西日本や東日本などで記録的な大雨となり、各地で土砂災害や川の氾濫が相次ぐさなか、雨雲の動きや災害の危険度などを示す気象庁のホームページが一時、つながりにくくなりました。気象庁はこれまでの最大規模を超えるアクセスが集中したことが原因で想定が不十分だったとして陳謝し、再発の防止に取り組む考えを示しました。 気象庁によりますと、停滞する前線の影響で各地で記録的な大雨となっていた今月14日の午後0時40分ごろから、ホームページの地図上で雨雲の動きを示す「雨雲レーダー」や、土砂災害や洪水などの危険度を示した「危険度分布」の画面などがつながりにくくなりました。 このためサーバーの性能を上げてシステムの負担を軽くしたり、国土交通省やNHKなど気象庁の情報を掲載しているウェブサイトに誘導したものの、閲覧しにくい状態は午後11時半ごろまで続きました。 この日は活発な雨雲が九州北部などにかかり、佐賀県と長崎県