いただきたいのですが、一方で、データ標準化までの教育分野での政策議論についてはフォローアップされておらず、アメリカではこんなにデータ利活用が進んでますよ凄いですねという資料にしかなっていないので、いくつか論点を付記しないといけないのかなあとも思います。 脚注でも一部書かれていますが共和党のブッシュ(倅) 政権時代の教育政策の目玉である「どの子も置き去りにしない法(No Child Left Behind Act of 2002:NCLB)」(2002年)の改定をするはずだったオバマ大統領が、どういうわけかNCLB法の賛同者であったダンカンさんを教育長官にしてしまい、より野心的で競争を促す「頂点への競争(Race to

          アメリカの教育データ利活用の現状に関する報告書と課題について|山本一郎(やまもといちろう)
        • 小池百合子さんの過労→緊急入院を、生田よしかつさんが煽った件で : やまもといちろう 公式ブログ

          俺たちの東京都知事・小池百合子さんが過労で入院してしまわれました。 どこの病院か知りませんが、入院先の病院の岩戸の前でみんなで宴会して吉田沙保里さんが躍らないと出てきてくれそうにありません。ただでさえコロナ対応(の行き詰まり)や東京オリンピック開催(の行き詰まり)に都議会選挙で必敗と目される小池私党・都民ファースト(の行き詰まり)などもあって、さしもの歴戦の女帝・小池百合子さんといえどもご苦労が重なったのでしょう。 ご体調が心配でなりません。まずはゆっくり休んでいただいて、また元気に復活して「7つのゼロ」とかいう大罪のような公約に向けて邁進していただければと願っています。 そんななか、中央区民として小池百合子さんを心から愛する生田よしかつさんが凄いボールを投げて物議を醸していました。 どこまで狡猾なんだよサイコパス。この入院が同情をかって陰ながら都民ファの応援? もしそこまで考えてたら根っ

            小池百合子さんの過労→緊急入院を、生田よしかつさんが煽った件で : やまもといちろう 公式ブログ
          • 【書評】お盆終わりに読みたい『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著) : やまもといちろう 公式ブログ

            アフガニスタンからアメリカが撤退し、民主主義とはなんであるかが強く問われる事態となっているわけですが、日本を取り巻く環境もまた一変して、米中対立から台湾海峡有事で日本が再び冷戦の最前線に立たされる恐れが出てきている昨今であります。 世界の政治と対立の歴史というダイナミズムについて、とりわけ近代世界史を知り、その中の日本とは何だったのかを思い致すのに最適なテキストが本書『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著)であります。 読め。 【Amazon】はこちら→ 日本人のための第一次世界大戦史 (角川ソフィア文庫) 舞台装置として、いまでも喧伝される世界経済の大いなる結びつきと、進展するブロック経済、発展する鉄道や海軍力など輸送手段の拡大、メディアの役割、モザイクのような国家ごとが目指すむき出しの国益の姿… さまざまなものが、第一次世界大戦の話のはずなのに相似形として現代日本の迷える姿に

              【書評】お盆終わりに読みたい『日本人のための第一次世界大戦史』(板谷敏彦・著) : やまもといちろう 公式ブログ
            • 「韓国」というカントリーリスク|山本一郎(やまもといちろう)

              で、例の韓国との政治紛争の果てに日本による「ホワイトリスト国除外」が騒ぎになりましたが、その後も順調に日韓間の経済面での交流は冷え込んできて、実にややこしい展開になってきてはいます。 私の身の回りでも、いままで特に問題の無かった取引が韓国企業の「スポンサー」から日本との取引に難色を示す発言が出て事業自体が突然クローズ宣告をされたり、経営難だというので払われなければ納品しない方針に変えたところ「スポットとはいえ信頼ベースの取引のはずだ、いきなり納品しないとは酷いから訴える」という素敵なレターを頂戴したりしました。好きにしろよ。 まあ、これらのビジネスは大した金額でもないのでどうでもいいんですが、一番困るのは半導体製造装置や自動車部品、大容量電池などの貿易を担う各社じゃないかと思います。やはり、横並びで話を聴いていると、経済失調だけでなく対日感情の悪化で不要不急のトラブル対処が発生し、取引の一

                「韓国」というカントリーリスク|山本一郎(やまもといちろう)
              • 【ヤフーニュースはぶっ潰し担当者を全員首にしろ】【あほだろこいつ】小川たまか、各方面からボロカスにダメ出しされてて当然

                まあ、今までの性犯罪被害者のインタビューは 1 完全な嘘で創作 2 虚言壁の女の虚言 3 勝手に人の話を捻じ曲げて性犯罪に仕立て上げていた のどれか以外ない。これが日本のフェミニストです。フェミニストはウソしか言わない。間違っても政治の場やマスコミや大学にいてはいけない連中なわけです。 しかしまあ、男に身も心も売り渡して寄りかかってエキスパートですか。AV女優よりもゲスすぎるのではないでしょうか。どんだけ男に甘やかされて依存して生きているのか。これで性被害とか言われても困るんですよね。 まあこんな頭のおかしい態度はフェミニストに共通しているので、フェミニストが万国共通に虚言癖の異常な馬鹿であり、一切聞く耳を持つ必要がないことが証明されましたね。 白人の夫を持ちながら白人批判するAOCとかと同じインチキな馬鹿しかいない。上野千鶴子からして頭のおかしい馬鹿じゃないですか。 あと堀口英利と同じ文

                  【ヤフーニュースはぶっ潰し担当者を全員首にしろ】【あほだろこいつ】小川たまか、各方面からボロカスにダメ出しされてて当然
                • ロシアによるウクライナ侵攻が図らずも炙り出した「外れる占い師」と「実はヤバかった有識者」 : やまもといちろう 公式ブログ

                  鈴木宗男さんや佐藤優さんがどうもアカンかったようだというのは以前から薄々なんとなく分かっていたものの、本人はまあ国会議員だし、あるいはロシア専門家でもあるし、インテリジェンスの世界では実績もあり著名とされている人たちだったわけですけれども、今回はこの体たらくでした。 佐藤優「『プーチンの精神状態は異常』という報道は、西側が情報戦で負けている証拠である」 相手の内在的論理がわからなければ、対抗手段もわからない #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/55331 たぶん、どこからもきちんとした情報を入手できておらず、誰にも頼られず、ちょっと宙に浮いてしまっているのではないかなと思いますが、これでインテリジェンスや諜報を語られてしまうと日露のオペレーターたちも苦笑するしかないのではないかと感じます。それ以上のことは良く分かりませんが。 また、鈴木

                    ロシアによるウクライナ侵攻が図らずも炙り出した「外れる占い師」と「実はヤバかった有識者」 : やまもといちろう 公式ブログ
                  • トヨタの未来都市プロジェクト満了に関するガセネタについて(訂正あり) : やまもといちろう 公式ブログ

                    イード社が展開する媒体レスポンスで、ちょっと信じられないガセネタが流れてきていて騒然としていたのですが、こりゃいったいどういうことなんでしょう。 カタカナが多くて無理? トヨタウーブン・シティ地元、裾野市の未来構想が終了 https://response.jp/article/2022/09/07/361521.html は?? カタカナが多くて無理…?? しかも、一時期はヤフーニュースにも掲載されていたようで、騙されてそのまま見解を述べている有識者まで出てきていました。ちょっとびっくりです。 「わりとストレートな表現」じゃねえよ。 わりとストレートな表現で書かれている。 「スマートシティの実現」を目的にICT技術の実証を進めることは、先進的である反面、市民生活に直接わかりやすい形で伝えることが難しい専門的なカタカナ用語が多く、市民生活に寄り添った取り組みでないことが指摘される場面がありま

                      トヨタの未来都市プロジェクト満了に関するガセネタについて(訂正あり) : やまもといちろう 公式ブログ
                    • フェミニストが静かなラグビーワールドカップ界隈|山本一郎(やまもといちろう)

                      私の観測範囲が狭くて偏っているからかもしれませんが、見る限り、私がモノを考えるに際し参考にしたり、この人は面白いなと思っているフェミニストの人たちは、今回のラグビーワールドカップでの話題を取り上げていないように思います。 もしも「これぞフェミが捉えたラグビーW杯」というコメントやツイートがあったら是非ご教示ください、見物に行きます。 逆に、日本チームが素晴らしい活躍をしているからというのもありますが、その奮闘と戦績を讃え、文字通り絶賛が渦巻く中でまったくと言っていいほど批判的な言論が見られないうちに大会が大盛会のうちに終わってしまいそうです。 もちろん、ラグビー選手も人の子ですから、何のスキャンダルもないというわけではなさそうですが、普段なら男性社会が優位とか、男女平等同権であるはずという話が鳴りを潜めているのは何なんでしょう。みんな盛り上がっているところに私的な価値観を押し付けて水を差す

                        フェミニストが静かなラグビーワールドカップ界隈|山本一郎(やまもといちろう)
                      • ジャニーズ問題は「芸能事務所のスキャンダル」ではなく「性犯罪組織の摘発過程なんだよ」という理解が不足してる(お詫びと修正あり)|山本一郎(やまもといちろう)

                        ジャニーズ問題は「芸能事務所のスキャンダル」ではなく「性犯罪組織の摘発過程なんだよ」という理解が不足してる(お詫びと修正あり) 私は、ネスレのガバナンスとコンプライアンス規定の観点から、キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に起用しなかった。私からすると、今回のジャニーズ問題はBIGモーター社と損保ジャパンの癒着問題と重なって見える。 今更、ジャニーズ事務所のタレントと契約しないという大手クライアントこそ、この手の問題を知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ。 それ以上に、日本のメディアはクライアントの不祥事や人気芸能事務所の問題に蓋をして、事が起こってから白々しく報じる体質だと理解しておくべきだ。 これは、単純にメディアとジャニーズ事務所の性犯罪における相互隠蔽や共謀関係にあったのではないか、という合理的な推測を行って、各事業者はジャニーズタレントを

                          ジャニーズ問題は「芸能事務所のスキャンダル」ではなく「性犯罪組織の摘発過程なんだよ」という理解が不足してる(お詫びと修正あり)|山本一郎(やまもといちろう)
                        • 伊藤忠岡藤正広さんが「ロシア産原油は大事」と正直に言って叩かれている件で|山本一郎(やまもといちろう)

                          結論から言うと、岡藤さんの言ってることは正しいです。 なぜかJSFさんが引用したロシア側プロパガンダ報道機関スプートニクを持ってきて批判してましたが、元はフィナンシャルタイムズのインタビュー記事です。 日本がロシア産燃料抜きに生き残ることは不可能=伊藤忠会長:スプートニク https://t.co/GJ6Y37NACH 日本のエネルギーのロシア依存度は高くなかった筈だが。伊藤忠が欧米から制裁を受ける可能性が出て来ましたね。 — JSF (@rockfish31) November 1, 2022 日本のロシア産エネルギーの依存度はパーセントとしてみると高くはないのは事実ですが、現況の円安下での貿易収支を考えるとこれ以上割高な資源調達に国富を浪費したくないのも間違いありませんので、岡藤さんの言ってることは資源貿易をやってる側からすれば共通認識です。というか、仮に4%のシェアしかないから要らん

                            伊藤忠岡藤正広さんが「ロシア産原油は大事」と正直に言って叩かれている件で|山本一郎(やまもといちろう)
                          • 教育データとこども家庭庁議論との間で : やまもといちろう 公式ブログ

                            足下、我が国の児童福祉政策において大変重要な「こども基本法」に関する議論が国会でもおおいに進んでいます。 私がやるべきことはこれから佳境ですが、EBPM()の観点から、これらの諸問題で子どもと教育データの利活用についての雑感を書けというので書くわけですが、まあなんというか悩みは深いわけです。 一番気にしているのは、プッシュ型の行政で手厚く児童福祉をやり、自分からなかなか声を上げることのできない、例えば経済的に困窮した家庭の子どもや、親などからの虐待を受けている疑いのある子どもに対して行政が素早く対応するために、教育データを活用しようという話になるわけですが。 必要なことだからやろう、公益だから踏み込もうという議論はもちろん賛同する一方で、学校で得られる教育データというものは、あくまで憲法で認められた子どもの権利である学習権を、よりよい形で実現するために学校が子どもとの信頼関係をもって取得す

                              教育データとこども家庭庁議論との間で : やまもといちろう 公式ブログ
                            • 改憲したい安倍政権が、野党の憲法第53条に基づく臨時国会早期召集に応じない件で : やまもといちろう 公式ブログ

                              コロナウイルスの感染拡大が進んでいる中で、これへの対策を行うための法律的な裏付けが必要だということもあって、新型インフルエンザ特措法などの改正や、経済支援の枠組みの再調整などの議論はどうしても必要だと思うんですよね。 で、昨日掲載の産経新聞にこんな記事を寄せました。 【新聞に喝!】コロナ対策、臨時国会召集は必要だ ブロガー・投資家・山本一郎 https://www.sankei.com/column/news/200809/clm2008090003-n1.html ところが、自由民主党は臨時国会の早期の召集に後ろ向きなんだそうですよ。閉会中審査でええやんけ、という話ではありますが、まあ、憲法53条にもそう明記されておりますからね。 与党、臨時国会召集を重ねて拒否 野党、首相の国会での説明要求:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/articl

                                改憲したい安倍政権が、野党の憲法第53条に基づく臨時国会早期召集に応じない件で : やまもといちろう 公式ブログ
                              • メガソーラー発電と環境汚染と政策評価|山本一郎(やまもといちろう)

                                「だから言わんこっちゃない」という話がメガソーラー発電所開発周りで続発していて、これ関連の事態収拾依頼や相談が殺到しています。 日経の記事は穏やかに書いてありますが、定点観測している関係先のソーラープロジェクトはどれもそれなりに修羅場のような状況になっていて、まあ大変です。ボク言いましたよね。 もう何度も書いていることですが、熱海市で起きてしまったメガソーラーや研修所と建設残土を含む盛り土の件は、亡くなった方まで出てしまったので大変な刑事事件になっておりますけれども類似の事例はたくさんあります。熱海市はただ単に「最初に事故ったので分かっただけ」です。 いま緊急の調査をしたいというのでご一緒している内陸某県の場合も、私ら投資家や事業者から見て問題のあるプロジェクトが長年見過ごされてきた面もあるのですが、環境事務所が怠慢だったというよりは、取り締まったり、強制的に何かを行政ができる法律が不備だ

                                  メガソーラー発電と環境汚染と政策評価|山本一郎(やまもといちろう)
                                • 君、消え給うことなかれ|山本一郎(やまもといちろう)

                                  まだ若い書き手でしょうに、なんて誠実な人なんでしょう…。 もちろん、界隈が狭いのは事実ですし、身バレを防ぐためにもボカして書いておられるとは思いますが、単なる身の上話で留まらない内容だったので、雑感のように思うことを書いてみたくなりました。 私は47歳、書き手としてのキャリアで言えば24年ほど、ネットでは高校時代からパソコン通信をやっていますので30年ぐらいやってきている、現役の書き手です。 最初に書かなければならないのは、実名である「山本一郎」で書いているのは「読者と一緒に歳をとっても良いオフィシャルの書き物」がほとんどです。文春や現代など、ウェブ連載や様々な媒体の特集記事は実名でやりますが、私の年代で活躍していた他の書き手さんがどんどん消えていって、なぜか生き残り組になりました。結果的に私の想定読者は主に、というかほとんど男性、35歳から50代後半ぐらいが8割という、媒体からは属性の分

                                    君、消え給うことなかれ|山本一郎(やまもといちろう)
                                  • コア視聴率低迷で「サンデーモーニング打ち切り」話と非コア視聴者の行方 : やまもといちろう 公式ブログ

                                    テレビ局も商売なので、いわゆる「コア視聴率」が下落すれば見た目の指標が良くても番組が打ち切りになるのは仕方がないと思うんですが、俺たちの東京スポーツが例の「張本勲の老害問題」を軸にサンデーモーニング打ち切り説を活字にしてくれました。 〝張本失言〟でTBS「サンデーモーニング打ち切り説」加速 コア視聴率低迷に追い打ち(東スポWeb) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/0037a06edcc8735fb13245e4a827fb7ac6d998a1 ありがとう、東京スポーツ。 ひとくちに「コア視聴率」と言っても、テレビ局や広告代理店がベタッと統一的な数値を出しているわけではなく、スポンサーサイドからの要望に基づいてT層(10代)とF1~F2層、M1~M2層を指すにせよ、あるトイレタリー製品大手の場合はF1既婚者層(想定)をコアにしたり、別

                                      コア視聴率低迷で「サンデーモーニング打ち切り」話と非コア視聴者の行方 : やまもといちろう 公式ブログ
                                    • 【書評】『中国の大プロパガンダ――恐るべき「大外宣」の実態』(何清漣・著、福島香織・訳)の衝撃 : やまもといちろう 公式ブログ

                                      年末年始にこちら界隈でもっとも話題になった一冊が本書で、中国のジャーナリストである何清漣さんによるルポ風味も含む渾身の取材執筆に、日本での中国事情解説の第一人者の福島香織さんの訳による怪著になっていました。 Amazonリンクはこちら『中国の大プロパガンダ――恐るべき「大外宣」の実態』 私のYouTubeチャンネルでも、簡単な概要は述べてみましたが、ちょっと数分で語り切れるものでもないよなあという充実した内容なのが本書です。 山本一郎(やまもといちろう)YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCYngjP_3hOC-yu2A077rKbQ <書評>中国の対外プロパガンダの手法・実態が克明にわかるおすすめ本! 『中国の大プロパガンダー恐るべき「大外宣」の実態』何清漣著・福島香織訳 https://youtu.be/7xbSVvg8428 一

                                        【書評】『中国の大プロパガンダ――恐るべき「大外宣」の実態』(何清漣・著、福島香織・訳)の衝撃 : やまもといちろう 公式ブログ
                                      • 『ビビッド・アーミー』CTW社が高裁で「中傷サイトは山本一郎のもの」と誤爆した詐欺アプリ裁判で私ら全面勝訴の巻 : やまもといちろう 公式ブログ

                                        皆さんからすると一生に一度あるかないかの経験であろう個人にまつわる賠償の裁判ですが、私自身からしますと比較的経験しているほうでありまして、件数が多いこともあっていまや「山本さん割引」なるものまで存在してしまう昨今です。裁判沙汰になったところで弁護士費用は経費ですから、国に納める税金が少し減るだけですしねえ。 で、『ビビッド・アーミー』CTW社が、詐欺アプリ批判をした『アップトーキョー』との裁判において地裁で完敗、その後、新たにとんでもない「控訴理由書」を引っ提げ高等裁判所に突入するも無事に門前払いとなる事件がありました。 事の次第は、その『アップトーキョー』運営者の深町卓史さんのnoteに記載されております。 CTW株式会社に名誉毀損で訴えられ弁護士に依頼せず本人訴訟で挑み勝訴した話【高裁編】|アップトーキョー #note  https://note.com/apptokyo/n/n01f

                                          『ビビッド・アーミー』CTW社が高裁で「中傷サイトは山本一郎のもの」と誤爆した詐欺アプリ裁判で私ら全面勝訴の巻 : やまもといちろう 公式ブログ
                                        • 「伝えたい人がいるなら、嘘を書いていいいのか」という話|山本一郎(やまもといちろう)

                                          先日、立て続けに某地方国立大学でゼミ生さんや医学部生の皆さん相手にデータと社会問題について話をしてきました。といっても、私が何かを教えるというよりは、彼らが日常(授業やゼミ、研究など)にて困っているデータの扱い方についてアドバイスをする、という内容だったわけですが、そこでドクターを目指す紳士淑女との宴会の席で以下記事が話題になっておりました。 佐藤尚之さんは決して誰かを騙す人ではないし、何か悪気があって記事を書いたわけではないのです。本人に直接訊いたわけではないけれど、最初に佐藤さんの記事を読んで文字通り「ああ、警鐘を鳴らしているのだな」と読み取った私としては、佐藤さんに本当に誰かを不安がらせようとか、間違った情報で他人を動かそうなんて考えは微塵もないであろうということは、読み手のリテラシーとして良く分かる。 むしろ、佐藤さんは優れた書き手なのであって、動かない人、危機感のない人の背中を押

                                            「伝えたい人がいるなら、嘘を書いていいいのか」という話|山本一郎(やまもといちろう)
                                          • 月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました|山本一郎(やまもといちろう)

                                            公明党支持に至る経緯 国重徹さんという公明党の議員さんがおられまして(大阪5区)、ちゃんとお会いしたことは無いんですが、妹さんが若くして急死、ご尊父もがん闘病中に司法試験合格、その後刑事事件の弁護で名を馳せ、現在は議員として活躍というヤバい先生なんですよ。ヤバイ。まともすぎてヤバイ。 東京に生まれ育ち、住んだ選挙区ではどちらかというと動物園の人気投票になりがちな私からしますと、こんなちゃんとした候補者を政治家として選べる大阪5区民は羨ましいなって思うんですよね。 そんな国重さんの人柄を思わせる素敵なYoutubeの再生回数が330回とか世の中おかしいよと感じます。お前らもっと観ろ。 本記事は、ワイ(山本一郎)がなぜか公明新聞に呼ばれてお話したり、誌面に論考を月刊公明に寄せたよって告知です。が、プロテスタント(なんちゃってキリスト教徒)である山本が何で公明党や創価学会に心を寄せてるのって話を

                                              月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました|山本一郎(やまもといちろう)
                                            • 本当に15歳とやってしまうロリコンを牢屋にぶち込む立法趣旨ど真ん中の記事が弁護士ドットコムに掲載され物議を醸す|山本一郎(やまもといちろう)

                                              俺たちの弁護士ドットコムが、新鮮な素材で正面からもやしに来たと聞いて閲覧しにいきましたが、さっそく某所で黒煙が上がっております。 記事が消えると国民の資産が失われかねないので魚拓を置いておきます。pdfでも保存しておきました。ありがとうございました。 何だかよく分からない趣旨でも子どもとセックスしたらど真ん中で牢獄にぶち込めてしまう割と雑な刑法改正が通ってしまい、これはこれで大変な論争となった案件でしたが、このような記事が出てしまうと伊藤和子先生の問題意識や取り組みもひょっとして非常に正しかったのではないかという気持ちになってしまいますから、世の中は不思議なものです。 いわずもがなですが、敢えて申し上げるならば先般の法制審議会の刑事法(性犯罪関係)部会において、金杉美和師匠から「むなしさを感じざるを得ません」とか宮田桂子師匠から「15歳で世の中に出た男の子が、女性とそういう(セックス)行為

                                                本当に15歳とやってしまうロリコンを牢屋にぶち込む立法趣旨ど真ん中の記事が弁護士ドットコムに掲載され物議を醸す|山本一郎(やまもといちろう)
                                              • 中国が日本企業にしてきたヒドい商売のやり方について、心を落ち着けながら整理したいと思います。【TikTokがトランプ政権を訴えるそうですけど】

                                                TikTok単体としてはかわいそうですが、中国共産党として文句を言う資格はあるんですかね? やまもといちろう公式メルマガ「人間迷路」(新規購読者受付中!) https://yakan-hiko.com/kirik.html やまもといちろう主宰経営情報グループ「漆黒と灯火」(次期募集は未定です) https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto.html やまもといちろうオフィシャルブログ https://lineblog.me/yamamotoichiro/ やまもといちろうYahoo!個人記事一覧 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/ やまもといちろう文春オンライン記事一覧 https://bunshun.jp/search/author/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%20%E4%

                                                  中国が日本企業にしてきたヒドい商売のやり方について、心を落ち着けながら整理したいと思います。【TikTokがトランプ政権を訴えるそうですけど】
                                                • 最高品質のルポ、トランプだけでないアメリカ。『グローバル資本主義VSアメリカ人』という傑作 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                  出張の移動時間の友として携行した本書、読み終えたもののどうしても再読したくなって二度読み、三度読みしてしまうぐらいに興味深い内容でありました。いわゆる「病める大国・アメリカ論」に類される内容でありつつ、テーマとして辺境の厳しい環境で歯を喰いしばって生活をする地元のアメリカ人やメキシコ人たちの苦境と葛藤。あるいは、豊かな地域に生まれ育ちながら、精神的に行き詰まり、自問自答しながら命を繋いでいく人々の記録と記憶が詰まっているのが本書『グローバル資本主義VSアメリカ人』(篠原匡・著)であります。 『グローバル資本主義VSアメリカ人』Amazonリンクはこちら 序章から、筆者のアメリカ大統領選に対する読み違えの懺悔があり、実は現実のアメリカ人が何を考えているのかを知りつつメディアが有利とするヒラリー・クリントンさんの勝利を疑わなかった経験を踏まえ、本書は始まります。冒頭に元吉烈さんの手によるものと

                                                    最高品質のルポ、トランプだけでないアメリカ。『グローバル資本主義VSアメリカ人』という傑作 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                  • 上野千鶴子、思想爆弾として中国韓国で炸裂後、既婚報道で二次被害 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                    上野千鶴子のフェミニズム思想を愛する中国人女性 東京大学方面では暗黙の了解とも言われていた上野千鶴子先生のご結婚問題が改めて蒸し返され、しかもガッツリ活字になったことで波紋が広がっています。 というのも、国立大学系でこの手の教員のコンプライアンスをやっている人たちからすれば、むしろ上野千鶴子先生の男性に対する情愛についてはつとに知られているところでもあり、また、であるがゆえに上野千鶴子先生の思想の破壊力やその表現における作家性、さらに弟子筋も含めたウエニズム的人脈のアレさ具合や、メディア受けするフェミニズムとの矛盾、齟齬もあって各所で話題になっているようで良かったです。 “おひとりさまの教祖”上野千鶴子(74)が入籍していた #週刊文春 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b5260 個人的には、上野先生ほどの人なのだから、第三者がご結婚の経緯につ

                                                      上野千鶴子、思想爆弾として中国韓国で炸裂後、既婚報道で二次被害 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                    • NHKクローズアップ現代さんが、クソ空き家リノベ投資という対人地雷を無知な視聴者に仕込んでいた件について

                                                      どうしてもやりたいという場合は、余剰の資産の範囲内でやられるのを強くオススメします。 やまもといちろう公式メルマガ「人間迷路」(新規購読者受付中!) https://yakan-hiko.com/kirik.html やまもといちろう主宰経営情報グループ「漆黒と灯火」(次期募集は未定です) https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto/ やまもといちろうオフィシャルブログ https://lineblog.me/yamamotoichiro/ やまもといちろうYahoo!個人記事一覧 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/ やまもといちろう文春オンライン記事一覧 https://bunshun.jp/search/author/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%20%E4%B8%80%E

                                                        NHKクローズアップ現代さんが、クソ空き家リノベ投資という対人地雷を無知な視聴者に仕込んでいた件について
                                                      • 野党支持者の誤爆と2021衆院選の政策論戦が盛り上がらない理由 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                        フェミニストが立憲民主党のホープ・小川淳也さん(香川1区)の背中に全弾命中させているツイートがあるというので見物に行きました。こちらです。 「妻です」タスキがぞっとするのは、主体の小川淳也、付属として名無しの「妻」と「娘」が、まるっきり男性中心社会の父権主義、家父長制そのままの図だから。 なんのつもりだ。 https://t.co/2AzZIecRbY — 宮越里子 (@osonodoyo) October 24, 2021 こんなの出馬した小川さんが夫なのだから、応援している肉親関係の表現として「妻です」「娘です」ってのは何も問題ないと思いますし、奥さんが出馬したら小川淳也さんが「夫です」とタスキをかけるだけの話でしょうから、フェミはどこに誤爆してんだと思うわけですよ。 そんなわけで、今回も「みんなの介護」と「WiLL」で、2021衆院選における社会保障とエネルギー政策の論点について論じ

                                                          野党支持者の誤爆と2021衆院選の政策論戦が盛り上がらない理由 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                        • 「縮む地方」の備忘録、医師需給と社会保障改革の流れを踏まえて|山本一郎(やまもといちろう)

                                                          0時を過ぎて決着がつかなかったので調査会らしきものがお開きになって帰ってきたので問題整理がてら備忘録として書く、これからビールを飲み始めるので散文ご容赦。 下敷きの議論は財政審です。 https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/04.pdf 一つひとつのイシューについて言えば政策的には綱引きであり、利害関係者同士が一本のロープを引っ張って白組頑張れ紅組勝て勝て言ってればそれで終わるわけですが、社会保障の観点からしますと「もうもたない」ので、どうトリアージして、何を残して何を切りますかというモードになってきたのは致し方のないことです。 ついに駄目になったのは「もうこれ以上、現役世代に社会保険料を担わせることはできない」が「社

                                                            「縮む地方」の備忘録、医師需給と社会保障改革の流れを踏まえて|山本一郎(やまもといちろう)
                                                          • サイバー攻撃が自動化され、人工知能まで搭載されるようになったので大変な話 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                            世間ではゴールデンウィークだというのに、私はと言えば家族を置いて実態調査に駆り出されて面倒くさい地域でごそごそやっておりました。 メインテーマはややこしい国からのサイバー攻撃対応でアメリカ、NATOと日本、オーストラリア、カナダなども足並みを揃えようという話なのですが、一番出遅れているのは日本だぞということで、大変ありがたい叱咤激励なども頂戴しつつ、これほんとどうするんだろうなあとぼんやり思っているところでございます。 タリン文書も出てきましたので、いくつか公にするべき論点についても整理していきたいと思っています。 Automated/Autonomous Incident Response https://ccdcoe.org/uploads/2022/05/Automated-Autonomous-Davide-Giovannelli.pdf 重要な論点としては「6. Artifici

                                                              サイバー攻撃が自動化され、人工知能まで搭載されるようになったので大変な話 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                            • 誰が成毛眞さん(@スルガ銀行)に社外取締役を頼むんだ?という話|山本一郎(やまもといちろう)

                                                              個人的に成毛眞さんの言説は好きで、各所で老害批判に晒されながらも本好き特有の匂いを感じさせる直言をされるので、こういう人がいることが大事だと思いながら拝読しておるわけです。 また、拙宅山本家が大好きな国立科学博物館のパトロンとしても知られ、入口に掲示されている「成毛眞」と書かれたスポンサーパネルを子どもに示しながら「この人が中村正三郎さんの愛したみかん星人だよ」と忘れてはならない歴史を子どもたちに教え込むのであります。 で、Facebookで成毛眞さんが社外取締役や公益団体の理事職の就任依頼を断っているんだ的な話をされていました。野良でも読めるので興味のある人はご覧いただければと思うわけですが、まあなかなか悩ましい事案なのですよ。 確かに成毛眞さんはとてもユニークで面白い着眼点のビジネスマンではあるけれども、本来の意味でビジネスの一線から成毛眞さんが消えた理由は、私はやっぱり18年務められ

                                                                誰が成毛眞さん(@スルガ銀行)に社外取締役を頼むんだ?という話|山本一郎(やまもといちろう)
                                                              • 大月隆寛さんの解雇は完全に常軌を逸している|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                私も過去に大月さんとはいろいろあったけど、本件で大月さんの身に振りかかっていることは非常に不当で、大月さんが地位保全の申立などされるのであれば協力のひとつもしないと気が収まらない。 そもそもの一因は海外からの留学生を巡るネタと伝え聞いているので、今回の話がもはや移民ブローカーさんたちの商品の受け皿になってしまっている地方私立大学のあり方も含めた、我が国の高等教育全体の問題としてきちんとテーマ化され直して、良きところに落ち着くことを心から祈ります。

                                                                  大月隆寛さんの解雇は完全に常軌を逸している|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                • コロナ対策が導く「日本型の非効率な働き方」終焉に寄せて『雇用改革のファンファーレ』(倉重公太朗・著) : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                  コロナ対策で自粛要請が鳴り響く中、人通りが消えた大通りに面した店やオフィスで働いている人たちの気配も途絶えて大変なことになっております。 休業補償だ、いや持続的給付金だという財政出動の話もありつつも、これから出てくるものは大失業時代の幕開けであることは間違いありません。それも、短期的に数十万人、百万人以上が新規の失業者として出てくるだけでなく、日本の雇用制度そのものもかなり揺らいでくるのではないかと思っています。 労働関係の本はたくさん読んできたけれど、再読して膝打ちしたのは『雇用改革のファンファーレ 「働き方改革」、その先へ』であります。執筆は企業労働法の専門家で、我が国の雇用慣行の問題を間近で見続けてきた弁護士・倉重公太朗先生です。 Amazonリンクはこちら『雇用改革のファンファーレ』(倉重公太朗・著) 本書でもテーマとして貫徹しているのは「対話の重要さ」と「パッチワークではない、日

                                                                    コロナ対策が導く「日本型の非効率な働き方」終焉に寄せて『雇用改革のファンファーレ』(倉重公太朗・著) : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                  • 怪死したウラジミール氏と北朝鮮 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                    ウラジミール(Vladimir)氏の不審な死から4年が経ち、彼の遺したデータがあちこちから発掘されて、どうも彼は単なる病死(一時期は心筋梗塞とも動脈瘤破裂とも言われた)ではなく、何らかの問題に巻き込まれたものではないかという疑いが強くなってきました。 一部の証憑類は彼が活動の中で発掘した[削除]内容をもウラジミール氏は突き止めていた可能性があり、話半分としてもなかなかのものであります。願わくば、政治家氏やS氏が御存命のうちにオーラルヒストリーでも残しておいていただければと思うところですが、これが一定の真実を踏まえているものだとすると[削除]。 彼の遺したデータすべてを見ているわけではありませんが、何か目的を見据えて一直線に調べていったものというよりは、極端に高い彼の情報処理能力を持て余して手あたり次第に興味を持ったものを掘り続けている雰囲気であり、その結果として、彼がたまたま知り得たことが

                                                                      怪死したウラジミール氏と北朝鮮 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                    • 「ファミマがローン、購買履歴で与信」←適法か?これ|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                      全然駄目なニュースが流れてきて、一定方面でこれ駄目だよねって結論になってるんですが、どうもファミリーマート方面では「大丈夫なのだ」との流れで金融庁と話し合いをしているというネタまで流れてきて大丈夫なのかなあと。 もちろん、昨今のファミマの躍進は素晴らしいと思いますし、タイマーズのデイドリームビリーバーを流さなくなったセブンイレブンには肩入れする文化的理由もなくなったので立場的に私はニュートラルなのですが。 まず、いわずもがなの点で言えば、コンビニエンスストアで収集できる購買履歴については、基本的にゴミ情報であるという点です。みんな大好きカルチャーコンビニエンスクラブが運用してきたTポイントも発想は良かったのかもしれませんが典型的なガベージイン・ガベージアウトであって、当時統合時点であれだけ騒がれたYahoo!JAPANのヤフーポイントとの野合は失敗に終わり、しまったと思ったのか、いまではY

                                                                        「ファミマがローン、購買履歴で与信」←適法か?これ|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                      • リモートワークや時差通勤は賛成しておいて、学校休校は否定する不思議な人たち : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                        安倍政権が、すべての小学校、中学校、高校に対して来週3月2日から休校とするよう求めた、という話がニュースになっていました。 全国の小中高、3月2日から臨時休校要請 首相:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56131560X20C20A2MM8000/ 中国のコロナウイルス関連のデータにおいては、9歳以下の子どもが今回のコロナウイルスに起因する新型肺炎で重症化しないという内容があります。ですが、しかし感染はするうえ、その子は重篤にならずともお家に帰って基礎疾患のあるお年寄りに伝染す可能性は否定できないので闘病している高齢者のいる拙宅山本家的には「さすがにこのまま3兄弟を学校や保育園に通わせるのは大丈夫なのかなあ」とは思っていたんですよね。 実際、職場においてはなるだけ通勤時間帯をピークから外してほしいという話が出たり、先進的な企業では自宅

                                                                          リモートワークや時差通勤は賛成しておいて、学校休校は否定する不思議な人たち : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                        • ロシアによるウクライナ侵攻問題、中国の言説を見て備えよ : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                          クソ忙しい状態ですが忙中暇有。取材もあったけどディスインフォメーションについては文春で記事にしました。 ロシアのウクライナ侵攻が、日本にとって「他人事」ではない深刻な理由 #文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/52417 で、今日になって揉め事勃発で岸田文雄官邸も大変かもしれませんが、報じられる前に懸念される事項があるとするならば、気軽に「有事に備えよ」と言ってももうすでに総力戦になってきつつある、その実態はエネルギー価格の高騰とそれに伴う物価の上昇で、世界的な景気低迷・スタグフレーションに陥るときの社会不安をどう払拭するかなんですよ。 そして、ディスインフォメーションは英語圏だけでなく、日本語圏でも多く飛び出すようになりました。みんな追いかけてますが、文脈的に共通しているのは実のところ中国中南海が出している露宇紛争での声明の中身です。 Wang Y

                                                                            ロシアによるウクライナ侵攻問題、中国の言説を見て備えよ : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                          • コミックマーケット(C98)中止とサークルさんへの返金、業者補償、冬コミできるのか問題 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                            まあもうどうしようもないので、受け止めて、前に進めるしかないのですが。 本当は、3月12日ごろには大規模イベントの開催自粛が東京都から各種イベンターには申し入れられており、感染が確認されて騒動になっていたライブハウスや、各種劇場での公演、さらに大規模なDJイベントなどもイベント開催取りやめに追い込まれました。 このような状況で5月上旬に予定されていたコミックマーケットもあの規模、あの人口密度で開催を強行できるはずもなく、非常に残念なことではありますが中止の発表となったのは仕方ない。誰も悪くないと思うんですよね。 コミケ準備会から、各サークルに19時過ぎに開催中止のメールが飛んだかと思いますが、詳細は公式サイトに今夜19時30分ごろから順次掲載されるとのことです。(追記:一部、掲載されました) コミックマーケット98の開催中止について https://www.comiket.co.jp/in

                                                                              コミックマーケット(C98)中止とサークルさんへの返金、業者補償、冬コミできるのか問題 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                            • 幻冬舎から激しく駄目くせえ投資商品がたくさん提案されてくる件で : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                              私にもいっちょ前に人間関係というものがあり、なんとなく断り切れなくて関係先名義で加入しているサービスのひとつに、幻冬舎がやっている富裕層向けサービスである「カメハメハ倶楽部」なるものがあります。 先日、私の実家近所にある息を長く吐けば健康という謎仕様のサービスをやってるビルから我が国最大のスパム屋さんグループの社長さんが女連れで出てきたのを見て以来、いつかは私もああいう恵まれた立場になるために「カメハメハ倶楽部」の一員になったのだと自分に言い聞かせておるわけですね。 で、そこでお薦めされている投資商品には、おおなるほどと思える割と良いものから、なんだこれはと嘆くしかないインチキ商品まで各種垂れ流されてきます。大変なことです。大半は、まだ営業が上手くいっていない投資顧問が幻冬舎というステキなイケスから活きのいい(または悪い)魚を釣り上げようと頑張って営業していて微笑ましかったり、いまさらGA

                                                                                幻冬舎から激しく駄目くせえ投資商品がたくさん提案されてくる件で : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                              • 日本SF作家クラブの公式ツイートは、事実と異なるため削除されました : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                                お騒がせしておりますが、表題の件、一社)日本SF作家クラブの私および関係先に関する公式ツイートは削除されました。 爾後、同会が開催する「日本SF大賞 授賞式」が終了するまで本件については当方から公式に、また取材として触れることはございません。 よろしくお願い申し上げます。

                                                                                  日本SF作家クラブの公式ツイートは、事実と異なるため削除されました : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                                • ソニーのいない東京ゲームショウ2023に行ってきた…が、面白かったよ(お詫びと訂正あり)|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                                  関係先が東京ゲームショウ開幕に合わせて世界的なやらかしをしでかしたこともあり、行く先々で「あれはどうなっとるねん」と苦情を言われたり「せめてハードルは設けてくださいよ(切実)」という陳情があったりで、なかなか刺激的なイベントでありました。申し訳ございません。 全体的に良かったところとムカついたところがありましたが、何と言ってもムカついたところは会場が異常に暑くてサウナみたいな状態になった(特に初日のメインホール)ので、某ブースの商談ルームが「お客様向けに簡易スポットクーラーを入れれば入れるほど殺人的な高温状態になった」ことに尽きます。モノ売るってレベルじゃねーぞ。十億単位の真剣な話をそもそも騒音の酷い展示ブースの裏手でA2の紙を広げてあーだこーだ言ってる私らも馬鹿だと思いますが、せっかく来日してんなら近所のAPAホテルでいいからルームなり会議室なりで応対しろよとも思います。まあいいんだけど

                                                                                    ソニーのいない東京ゲームショウ2023に行ってきた…が、面白かったよ(お詫びと訂正あり)|山本一郎(やまもといちろう)