性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さんが、自身を誹謗中傷するツイートに賛同を示す「いいね」を押され名誉を傷つけられたとして、自民党の杉田水脈衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、東京地裁で開かれた。伊藤さんはツイートを「私にとってはセカンドレイプだ」と訴え「裁判官は、被害者がはっきり『NO』と言えるよう向き合ってほしい」と述べた。杉田氏側は請求棄却を求めた。 「売名行為」などのツイートへの杉田氏の対応は「『いいね』によって暴力的な言葉が拡散された。法律を変える力のある国会議員であり、衝撃、恐怖さえ感じる」と述べた。