■グアムは「韓国人のためのリゾートアイランド」 いま、欧米に行けば、いかに日本人が貧しくなったかを実感する。以前なら、どこに行っても見かけた日本人観光客をほとんど見かけなくなったからだ。 欧米ばかりではない、以前は「安近短」の海外旅行先として人気だったグアムもそうである。先日、私は久しぶりにグアムに行ったが、日本人観光客よりはるかに韓国人観光客のほうが多く、もはやグアムは「韓国人のためのリゾートアイランド」と化していた。 すでに日韓はあらゆる面で逆転した。それを物語るのが、グアムである。 私が宿泊したホテルはもちろん、ほかのホテルでも韓国人滞在客のほうが断然多く、ショッピングモールも、レストランも、ハングル表記が目立った。 ■いまや海外旅行は「高嶺の花」に グアムの観光ビジネスは、2020年からのコロナ禍で大きく落ち込んだが、昨年から回復した。しかし、まだコロナ禍前の状態には戻っていない。