ヤマト運輸が11月から、インターネット通信販売で注文した商品を全国のドラッグストアやスーパー、商店などの店頭で受け取れるサービスを始めることがわかった。不在による再配達の減少につながるとみられ、消費者には商品受取先の店舗で使えるクーポン券も配布して利用を促す方針だ。 【写真特集】写真で見るキーワード コロナが生んだ風景 注文の際、消費者が同サービスの協力店舗を指定すれば、その後、メールで届いたQRコードを店頭で提示して商品を受け取ることができる。店舗の営業中であれば受け取りはいつでも可能となる。 まずは衣料品通販サイト「ゾゾタウン」などを対象にサービスを開始し、他の大手サイトへの拡大も順次進める。商品の受取場所となる店舗は今月中にも募集を始め、当面は約1万店への拡大を目指す。ヤマトにとっては、再配達の件数を減らせることに加え、店舗にまとめて荷物を届ける方が各家庭にそれぞれ配達するよりも人手