シャープの新型スマートフォン「AQUOS R6」がNTTドコモとソフトバンクから6月25日に発売された。その最大の特徴が「ライカと協業した1型センサーを搭載したカメラ」だろう。今回、刷新されたカメラ機能を中心にシャープ開発陣に話を聞いた。 AQUOS R6の「R」は「リボーン」 AQUOS R6はカメラの注目度が高いが、全体的に前モデルである「AQUOS R5G」から大きく進化している。通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 係長の小野直樹氏は「初代RからR5Gまであったが、カメラだけでなく、ディスプレイ、デザイン、さまざまなデバイスや機能を一新しようと考えた」と話す。 そのコンセプトは「今までのRとは一線を画する新しいRを作る。次のRは“リボーン(Reborn)”」と社内で話し合っていたそうだ。その中でも、やはり注力されたのがカメラだ。 これまでシャープは、8K動画やAIライブシ