少しずつ書いてく まず大前提の情報。「偶然にも、今後の内容を結末まで聞いていた、同じトップ漫画家の親友がいた」なんて偶然のドラマ過ぎる 三浦建太郎さんは生前、親友である漫画家・森恒二さんに、『ベルセルク』のストーリーやエピソードを話していました。また、スタジオスタッフにも担当編集にも話していました。それは言い残していったというわけではなく、こんなこと描いたらみんなびっくりするかな、こんなキャラクターはどうかな、この展開は面白いかな、と漫画家として当たり前の日常でした。 その日常は四半世紀以上に及んでいました。長い時間を三浦さんと過ごした我々の頭と心には、三浦さんの想いが積もっています。三浦さんが描いた構想メモとキャラクターデザインも見つかりました。 それらをファンの方々の誰にも伝えることなく物語を終わらせることに、強い抵抗感があります。 いま我々が持ち寄ったラストエピソード・最後の一コマま