シャープは21日、堺市の工場でテレビ向け液晶パネルの生産を終了したことを明らかにした。シャープは国内メーカーとして唯一テレビ向けの大型パネルを手掛けていた。生産終了に伴い、国内のテレビ向けパネルの生産拠点はゼロとなった。【関連記事】ガラスなどの部材を堺工場内の生産設備に投入し液晶パネルにするまでの工程が終了した。今後もパネルに回路や偏光板を取り付けてテレビ用のディスプレーに仕上げる作業は残るも
シャープは、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の2.4Lモデル「KN-HW24H」と1.6Lモデル「KN-HW16H」を、本日8月22日に発売する。 いずれも、従来モデル「KN-HW24G」「KN-HW16G」から、食材をかきまぜる能力を高めたモデル。食材に火が通る前の固い状態でもかきまぜ開始が可能となり、食材全体により速く熱を伝えられるようになった。 これにより、「麻婆なす」や「回鍋肉(ホイコーロー)」の調理時間を、従来モデルに比べ最大約30%短縮。あわせて、レシピの新開発や更新も行い、2人分の炒め物や煮物などが10~15分の短時間で調理できる「パパッとおかず」として、新たに30メニューを搭載した。 手動調理では、調理方法や時間を自由に設定することが可能。また、手動調理をする際の食材の入れかたや設定時間のポイントをまとめた「手動調理活用術」の提供も開始。「COCORO KITCH
シャープ本社(手前)とSDP(堺ディスプレイプロダクト)=21日午後、堺市堺区(本社ヘリから、彦野公太朗撮影) シャープは21日、テレビ向け大型液晶パネルを手がける完全子会社「堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)」での生産を完全に停止したと明らかにした。国内でのテレビ向けパネルの製造は、中国や韓国など海外勢との価格競争に敗れ、SDPの停止で幕を閉じた。 今後は大型液晶パネルに半導体部品などを組み込んで、テレビ向けディスプレーとして製品化する。この製品は令和7年3月末までに取引先への販売を終了する計画だ。 SDPでは、今年6月からパネルの生産を縮小していた。約800人の従業員のうち、パネルの製造に従事していた500人規模の早期退職がすでに決定している。年齢に応じて月収の最大24カ月分の加算金を支払う。
シャープは大阪 堺市にある工場でのテレビ向けの大型液晶パネルの生産を21日で停止したことを明らかにしました。かつて日本の電機メーカーの主力だったテレビ向けの大型パネルの生産が、国内から姿を消すことになります。 大阪 堺市にあるシャープの子会社、SDP=「堺ディスプレイプロダクト」が運営する工場は、テレビ向けの大型液晶パネルの国内唯一の生産拠点でしたが、中国や韓国のメーカーとの競争の激化や、市況の低迷などで業績が悪化し、ことし5月、生産を停止することを決めたと発表していました。 会社によりますと、工場でのテレビ向けの液晶パネルの生産は、21日午後で停止したということです。 この工場をめぐっては、ソフトバンクとの間で一部の土地と施設を、データセンターにするための協議を行うことで基本合意しているほか、KDDIなどとの間でも、工場の一部をAI向けのデータセンターに転用するための協議を進めています。
新しいスマホを買ったり、OSが変更されたりすると、以前とは操作方法が大きく変わることがあります。 特にAndroid 9以降「戻る・ホーム・タスク(アプリ切り替え)」ボタン(ナビゲーションバー)ではなくなったため、操作に戸惑われた方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、「戻る」ボタンがない状態での操作方法や、もとのボタンに戻す方法をお伝えします。 3ボタンナビゲーション 「3ボタンナビゲーション」とは、「戻る」「ホーム」「タスク管理」という3つのボタンがあるタイプのナビゲーションバーです。 このシステムは、機種によってはAndroid 9まで搭載されていたため、長くAndroidスマートフォンを愛用してきた方にとっては親しみ深いのではないでしょうか。各操作ボタンの機能は以下の通りです。 ○「戻る」ボタン ナビゲーションバーの左側、横向きの三角形で示されているのが「戻る」ボタンです
シャープは21日、テレビ向け大型液晶パネルを手がける完全子会社「堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)」での生産を完全に停止したと明らかにした。国内でのテレビ向けパネルの製造は、中国や韓国など海外勢との価格競争に敗れ、SDPの停止で幕を閉じた。 【写真】シャープがAIデータセンター構築へ 堺ディスプレイプロダクトの跡地を活用 今後は大型液晶パネルに半導体部品などを組み込んで、テレビ向けディスプレーとして製品化する。この製品は2025年3月末までに、取引先への販売を終了する計画だ。 SDPでは、今年6月からパネルの生産を縮小していた。約800人の従業員のうち、パネルの製造に従事していた500人規模の早期退職がすでに決定している。年齢に応じて、月収の最大24カ月分の加算金を支払うという。 SDPの跡地を巡っては、ソフトバンクと人工知能(AI)向けデータセンターの設立を目指して協議が進んでいる
ソフトバンクがシャープに対して、1千億円規模の出資を行う案が浮上していることが22日、分かった。ソフトバンクはAI向けデータセンターの構築を目指してシャープ堺工場の一部を取得する交渉をしており、その過程で出資案が持ち上がった。ただ、出資交渉は難航しており、実現性は不透明だ。 出資はシャープの資本増強につながる一方で、ソフトバンクは利点が少ないとして出資を前提とした工場取得には難色を示している。シャープは「コメントは差し控える」としている。 ソフトバンクは6月、シャープが堺市に保有する大型液晶パネル工場の約6割に当たる土地と建物などを取得するための独占交渉権を得たと発表。堺工場の設備を活用してデータセンターを構築したい考えで、パネル工場の生産は今月21日に停止した。 出資額や取得価格を巡って両社の主張には隔たりがある模様で、ソフトバンクが目指していた今秋のデータセンター着工は難しい情勢だ。ソ
シャープ子会社の堺ディスプレイプロダクト(SDP)が運営する堺工場において、ディスプレイパネルの生産が8月21日に停止されたと、各所で報道されている。 同社は今年5月、2024年度上期中にパネル生産を停止する見込みだと発表。その後、8月9日に実施されたシャープの2024年度第1四半期 決算説明会において、8月末にパネル生産停止予定だと案内していた。 堺ディスプレイプロダクトのSDP堺工場は、第10世代のディスプレイパネル工場として、テレビなどの液晶パネルを供給してきた。今後はAIデータセンターへの転用に向け、複数社と協議しているとのこと。 シャープは「親会社株主に帰属する当期純損失は149,980百万円となり、連結純資産が157,424百万円まで減少」したと説明。この赤字の要因は「大型ディスプレイ事業(堺ディスプレイプロダクト(株)」とし、生産停止などの事業構造改革に着手するとしている。
経済本や決算書を読み漁ることが趣味のマネーライター・山口伸です。『日刊SPA!』では「かゆい所に手が届く」ような企業分析記事を担当しています。さて、今回はシャープ株式会社の業績について紹介したいと思います。 シャープは日本を代表する電機メーカーの一つであり、戦前はラジオメーカー、戦後は総合家電メーカーとして成長しました。2000年以降は液晶に注力し、「世界の亀山モデル」を生み出した亀山工場、そして堺工場と次々に大型投資を進めました。しかし台湾・韓国勢の台頭で苦戦し、やがて台湾の受託生産大手・鴻海グループの傘下に入ります。液晶で伸び、液晶で散った悲しいシャープの歴史を振り返ってみましょう。 シャープは1912年に早川徳次氏が始めた金属加工業をルーツとします。1915年にはシャーペンの語源となる金属製繰出鉛筆を発明し、25年には国産第1号となる鉱石ラジオ受信機を発売しました。戦前はラジオメーカ
ソフトバンクがシャープに対して、1千億円規模の出資を行う案が浮上していることが22日、分かった。ソフトバンクはAI向けデータセンターの構築を目指してシャープ堺工場の一部を取得する交渉をしており、その過程で出資案が持ち上がった。ただ、出資交渉は難航しており、実現性は不透明だ。 出資はシャープの資本増強につながる一方で、ソフトバンクは利点が少ないとして出資を前提とした工場取得には難色を示している。シャープは「コメントは差し控える」としている。 ソフトバンクは6月、シャープが堺市に保有する大型液晶パネル工場の約6割に当たる土地と建物などを取得するための独占交渉権を得たと発表。堺工場の設備を活用してデータセンターを構築したい考えで、パネル工場の生産は今月21日に停止した。 出資額や取得価格を巡って両社の主張には隔たりがある模様で、ソフトバンクが目指していた今秋のデータセンター着工は難しい情勢だ。ソ
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