ウクライナ南部ヘルソン州にあるカホウカ水力発電所(2022年5月20日撮影、資料写真)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【11月7日 AFP】ロシア占領下にあるウクライナ南部の都市ヘルソン(Kherson)は6日、停電と断水に見舞われた。親ロシア派とウクライナ側当局が明らかにした。親ロシア派は、ウクライナ軍が空爆で送電線を破壊したためだとし、へルソン州のダムも一部損傷したと主張している。 今年2月のロシア軍の侵攻開始直後に陥落したヘルソンで停電が起きるのは初めて。 ロシアがヘルソン州に設置した「行政府」はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、「ヘルソンと州内の多くの地域」が一時的な停電と断水に見舞われていると発表。「ベリスラウ(Berislav)とカホウカ(Kakhovka)を結ぶ幹線道路がウクライナ側の組織的な攻撃を受け、高圧送電線の支柱3本が損傷した」のが原