www.churobird.work 観光客でごった返すフニクラ頂上駅を後にし、大統領公邸を右手にみながらドナウ川に沿うように北上して行きます。ブダの街を眺めながら歩いて、たどり着いたのは三位一体広場。 そこで、目に飛び込んできたのはゴシック様式の尖塔が特徴的なマーチャーシュ教会でした。約80mのマーチャーシュの塔が、天を突き刺すようにそびえ立っています。この教会の起源は1015年に遡りますが、ここで登場するのが予想通りの初代国王イシュトヴァーン1世。建国の父は戴冠式だけでなく二度の結婚式をここであげています。それ以降、歴代国王の戴冠式はほぼここで行なわれてきました。ザ・聖地ですね。 正式名称が聖母マリア聖堂なのにマーチャーシュ教会と呼ばれるようになったのは、15世紀に大規模な増改築を行った王の名に由来しています。ハンガリーの1000フォリント紙幣にもなっているマーチャーシュ王はこの方です