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政治哲学の検索結果1 - 40 件 / 103件

  • はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"

      はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"
    • 能力のある人は、他の人よりも恵まれた暮らしに「値する」のか?(読書メモ:『政治哲学への招待』①) - 道徳的動物日記

      政治哲学への招待―自由や平等のいったい何が問題なのか? 作者:アダム・スウィフト 風行社 Amazon ●格差原理と、不平等の正当化 分配の正義に関する論争において、最大の注目を集めたのは、最後の原理ーーすなわち、格差原理ーーである。不平等は、どのようにして、もっとも恵まれない人の地位を、最大限良くすることに役立ちうるのだろうか。それを理解するわかりやすい方法は、すべての人に同じものを支払うことではないだろうか。ロールズの考えは、もし人々が、実益をもたらすような諸活動において働くよう動機づけられるべきだとすれば、彼らにはインセンティヴが必要かもしれないというお馴染みのものである。そして、議論は次のように進行する。もし経済が、そうでありうるのと同程度に生産的であろうとするならば、何らかの不平等が必要(社会学者は「機能的に」と言うかもしれない)である。不平等がなければ、人々はある仕事を別の仕事

        能力のある人は、他の人よりも恵まれた暮らしに「値する」のか?(読書メモ:『政治哲学への招待』①) - 道徳的動物日記
      • なまえちゃん on Twitter: "「すずめの戸締まり」について、フォロワーの文学者はなんか「宗教や喪に無神経だ。火を吐きそう」と怒り狂ってるし政治哲学者は「万人天皇主義。不敬の極み」とか言ってるしどんな広告よりも見たくなってきた"

        「すずめの戸締まり」について、フォロワーの文学者はなんか「宗教や喪に無神経だ。火を吐きそう」と怒り狂ってるし政治哲学者は「万人天皇主義。不敬の極み」とか言ってるしどんな広告よりも見たくなってきた

          なまえちゃん on Twitter: "「すずめの戸締まり」について、フォロワーの文学者はなんか「宗教や喪に無神経だ。火を吐きそう」と怒り狂ってるし政治哲学者は「万人天皇主義。不敬の極み」とか言ってるしどんな広告よりも見たくなってきた"
        • ホッブズ、哲学的アナーキスト、ルソー、ミル(読書メモ:『政治哲学入門』) - 道徳的動物日記

          政治哲学入門 作者:ジョナサン ウルフ 晃洋書房 Amazon 原書は1996年(最近に第4版が出版されているが)、邦訳も2000年。なんのフックもないタイトルに地味な装丁といかにも売れそうにないタイプの本だが、その中身はというと、わたしがいままで読んだ政治哲学入門のなかでも傑出した出来栄えだ*1。 「自然状態」とはどのようなものであるかというところから始まって、国家の正当化や民主主義の正当化、自由や財産の配分についてどう考えるか、個人主義に対する共同体主義的・フェミニズム的な批判と、政治哲学のトピックが幅広く扱われている。功利主義やリベラリズムといった理論ごとに章立てされているのでもなければ、思想家を時系列に紹介していくのでもなくて、章ごとの問題を扱いながら(西洋の)主要な哲学者たちの政治思想を提示していく、というところがミソ。 また、第一章で「(アナーキズム的な見解を除けば)自然状態は

            ホッブズ、哲学的アナーキスト、ルソー、ミル(読書メモ:『政治哲学入門』) - 道徳的動物日記
          • 『はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"』へのコメント

            政治と経済 はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"

              『はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"』へのコメント
            •  政治哲学の偉人!マイケル・サンデルの本おすすめ7冊! - 生活百花

              おはようございます。皆さんは「マイケル・サンデル」という名前をご存知でしょうか? 本を読んだ、大学で学んだ、テレビで見た事がある、という人も沢山いると思います。 サンデル氏は政治哲学の世界では超有名な学者です。政治哲学について勉強するならば、まずサンデル氏の本を読むべきだと言っても過言ではありません。 今回はそんなマイケル・サンデル氏の紹介と、おすすめの本を紹介して行きます。 目次 ・サンデル氏の略歴 ・サンデル氏の大まかな思想 ・サンデル氏のおすすめ本7選! 1.これからの「正義」の話をしよう 2.公共哲学 政治における道徳を考える 3.ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 4.それをお金で買いますか 市場主義の限界 5.サンデル教授、中国哲学に出会う 6.民主政の不満 7.完全な人間を目指さなくてもよい理由-遺伝子操作とエンハンスメントの倫理 ・まとめ ・サンデル氏の略歴 サンデル氏

                 政治哲学の偉人!マイケル・サンデルの本おすすめ7冊! - 生活百花
              • ララビアータ:ベンヤミンの政治哲学 - livedoor Blog(ブログ)

                ベンヤミンは、政治について多くは語っていない。その主たる関心は、芸術批評と美学に向けられていた。私は拙著『文学部という冒険』で現代芸術の政治性を強調し、ベンヤミンの美学にも言及したので、その政治哲学的含意について論じておきたい。 もともとドイツ社民に対して深い軽蔑を抱いていたベンヤミンは、俗流マルクス主義に対しても何の共感も持たなかった。アーシャ・ラティスを通じて伝えられたロシア革命には大きな期待を寄せたが、それも公式のマルクス主義理論とかボルシェヴィキの組織に対してではなく、そこに示された新しいエトスやモラール(士気)に対してであったろうと思われる。 結論から言えば、私はマルクス主義をベンヤミンによって刷新することを期待する多くの理論家と違って、むしろマルクス主義から、とりわけマルクス主義の唯物論や自然主義から切り離すことによって、ベンヤミンの政治哲学の革命的意義を生かし得ると考えている

                • 【サンデルの政治哲学とは】正義の議論から共和主義までわかりやすく解説|リベラルアーツガイド

                  ロールズの『正義論』を中心としたリベラリズムを批判し、コミュニタリアニズム(共同体主義)や共和主義の重要性を唱えた、アメリカの哲学者、政治哲学者です。 アメリカでそれまで支配的だったリベラリズムを、哲学的・倫理学的に批判し、その問題点を指摘したことから、コミュニタリアン(共同体主義者)として一躍有名になりました。 日本でも「白熱教室」や『これから正義の話をしよう』などで一般的にも有名になりましたね。 しかし、日本で流行した書籍では、サンデルの政治哲学について体系的に明らかにされていません。 そのため、サンデルがどのような政治的思想を持っているのか、知名度のわりにいまいち知らない人も多いのではないかと思います。 そこでこの記事では、 マイケル・サンデルの政治哲学の特徴 サンデルのロールズ、リベラリズム批判 サンデルの共和主義やコミュニタリアニズム、目的論 などについて詳しく解説します。 サン

                    【サンデルの政治哲学とは】正義の議論から共和主義までわかりやすく解説|リベラルアーツガイド
                  • 名著解説ラジオ(雪かわ) on Twitter: "少し前に著名な政治哲学者コーエンがアップルにフルタイムの哲学者として雇用されニュースになりました。グーグル、Metaなど海外のIT大手がこぞって企業内哲学者を雇うのは技術だけでなく世界観や知のパースペクティブの上で戦ってることが垣… https://t.co/nacs4BY08i"

                    少し前に著名な政治哲学者コーエンがアップルにフルタイムの哲学者として雇用されニュースになりました。グーグル、Metaなど海外のIT大手がこぞって企業内哲学者を雇うのは技術だけでなく世界観や知のパースペクティブの上で戦ってることが垣… https://t.co/nacs4BY08i

                      名著解説ラジオ(雪かわ) on Twitter: "少し前に著名な政治哲学者コーエンがアップルにフルタイムの哲学者として雇用されニュースになりました。グーグル、Metaなど海外のIT大手がこぞって企業内哲学者を雇うのは技術だけでなく世界観や知のパースペクティブの上で戦ってることが垣… https://t.co/nacs4BY08i"
                    • 「不平等」はそんなに悪いことなのか?(読書メモ:『政治哲学への招待』②) - 道徳的動物日記

                      政治哲学への招待―自由や平等のいったい何が問題なのか? 作者:アダム・スウィフト 風行社 Amazon [前段で平等を拒絶する世俗的な主張を並べた後に]これはすべて、大衆政治のレトリックのレベルでのことである。しかし平等は、政治哲学者からも、厳しい取り扱いをされてきている。彼らの論じるところによれば、平等を高く評価することは間違いである。重要なことは、人々が、善きものの分け前を持つことではない。また、人々が、善きものへの(あるいは、それを利用する)平等な機会を持つことですらない。もしわれわれが、平等について考えるとすれば、重要なことは、すべての人が十分に持つことであるか、もっとも少なくしか持っていない人が可能な限り多く持つこと、あるいは、もっとも必要としている人が優先権を得ることなのである。平等を気にするということは、人々が互いに同一の総量を持っていることーーそれが、気にすべき特別の事柄の

                        「不平等」はそんなに悪いことなのか?(読書メモ:『政治哲学への招待』②) - 道徳的動物日記
                      • 「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論 哲学者が考えていること(3) - 日本経済新聞

                        津田塾大学の女子学生の間でひそかに回し読みされているファッション誌がある。「AneCan」(小学館)の2013年7月号。特集のタイトルは「浴衣男子と浴衣デート」だ。俳優の斎藤工、小泉孝太郎らとともに、パリッとした浴衣姿でカメラ目線を決める短髪の男がグラビアに写っている。萱野稔人(49)。同大で教鞭(きょうべん)を執る哲学者である。「昔から、はやりに乗っかる軽薄な人間なんですよ」。そううそぶ

                          「チャラい政治哲学者」萱野稔人が考える硬派な国家論 哲学者が考えていること(3) - 日本経済新聞
                        • 「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学的考察 連載② ~「戦後」を終わらせる為の、たったひとつの冴えたやりかた~

                          ★連載①(前回)はこちらです。 →「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学的考察 連載① ~押井守と「戦後」、前史としての『犬狼伝説』~ 一国民が、政治的なものの領域に踏みとどまる力ないしは意志を失うことによって、政治的なものが、この世から消え失せるわけではない。ただ、いくじのない一国民が消え失せるだけにすぎないのである。 カール・シュミット『政治的なものの概念』未来社、2006年、61頁。 2つの虚構の戦後史では、『犬狼伝説』では、「政治」の何が清算されていないのか? それは、『犬狼伝説』の世界は、「戦後」であって「戦後」ではない、正しく言えば我々現実の日本人が生きている「戦後」ではないからだ。 現実の戦後史は高度経済成長による失業者の群れを生まなかったし(一億総中流化)、自治体警察を凌駕するような反政府闘争も起こらなかった(安保闘争も警察が鎮圧した)。 必然的に、警察軍

                            「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学的考察 連載② ~「戦後」を終わらせる為の、たったひとつの冴えたやりかた~
                          • ララビアータ:自由の政治哲学(自由論序説Ⅱ) - livedoor Blog(ブログ)

                            『自由論序説』(未発表稿)の第二部「自由の政治哲学」の草稿を投稿する。演劇論の部分は、すでにここで発表したものであるが、一応まとめて掲載しておく。諸氏の批判を参考にして、出版の際には改善したい。 Ⅱ自由の政治哲学 社会契約説の意義 自由の形を求めてその具体的在り方を論じようとするならば、その政治的形態を第一に論じなければならない。政治権力こそは、人間が自由のために不可欠なものとして創り出しながら、実際にはしばしば隷属へとつなぎとめもしてきた問題的な現象だからである。その中でも、近代政治哲学は社会契約説という形で、政治的自由の一般理論を構築しようとした。それゆえ、自由を論じるうえで、近代社会契約説の吟味は避けて通れない。 近代社会契約説こそは、所与の超越としての自由を政治社会の成立と結びつけることによって、政治哲学を画するものであった。それ以前の政治理論は、その起源を神に求めたり、伝統に求め

                            • 【政治哲学のおすすめ本8選】代表的理論・名著・解説本を紹介|リベラルアーツガイド

                              政治哲学を学びたい場合、まずは解説本を読んで概要を頭に入れ、それから代表的論者が書いた名著・古典を読んでいくことをおすすめします。 なぜなら、政治哲学の名著はどれも難解で、前提知識なしに読み始めると理解に時間がかかるからです。 そこでこの記事では、政治哲学のおすすめ本を初心者、中級者、上級者のそれぞれに分けて紹介します。 政治哲学には、 1960年代以降に展開したアメリカの政治哲学(ロールズ、サンデルなど) 政治学を支えてきた思想・哲学(ロック、ルソーからアーレントなどを含むより広い意味での政治哲学)

                                【政治哲学のおすすめ本8選】代表的理論・名著・解説本を紹介|リベラルアーツガイド
                              • 霞ヶ関女子 on Twitter: "政治哲学上の思想として、生まれながらに「人権」があるという考え方は別にいいんですが、なぜ現実の世界で人権が実質的に保障できているのかというと、その共同体の構成員が資源を出し合って、憲法や法律を作って、警察や軍隊を持って、インフラを整備して… 要するに、国があるからなんですよね。"

                                • ララビアータ:【近代政治哲学における自然】(1) - livedoor Blog(ブログ)

                                  近代政治哲学における社会契約説は、さまざまな形で自然状況に言及する。自然状況において社会契約を結ぶことによって、権力や法を人為的に設立するという理論的虚構が社会契約説の骨子である。しかし、自然状況がどのようなものと観念されるかによって、そこから創設される政治社会の性格もさまざまに異なることになる。たとえば、ホッブズの想定した自然状況は、万人が万人にいかなる留保もなく戦争状態にあるという極めて過酷なものであり、それに応じてそこから創設される権力も絶対的独裁制となる。 ホッブズの自然状況では、死の恐怖から逃れるために己れの自然権を放棄することが合理的となる。しかし、自然状況においてはいかなる約束もいつでも裏切ることが許されており、それは単に相手を欺くマヌーヴァに終わる危険がある。それでは「社会契約」が成立することは不可能であろう。 これに対してロックにおいては、自然状況ははるかにマイルドなもの

                                  • 町山智浩 on Twitter: "「多数の独裁」または「多数派の専制」Tyranny of Majorityとは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミル(1806-1873)やジョン・アクトン(1834-1902)が使った言葉で、「民主主義とは、多数決が少数派… https://t.co/ZazUnsTJHL"

                                    「多数の独裁」または「多数派の専制」Tyranny of Majorityとは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミル(1806-1873)やジョン・アクトン(1834-1902)が使った言葉で、「民主主義とは、多数決が少数派… https://t.co/ZazUnsTJHL

                                      町山智浩 on Twitter: "「多数の独裁」または「多数派の専制」Tyranny of Majorityとは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミル(1806-1873)やジョン・アクトン(1834-1902)が使った言葉で、「民主主義とは、多数決が少数派… https://t.co/ZazUnsTJHL"
                                    • 新型コロナ、国家指導者の政治哲学によって人々の生死が左右される - 小林正弥|論座アーカイブ

                                      新型コロナ、国家指導者の政治哲学によって人々の生死が左右される パンデミックのジレンマと公共善――経済やオリンピックか、生命や生活か 小林正弥 千葉大学大学院社会科学研究院教授(政治学) 公共善の重要性を再認識すべき時 新型コロナ、緊急事態宣言やイベント休止・補償を政治哲学から議論する 前稿で紹介した政治哲学の仮想の議論からもわかるように、新型コロナウイルスの問題に対処するためには、コミュニタリアニズムの議論がもっとも適切だと筆者は考える。その最大の理由は、これは人々の健康という「公共善」の問題であり、これをもっとも正面から扱っているのがこの思想だからだ。 ウイルスの流行は「公衆衛生」の問題であり、「公衆衛生(public health)」は直訳すれば「公共的健康」である。功利主義やリバタリアニズムには公共性の問題意識が弱く、リベラリズムも公共性を権利から考えようとする。これらではコロナウ

                                        新型コロナ、国家指導者の政治哲学によって人々の生死が左右される - 小林正弥|論座アーカイブ
                                      • 町山智浩 on Twitter: "あのね、「多数派による独裁」または「多数派による専制」「数の暴力」というのは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミルやジョン・アクトンが使った言葉で、「民主主義とは多数決が少数派の意見を圧殺することではない」という説明で必ず使… https://t.co/1dTAvQZJXv"

                                        あのね、「多数派による独裁」または「多数派による専制」「数の暴力」というのは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミルやジョン・アクトンが使った言葉で、「民主主義とは多数決が少数派の意見を圧殺することではない」という説明で必ず使… https://t.co/1dTAvQZJXv

                                          町山智浩 on Twitter: "あのね、「多数派による独裁」または「多数派による専制」「数の暴力」というのは、英国の政治哲学者ジョン・スチュワート・ミルやジョン・アクトンが使った言葉で、「民主主義とは多数決が少数派の意見を圧殺することではない」という説明で必ず使… https://t.co/1dTAvQZJXv"
                                        • 【政治哲学とは】3つの流れと主な議論をわかりやすく解説|リベラルアーツガイド

                                          政治学的領域における哲学的・倫理学的テーマについて議論する学問で、現代の政治哲学は、主に1970年代以降のアメリカで議論されるようになったものです。 「より平等・公正な社会を実現するためにはどうしたら良いか?」というテーマを最も本質的なテーマにしています。 主にリベラリズム、リベラリズム、コミュニタリアニズム(共同体主義)の3つの立場があり、それぞれが哲学的に異なる立場を取っています。 「抽象的で分かりにくい学問」と思われたり、「個人に生きる哲学を教えてくれる学問」と思われることがありますが、どちらも正しくありません。 政治哲学を大まかにでも理解できれば、日本の政治問題や未来の日本について、より深く考えられるようになるはずです。 そこでこの記事では、 政治哲学の問題意識や議論、政治思想との違い 政治哲学の主な論者や立場、議論 政治哲学が扱う具体的なテーマ などについて詳しく説明します。 ぜ

                                            【政治哲学とは】3つの流れと主な議論をわかりやすく解説|リベラルアーツガイド
                                          • ララビアータ:近代政治哲学における自然(2)ルソーの場合 - livedoor Blog(ブログ)

                                            ルソーにおいては、〈自然〉は規範的価値理念として現れる。学問・芸術を人為によって自然をゆがめると批判し、歴史は、不平等を生み出しそれを拡大することで、自然から文明への頽落として描かれる。ホッブズにおいては、ただ恐怖から克服すべきものとだけ想定された自然状況は一転して文明批判の尺度と見なされるのである。 問題は、どのような視点からルソー自身はこれを主張できるのかという点である。 なぜルソーは、文明を進歩の相において見ず、総体として否定すべく「自然」と対比するのか?「自然」から文明へ、これが自然な進歩史観であろう。多くの啓蒙思想家はそのような立場に立った。 しかしこのような進歩への楽観は、イギリスのような先進地域にとってのみ可能であろう。近代化に後れを取った地域は、「進歩」を全面的には肯定できない。一方で早く遅れを取り戻そうと急激な進歩主義を取るが、他方で進歩の距離が縮まらない場合、文明や進歩

                                            • 新型コロナ、緊急事態宣言やイベント休止・補償を政治哲学から議論する - 小林正弥|論座アーカイブ

                                              新型コロナ、緊急事態宣言やイベント休止・補償を政治哲学から議論する 小林正弥 千葉大学大学院社会科学研究院教授(政治学) K-1開催をめぐるジレンマ 4月7日に安倍首相は新型コロナウイルスの「全国的かつ急速な蔓延」を理由に、7都府県を対象とする緊急事態を宣言した。小中高校が3月に休校になった頃、私は、表題のようなジレンマを考えてもらうところから新年度の政治哲学講義を開始しようと考えていたが、今では多くの大学も新年度の学期の開始を遅らせネット授業を行わざるを得なくなっている。仕事をしたくとも、自宅で待機を強いられている人も多いだろう。このような危機的状況でこそ、大学生のみならず多くの人々に以下のようなジレンマを考えてほしい。 多くのイベントやコンサート、公演が自粛されるなか、3月22日に、国や埼玉県が開催自粛を求めていた格闘技「K-1」の大規模イベントが実施され、6500人が訪れた(主催者側

                                                新型コロナ、緊急事態宣言やイベント休止・補償を政治哲学から議論する - 小林正弥|論座アーカイブ
                                              • アントニオ・ネグリ氏が死去 イタリアの政治哲学者 - 日本経済新聞

                                                アントニオ・ネグリ氏(イタリアの政治哲学者)ANSA通信によると12月16日までに、フランス・パリで死去、90歳。亡くなった詳しい場所や死因は公表されていない。1933年、イタリア北部パドバ生まれ。スピノザやマルクスの研

                                                  アントニオ・ネグリ氏が死去 イタリアの政治哲学者 - 日本経済新聞
                                                • アダム・スミスと政治哲学の革命 : 「ユートピア的資本主義」論の現代的再構成 | CiNii Research

                                                  タイトル別名 Adam Smith as a‘Revolutionary’in the History of Political Philosophy : A Contextualist Reinterpretation of Pierre Rosanvallon’s Le capitalisme utopique アダム ・ スミス ト セイジ テツガク ノ カクメイ : 「 ユートピアテキ シホン シュギ 」 ロン ノ ゲンダイテキ サイコウセイ 古典派経済学を確立し,それにもとづいて政府の市場介入を否定する徹底した自由放任策を 主張した論者としてアダム・スミスをとらえる見方は,こんにち様々な観点から相対化されつ つあるが,スミス像の多様化はひとつのイメージを結ばないほどに拡散の傾向を強めている。 本稿はまずスミス理解の見直しの動向をいくつかの類型に整理する。そして,スミスの全体構 想

                                                  • ゆがんだ国会を「くじ引き」でまともに 政治哲学者が問う選挙の欠陥:朝日新聞デジタル

                                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                      ゆがんだ国会を「くじ引き」でまともに 政治哲学者が問う選挙の欠陥:朝日新聞デジタル
                                                    • 最近読んだ本シリーズ:『サンデルの政治哲学』とか - 道徳的動物日記

                                                      ●『サンデルの政治哲学』&『公共哲学:政治における道徳を考える』 サンデルの政治哲学 〈正義〉とは何か (平凡社新書 553) 作者:小林 正弥 平凡社 Amazon 公共哲学 政治における道徳を考える (ちくま学芸文庫) 作者:マイケル・サンデル 筑摩書房 Amazon このブログでも現代ビジネスでも『実力も運のうち』について紹介したし、『これからの正義の話をしよう』についても以前に紹介したが、改めてサンデル先生のこともちょっとお勉強しなおしてみた。 『サンデルの政治哲学』を読んでみて思ったのが、『実力も運のうち』の実力主義批判は世間ウケを狙って当たり障りなく書かれたものではなく、以前からのサンデル先生の思想と一貫しているということ。‥‥とはいえ、『実力も運のうち』のなかでも核心となる「適価」に関する議論は、以前とは真逆になっているようにも思える。『サンデルの政治哲学』によるとサンデル先

                                                        最近読んだ本シリーズ:『サンデルの政治哲学』とか - 道徳的動物日記
                                                      • あとがきたちよみ『政治哲学者は何を考えているのか?――メソドロジーをめぐる対話』

                                                        哲学・思想、社会学、法学、経済学、美学・芸術学、医療・福祉等、人文科学・社会科学分野を中心とした出版活動を行っています。 あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひ本の雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 宇野重規・加藤 晋 編著 『政治哲学者は何を考えているのか? メソドロジーをめぐる対話』 →〈「はじめに」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 *サンプル画像はクリックで拡大します。「はじめに」本文はサンプル画像の下に続いています。 はじめに 本書のタイトルは『政治哲学者は何を考えているのか?』である。これは私としては、かなり正直につけたものである。いわゆる政治哲学者と呼ばれる人の思考法について、自分自身よく理解しているのかというと、実は

                                                          あとがきたちよみ『政治哲学者は何を考えているのか?――メソドロジーをめぐる対話』
                                                        • 『はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"』へのコメント

                                                          単に「リベラル」を憎悪レッテルに使ってる界隈の内面の問題でしょ。そういうノー足りんリベラル憎悪おじさんの支持政党は『リベラル・デモクラティック・パーティー』なのは笑う。名前を変えたら良いのに ウヨサヨ トンデモ

                                                            『はるかかなた on Twitter: "「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)"』へのコメント
                                                          • 議員は抽選で選べるか?――代表制デモクラシーを政治哲学の観点から問い直す【山口晃人】

                                                              議員は抽選で選べるか?――代表制デモクラシーを政治哲学の観点から問い直す【山口晃人】
                                                            • イタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリ氏死去、90歳…左翼知識人として世界的影響力

                                                              【読売新聞】 【ローマ=倉茂由美子】ANSA通信によると、左翼知識人として世界的影響力をもつイタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリ氏が15日、フランスのパリで死去した。90歳だった。 冷戦終結後のグローバル秩序や新たな権力形態などを

                                                                イタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリ氏死去、90歳…左翼知識人として世界的影響力
                                                              • 政治哲学者アントニオ・ネグリ氏死去 欧州を代表する左派知識人:朝日新聞デジタル

                                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                  政治哲学者アントニオ・ネグリ氏死去 欧州を代表する左派知識人:朝日新聞デジタル
                                                                • 仲正昌樹 on X: "アメリカの政治哲学者マーサ・ヌスバウムは、『良心の自由』(慶應義塾大学出版局)で、政治と宗教の関係をめぐるアメリカの伝統では、「政教分離」以上に重要なものがあったことを、一七世紀の植民地建設期にまで遡って示しています。日本ではほとんど認識されていないポイントが二つあります。"

                                                                  • 「近代政治哲学: 自然・主権・行政」國分功一郎 - 手探り、手作り

                                                                    「近代政治哲学: 自然・主権・行政」國分功一郎 ちくま新書 2015 2013年刊行の「来るべき民主主義」の続編のような内容。 「来るべき民主主義」は著者がコミットした小平市での住民投票の経験から現在の民主主義の問題を考えるという内容だった。 いまぼくたちがふつうに民主主義というとき、その中身は、主権者である国民の代表を立法府である議会に送り込むことで国民主権を実現するという議会制民主主義である。立法府が国権の最高機関なのであるから、ここへ代表を送りこむことが主権の実現である。ロジックとしてはそれでよい。 しかし、法に基づき、具体的な状況に即して政治的決定を行うのはつねに行政府である。実際には行政府が全部決めてゐるのに、これに主権者である国民はほとんど関与できない。行政府の権力は肥大化し、しばしば民意と乖離する。主権者は不満である。この懸隔を埋める方途はないか。 本書「近代政治哲学」はこの

                                                                      「近代政治哲学: 自然・主権・行政」國分功一郎 - 手探り、手作り
                                                                    • はじめての政治哲学 - 岩波書店

                                                                      歴史上の哲人の言葉でなく,ごく普通の人々の意見・情報を手掛かりに,政治哲学を論じる.政治哲学の基本から最先端の議論まで,簡潔にわかりやすい言葉でまとめられた,初めて学ぶときの格好のテキスト.学習を深めるための文献リストは,最新の文献までアップデートして収めし,充実.(解説=山岡龍一) まえがき 1 政治哲学はなぜ必要なのか 2 政治的権威 3 デモクラシー 4 自由と統治の限界 5 正 義 6 フェミニズムと多文化主義 7 ネイション, 国家, グローバルな正義 政治哲学はどのようなものとなりうるのか……………山岡龍一 岩波現代文庫版あとがき……………山岡龍一 文献案内 デイヴィッド・ミラー(David Miller) 1946年生まれ.オックスフォード大学ナフィールド・カレッジ(Nuffield College)の社会・政治理論のフェロー.オックスフォード大学政治理論教授. 山岡龍一(や

                                                                        はじめての政治哲学 - 岩波書店
                                                                      • 玉手 慎太郎 on Twitter: "ジェイソン・ブキャナン『アゲインスト・デモクラシー』(勁草書房2022)を読みました。政治哲学におけるデモクラシーの理論的批判は古代ギリシアに遡る長い歴史をもちますが、その現代版として、議論の深化のためにとても重要な研究ではないか… https://t.co/Jg3c6na3wi"

                                                                        ジェイソン・ブキャナン『アゲインスト・デモクラシー』(勁草書房2022)を読みました。政治哲学におけるデモクラシーの理論的批判は古代ギリシアに遡る長い歴史をもちますが、その現代版として、議論の深化のためにとても重要な研究ではないか… https://t.co/Jg3c6na3wi

                                                                          玉手 慎太郎 on Twitter: "ジェイソン・ブキャナン『アゲインスト・デモクラシー』(勁草書房2022)を読みました。政治哲学におけるデモクラシーの理論的批判は古代ギリシアに遡る長い歴史をもちますが、その現代版として、議論の深化のためにとても重要な研究ではないか… https://t.co/Jg3c6na3wi"
                                                                        • あるべき統治を考える『はじめての政治哲学』

                                                                          民主国家の一般市民は、統治形態が民主制度であるべき理由をどこまで説明できるであろうか。民主制度を肯定できたとして、なぜ複数の民主国家が統合されずに共存しているのか、その理由を説明できるであろうか。昨年、文庫化されたデイヴィッド・ミラー『はじめての政治哲学』は、こういう現代の民主国家の政治制度を肯定的に説明してくれる本だ。網羅的に政治哲学者を紹介していくような教科書ではなく、読み物になっている。 哲学といっても用語定義が洗練された政治の説明であって、認識論や存在論のようなどう接すればいいのか分からない変態的な議論が展開されるわけではない。最初になぜ政治哲学が必要なのかと言う問いを立ててから、政治的権威、デモクラシーと言う古典的なトピックを説明し、自由と統治の限界、正義と言う近代的なトピックを説明し、フェミニズムと多文化主義、ネイション・国家・グローバルな正義と言う現代的なトピックを説明してく

                                                                            あるべき統治を考える『はじめての政治哲学』
                                                                          • なぜ私は国葬に反発したか│不良もどきの、敬意が徹底的に欠如した政治【哲学・國分功一郎】(國分 功一郎)

                                                                            9月27日、安倍晋三元首相の国葬が行われた。事前の世論調査では、すべての媒体で反対が半数を超えたなかの実施だった。国葬の8日前、9月19日に東京大学國分研究室の主催で、東大駒場キャンパスで「国葬を考える」というシンポジウムが開催された。国葬の持つ意味とは何か、安倍元首相が国葬に値する人物なのか。シンポジウムでの個々の発言を再録する。 第4回は東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授の國分功一郎氏(哲学)だ。 安倍政権の責任の追及を 丸山眞男が言った、戦時下天皇制国家の「無責任の体系」。大変有名な言葉ですけれども、この無責任の体系というのは、戦後、天皇が戦争責任をとらなかったことによって戦後に完成したという考え方があるし、そういう考え方ができると思うんです。無責任の体系は戦後に完成している。結局あれでよかったんだ、と。 長期に及んだ第二次安倍政権が終わった後、僕がずっと思っていたのは、あれ

                                                                              なぜ私は国葬に反発したか│不良もどきの、敬意が徹底的に欠如した政治【哲学・國分功一郎】(國分 功一郎)
                                                                            • 政治哲学者、飯島昇藏先生を偲んで

                                                                              Online ISSN : 2434-544X Print ISSN : 2432-4337 ISSN-L : 2432-4337

                                                                              • 都市中間集団と政治哲学(運動)—現代市民社会の構成要素とその相互関係について—

                                                                                メタデータをダウンロード RIS形式 (EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)

                                                                                • 『自然権と歴史』の政治哲学・序説

                                                                                  Online ISSN : 2434-544X Print ISSN : 2432-4337 ISSN-L : 2432-4337