脳をしっかり働かせて、仕事や勉強のパフォーマンスを高めたい――そう考えるのなら、まずは「口癖」を変えることから始めてみませんか? じつは、つい口にしてしまうフレーズが、脳を萎縮させたり思考力を低下させたりと、脳に最悪な影響を与えている可能性があるのです。今回は、脳の働きを抑え込んでしまう「悪い口癖」を3つご紹介します。日頃言いがちな言葉がないか、確認してみてください。 1.「疲れた」「嫌い」は脳機能を低下させる 仕事中や勉強中に「疲れた」「おもしろくない」「嫌いだ」などと、無意識のままつい愚痴をこぼしていませんか。こういった否定的な言葉は、脳に悪影響を及ぼし思考力を低下させる原因になるため、意識的に改善したほうがよさそうです。 脳医学者でベストセラー『脳に悪い7つの習慣』著者の林成之氏によれば、否定的な言葉は自分が言うのも、誰かが言っているのを聞くのもよくなく、脳にとって悪影響しかないのだ