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山さ行がねがの検索結果1 - 40 件 / 874件

  • 40歳「廃道」に鉱脈を見出した男の快活な人生

    これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむと古田雄介が神髄を紡ぐ連載の第30回。 <藪を突き抜けた勢いで、うっかりあと1歩踏み出していたら終わりだった。(略)なぜなら、右に見える路面には、それを支える地面がまるで存在しなかったから。宙ぶらりんなのだ。足を踏み込んだら突然板チョコのようにポッキリ割れて、あと100m残っている海岸までの落差を身に刻みつけながら、とても呆気なく人生の締め括りを迎えていたかも知れないのだ。……こういうことがあるから廃道は恐い。(東京都道236号青ヶ島循環線 青宝トンネル旧道レポートより)> 使われなくなった道を踏破するオブローダー 使われなくなった道のことを廃道(

      40歳「廃道」に鉱脈を見出した男の快活な人生
    • ASCII.jp:古田雄介の“顔の見えるインターネット”

      本連載では、カリスマ的な人気を誇る個人サイトの管理人にインタビューして、サイトの運営法などを本音で語ってもらう。 2011年11月02日 12時00分 トピックス 最終回 アンサイクロペディア“中の人”が語る、ユーモアの難しさ 鋭い社会風刺をズバズバ切り出すWikipediaパロディサイト、アンサイクロペディア。そのセンスはどこから生まれるのか。 2011年10月07日 12時00分 トピックス 第99回 マスコミが報じない“カルト”を記事に 「やや日刊カルト新聞」 悪質な自己啓発セミナーや宗教団体など、いわゆる“カルト団体”のニュースを取材しているブログがある。 2011年08月31日 12時00分 トピックス 第98回 「もし森ガールが森へ入ったら」アサイさんの超地道な努力 大ヒットのブログ記事、通称「もし森」。自然系ネタエントリーと生物系まじめエントリーを書き分けるアサイさんは何者な

        ASCII.jp:古田雄介の“顔の見えるインターネット”
      • 廃道・隧道・廃線・林鉄の踏査〜山さ行がねが〜

        廃道・未成道・隧道・林鉄・廃線跡 古き良き「交通」を冒険する オブローダー「ヨッキれん」の記録 >> 13/12/11/10/9/8/7/6/5/ 4/3/2/1 >> 4/3/2/1 >> 9/8/7/6/5/4/3/2/1 >> 2/1 >> 3/2/1 >>

        • 【山さ行がねが】道路レポート 国道256号 飯田市上村の地形図に描かれていない区間

          国道256号は、岐阜県岐阜市を起点に、長野県飯田市に至る、実延長約221kmの一般国道であるが、最新の「道路統計年報2017」によると、この路線には長野県内に全長12.3kmの【自動車交通不能区間】供用中の道路のうち、幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載量4トンの普通貨物自動車が通行できない区間をいう。があることになっている。 酷道ファンにはよく知られた事実だが、飯田市内にある小川路峠は現在も自動車が通れない。これが上記した自動車交通不能区間の正体である。 ついでに小川路峠の説明を、『角川日本地名辞典 長野県』に行ってもらおう。 小川路峠 (おがわじとうげ) 飯田市と下伊那郡上村との境にある峠。標高1,494m。飯田の町と静岡県の秋葉神社とを結ぶ秋葉街道が,小川路峠・青崩峠を越えて通じ,江戸期から秋葉参りや善光寺参りの人々でにぎわった。伊那谷から遠山郷への最短ルートで,明治

          • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

            <超・簡単に前回のおさらい> 島の北端にやって来た私は、そこで地図にも描かれているトンネルと遭遇。 入口に簡単なフェンスがあったが、なぜ封鎖しているのかの具体的説明は一切無し。 果たしてこのトンネルの先はどうなっているのか? もしこの地図通りなのだとしたら、ちょっと面白そうだ…。 2013/4/2 7:37 《現在地》 島唯一の集落から海岸沿いの道路をひた走ること5.6kmで、島の北端に辿りついた。 もし自動車で来たら、ここまでほんの10分弱の道のりであろう。 なるほど、こういう走りやすい道だけを選んで走れば、神津島は大きい島ではないということが理解出来る。 この目の前に聳え立つ、迂回のしようもない柱状節理の岩山が、黒根と呼ばれる北限の岬である。 道は説明なくここで塞がれているが、形としてはまだ続いている。 そして、この先は集落があるのとは反対の東岸を南下していくわけで、“裏神津海岸”など

            • 道路レポート 中央自動車道 旧道

              今回紹介するのは、数多くの道を紹介していた「山行が」でも初めてのジャンルである。 それは、高速道路の廃道である。 そんなものがあるのかと思われるだろうが、確かに高速道路で廃道になった路線はない。 昭和38年の名神高速道路栗東IC~尼崎IC開通以来、日本の高速道路45年の歴史の中で、一度開通した高速道路は今日まで継続的に利用されてきた。(ただし一例のみ、北陸道において一般道路に格下げとなった区間が存在する) 今回採り上げる“高速道路の廃道”とは、線形改良によって生じた部分的廃道である。 一般道路においては線形改良による路線の更新は頻繁で、全国にそれこそ無数に存在しているわけだが、ことさら大がかりな工事と、それ故十分な事前調査を行って産み出される高速道路においては、そういったケースでさえ稀で、私がネット上で調べた限り全国でもわずか2例しかない。 そのうちの一例が、中央自動車道の上野原IC~大月

              • 酷道 - Wikipedia

                「腐道」はこの項目へ転送されています。コミックの「腐道〜本日のタマキさん〜」については「王嶋環」をご覧ください。 酷道(こくどう)は、日本の道路の俗語で、一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を「国道」の読み(こくどう)にかけて揶揄したもの[1][2][3]。古くは1930年(昭和5年)の用例が確認されており[注釈 1]、1958年(昭和33年)の阿川弘之の紀行文『東北国道二千キロ』[7]、道路地図[注釈 2]や自治体史[8]、新聞[9][10]、紀行記[11]、国会発言[注釈 3]にも使用例がみられる。 概要[編集] 一般的に「国道」といえば、「適切な整備が実施されている利便性の高い重要な都市間道路」というイメージを持たれることが多い。特に地方においては、道路としての存在感や安心感は、他の一般道路とは格別であるとも評されている[14]。 「酷道」

                  酷道 - Wikipedia
                • 千葉県の鋸山登山自動車道の謎「私道が私設料金所でお金を取っている」→興味深いそのロジックや他の私道の事例について

                  ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com リンク Wikipedia 自動車道 自動車道(じどうしゃどう)とは、日本の道路運送法に基づく道路であり(すなわち道路法に基づく道路ではなく)、専ら自動車の交通の用に供することを目的として設けられた道路を指す(道路運送法第2条第8項)。 下記の二種類に分けられる: 道路運送法に基づく自動車道は、道路交通法と道路運送車両法が適用される(道路法に基づく道路と同様)。 一般自動車道はその道で自動車道事業を経営しようとする者が国土交通大臣(かつては建設大臣と運輸大臣)の免許を受けて建設し供用する。 専

                    千葉県の鋸山登山自動車道の謎「私道が私設料金所でお金を取っている」→興味深いそのロジックや他の私道の事例について
                  • 【山さ行がねが】道路レポート 国道291号 清水峠 新潟側

                    おそらく、日本でもっとも有名な廃道の一つである。 多くの廃道ファンや国道ファンが、畏敬を込めて、こう呼ぶ。 清水国道 と。 清水国道の歴史は古く、明治の初期にまでさかのぼるのであるが、これは後にしよう。 それよりも、先に現状から説明したい。 清水峠は、群馬県と新潟県の県境(上越国境)上にあり、列島の中央分水界をなす、海抜1,448mの峠である。 この道は国道291号に指定されているが、峠の前後あわせて約28kmが「自動車交通不能区間」となっており、俗に言う“酷道”のひとつである。 これはおそらく、全国でも最長クラスの国道における自動車交通不能区間であるが、それでも群馬県側の大半は登山道になっていて、多少健脚であれば誰でも歩くことが可能である。 そして、素晴らしい景観を誇る清水峠に立つことも出来る。 だが、新潟県側の大半の区間(約12km)は廃道になっていて、 ここ何年、或いは何十年の間、誰

                    • 「さすがにもう閉鎖してるやろなぁ…」と思ったら細々続いてたサイト!wwwww : ライフハックちゃんねる弐式

                      2018年02月07日 「さすがにもう閉鎖してるやろなぁ…」と思ったら細々続いてたサイト!wwwww Tweet 32コメント |2018年02月07日 18:00|サイトまとめ|Edit 1 :風吹けば名無し pya ぴゃ!どっと東京 ピン!ときたらカウンターを回してください。 18/02/07 00:58 ID:NoBneNoqa.net 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 2 :風吹けば名無し 面白フラッシュ倉庫 18/02/07 00:59 ID:Gfo19tYXd.net 3 :風吹けば名無し たのみコム たのみこむ 18/02/07 00:59 ID:Klp2cHLIM.net 4 :風吹けば名無し ネオグリーン 18/02/07 00:59 ID:mYvdKSWg0.net 5 :風吹けば名無し 窓の杜 18/02/07 01:00 ID:au2

                        「さすがにもう閉鎖してるやろなぁ…」と思ったら細々続いてたサイト!wwwww : ライフハックちゃんねる弐式
                      • 日本の離島を訪れると「ナンバープレートのない車」が闊歩してる事例がある→島に公道が無かったり、車検が事実上不可能だったりと理由がある模様

                        ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com

                          日本の離島を訪れると「ナンバープレートのない車」が闊歩してる事例がある→島に公道が無かったり、車検が事実上不可能だったりと理由がある模様
                        • いま密やかに注目のスポット「廃道」ってなんだ?

                          ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 子供の頃の好奇心から、プロ廃道家に! ―― 肩書は「廃道家」でよろしいですか? 簡単な自己紹介をお願いします。 平沼氏 僕は子供のころから、「行ったことのない道路の先がどうなっているのか見たい!」といったように好奇心が旺盛で、MTBで走り回ったりしていたんですが、その好奇心が大人になってからも衰えなかったんです。 それで秋田で会社勤めをしながら、東北を中心に「廃道」を探索して、その成果を「山さ行がねが」というホームページで発表していました。 「山さ行がねが」に一定のアクセスがあるようになって、「廃道」に関する同人誌やCD-ROMを制作、通信販売したりするようになったんですが、それに一定のファンが付いてくれたことと、書籍やムックなどの企画に参加できたことで手応えを感じて、「廃道」探索に専念するようになったのが2007年です。 現在は活

                            いま密やかに注目のスポット「廃道」ってなんだ?
                          • 【山さ行がねが】道路レポート 塩那道路 (県道中塩原板室那須線) 序

                            日本には、まだまだ凄い道がある。 それを、私に思い知らせた道がある。 栃木県一般県道266号「中塩原板室那須線」、 通称 「塩那道路」 オブローダーなら、おそらく誰しもが、一度は聞いた名である。 塩那道路という、愛称とも略称とも取れる道の名前は、そこがただの県道や林道として生を受けた道ではないことを伝えている。 いや、実は塩那道路などという道は、まだこの世には、完全に存在はしていない。 あるのは、将来の塩那道路になるはずだった、パイロット道路と呼ばれる、工事用道路。 そして、辛うじて完成している一部区間である。 塩那道路を一言で言い表すなら、 とにかく凄いところを走る道。 なんと、最高到達高度は海抜1700m。 東北地方には、ここまで高い場所を走る道はない。 塩那道路を擁する栃木県においても、標高でこれを越える道は日光近辺に幾つかあるだけで、稀である。 そして、塩那道路のもう一つの重要なフ

                            • 「日本は本当に広い」──“廃道”に人生を捧げるマンネリ知らずの管理人 (1/3)

                              顔が見えるインターネット第3回のお相手は、“山さ行がねが”の管理人・“ヨッキれん”こと平沼氏。 “山さ行がねが”は、現役を終えた道路“廃道”のレポートを極めるというウェブサイトだ。今や獣道となった峠や崩落の激しいトンネルなど、まず人が踏み入れない場所に赴き、恐いモノ知らずのレポートを敢行する姿勢に心酔するファンは多い。 古くから熱心なファンがいる旧線路“廃線”や、2000年代前半のブームで複数の書籍が発行された“廃墟”と比べて、廃道はまだまだニッチなジャンルだが、着実に知名度を上げている。役目を終えて、往来の人がいなくなった道から、どのように魅力的なコンテンツが生まれるのか。「人生を廃道歩きにかけている」という平沼氏に語ってもらった。 山さ行がねが 平沼氏が愛用のマウンテンバイクのまたがり、東北や関東に点在する廃道や旧隧道(旧トンネル)を探索した大量のオリジナルレポートを収録している。1日

                                「日本は本当に広い」──“廃道”に人生を捧げるマンネリ知らずの管理人 (1/3)
                              • 県道ならぬ「険道」 数は「酷道」よりも膨大? 初心者にはお勧めできない道路たち | 乗りものニュース

                                細く狭かったり、荒れ果てていたりする国道は、愛好家から「酷道」と呼ばれますが、総延長では国道をはるかに上回る都道府県道などにもそうした道路があります。たとえば県道は「険道」などと呼ばれますが、どのような道があるのでしょうか。 総延長13万kmの都道府県道にも… 総延長約5万6000kmに及ぶ国道(高速自動車国道を除く)には、そのイメージとは裏腹に、細く、舗装も荒れたような道も存在します。そのような道を国道ならぬ「酷道」と呼び、好んで走ったり、成り立ちを調べたりして楽しむ愛好家もいます。 もちろん、国道だけでなく、都道府県道や市町村道などにもそうした道は存在し、インターネット上では県道ならぬ「険道」などという言葉も見られます。 長野県道・群馬県道112号大前須坂線の県境部。この先は立ち入り禁止となっている(平沼義之撮影)。 都道府県道は総延長で約13万km、市町村道は約102万7000kmと

                                  県道ならぬ「険道」 数は「酷道」よりも膨大? 初心者にはお勧めできない道路たち | 乗りものニュース
                                • 道路?レポート 山寺の廃すべり台

                                  このタイトルを見て、「ついにネタが切れて公園遊具まで手を出すのか」と思った方もいるかも知れないが、そんな甘っちょろいものではない。 「山行が」が対象としているのは、“交通に関するもの全般”だが、遊具のすべり台はその範疇にない。 でも、今回紹介するすべり台は、紛れもなく 交通機関としてのすべり台 だった。 ただ、一般的な“道路”でないことは確かなので、「道路?レポート」とさせてもらった。 「山行が」史上最も奇抜な“廃すべり台情報”を提供してくださったのは、山形市在住の“まこと氏”。 氏のメールの一部を転載させていただこう。(情報提供ありがとうございました!m(_ _)m) 山 寺 は、急な階段が二千段くらいあるお寺でして、奥の院まで結構な登りなんです。 あの有名な松尾芭蕉が「静かさや岩にしみいる蝉の声」読んだまさにその場所です。 山形市民にとってはなじみのお寺で、僕も子供の頃から何度も行って

                                  • 山さ行がねが

                                    廃道・未成道・隧道・林鉄・廃線跡 古き良き「交通」を冒険する オブローダー「ヨッキれん」の記録 >> 13/12/11/10/9/8/7/6/5/ 4/3/2/1 >> 4/3/2/1 >> 9/8/7/6/5/4/3/2/1 >> 2/1 >> 3/2/1 >>

                                    • 【山さ行がねが】隧道レポート 掛川市の岩谷隧道

                                      2011/3/4 12:34 ここは東海道筋の宿場と茶の産地で有名な掛川のはずれにある、何の変哲もない丁字路。 ここが出発地点だ。 「地図」はもうちょっとだけ待ってね。 お目当ての「変なもの!」が出て来たら、すぐに明かします。 うふふふふ。 掛川に住んでる人ってきっと、「東海道」と「茶」の二言だけで掛川の紹介を済ませようとする人のこと軽蔑するだろうな。軽蔑されたくないので、もうひとつだけ掛川ミニ知識。 掛川は「電波ソング」の街らしいぞ!(wikipedia:「掛川市」より)←ホントかい! なにはともあれ、山行が“初”掛川だ~! 現行1/25000地形図にあるトンネル記号を目当てに入ってきたこの道だが、初っ端から狭いのだ。 路面には一応コンクリートの舗装がされているが、その幅は軽トラのタイヤの幅とぴったり一致。 普通車だと、この時点でちょっと怖じ気づくかと思うが、それ大正解。 特にこの先にあ

                                      • 【山さ行がねが】橋梁レポート 無想吊橋

                                        千頭山への入山、その第一目的は「千頭森林鉄道」の攻略であった。 そして全部では無いが、この日の目的とする内容は果すことが出来た。 それからもうひとつ、第二の目的があった。 無想吊橋の攻略である。 寸又峡の支流である逆河内の奥地には凄まじく高い吊橋が架かっており、しかもそれが廃道同然になっているという情報は、私が関東に移住した当初から多くの方に教えていただいた。 テレビで放映されていたという典拠もよく聞いたが、私は残念ながらその放映を見ていない。 ただ、とにかく凄まじい橋がそこにあるから、崩れ落ちて消えてしまう前に見ておいたほうが良い。 そんな熱っぽい…勧誘と言っても良いような情報提供を、何件も頂いていた。 だが私には、すぐさまそれに飛びつくことが出来なかった。 正直、既にテレビが取り上げているという事実は、その内容は知らないけれども私の感覚を萎えさせたし、検索エンジンを使えばより最近の状態

                                        • ずっとずっと撮り続ける #なにかを写真に撮って集めてる人のサイト - エスカレーターマニアの移動の記録

                                          なにかひとつのことに異常な関心を傾けるひとたちをまとめます。 新規の追加はTwitterハッシュタグ「#なにかを写真に撮って集めてる人のサイト」から拾っていますので、参加してみてください。 #なにかを写真に撮って集めてる人のサイト - Twitter Search #なにかを写真に撮って集めてる人のサイト - Togetterまとめ ※リンク不可の方がいらっしゃいましたら大変お手数ですがお知らせくださいませ。 タイトルはこの雑誌から引用。 ベッヒャー夫妻の写真には強い光や影はありません。柔らかい光で被写体をディテールまで詳細に描写します。だから、彼らのルールは『曇りの日に撮る』。でも、さらに優先するルールがあったのですね。それはこうです。『ずっとずっと撮り続ける』。 BRUTUS特別編集 合本・写真術 (マガジンハウスムック) 作者: マガジンハウス 出版社/メーカー: マガジンハウス 発

                                            ずっとずっと撮り続ける #なにかを写真に撮って集めてる人のサイト - エスカレーターマニアの移動の記録
                                          • 【山さ行がねが】隧道レポート 草木トンネル (旧三遠南信自動車道)

                                            草木(くさぎ)トンネルとは、おそらく日本中でここにしかない、 高速道路から一般道路へと転落したトンネルである。 レポートのタイトルにある「三遠南信自動車道(さんえんなんしんじどうしゃどう)」は、その名の通り、三(三河)・遠(遠江)・南信(南信濃)の各地方を結ぶ、我が国の高速道路のひとつである。 今回紹介する草木トンネルとその前後の道は、この三遠南信自動車道の旧道である。 高速道路の旧道といえば、【道路レポート:中央自動車道旧道】もそうだったが、それと大きく異なっているのは、こちらには現道が今のところ存在しないという点だ。 にもかかわらず旧道があることを不思議に思われるかも知れないが、草木トンネルとその前後の道は三遠南信自動車道として建設されたが、その後の計画の変更によって、一般道路に格下げされたのである。 そして、新たな「三遠南信自動車道」はと言えば、まだ完成していない。 現道はないが、旧

                                            • 【山さ行がねが】道路レポート 静岡県道288号 大嵐佐久間線

                                              おおあらし さくま線 静岡県の一般県道288号 「大嵐佐久間線」 の読みとして、上記は正しくない。 正しくは、「おおぞれさくま線」 という。 だがこの県道の実態は、まさに「嵐(あらし)」に揉まれたような「大荒れ」である。 字が体を示してしまった。 容易に通りがたいほど整備が疎かな県道を「険道」と呼んで親しむ人々の間では、全国的に有名な「険道」である。 試みに路線名で検索してみると、おおよそ山間部のいち不通県道とは思えないほど多くのサイトで採り上げられている。 しかし、その全線を踏破したという記録は、驚くほど少ない。 というか、最近の記録は皆無と言っても良い。 その「荒れっぷり」と「踏破の難しさ」に対する風聞は、私がまだ秋田に住んでいた時分から、この道との関わり合いが“業界”の通過儀礼でもあるかのように、頻繁に聞こえてきた。 読者様からの「情報提供」も、一度や二度ではなかった。 そしてその多

                                              • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

                                                2013/4/2 7:54 《現在地》 今回のサブタイトル、「駆け抜けろ!! 神津島版の“アレ”」の、アレとは、もちろんアレである。 交通の難所のネーミングとしては、おそらく日本一有名なアレ。 まさか、この嵐の日に、離島でアレを披露する事になるとは思わなかったが、アレをしない限りは探索の目的を完遂出来なかったのでやむを得なかった。 その場面はもう少しで出現する。 つうか、もう見えてる。 返浜(かえすはま)ヘ向け、残り350m程度と推定される前進を開始する。 ああ、これはあかんやつや。 よくテレビのニュースなんかにも出てくる、例の、高波を見に行ったら波にさらわれるってヤツ。 こういう漁船がひとつも海に漕ぎ出しよらん日は、我々海の素人が海岸に近寄っちゃなんねぇ。 分かってる。 分かっているのに、止められない。止まらない!好奇心が盗んだピストバイクで走り出してる。 なぜなら、そこに道があるかもし

                                                • 【山さ行がねが】橋梁レポート 無想吊橋

                                                  千頭山への入山、その第一目的は「千頭森林鉄道」の攻略であった。 そして全部では無いが、この日の目的とする内容は果すことが出来た。 それからもうひとつ、第二の目的があった。 無想吊橋の攻略である。 寸又峡の支流である逆河内の奥地には凄まじく高い吊橋が架かっており、しかもそれが廃道同然になっているという情報は、私が関東に移住した当初から多くの方に教えていただいた。 テレビで放映されていたという典拠もよく聞いたが、私は残念ながらその放映を見ていない。 ただ、とにかく凄まじい橋がそこにあるから、崩れ落ちて消えてしまう前に見ておいたほうが良い。 そんな熱っぽい…勧誘と言っても良いような情報提供を、何件も頂いていた。 だが私には、すぐさまそれに飛びつくことが出来なかった。 正直、既にテレビが取り上げているという事実は、その内容は知らないけれども私の感覚を萎えさせたし、検索エンジンを使えばより最近の状態

                                                  • 酷道趣味のこと : 国道系。

                                                    10月23 酷道趣味のこと マニアの世界には、部外者には計り知れないジャンル分けというものがある。ロックが好きといってもパンクとプログレでは全く別世界であるし、自分で草野球をする人と記録マニアみたいな人もまず別人種といっていい。仲良くなるかなと思って古代史マニア同士を引きあわせてみたら、邪馬台国大和説と九州説に分かれて喧嘩を始めてしまったなんて話も聞く。 鉄道ファンでも、撮り鉄に乗り鉄、録音に模型、時刻表収集に廃線跡探索などなど様々な楽しみ方があり、それぞれコミュニティが確立されているようだ。で、それよりずっとマイナーで人口の少ない国道マニアにも、やはりそれなりに分派があるのである。一本の国道を端から端まで走り切る「一気走行」、道の歴史や背景を探る研究者タイプ、特定地点間をどのルートで行くのが速いか調べる走り屋タイプなどなど。中には国道同士の交差点に来るたびサイコロを振って行き先を決め、全

                                                      酷道趣味のこと : 国道系。
                                                    • 「廃虚」から「廃道」萌え 退廃の歴史探るロマン 出版相次ぐ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

                                                      役目を終え、荒れるがままに放置された「廃道」の魅力を紹介する本が相次いで刊行された。ネット上には「オブローダー」(廃道探索者)なる新語もちらほら。退廃の美へのあこがれや郷愁に加え、人や地域をつなぐ道の“物語性”が現代人の心を引きつけているようだ。 10月末に刊行された『廃道をゆく』(イカロス出版)は、全国に点在する廃道のうち44本を、景観・歴史・荒廃度といったテーマ別に紹介するムック本だ。写真や図版を豊富に使い、探索の心得や観察のコツも説く。同社では、通行困難な国道を特集した『酷道(こくどう)をゆく』が2巻で10万部のヒットを記録。近年の廃虚ブームの流れで「道路への関心も高まっている」(同社)と出版を企画したという。 実業之日本社も今月、ブルーガイド・ムック『廃道本』を刊行した。歴史的価値が高い廃トンネルの建築美や、廃道に至るまでの経年変化の法則を考察する。マニア向けの内容だが、発売前から

                                                      • 道路レポート 国道291号 清水峠(新潟側) <リベンジ編>

                                                        忘れない。 2007年10月8日、午前7時08分。 もうどうにも進むことが出来なくなった我々が、遂に撤退を決心した、あの場面。 傍らには、滝が落ちていた。 “国道”を横断して流れ落ちる、小さな滝。 仰ぎ見る、上れない土斜面。 顔面を伝ったものは、滝の飛沫と前夜から降り出した雨の雫だけではなかった。 二日にわたる挑戦は、唯一の目的を果たせずに終わった。 まさか、我々が二人がかりで挑んでも駄目だなんて…。 そんな傲りをしたたかに打ち据えられた屈服感のなか、上擦った声で放たれた精一杯のことば。 「 くじさん。 このままでは終わらせないぞ…。 」 “ナル水沢の撤退” から1年、 約束に違わず、二人は再び未踏国道へ挑んだ。 ※このレポートは、「道路レポ 国道291号 清水峠(新潟側)」の続きです。 群馬県前橋市と新潟県魚沼市を結ぶ一般国道291号のうち、群馬と新潟の県境にそびえる清水峠の前後約27k

                                                        • 道路レポート

                                                          東北地方でただ一カ所だけの国道不通区間である甲子(かっし)峠。 福島県の中通り(なかどおり)地方と会津(あいづ)地方とを結ぶ、奥羽山脈越えの峠である。 現在、国道は会津側の下郷町からは甲子峠(海抜1300m)まで上れるものの、中通り側である西郷村からは海抜900mの甲子温泉で行き止まりとなっている。 この不通区間には、車道の代わりに登山道が整備されており、おおよそ4kmで通じている。 この登山道国道は、業界ではかなり有名であり、木の棒に真新しそうな国道標識が取り付けられ歩道の脇に設置されている景色を、あなたも何処かのサイトで見ているのではないだろうか? 山行がとしても、当然この登山道区間をチャリで乗り越す事を計画したが、決行日は生憎の雨でガスが酷く、結果的には挑む前に断念することになる。 しかし、私は読者の皆様に二つの約束をする。 ひとつ、私は今後必ずこの区間をチャリで踏破し、レポートをお

                                                          • 道路レポート 主要地方道小出奥只見線 <シルバーライン> 第一回

                                                            私が生涯に体験したい道10選 というものがあるとしたら、確実にあの塩那道路と共にランクインする道の一つ。 それがこの、“奥只見シルバーライン”こと、新潟県道50号小出奥只見線である。 この道は、かつて日本最大の電源開発事業のために、国力をあげて開発された道である。 行く手にあるものはただ一つ、2006年時点での国内ダム総貯水量第一位の奥只見ダム(6億百万立方メートル)。 ダムを生み出し、管理するためだけに設けられた、開発道路。 それが、“奥只見シルバーライン”と後に愛称され、年間15万台が訪れる観光道路になる道の、始まりだった。 道路の開通は、昭和32年。 国営の電源開発株式会社によって施工され、3年の年月と延180万人の労働力が投入された。 開通した全長22kmの資材運搬道路には、あわせて19本、合計延長18km余りの隧道が掘り抜かれ、他に類を見ないトンネル連続道路が出現したのである。

                                                            • 道路レポート 尾盛駅への道

                                                              尾 盛 駅 をご存じだろうか。 wikipedia:尾盛駅 には、こう書かれている。 駅周辺に民家は無く、その上駅に通じる車道も1つも無い。このため鉄道でしかこの駅へ来ることはできない。 そのため、一部の鉄道ファンに日本で最も理想的な秘境駅といわれている。 2008年度の年間乗降客数は574人である。 オブローダーというのは、元来「ひねくれ者」の資質を有する。 誰もが使う道ではなく、敢えて裏道を探し、無理に使われなくなった道を辿ろうとする。 「イケナイ」 「行けない」 と言われれば、本当にそうなのかと確かめなければ気が済まなくなる。 「道が無いのに駅があるわけなんてないだろう」 と、そう心から疑う。 そして、「秘境駅ファン」というのも相当に「ひねくれ者」であろう。 非共益の誹りなどどこ吹く風で頑張る秘境駅を愛する者が、 年に500人以上も、 この「どこにも行けないホーム」に降り立っていると

                                                              • 長野の山中で見つけた散弾銃をぶっ放された標識、恐らく道路が通れない腹いせだが世紀末を感じる

                                                                ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日本社「日本の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com

                                                                  長野の山中で見つけた散弾銃をぶっ放された標識、恐らく道路が通れない腹いせだが世紀末を感じる
                                                                • 【山さ行がねが】ミニレポート第136回  大庭トンネルの横穴

                                                                  読者さんから寄せられた情報をもとに私が突撃調査を敢行する、『読者からの調査指令』シリーズの第一弾。 いくつかのネタ情報を懐に、梅雨の合間となった2008年6月27日に神奈川県中南部へと向かった私が、その第一番目の突撃ポイントとしたのがこの、藤沢市の街中にある大庭トンネルであった。 まずは Nh3526氏 からの情報を、ほぼ原文のままご覧頂こう。 神奈川県藤沢市に「大庭トンネル」というごく普通の隧道があるのですが、北行の隧道内に、左へ分岐してるっぽい穴を見つけました (^_^)v が・・・バリケードが堅くて入れませんでした。また、外側からも狙いましたが、坑口が見つからず・・・・・ そこで是非、山行がに探索していただきたいのです。また、それが何の為の穴なのかも調べて頂けると幸いです。 場所ですが、「辻堂駅」から1Kほど北上した所です。 写真などは添付されておらず、この文章から私はいろいろと想像

                                                                  • 隧道レポート 田代隧道

                                                                    2005年12月末に実施した読者アンケートには、この一年の山行がに対する満足度を問う設問があった。 多くのご意見を戴いた中でも、ある一つの意見が、私の胸にグサリと刺さった。 ただ今回「大満足」にしなかったのは隧道のネタが以前に比べて規模が縮小したような感じがしたからです。山行がの特に「隧道」ファンとして、これからの隧道ネタに期待したいと思います。 イタタタタタタタタ… すっげー、痛いところを突いてきてる。 私自身、隧道探索という点ではパンチの弱い一年だったことを認めざるを得ない。 もはや、近場に決定的な隧道が(おそらく)存在しないこともあるし、たとえ遠方まで出張っていったとしても、なかなかどうして並みの廃隧道や、他のサイト様で貫通されている物などでは、私自身が無理に興奮出来るとも思えないところがある。 申し訳ないが、わたしはもう。他のサイト様が「すげー」とか「こえー」と言っている隧道の大半

                                                                    • 奥多摩の秋は曳鉄 - ピンチ商会はてな本店

                                                                      先日の日曜日に奥多摩を訪問してきました。以前の水根貨物線訪問時は駅を出て右に曲がりましたが、今回は左、まずは駅から見える氷川小学校を目指します。 小学校裏の道をそのまま進むと、やがて奥多摩工業の工場内に入ってゆきます。「山さ行がねが」の記事を読んでこれが除ヶ野集落へ続く公道であることを知ってはいたものの、かなり進むのをためらう光景です。 工場を過ぎると道は完全に山道になります。杉林の整備で通る人がいるのか、足場は悪くありません。作業用モノレールがあったのでつい撮ってしまいます。向こうには運転用の座席が転がっています。 やがて杉林の間にトロッコが見えてきました。今回の目的の奥多摩工業曳鉄(えいてつ)線です。日原街道の先にある採掘場から先ほどの工場を結ぶ専用線で、ケーブルに曳かれた無人のトロッコが石灰石を運びます。 山道に沿って鉄橋の東側に回ります。鋭い方は前の写真とトロッコの車番が同じなのに

                                                                        奥多摩の秋は曳鉄 - ピンチ商会はてな本店
                                                                      • 超高層ビルを愛するBLUE STYLE COM管理人の生き様 (1/5)

                                                                        何気なく接している風景や食べ物でも、視点を変えればエンターテインメントになる。そうした楽しい価値観にいくらでも触れられるのがインターネット最大の魅力とも言えるだろう。 当連載ではこれまでにも、廃道に人生を捧げる「山さ行がねが」や、ダム好きの好奇心を極限まで高めた「ダムサイト」、団地を娯楽に変えた「住宅都市整理公団」などの管理人さんに話を伺ってきた。 今回のお相手は、高層ビルの魅力にとりつかれた「BLUE STYLE COM」のなかやん氏だ。日本国内のみならず海外の高層ビルにも自ら赴き、2003年から膨大なデータベースを構築し続けている。読者に高層ビルやマンションの鑑賞法を提示しながら、自身も高層マンションの高層階に住み、その景色を堪能している。まさに真の高層ビル愛好家だ。 展望台に一人で行くだけで、いくらでも時間がつぶせるというなかやん氏。そのとき、脳内にはどんなエンターテインメントが広が

                                                                          超高層ビルを愛するBLUE STYLE COM管理人の生き様 (1/5)
                                                                        • 【山さ行がねが】隧道レポート 国道140号 駒ヶ滝隧道

                                                                          なにやら秩父の山奥には、現役の国道でありながら一風も二風も変わったトンネルがあるらしい。 以前、当サイトで大々的に読者様から情報を募った際にも、そのトンネルの情報は複数の方から寄せられた。 いずれも関東近郊の方からの情報で、「関東に来たならぜひ」とか、「こちらの名物です。ぜひ見てくれ!」というような熱い内容だったと記憶している。 そして今回私は、初めて自転車でこのトンネルを通った。 その結果、現役のトンネルとしては特別に強烈なインパクトを有するものであると、そう認識するに至った。 故に、ここ1年間ではたった1例しか前例のない、現役でありながら隧道レポに登場という(きっと名誉でもなんでもない)快挙となったのである。 前置きはこのくらいにして、早速レポを始めよう。 いきなり隧道というのではそのインパクトを伝えきれないので、少し手前から始めたい。 2007/9/3 6:24 【埼玉県秩父市大滝 

                                                                          • 営業はしない。ライバルも見ない。プロ廃道探索者の「自己防衛の仕事術」 - Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)

                                                                            「フリーランスは専門性が必要な時代」と言われることが多くなりました。でも、専門性とは、いったい何なのでしょうか。わたしはライターをしていますが、グルメに旅行におもしろ記事まで、書けそうなものは何でも手当たり次第に書いています。自分の専門性って何だろう……そんな悩みを持つフリーランスも少なくないはず。 そんなとき、ふと気付いたのです。「ニッチでオンリーワンなお仕事をしている人の生き方に、専門性を身につけるヒントがあるのでは?」と。 今回お話をお伺いしたのは、日本で初めてプロのオブローダー(廃道探索者)として生計を立てている平沼義之さん。失礼な話ですが、正直「どう稼いでいるのか」がまったく分からない職業です。そんな平沼さんにお仕事について聞いたら、「営業はしない、ライバルを見ない、他のものに浮気しない、妥協しない」と返ってきました。 1977年生まれ。日本初のプロオブローダーとして、道路探索を

                                                                              営業はしない。ライバルも見ない。プロ廃道探索者の「自己防衛の仕事術」 - Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)
                                                                            • 【山さ行がねが】道路レポート 国道16号 八王子バイパスの未供用ランプの謎

                                                                              表題の物件を紹介するのであるが、その謎解きについては、まだ完全に解決したわけではない。 しかし、都内で交通量も沿道の人口も多い地域の話であるから、私がここで解けなかった謎を提示することによって、地元の方などから決定的な情報が寄せられるのではないか。 そんな期待を込めつつ、本編を公開することにした。 このレポートの最終回(考察編)では、私が解けなかった謎をまとめて書き出すので、ぜひとも皆様からの情報提供をお願いしたい。 なお、この物件は、私が2007年に東京都日野市に引っ越してきてすぐに発見した。 のらネコが縄張りを見回るように、私がアパートの周りを自転車でうろついていて、偶然に見つけたのだった。 2011/8/23 5:53 【現在地(マピオン)】 自宅を自転車で出発して15分くらいで、八王子市打越町にある国道16号八王子バイパスの打越ICに到着した。 八王子バイパスには無料の区間と有料

                                                                              • 【山さ行がねが】道路レポート 都道201号 十里木御嶽停車場線

                                                                                2008/1/3 16:04 御岳登山鉄道(ケーブルカー)に沿った都道201号。(←) 強烈な下り坂の始まりとなる分岐地点。(→) ケーブルカーの線路と交差しながらその起点駅である滝本を目指す都道。 現在地の標高は820m、滝本駅は400mにあるから、その差420m。 これを約2.2kmの水平距離でカバーするワケだから、その平均勾配は…  19.1% そんな馬鹿な。平均が20%近いとは…。 お、俺のブレーキパッドは下まで保つだろうか…。 しかし、いまの計算はいきなり揺らぐことになる。 なんというか、地図が…ぜんぜん… 道の実態を追えてない! 例えば、下り初めて初っぱなの都道を上から見下ろすと、左のようなもの凄く折り畳まれた道が見える。 しかし、地形図には全くこの道路線形は描かれていない。 何もなかったかのように淡々と下っている。(確かに30mで高低差20mをカバーしているのは不自然だが)

                                                                                • 道路レポート 国道128号旧道 おせんころがし

                                                                                  残念ながら、外房の海岸沿いを周遊する最初の車道がいつ開通したのかという記録にはお目にかかれていないが、おおむね明治10年代には「房総東往還」が完成したようである。 その後は、道路の開発を鉄道が追いかける形をベースに推移するのであるが、明治43年に勝浦~鴨川間に乗合馬車が運行されたという記録は重要なものであろう。 この時点では間違いなく「おせんころがし」を通過する車道が開通していたことになるからだ。 続いて、今回紹介する区間の歴代地形図を見ていこう。 上図は、ここを描いたものとしては最古の5万図である明治35年版である。 既に「府県道」のはっきりした線で、海岸沿いの道が描かれている。 そのルートは、西側の「小湊」から隧道を抜けて海岸線へ出て、郡境を越えて大沢へ、さらに浜行川(なめかわ)へと至るルートである。 『外房総大沢の生活と民俗』という資料によれば、「おせんころがし」は「大沢から行川に向