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ララビアータ:【近代政治哲学における自然】(1) - livedoor Blog(ブログ)
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ララビアータ:【近代政治哲学における自然】(1) - livedoor Blog(ブログ)
近代政治哲学における社会契約説は、さまざまな形で自然状況に言及する。自然状況において社会契約を結... 近代政治哲学における社会契約説は、さまざまな形で自然状況に言及する。自然状況において社会契約を結ぶことによって、権力や法を人為的に設立するという理論的虚構が社会契約説の骨子である。しかし、自然状況がどのようなものと観念されるかによって、そこから創設される政治社会の性格もさまざまに異なることになる。たとえば、ホッブズの想定した自然状況は、万人が万人にいかなる留保もなく戦争状態にあるという極めて過酷なものであり、それに応じてそこから創設される権力も絶対的独裁制となる。 ホッブズの自然状況では、死の恐怖から逃れるために己れの自然権を放棄することが合理的となる。しかし、自然状況においてはいかなる約束もいつでも裏切ることが許されており、それは単に相手を欺くマヌーヴァに終わる危険がある。それでは「社会契約」が成立することは不可能であろう。 これに対してロックにおいては、自然状況ははるかにマイルドなもの