『神様のカルテ』のテレビドラマと映画を鑑賞した。 どちらが好みかというと、私はドラマの方が断然好きだった。 映画の主演が、栗原一止に櫻井翔、妻の榛名に宮崎あおい。 テレビドラマの方は、一止に福士蒼汰、榛名に清野菜名。 キャスティングでは映画版のお2人の方が似合っていると想像したが、 観てみると、福士蒼汰ドクトルの方が原作に近く感じた。 これは、俳優のせいではなくて映画版の脚本と演出にあると思う。 原作のキャラクターを全くなぞっていないからだ。 主演に限らず、映画版のキャラクターの設定はかなり変更されていた。 一止の同級生・砂山次郎役には要潤がキャスティングされているが、 共に成長していくくされ縁の同級生ではなく、ただの《先輩》に変更。 内科の恩師、大狸部長先生と古狐副部長先生はひとまとめにして 貫田先生という上司になっていて柄本明さんがキャスティングされている。 原作の2人の先輩医師 (