5月16日、神奈川県座間市の老舗銭湯がXにポストした投稿が、物議をかもしている。客から理不尽な要求をされるカスタマー・ハラスメント(カスハラ)や、数々の迷惑行為を理由に、30日に閉店するという内容で、文面はあまりに切実だった。 【写真あり】「もう限界」苦しい胸中を吐露した「亀の湯」 閉店を決めた「亀の湯」は1967年の創業。小田急線・相模原駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅街にある。投稿は、店頭に貼り出した告知をそのまま撮影した写真とともになされた。 《昭和42年にこの地に公衆浴場を開業し、約57年営業を続けてきました。私の祖父が建てた最後の銭湯として、少しでも長く、と励んでまいりました》と書き出し、閉店日を知らせ、その理由を以下のように綿々とつづっていた。 《何よりも、営業する中で、駐車場のルール違反、カスハラ、壊したものを何も報告されないこと、備品を盗まれること、サウナ代を支払わずに無断