“ワクチンを接種すると不妊になる、流産する”というデマがSNSなどで出回り、それを見て不安になる人が少なくありません。今年5月に出産したマリさん(仮名・アメリカ在住)もその一人です。一度は「ワクチンを打つのをやめよう」と思ったマリさんですが、ある医師の動画を見たことで考えを変え、出産前にワクチンを接種しました。マリさんの背中を押した医師の言葉とは。 (8月10日放送フェイク・バスターズ「新型コロナワクチンと誤情報」から 取材:吉田達裕ディレクター 構成:涌井瑞希ディレクター) 新型コロナワクチンの最新情報はこちらから 世界中で拡散した誤情報 出産を控えた人たちを不安に アメリカに住むマリさんは、5月に第二子を出産しました。アメリカでは去年12月からワクチンの接種が始まりましたが、妊娠中にワクチンを打つことにマリさんには迷いがありました。 去年12月、ワクチンを製造するファイザー社の元職員が