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ルソーの検索結果721 - 760 件 / 8477件

  • リフレ派が書いた学説史「不平等との闘い」

    明治学院大学の稲葉振一郎氏の『不平等との闘い』をざっと読んだので、紹介と言うか難癖つけて行きたい。 本書は、どちらかと言うとマルクスなど思想史の方に親しんでいてマクロ経済学を専門としていない著者が、資本所有における不平等の解消の必要性と方法を考えた意欲作。どちらかと言うと実証的な議論が多く紹介されていて、規範的な議論は薄い。経済学史なので、統計的な話もほぼ無い。資本の初期分布がマクロの生産に影響すると言うアイディアが、(1)古典派経済学、(2)マルクス経済学、(3)新古典派経済学、(4)不平等ルネサンス(1990年代ぐらいからの新古典派経済学)、(5)最近のピケティでどのように扱われてきたかを、資本市場の有無と技術進歩を鍵として見ていく部分が主だと思う。そして、どさくさに紛れてインフレーションによる物的資本の格差の解消を主張している。 1. パレート効率はどこへ行った? ところどころで「不

      リフレ派が書いた学説史「不平等との闘い」
    • これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学、マイケル・サンデル(著)、鬼澤忍(翻訳) : 金融日記

      これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学、マイケル・サンデル(著)、鬼澤忍(翻訳) (Justice: What's the Right Thing to Do? Michael J. Sandel) 最近、方々で話題になっているベストセラー本です。 Amazonでは常にランキングで一桁なので、そうとう売れているのでしょう。 「倫理」や「哲学」という、非常に眠気を誘いそうなテーマの本ですが、なかなか面白いです。 金融危機で、銀行に公的資金を注入するべきだったのかというような最近の題材から、遭難した船で一番弱っている死にそうだった人間を殺して食べて、食べた残りの人たちが生き残った事件まで、何が正しいのか、正しかったのかを議論します。 とはいえ著者の考えから何が正しいのか結論をだすのではなく、様々な考え方を紹介して、物事をいろいろな角度から考えることが主題です。 僕は、この本

        これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学、マイケル・サンデル(著)、鬼澤忍(翻訳) : 金融日記
      • PHILOSOPHY AND ETHICS WORDBOOK

        倫理学風研究に戻る / 生命倫理学用語集 / トップページに戻る 哲学・倫理学用語集 はじめに あいまいで無意義な語法や言語の誤用が長く学の秘義とされてきて、 ほとんど、あるいはまったく無意味な、難解もしくは不正な言葉が、 長い慣行で深遠な学識・高邁な思索と間違えられる権利を得てしまったので、 そういう言葉を話す者にせよ聞く者にせよ、そうした人たちを説いて、 それらの言葉が無知をおおい、 真の知識を妨げるものに過ぎないと承服させることは容易でないでしょう。 ---ジョン・ロック あらゆる学問のさけられない運命なのか、 哲学や倫理学の本においても、 われわれ一般人にはわかりにくい単語が多用されています。 多くの一般人は、哲学や倫理学の本を読もうとして、 「物自体」とか「実在」とか「表象」とか、 生まれてこの方見たこともない単語を目にして気を失なってしまうか、 あるいは「これは日本語ではない」

        • ルソー『化学教程』翻訳プロジェクト|月曜社

          第一回「ルソーは化学にどのような夢を見たか?」 2011年6月28日 淵田仁 知られざる著作 2011年6月28日。今日はルソーの299回目の誕生日である。そして、来年は彼の生誕三百年にあたる。そのため、来年、ルソーの生地であるジュネーヴやフランスにて様々なイベント、シンポジウムが行われる。 このような記念すべき日を前にして、私たちはルソーの知られざる著作を読み解きはじめたいと思う。その知られざる著作とは、ルソーが私たちのよく知っている「政治思想家ルソー」になる以前に書かれたものである。すなわち、パリでの論壇デビュー作品『学問芸術論』(1750年)が書かれる以前に書かれた作品であり、ルソーの思想が開花する後の『人間不平等起源論』(1755年)や『社会契約論』(1762年)以前に執筆された。 その作品は『化学教程Institutions chimiques』と名付けられている。フランスのルソ

          • 田村理『投票方法と個人主義』 - martingale & Brownian motion

            それにしても思うのは、なぜ、民主主義国は、 秘密投票 を採用しているのだろうか。なぜ、このことの理由を明確に示す人がいないのだろうか。 二〇〇二年五月のフランス大統領選挙第二回投票の直前、論争が起こった。第一回投票で社会党のジョスパン候補をはじめとした左翼候補が敗退し、第二回投票はシラク大統領と極右政党国民戦線のルペン党首との間で行われることとなった。左翼は、極右の台頭を阻止するためにシラク大統領に投票する以外の選択肢がなくなった。彼らは、その「不本意」を表明するために、投票の際に、洗濯ばさみで鼻をつまんだり、ゴム手袋をして投票するという運動を企てた。 内務省は、「この種の行動 initiatve は、投票作業を妨害しない限り、それを禁止するものはなにもない」としていた。しかし、憲法院は、次のような見解を表明した。 「一定の選挙人が、大統領選挙第二回投票の際に、これ見よがしに、さらには人を

              田村理『投票方法と個人主義』 - martingale & Brownian motion
            • プロが選ぶ「2013年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳

              毎年恒例。各新聞に掲載された美術界のプロが選ぶ今年(2013年)に開催されたベスト展覧会。各紙掲載日順にご紹介します。 鈴木春信 朝日新聞 2013年(平成25年)12月18日(水)夕刊 回顧2013 美術 ワカラナイの可能性 私の3点(選者50音順、敬称略) ☆北澤憲昭(美術評論家) 1)「桂ゆき−ある寓話」(東京都現代美術館) 2)「夏目漱石の美術世界展」(東京芸術大学大学美術館) 3)「生誕130年 彫刻家・高村光太郎展」(千葉市美術館) コラージュの魅力を改めて教えてくれた3点。3に展示された高村智恵子と1は手法と感性において、2は展覧会の創り方において。 ☆高階秀爾(美術史家・美術評論家) 1)「ルーヴル美術館展 地中海四千年のものがたり」(東京都美術館) 2)「世界遺産登録記念 富士山の絵画展」(静岡県立美術館) 3)「皇室の名品 近代日本美術の粋」(京都国立近代美術館) いず

                プロが選ぶ「2013年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 
              • ドワンゴ会長の川上量生氏と思想家の東浩紀氏のTwitterケンカまとめた〜文系dis?から人工知能まで〜 : 暇なんでblog

                ドワンゴ会長の川上量生氏と思想家の東浩紀氏のTwitterケンカまとめた〜文系dis?から人工知能まで〜 カテゴリ: インターネッツ 個人的に好きなお二方がTwitterで議論しているのを発見したのでまとめました。 ツイートはほぼ時系列に並んでいますが話をわかりやすくする上で並び変わっている箇所もあるのでご了承ください。 あとお二方が引用しているツイートはそれぞれ直前のツイートに対応しておりますが、中には話のつながり上対応していないものもありますのでご了承ください。 あとクソ長いのでご覚悟ください。 きっかけはゲンロンカフェの対談後に川上さんがしたツイート。 昨日は議論参加しながら理系脳と文系脳について考えていたが、やっぱり脳の中で扱える論理式のサイズが文系は小さいんだと思った。プログラミングを覚えられるかどうかの資質ともリンクする話だと思う。 — kadongo38 (@kadongo3

                  ドワンゴ会長の川上量生氏と思想家の東浩紀氏のTwitterケンカまとめた〜文系dis?から人工知能まで〜 : 暇なんでblog
                • 【書評】「一般意志2.0」が目指すシステムの実現可能性 - ITとエレクトロニクスの知的備忘録

                  Twitterの登場で「備忘録」がブログからマイクロブログに移って以来、ブログの執筆はご無沙汰してましたが、年末年始で時間があるし、書評を書くにはTwitterの余白は狭すぎる、ということで。 東浩紀著「一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル」読了。民主主義が目指すベクトルとしては賛同で、Government2.0にTwitterやニコ動コメントのようなリアルタイム参加機能を加味した民主主義システムを目指すもの、と解釈した。 Amazon CAPTCHA ただ本書を通読するなかで、最後まで疑念が消えなかったのが、東氏の理想とする「政治参加コストを劇的に下げ」「大衆の無意識を可視化する」というITシステムが本当に実現可能なのか、という点である。当の著者が「夢を語っている」と言っているので、フィージビリティという視点で批評するのは反則かも知れない。だが、考察する価値はあると思う。 まず、2

                    【書評】「一般意志2.0」が目指すシステムの実現可能性 - ITとエレクトロニクスの知的備忘録
                  • 失敗が果実をもたらす可能性について | ウェブ電通報

                    古川裕也氏、初の著作『すべての仕事はクリエイティブディレクションである。』(宣伝会議刊)を記念し、アドタイで好評だったコラム「脳のなかの2匹の金魚」が全6回で復活。これまで出会ったさまざまな名作映画、音楽、小説を手がかりに、広告クリエーティブの仕組みや考え方をつづっていきます。 A 「麻薬中毒患者の幻覚のようなこの絵を見て、みんなり笑わずにはいられなかった。絵の印象を端的に言えば、この画家は妄想に打ち震えながら絵を描く狂気の画家だ」 B 「昔からよくあるうまくつくられたニセモノ」 C 「コンサート開始15分ほどで、観客の私語が聞こえはじめ、床を踏み鳴らすような音がかすかに聞こえてきた。それはやがて演奏よりもはるかに大きな音となった。そのうち、その騒音に、つまり床を踏み鳴らす音と演奏とに耐えきれなくなった多くの人たちが、不快感を隠すこともなく出て行った」 D 「戦力で国を防衛するという、自衛

                      失敗が果実をもたらす可能性について | ウェブ電通報
                    • アーテイストとして生きること

                      アーテイストとして生きること  宮島達男 1.この国でアーティストがどう生きるべきかリアルに考える。はっきり言って、絵で飯は喰えない。皆分かっているのに、その幻想の旗を降ろさない。なぜか。 2.幻想の原因は美大というよりも、美大の先生方がその幻想を信じているからでしょう。そして、その夢を若い連中に語る。まるで、それを捨ててしまったら、アーテイストではないと思い込んでいるからではないか。ここには、アーテイストという生き方の誤解があるように思う。 3. この幻想「プロのアーテイスト=絵で飯を喰う人」という図式は誤解ではないか。アートは職業になじまない。むしろ、アーテイストは生き方である。自分の生活は別途、自分で支え、自らの想いを納得のゆくまでカタチにし、他者へ伝えようとする人間。生き方。それは素晴らしい生き方だと思う。 4. そうした生き方と思い定めれば、自由になれる。うまいへた。評価されたさ

                      • 本屋大賞のベストセラーBEST10を紹介 - サボログ×てんログ

                        いつも来ていただきありがとうございます。 サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。 前回、本屋大賞2019の作品をランキング形式で紹介しました。 www.saborite.com 本屋大賞は2004年から毎年開催されていますが、その中でもベストセラーが誕生しているということで本屋大賞に選ばれた作品の中からベストセラーになった作品のBEST10を紹介します。 【1位】そして、バトンは渡された 内容 【2位】かがみの孤城 内容 【3位】楽園のカンヴァス 内容 【4位】たゆたえども沈まず 内容 【5位】舟を編む 内容 【6位】火花 内容 【7位】昨夜のカレー、明日のパン 内容 【8位】世界から猫が消えたなら 内容 【9位】海賊とよばれた男(上) 内容 【10位】錨を上げよ(上) 内容 まとめ 【1位】そして、バトンは渡された そして、バトンは渡された /文藝春秋/瀬尾まいこ

                          本屋大賞のベストセラーBEST10を紹介 - サボログ×てんログ
                        • コンビニスイーツ新商品リスト! 2019年1月5週目!

                          ども!ビー玉です。 **** 姉妹ブログ更新のお知らせ **** ●大人の美術館を更新しています。 私が大好きな画家「アンリ・ルソー」についてです♪

                            コンビニスイーツ新商品リスト! 2019年1月5週目!
                          • 200年前の軍隊、志願制と徴兵制

                            furukatsu氏との議論の纏め。導入部はゲリラ戦からでしたが、実際には当初から実質的に徴兵制と志願制についての話でした。これは以前からfurukatsu氏側が私に対して、「一度話し合ってみたい」と思っていたテーマだったからです。 ゲリラ戦と徴兵制の軍事的、政治的解釈 - furukatsuの軍事 確かに現状の日本の作戦環境下で自衛隊を解散し民兵組織によるゲリラ戦を展開するのは無理無茶無謀である。しかしながら、例えば退職した自衛官や消防団のような組織を中心としてゲリラ的な戦闘を展開しうるような組織を作ることは十分に考えられうるし議論の余地のある考えになるだろう。また、いわゆる正規軍にあっても従来の近代型の官僚組織による軍隊ではなく、分散したゲリラ的な統帥法というのも十分に検討しうるであろう。RMAについての議論から考えても、官僚組織型のトップダウンによる統制は電信、電話による指揮に適合的

                              200年前の軍隊、志願制と徴兵制
                            • 「問題となることは存在するのか?」 by ピーター・シンガー (デレク・パーフィットの On What Matters について) - 道徳的動物日記

                              dailynous.com 哲学者のデレク・パーフィット(Derek Parfit)が元旦1月2日に逝去したが、パーフィットの著作『On What Matters(問題となることについて)』について書かれた、ピーター・シンガー(Peter Singer)が2011年の1月にProject Syndicateに発表した記事を紹介する。私は『On What Matters』は100ページくらい読んだところで挫折したし、同じくパーフィットの著作である『理由と人格(Reasons and Persons)』も邦訳は値段が高いせいで持っていないのだが… www.project-syndicate.org 「問題となることは存在するのか?」 by ピーター・シンガー 道徳判断は真か偽かであり得るだろうか?あるいは、倫理学とは根本的には純粋に主観的な問題なのであり、個人が選択するものであるか、もしくはそ

                                「問題となることは存在するのか?」 by ピーター・シンガー (デレク・パーフィットの On What Matters について) - 道徳的動物日記
                              • 英語で名言を:自然に還れ。(ルソー) - tsuputon's blog

                                April.23.2018 ジャン=ジャック・ルソーは,1712年, 現在スイスのジュネーヴ生まれの 哲学者です 不遇な幼少期を過ごし, 16歳の時には約1年間, 放浪生活をしました その彼をカトリック司祭ボンヴェールが保護して, 貴婦人ヴァランス夫人のもとで暮らせるよう 手はずを整えてくれました その後も放浪生活を繰り返しましたが, 20歳の時,ヴァランスの愛人になり, その庇護のもとで,哲学や科学の 読書に耽る日々を送りました その後パリの社交界などで様々な著作を発表, 名声を勝ち得ました 1762年,50歳のときに『社会契約論』を出版, 同年,教育論『エミール』が世に出ると, その自然宗教的な内容から パリ大学神学部から断罪され, 禁書に指定され,逮捕状が出たため, ルソーはスイスに亡命しました その後,偽名を使ってフランスに戻り, 自叙伝『告白』を執筆しました 彼以前の社会通念が君

                                  英語で名言を:自然に還れ。(ルソー) - tsuputon's blog
                                • ペスタロッチの生涯。民衆教育の父が苦難の中で貫き通した信念 | 子育て支援ブログ【ぱんだママの部屋】お悩み解決ハッピーのお手伝い

                                  ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチは、18世紀後半から19世紀にかけてスイスで活躍した、教育実践家であり思想家です。(翻訳によっては「ペスタロッチー」とも呼ばれます。) ペスタロッチは、単なる思想家ではなく、教育実践家ともいわれます。 ①20代半ば、ルソーの著書『エミール』に影響を受け、教育者と農業経営を志す。 「ノイホーフ」と名付けた農園と貧民学校の運営に乗り出す。 ⇩ 運営に行き詰まり、3年弱という短い期間でどちらも閉鎖することに。 ②その後、教育家としての活動や執筆活動に専念。 ③20年程が過ぎた1789年、隣国フランスにてフランス革命が起こる。 その影響でペスタロッチの祖国スイスでも革命が起こり、 スイス国内ではたくさんの孤児が出る。 ⇩ 孤児たちに無償で奉仕したいというペスタロッチの熱い想いから、 ペスタロッチは「シュタンツ」という街で孤児院の運営を任されるようになる。 ⇩ しかし

                                    ペスタロッチの生涯。民衆教育の父が苦難の中で貫き通した信念 | 子育て支援ブログ【ぱんだママの部屋】お悩み解決ハッピーのお手伝い
                                  • 野蛮 - Wikipedia  高貴な野蛮人

                                    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "野蛮" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2016年8月) ジョセフ=ノエル・シルヴェストル画 『ローマ略奪』 野蛮(やばん)とは、文明・文化に対立する概念であり、文化の開けていない状態あるいは乱暴で礼節を知らないことを言う。未開や粗野と同義。しばしば自身を「文明」と称する人々によって相手に付けられるレッテルとして用いられる。野蛮だとされる民族は「蛮族」と呼ばれる。ここでは例として欧州人の蛮族観を説明する。 古代ギリシアでは異国の民をバルバロイ(βάρβαροι, Barbaroi)と呼んだ。歴史以前では必ずしも軽蔑のニュ

                                      野蛮 - Wikipedia  高貴な野蛮人
                                    • あなたを行動に駆り立てる偉人による15の名言│言の葉の名は。

                                      偉人の名言というものは、いつだって読むだけで力を与えてくれますよね。 今回は「あなたを行動に駆り立てる」にテーマを絞って名言を選出しました。 あなたを行動に駆り立てる偉人による15の名言ウォルター・バジョット(評論家/イギリス)人生における大きな喜びは、「できるわけがない」と人に言われたことをやってのけることである。 アンリ・フレデリック・アミエル(哲学者/スイス)明かりのあるうちは働け。ゆだねられた才能の責任は、自分にあるのだ。 ウィリアム・グラッドストン(政治家/イギリス)大きな過ちを数多く犯さないうちは、だれも偉大な人物にはなれないものだ。 エイブラハム・リンカーン(政治家/アメリカ)待っているだけの人にも何かが起きるかもしれない。だが、それは努力した人々の残り物でしかない。 エルバート・ハバート(著述家/アメリカ)明日、良い仕事をするための最高の準備とは、今日、良い仕事をすることだ

                                        あなたを行動に駆り立てる偉人による15の名言│言の葉の名は。
                                      • 『弱いつながり』をデモ論として読む(五野井郁夫×東浩紀「デモの現在と未来ーーそれでも社会は変わるのか」) | gotamag

                                        09/09/2014 9月5日、哲学者・作家の東浩紀氏と政治学者の五野井郁夫氏による対談イベント 「デモの現在と未来ーーそれでも社会は変わるのか」が、ゲンロンカフェ(五反田)で開催された。 五野井氏は、2012年の著書『「デモ」とは何か―変貌する直接民主主義』(NHKブックス)で 日本の戦後史をデモという視点から分析し、3.11後の「デモができるようになった社会」における 民主主義の可能性を説いている(余談だが、筆者は学部時代に五野井氏の講義を受けて国際政治学のゼミに進んだところが大きい)。 一方、東氏は事前の収録でも「デモは社会を変えないと思う」とバッサリ。 デモの意義は認めつつも、デモの有効性には懐疑的だった。 結論から言うと、東氏は対談の最後に「デモは社会を変えた」と考えを改めた。 そこに至るまでの議論は、東氏の近著『弱いつながり 検索ワードを探す旅』(幻冬舎)と 共通する部分も多い

                                        • 介護、看護職員の今日を頑張る為の名言集 - 介護応援ブログ

                                          本日の名言集 最も 長生きをした人間とは 最も年を経た 人間の事ではない。 最も人生を 楽しんだ人間 のことである。 by ルソー いかに長く生きるのではなく いかにどう生きるかだけを 考えていきたい。 人生を楽しんで 生きていく為にも どんな困難や苦労を 必死に努力して 乗り越えていきたい。 そして 乗り越えた者しか 味わえない 喜びを 日々の楽しみに 変えることができる人生で在りたい。 さあ!! 今日も 前向きになれる言葉 を胸に刻んで 今日を頑張っていきましょう!(^^)! 心にジーンと響く108の名言 (だいわ文庫) 作者: 竹内政明 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2013/12/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 必ず出会える! 人生を変える言葉2000 作者: 西東社編集部 出版社/メーカー: 西東社 発売日: 2014/12/12 メディア: 単行本

                                            介護、看護職員の今日を頑張る為の名言集 - 介護応援ブログ
                                          • くらやみのスキャナー:オウマーだったあの頃 #5

                                            ■[etc][1995]オウマーだったあの頃 #5 サティアン横浜のピースな雰囲気にすっかりヤられたワタクシだが、関内は度々通うのにはちょと遠い…と思っていたら、もらった大量のチラシの中に「サティアン渋谷 近日オープン」というのを発見。渋谷だったら会社の行き帰りにも気軽に寄れるというモンなのである。 チラシの地図をたよりに歩くと、サティアン渋谷は「プリメーラ道玄坂」というマンションの3階にあった。全く余談だけど、このマンションは、ライブハウスLA MAMA の入ってるトコでありまして、丁度この年の5月に「JOHN ZORN'S COBRA 東京作戦【長谷部信子部隊】」という企画を見たばかりだったので、ここかよ〜とウケてしまった。マンションだというのにオウムは店を開くはライブは夜毎行われるわで、住民の方々の心中を察して余りあるのであった。まあ事務所ばっかりなんだろうけどね。 さらに脱線して5

                                            • 東京都庭園美術館:展覧会情報

                                              はるかな昔、人間は森に住み、森の恵みを糧に暮らしていました。のちに森を離れて文明を築くようになってからも、人間は森という故郷に「楽園」の思い出を重ね、ノスタルジアを抱きつづけてきたのです。古今の芸術作品のなかにも、そうした原初の森への郷愁や憧れがあらわれています。 森の神話・伝説を描く絵画、情感ゆたかな風景画、メルヘン絵本、植物文様をもつアール・ヌーヴォーのガラス器など、森の魅惑を体現する作品の数々が展示されます。アンリ・ルソーの楽園図、クロード・ロランにはじまる各時代の風景画、セリュジエやゴーギャンの描く伝説の森、グリムやアンデルセンの挿絵、シュルレアリスムの森の幻想と神秘・・・本展は、そうした森にかかわる多くの作品を通して、私たちのうちにひそむ「森の記憶」をさぐり、芸術・文化から自然界へと視野をひろげていきます。 東京都庭園美術館は都心の森にかこまれた、世界にも稀有なアール・デコ様

                                              • やる夫ブログ やる夫が名言を残すようです

                                                1 :以 下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/30(水) 12:46:19.54 ID:8mYbVLlV0 __ //:\ / /::::::::\ /  /:::::::::::::::\ /  . /:::::::::::::::::::::::\ /     /::::::::::::::::::::::::::::::::\ /     . /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ____ /       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  / ―  -\ .        /::::::::::::::::::::::

                                                • グローバル化と人口増大がもたらす民主主義の危機

                                                  人口が多くなると政治に意見が届きにくくなる 一般論として、ある決定に関わる人が多くなると、その決定に自分の意見が反映される可能性は下がる。1人で決めるのであれば自分の意見が100%通るが、人数が増えれば決定に含まれる自分の意見は人数分の1に薄まる。それは政治でも同様で、「一票の格差」でも問題になる通り、基本的には人口が増えれば一票の価値は薄まって行く。十分な納得を引き出すために、例えば個々の発言時間を保証したりすれば、決定への関与人数が増えるごとに手間や時間も増える。特に政治のような大集団での決定では、そのような発言時間保証をすれば一つのことを決めるのに数年かかるという、非現実的な数字になるだろう。 ダールとタフティ(1973)1によれば、このような議論は直接民主制であった古代ギリシアからあった。例えばプラトン、アリストテレス、アテナイのグラウコンなどが民主制が機能する人数の上限や最適規模

                                                    グローバル化と人口増大がもたらす民主主義の危機
                                                  • パンダ村 version2.0 NDS ROM リスト

                                                    0001 エレクトロプランクトン 0007 ぷよぷよフィーバー 0009 スペースインベーダーDS 0010 頭脳に汗かくゲームシリーズ! Vol.1 0011 ぐるぐる投げっと 0015 キャッチ!タッチ!ヨッシー! 0016 メテオス 0020 直感ヒトフデ 0025 スーパーマリオ64 DS 0027 ミスタードリラー ドリルスピリッツ 0032 ボンバーマン 0033 研修医 天堂独太 0035 タッチ!カービィ 0036 大合奏!バンドブラザーズ 0039 アナザーコード2つの記憶 0040 エッグモンスターHERO 0042 nintendogs チワワ&フレンズ 0044 テニスの王子様 2005 Crystal Drive 0046 役満DS 0053 デビリッシュ 〜ボールバウンダー〜 0057 ポケモンダッシュ 0058 NARUTO-ナルト-最強忍者大結集3 for

                                                    • ララビアータ:福田恒存の保守主義 - livedoor Blog(ブログ)

                                                      宇野重規氏の『日本の保守とリベラル』(中央公論新社)を読んで、そこで論じられた福田恒存と丸山眞男の所論に対していくらか思うところがあるので論じてみたい。 福田恒存の保守主義 宇野氏は本書第4章で、福田の独自の保守主義についてやや詳しく論じている。大雑把に言えば、福田氏の保守主義は次の二点に集約される。第一は「反イデオロギー」とでもいえるもの。もう一つは、「政治と文学の峻別」である。 福田に言わせれば、革新派はイデオロギーを掲げるが、保守派にとって重要なのはイデオロギーではない。保守とは生活感情であり、態度であって、決して主義ではないというのが福田の信念であった。p−116 福田は、D.H.ローレンスの研究者としてその『アポカリプス論』を重視していた。言うまでもなくローレンスは、アポカリプス論(『ヨハネ黙示録』論)で、ある種のキリスト教理解(ローレンス幼少期故郷の炭鉱労働者たちに典型的なもの

                                                      • 来年の相棒手帳と趣味手帳 - ママンの書斎から

                                                        今週のお題「はてな手帳出し」 <お知らせ> この間、諸事情により、このBlogのママンのアイコンを微妙に変えたので、スターがついても、誰これ?と思う方もいらっしゃるかと思い、お知らせしておきます。 これまでと同様に、本(書斎を表す)の上に赤いカーネーション(ママンを表す)が乗っている写真のアイコン=ママンですので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。 今日はですね、久しぶりにお題記事を書いてみたいと思います。 なぜなら、お題が「手帳」だったからです。 「来年の手帳、買った?」 ですってよ、みなさん。 …モチのロンでございましょう( `ー´)ノ。 手帳の「変態ゾーン」の住人ママンが、。来年の手帳を放っておくわけがないじゃありませんか( `ー´)ノ( `ー´)ノ( `ー´)ノ! 毎日(人生)をマネジメントする相棒手帳 日々を楽しくしてくれる趣味手帳 毎日(人生)をマネジメントする相棒手帳

                                                          来年の相棒手帳と趣味手帳 - ママンの書斎から
                                                        • ルソー「選挙の時以外は、おまえら奴隷だから」 | ブログ運営のためのブログ運営

                                                          岩波文庫の社会契約論の133ページ。 イギリスの人民は自由だと思っているが、それは大間違いだ。彼らが自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民は奴隷となり、無に帰してしまう。その自由な短い期間に、彼らが自由をどう使っているかを見れば、自由を失うのも当然である。 国民は主権者だということになっているが、その実態は間接民主制である。 しかも、議案ごとに投票できるのではなく、何年かに一度議員を選ぶだけなのである。 選挙が終わったら、われわれは用済みなのである。 安倍晋三とは不思議な存在であり、彼の政策が支持されているわけでもない。 苦い薬を飲もうというマゾヒズム的な意志により支持されているのである。 小泉純一郎の時もそうだったが、愚民は痛みとか苦みが好きらしい。 辛い状況が変えられないなら、その辛さに耐えることに価値を見いだそうとするのだ。 小泉の時の事例を考

                                                          • 「日教組の被害を受けた僕ら」の歴史的経緯 part2

                                                            前半→https://anond.hatelabo.jp/20220615180702 左翼/リベラル教師の扇動とアダルトチルドレンを転用した小林こんな形でソ連という敵を喪失してなおアイデンティティの為に日教組を叩いていた人らが居たのだが、社会的には全然相手にされていなかった。 そこでこの批判を既存のコードを使ってアップデートしたのが小林よしのりだった。 小林がやったのは主体性棄損の扇動である。 左翼や進歩主義者ににとって社会は変革されるべき客体である。人間は変革を担う主体である。 だが、最初に大事なのはその主体が社会的矛盾や疎外に気付く事だ。それによって「変革の主体」との主体性を得るようになる。 だから、大学などに進んでも尚主体性を得ずに高校の延長で勉強しているような学生には「君達は教育による馴致によって自分が何か、何がしたいかの動機が予め奪われてここに居るんです」というような事が言われ

                                                              「日教組の被害を受けた僕ら」の歴史的経緯 part2
                                                            • リヴァイアサン (ホッブズ) - Wikipedia

                                                              アブラハム・ボスによる『リヴァイアサン』の表紙。上部に描かれた巨大な支配者の身体は多数の人間から構成されている[1]。 『リヴァイアサン』(英: Leviathan)は、英国(イングランド王国)の哲学者トマス・ホッブズが1651年に著した政治哲学書。自然状態・自然権・自然法といった概念を基盤として、社会契約が説かれている。題名は旧約聖書(ヨブ記)に登場する海の怪物レヴィアタンの名前から取られた。正式な題名は、『リヴァイアサン、あるいは教会的及び市民的なコモンウェルスの素材、形体、及び権力』(英: Leviathan or The Matter, Forme and Power of a Commonwealth Ecclesiasticall and Civil)。 概要[編集] 本書はホッブズによって著された国家についての政治哲学の著作である。西洋における国家の概念は人間の政治的性格によ

                                                                リヴァイアサン (ホッブズ) - Wikipedia
                                                              • 連載 シン・アナキズム 「ねこと森政稔」第1回|本がひらく

                                                                政治思想史家の重田園江さんによる好評連載「アナキスト思想家列伝」第8回! あらためて注目が集まっているアナキズム思想の現代的可能性をビシバシと伝えていく連載です。今回は3人目として日本の現役の思想家を取り上げる待望の回「ねこと森政稔」の前半です! ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 駒場のねこたち 去年の秋のことだ。ミネルヴァ書房から本が送られてきた。送り主は森政稔。あれ、本を出すなんて聞いてないけど、と包みをビリビリ破ると、中から『猫と東大。』なる本が出てきた。「あっ、すごい」。表紙はおそらく、あとで森政稔との2ショット写真を載せるミレちゃん(現在推定14歳)だ。 この本には、ねこ好きやねこ飼いの東大の先生たちが出てき

                                                                  連載 シン・アナキズム 「ねこと森政稔」第1回|本がひらく
                                                                • イギリスの歴史 - Wikipedia

                                                                  古代[編集] グレートブリテン島には紀元前9世紀ころから紀元前5世紀ころにかけてケルト系民族が侵入してきた。これによってグレートブリテン島における鉄器時代が始まり、ブリテン島各地にケルト系の部族国家が成立した。 紀元前55年ローマのユリウス・カエサルがグレートブリテン島に侵入し、西暦43年ローマ皇帝クラウディウスがブリテン島の大部分を征服した。ローマ帝国時代のブリタニアはケルト系住民の上にローマ人が支配層として君臨した。 ただしローマの支配はブリテン島北部のスコットランドとアイルランド島には浸透せず、ケルト系住民の部族社会が続いた。5世紀になって西ローマ帝国がゲルマン系諸集団の侵入で混乱すると、ローマ人はブリタニアを放棄した。ローマの軍団が去ったブリタニアはゲルマン人の侵入にさらされることになっていく。 中世[編集] 西暦400年代のユトランド半島からブリテン諸島への移住。 Jutes:

                                                                    イギリスの歴史 - Wikipedia
                                                                  • Webに作る美術館の美術館

                                                                    Webに作る美術館の美術館 (TEDTalks) Amit Sood / 青木靖 訳 2011年3月 私はアミットと言います。1年半前、Googleで別な仕事をしていたときに、美術館とアートに関するアイデアを上司に提案しました。本人があそこにいますが、やっても良いと言ってくれました。1年半やってきて、9カ国・17の美術館との交渉には面白い話もいろいろあるんですが、今日はデモだけお見せすることにします。これをやることにした理由はいろいろありますが、私個人の理由は、このスライドにあるような、アクセスの問題です。(「休館日 日曜、月曜、火曜、水曜、木曜」)。私はインドで育ち、素晴らしい教育を受けられ、不満はありませんが、美術館や美術作品に接する機会はほとんどありませんでした。だから世界を旅行して美術館に行くようになって、多くのことを学べました。そしてGoogleで働きながら、美術館をもっと身近に

                                                                    • サイエンス・フィクションの終焉

                                                                      サイエンス・フィクションの終焉 ──ある歴史哲学についてのノート── 西村豁通・竹中恵美子・中西洋編著『個人と共同体の社会科学』ミネルヴァ書房、1996年3月、所収 稲葉 振一郎 1 サイエンス・フィクションの死 歴史哲学としてのサイエンス・フィクション サイエンス・フィクションが死に瀕している。 ここではサブカルチャー、ポップカルチャーとしてのサイエンス・フィクション、つまりミステリーなどと並んで、20世紀の通俗文学、エンターテインメントの一ジャンルを構成しているそれのことのみをいっているのではない。そのようなジャンルとしてのサイエンス・フィクションはまた同時に、我々のより普遍的な世界イメージの根底にあるものを分かりやすくデフォルメした形で表現してくれているものであるが、そうしたイメージのプロトタイプ、いわばサイエンス・フィクション的なるもの自体が、今や根腐れて、解体しつつある。 原イメ

                                                                      • 病としての盗み、政治思想としての盗み〜レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』 - Commentarius Saevus

                                                                        レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』(太田出版、2012)を読んだ。 万引きの文化史 (ヒストリカル・スタディーズ03)posted with amazlet at 13.07.08レイチェル・シュタイア 太田出版 売り上げランキング: 77,282 Amazon.co.jpで詳細を見る レイチェル・シュタイア(←ごめん、この人シュテアーだと思って論文にもそう書いちゃったんだけどシュタイアだそうです)は舞台芸術史の研究者でバーレスク研究で有名なのだがなんでまた万引き(shoplifting)の本を…と思ったら、どうもこの本を書くことになった大きなきっかけのひとつはウィノナ・ライダーの万引き報道らしい。書いているシュタイア自身がけっこう万引きに魅力を感じているようなのだが、とはいえ信頼できる研究者ではあるので文化史的な調査のほうは非常に行き届いている。 この本は欧米におけるshoplif

                                                                          病としての盗み、政治思想としての盗み〜レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』 - Commentarius Saevus
                                                                        • 王権神授説 - Wikipedia

                                                                          皇帝は神によって選ばれ、その恩寵を受ける存在であるとする神寵帝理念が、4世紀の教父エウセビオスによって定式化され、専制君主政(ドミナトゥス)期におけるローマ帝国の皇帝権を支える思想的根拠となった。 中世における王権の超自然的権威の獲得過程[ソースを編集] ヨーロッパでは、中世を通じて王権はキリスト教的な至上権から普遍的な支配権を主張する皇帝権・教権に対抗しうる神聖性や霊性を民衆の心性のうちに獲得しようとし、また、実際に王権はある種の霊威、あるいは超自然的権威をみずから位置づけることに成功した。このような霊威は当初、偉大な王の個性に基づいて「一代限り」のものであると考えられていたが、徐々に世襲されるようになり、儀礼も備えて王権とそれを世襲する王家に一種のカリスマを付与することになった[注釈 1]。こうした霊威は、王権が教権に対して一定の自立性を示す根拠となった[1]。 宗教的儀式によって、王

                                                                            王権神授説 - Wikipedia
                                                                          • 東京大学教育学部教育学特殊講義「統治と生の技法」 - shinichiroinaba's blog

                                                                            今日はグダグダでしたすいません。 話したことと(いつも以上に)だいぶ違いますがあげときます。 *フーコーの「リベラリズム」(承前) フーコーによれば中世から17、18世紀までの、法権利による主権者の、その統治の制限が問題となっていた局面においては、統治の目標とはまさに統治の主体たる主権者の目標、主権者の欲望の宛先ということになるだろう。しかしそれが具体的には何を意味することになるかといえば、重商主義政治経済学、官房学、ポリス学等々の絶対王政下での新しい統治の知が教えるように国力、国富ということになる。重農主義・自由主義政治経済学もまたこの国富を主権者の、統治の目標として指し示す点において選ぶところはないが、その同じ目標を実現するための政策手段については、決定的に異見を唱えるわけだ。 目標と目標を遂行できる能力とは別物である。更にいえば、目標それ自体とその目標達成から主体の得る効用、利益もま

                                                                              東京大学教育学部教育学特殊講義「統治と生の技法」 - shinichiroinaba's blog
                                                                            • 境真良(実名登録)の  “とりあえず、前進!” - 誰がなんといおうとあの時の白田准教授はとてもカッコよかったのだ。

                                                                              今日は感動したので法政大学の白田先生を誉める。 15日、著作権法の保護期間延長問題を考えるフォーラムの第3回トークイベントがあった*1。その席で、会場から、パネリストの一人であった白田先生に向かってこういう主旨の発言があった。 「白田説(著作権思想の出発点はイギリスの印刷業者保護にある)は異端である。仏独の思想(著作権思想を著作者の人権に帰するもの。いわゆる大陸法系の思想)は日本法に根を下ろしている。白田先生の世代の学者には立法に関与している*2もいるが、白田先生に声がかからないのは極端な、異端の説を叫んでいるからだ」 これに答えて、白田先生はこう告げた*3。 「自分が唱えている内容は、博士論文としても認められた、5年間の研究成果に基づいている。自分の信ずるところを唱えるのが学者である」 明快である。そして、僕にはとても正しいことのように思えた。 白田先生とは知らない仲ではない。日常的に見

                                                                                境真良(実名登録)の  “とりあえず、前進!” - 誰がなんといおうとあの時の白田准教授はとてもカッコよかったのだ。
                                                                              • アカデミー・フランセーズ - Wikipedia

                                                                                この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "アカデミー・フランセーズ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2017年6月) アカデミー・フランセーズ アカデミー・フランセーズ(仏: l'Académie française)は、フランスの国立学術団体。フランス学士院を構成する5つのアカデミーの一角を占め、その中でも最古のアカデミーである。 日本語の翻訳としてフランス翰林院が存在するが、この訳語が用いられることは極めて稀である。 歴史[編集] 創立はフランス文学史上、古典主義の時代とされる17世紀で、1626年頃から文学者たちが王室秘書のヴァランタン・コンラール(英語版)

                                                                                  アカデミー・フランセーズ - Wikipedia
                                                                                • 『一般意志2.0』について ――東浩紀と柄谷行人(第三回) - 鳥籠ノ砂

                                                                                  東浩紀は『一般意志2.0 ルソー、グーグル、フロイト』(二〇一一)を書く前に、似たテーマで「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」と「情報自由論」の二つを書いている。だが、これらは書き手にとって満足のいくものではなかったらしく、単行本にはなっていない(のちに『情報環境論集』(二〇〇七)という名でまとめて収録されてはいる)。『一般意志2.0』は、東にとって「三度目の正直」とでも言うべきものだった。それを読む前にまず、私たちはこの二つの論文を読まなければならない。それによって、『存在論的、郵便的』から『一般意志2.0』までの流れを示すことが容易になる。この流れを通して分かることは、『存在論的、郵便的』において示された郵便的、精神分析的脱構築が、具体的な主体のモデル、国家のモデルとして練り直されていることだ。 一九九七年から二〇〇〇年まで連載された「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」は、タイ

                                                                                    『一般意志2.0』について ――東浩紀と柄谷行人(第三回) - 鳥籠ノ砂