「棋譜ぅ」は国内最大の囲碁の棋譜・詰め碁データベースです。プロ棋士の棋譜(棋風)を検索・表示することができます。
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いにしえの”碁会所”は、宮廷の囲碁サロンと化した紫宸殿といえば叱られそうですが、古来より、宮廷や武将の館、豪商の屋敷そして寺社の書院などで愛好者のための碁会が多く行われました。 一般庶民にも囲碁が広間まると、次第に一定の場所に集中します。たとえば、床屋・風呂屋・遊郭などに碁盤・将棋盤を置いてサービスするようになりましたが、やがてファンと席亭の利害が一致して碁会所(将棋会所も兼業?)が誕生しました。 右の図は、江戸中期ごろの囲碁・将棋会所風景。いずれも、当時の雰囲気がよく出ています。 図2はいさかいの場面のようです。 Q34 江戸の碁盤店の様子は?-2009.05.01- 江戸前期の日記『舜旧記』に「盤屋」とか「碁盤屋」の名称が見られます。 図1 十八世紀前半の碁盤屋の作業所風景。右方はヘラで目盛りをしている職人、左は片肌ぬいでホゾ(脚をはめ込む穴)を彫っているところ。出来上がった双六盤と将
仲邑菫三段が、囲碁界史上最年少となる13歳11カ月での初タイトルを獲得した。 6日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた第26期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦手合3番勝負第3局で、上野愛咲美女流棋聖(21)に250手までで白番(後手)中押し勝ち。シリーズ2勝1敗として、初の中学生タイトル保持者となった。優勝賞金は500万円。なお、これまでの最年少記録は藤沢里菜現女流本因坊・女流名人(24)が2014年(平26)の第1期会津中央病院杯(現女流立葵杯)を制した、15歳9カ月だった。 ◇ ◇ 囲碁界の歴史が変わった。「奇跡です。実感がないです」。仲邑は、史上最年少タイトル獲得会見でこう話した。 1勝1敗で迎えた黒番(先手)上野との最終第3局は、激戦になった。AIの評価値は1手ごとに揺れ動く。相撲で言えば、立ち合いからの突っ張り合い、野球で言えば打撃戦。どちらが先につぶれてもおかしくないノーガー
『令和版 ひと目の定石』を書き上げ、趙治勲名誉名人に原稿をチェックしてもらいました。 治勲先生と待ち合わせするときは前日から緊張します。 治勲先生はスマホを持っていないのでちょっとのミスが命取り。 『明日は13時集合。 絶対に遅刻しないように気をつけよう』 と思いながら本因坊戦第1局のユーチューブを見ていました。 治勲先生は第1局の立会人です。 『明日会う人をユーチューブで見るのはちょっと妙だな』 と思っていた5月19日(金曜日)に僕のスマホが鳴りました。 かけてきたのは週刊碁の編集者。 金曜日に連絡があるのは珍しいです。 とりあえず出てみると 『趙治勲です。 明日は早く帰ってもいいらしいです。 俺は早くしたいけど、お前が大変だから10時待ち合わせにしよう』 と治勲先生は一気に言いました。 情報量が多すぎて大変です。 スマホの表示と実際に電話してきた人が違うだけでも厄介。 とりあえず整理す
林 有太郎(はやし ゆうたろう、1900年(明治33年)3月28日 - 1983年(昭和58年)3月25日)は、日本の囲碁棋士。愛知県出身。 本因坊秀哉門下、日本棋院所属、九段。第4期本因坊戦挑戦者決定戦進出、首相杯争奪戦優勝など。 堅実な棋風で「小秀策」と言われた。父は林徳蔵五段。 愛知県豊橋市大村に生まれる。父徳蔵は豊橋市生まれ、事業のために京都に移った後、1908年(明治41年)に本因坊家と方円社から二段を認められ、上京して専門棋士となった。1931年に60歳で没し追贈五段。有太郎は京都にいた9歳頃に父から碁の手ほどきを受け、その後方円社に通ったが、12歳の時に父に本因坊秀哉のところに連れられ、八子で勝ち、本因坊家で教えを受けるようになる。この頃の秀哉門下の小岸壮二や、後に入門した福田正義と腕を磨いた。11歳頃の時に棋譜が新聞に載り、解説した野沢竹朝から「小秀策の面影がある」と書かれ
土岐ながれです。よろしくどうぞ。 もっと囲碁に興味を持つ人が増えてほしいなということで、今日の話題は「囲碁用語」です。 実はいつも使っている言葉には、囲碁用語から生まれたものが結構あるんですね。 囲碁が好きな方はみなさんご存じだと思いますが、一般的には意外と知られていない囲碁由来の言葉を解説します。 「ダメ」は囲碁用語だった多くの人が使っているのに、囲碁用語だと意識されていない言葉の第1位、それは「ダメ」です。 ダメは漢字で書くと「駄目」ですが、これは囲碁では「どちらが石を打っても地(陣地)にならないところ」という意味になります。 それが囲碁以外にも広がって、「効果がないことや役に立たないこと=ダメ」というようになったわけです。 「八百長」は八百屋の長兵衛さん「こんなの八百長だろ!」などといいますが、「八百長」も囲碁から生まれた言葉です。 「明治」の時代、八百屋の長兵衛という人がいて、略し
「強い先生と打てること楽しみ」…仲邑菫二段、最年少12歳2か月で棋聖戦Cリーグ入り ○ 01/07 佃 亜紀子 五段 女流名人戦予選A ● 01/07 上野愛咲美 扇興杯 女流名人戦予選A ○ 01/18 榊原 史子 六段 女流立葵杯予選2回戦 ○ 01/21 峯松 正樹 六段 十段戦予選C ○ 01/25 岩田紗絵加 初段 女流本因坊戦予選 ○ 02/04 河 英一 六段 棋聖戦FT2回戦 ○ 02/11 辰己 茜 三段 女流立葵杯予選準決勝 ○ 02/18 髙雄 茉莉 初段 女流本因坊戦予選決勝 ○ 03/01 田原 靖史 七段 阿含・桐山杯予選C ○ 03/10 田村 千明 三段 扇興杯予選準決勝 ○ 03/11 但馬 慎吾 六段 棋聖戦FT準々決勝 ○ 03/15 松原 大成 六段 阿含・桐山杯予選B ● 03/15 小山 空也 四段 阿含・桐山杯予選
布石(ふせき)は囲碁序盤戦の打ち方。文字通り、お互いが盤上に石を布いてゆき勢力圏を確保しようとする段階。これからどういう構想を持って打ち進めていくかを表すいわば土台作りの段階であり、盤上での双方のおおよその石の配置を定めていく。これが転じて「布石」という言葉は、将来のための準備を意味する一般用語として用いられるようになった。 一局のうちどこまでが布石かは対局ごとに異なり、明確な線が引けるわけではない。多くの場合は互いの石が接触して戦闘が始まるまでの段階を指す。明確な布石の段階を経ずに戦いに突入する場合もある。 囲碁は地を取り合うゲームであり、最も地を確保しやすい場所は隅であることから、お互いに隅から打ち始めることが基本である。次にシマリを打って隅を確保するか、カカリを打ってシマリを妨害し、定石が打たれる。そして辺へのヒラキ、ツメによって勢力圏を拡大し合い、戦闘へ入っていくというのが一般的な
本因坊秀策囲碁記念館の2020年9月の休館日をご案内します。 9月1日(火) 9月8日(火) 9月15日(火) 9月23日(水) 9月29日(火) 本因坊秀策囲碁記念館は、新型コロナウイルス感染症対策の為、皆さまに安心してご覧いただけるよう、次のことについてご理解ご協力をお願いいたします。 軽度であっても、発熱や咳・咽頭痛などの症状があるなど体調の悪い場合は、入館をご遠慮ください。 入館時にはマスクをご着用ください。 入り口に設置しております、アルコール消毒液で手指の消毒を行ってください。 咳エチケットへのご協力をお願いいたします。 館内では、他のお客様と一定の距離(2m以上)を保つようご協力ください。また、館内では、会話を控えていただきますようお願いいたします。 展示室内の混雑緩和のため、入場制限を行う場合があります。 広島県外からのご来館につきましては、ご遠慮いただきますよう、ご協力を
第49期名人戦第2局芝野 虎丸(名人)に一力 遼(棋聖)が挑戦する第49期名人戦七番勝負の第2局が9月4日、5日に宮崎県高原町「極楽温泉匠の宿」で行われます。 2024年8月末現在の七大タイトルの保持者は次の3名であります。 一力 遼 (棋聖、天元、本因坊) 芝野 虎丸(名人) 井山 裕太(王座、碁聖、十段) 現在の三強であります。 芝野 虎丸さんのご紹介芝野虎丸さんは1999年生まれの24才。 芝野さんは、入段から史上最短での全棋士参加棋戦優勝、史上最年少での七大タイトル獲得、名人戦リーグ入り、本因坊戦リーグ入りするなど、たくさんの最年少記録を打ち立て、デビュー当時から注目の逸材でありました。 なかでも、2019年に史上最年少(19才11か月)で名人を獲得後、すぐに井山さんから王座のタイトルまで奪い、20才で二冠を達成したときには碁界に衝撃が走りました。 名人、王座、十段など、数々のタイ
こんにちは。こんばんは。 ご訪問いただきありがとうございます。 管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ 今回は、「第49期名人戦七番勝負の第2局(2日目、2024年9月5日)」をご紹介いたします。 第49期名人戦第2局2日目芝野 虎丸(名人)に一力 遼(棋聖)が挑戦する、第49期名人戦七番勝負の第2局が9月4日、5日に宮崎県高原町「極楽温泉匠の宿」で行われました。 芝野虎丸(名人)は、三連覇を目指します。 対する挑戦者は、挑戦者決定リーグ戦全勝の一力遼(棋聖)です。 芝野名人にとって、最強の挑戦者を迎えることとなりました。 一力(棋聖)先勝で向かえた注目の第2局です。 七大タイトルの保持者名人戦は、囲碁の七大タイトルのひとつであります。七大タイトル以外のNHK杯や新人王戦なども「タイトル」でありますので、タイトル数には含まれることになります。 七大タイトルの序列は次のとおりです。 1位:棋
[ヒント] 右下の黒陣に対し、白は如何に臨むべきでしょう。 <出題:二十四世本因坊秀芳> 「毎日新聞社 毎日が囲碁道場」にご入会頂いた方全員(どのコースでも可)に問題の解答と1ヶ月無料体験をプレゼント!お申し込み後1週間以内にご利用頂けます!この機会にぜひお申し込み下さい。 盤面の選択肢A・B・Cの中から正解だと思う箇所をクリックしてください (お申し込み画面にジャンプします) ● キャンペーン締め切り:2024年1月31日(水)●
こんにちは。こんばんは。 ご訪問いただきありがとうございます。 管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ 今回は、「第48期棋聖戦第1局の2日目」をご紹介いたします。 第48期棋聖戦第1局2日目一力 遼(棋聖)に井山 裕太(王座)が挑戦する第48期棋聖戦七番勝負の第1局が1月11日、12日の両日、東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で行われました。 昨年(2023年)も両者によるタイトル戦は、数多く行われました。 当ブログにおいても、本因坊戦、碁聖戦、阿含桐山杯などをご紹介しております。 現在の日本囲碁界において、最強のお二人の対決が2024年の初めに棋聖戦という囲碁界最高のタイトルを賭けて行われます。 これはムネワクでございます。 一力 遼さんのご紹介一力遼さんは1997年生まれの26才。 一力遼、芝野虎丸、許家元のお三方は「令和三羽烏」と呼ばれておりますが、現在では一力さんが1歩リードといっ
囲碁の第46期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の準決勝で、上野愛咲美女流棋聖(19)は9日、大阪市中央区の関西棋院で、同院の若手第一人者、西健伸五段(21)を白番4目半勝ちで破り、初の決勝進出を決めました。決勝三番勝負は外柳是聞(せぶん)三段(26)との対決です。 上野女流棋聖は、女流タイトルを藤沢里菜女流本因坊と分けあう実力者。2019年には全棋士参加の第28期竜星戦で準優勝を果たし、脚光をあびました。 女性棋士としてはこれまで青木喜久代七段(現八段)が第22期(1997年)で決勝に進出したことがあるだけです。昨年は藤沢女流本因坊がベスト4に進出、期待を集めましたが準決勝で佐田篤史四段(現七段)に敗れました。今期ついに、上野女流棋聖が24年ぶり、2人目となる決勝への切符を手にしました。 新人王戦は3回目の本戦出場。今期は1回戦で大竹優五段、2回戦で桒原駿二段、準々決勝で青木裕孝二段を破って初
囲碁の第77期本因坊決定戦七番勝負を5月10日から全国各地で開催します。前人未到の11連覇を目指す本因坊文裕(井山裕太九段)への挑戦者は、4月上旬までに決まります。ご期待ください。 第1局=5月10、11日、金沢市の金渓閣▽第2局=24、25日、埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場▽第3局=6月1、2日、長野県高山村の藤井荘▽第4局=11、12日、福岡県太宰府市の九州国立博物館▽第5局=28、29日、静岡県河津町の今井荘▽第6局=7月5、6日、甲府市の常磐ホテル▽第7局=12、13日、三重県鳥羽市の戸田家 各対局に合わせ、前夜祭、大盤解説会などを予定しています。問い合わせは毎日新聞社事業本部囲碁担当(03・3212・0190=平日午前10時~午後5時)へ。 主催 毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛 大和証券グループ
宮本千春さんの経歴 宮本千春さんは神奈川県横浜市出身で、2011年に入段します。 その後2012年、2016年に「女流棋聖戦」の本戦に出場し、2017年には「女流本因坊」の本戦に出場するなどその実力は目を見張るものがあります。 2020年1月に行われた「第1回博多・カマチ杯」の予選では仲邑菫さんを破っています。 2022年6月時点での成績としては「女流立葵杯」の予選で髙山邊楓実さんを破りましたが、2回戦で種村小百合さんに敗れています。 現在1勝9敗、通算成績58勝160敗となっています。 宮本千春さんの彼氏や結婚の噂は? 宮本千春さんに彼氏や結婚などの情報は全く見当たりませんでした。 今はタイトル本戦への意欲でいっぱいでしょうから、今は彼氏や結婚どころではないのではないでしょうか。 今は囲碁関係の活動に忙しいでしょうから、しばらくは囲碁界に専念するのではないでしょうか。 今後の宮本千春さん
伊藤宗看(初代)1618-1694 三世名人。 出雲の生まれ。詳細は不明で、どのような家の出か、幼名は何と言ったか、入門の経緯は、など一切伝わっていない。 しかしかなり年少の内に京に上って宗桂、宗古の門下となったことは間違いなく、 弱冠18歳にして一家を興したあたり尋常の才ではない。 宗看の業績として最も称えられるべきは、在野の強豪たち(松本紹尊、萩野真甫、檜垣是安ら)と実に数多くの対局を行い、 様々な戦形、新趣向を試みてそれまで草創期にあった将棋界に技術的進歩をもたらしたことである。 宗看以前の棋譜と、宗看の感化を受けた子五代宗桂や、養子二代宗印の棋譜を比較すればその洗練度に格段の差が見られる。 なお、これら在野棋士との対戦を「是安吐血の一戦」など争い将棋として紹介している文をよく目にするが、 いずれも後世に付会された噂話にすぎない。 他にも詰将棋より手余り(詰上りでの持駒余り)を廃した
(フィルムアート社・2860円) 人間と自然の関係の本質 囲碁に詳しい人なら多くが知っている「耳赤(みみあか)の一手」。江戸時代の終わりに活躍した本因坊秀策が打った手で、対局相手の幻庵がこの手を見て、みるみるうちに耳が赤くなったと言われている。自分の弱い石を助けながら、相手の勢いを消す。自分の地を増やしながら、相手の地に入っていく拠点を作る。この一手によって石の流れが生まれ、意味の連鎖が生まれる。 庭づくりの過程を詳述した本書を読んでいて、この「耳赤の一手」が思い浮かんだ。描かれているのは2020年春に行われた京都・福知山の観音寺大聖院(だいしょういん)庭園の作庭工事である。手がけたのは古川三盛(みつもり)とその弟子たち。『庭の憂』などの著作がある著名な作庭家だ。
こんばんは。ハルサムママです。 今、将棋界は藤井棋聖の話題で持ちきりですね。 17歳でタイトルを獲得するなんて驚きです。これを機に将棋人気が加速するのではないでしょうか。 藤井棋聖が最年少タイトル獲得のニュースを観た息子のハルサムはすごく興奮していました。将棋と囲碁種目は違えど自分も将来最年少でのタイトル獲得を夢に見ているようです。 ハルサムには囲碁界での偉業を達成してほしいものです。 藤井棋聖のことがあったおかげで更に囲碁のプロを強く意識するようになったのだと思います。今後も頑張ってプロを目指して囲碁を続けてほしいです。 それにしても最近、藤井棋聖の人気の裏で囲碁の注目度は低いようです。 先日も7大タイトルの一つである本因坊戦の第5局が行われていましたが、You Tubeの視聴者数は同じ時間帯に行われていた藤井棋聖の対局の半分にも及んでいませんでした。(ハルサムがYou Tubeで本因坊
持続可能な目標設定 主な囲碁タイトルは、棋聖、名人、本因坊、十段、天元、王座、碁聖の七大タイトルです。それぞれ予選があり、挑戦者決定戦があり、挑戦手合(決勝戦)があります。挑戦手合は、主に「番碁」という方式で行われます。 全七戦中先に4勝した方が勝者となる形式を「七番勝負」といい、全五戦なら「五番勝負」と呼んでいます。ちなみに三大タイトルといわれる棋聖戦、名人戦、本因坊戦が七番勝負を、十段戦、天元戦、王座戦、碁聖戦が五番勝負を採用しています。 こうした番碁=タイトル戦は、連日のように対局して数日で勝負を決めてしまうのではなく、五番勝負なら約2カ月、七番勝負なら約3カ月をかけて行われます。ほぼ「3週間で二局」というペースで、これは大変な長丁場と言えるでしょう。一局ごとの間隔が、1週間から2週間空くわけです。この挑戦手合に加えて挑戦者決定戦もあるのですから、トッププロは年間を通してずっと対局が
令和3年1月9日(土)に開催を予定していた「第12回本因坊秀策囲碁記念館子ども囲碁大会」につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、出場者の皆様の健康と安全の確保を考慮し、中止することを決定いたしました。 楽しみにしていた皆様には、大変申し訳ございませんが、ご理解・ご了承の程よろしくお願いいたします。 ※以下は募集時の情報です。 2021年1月9日(土)に本因坊秀策囲碁記念館で、子ども囲碁大会を開催します。今回も、初心者が気軽に参加できるように『9路盤』のクラス(参加費無料)を実施します。 年初めの「腕試し」や「囲碁初め」にもってこいの囲碁大会。全員に参加賞があり、プロ棋士による囲碁教室も行われますので、「打って・学んで」楽しめるイベントです。 【日時】 2021年(令和3)1月9日(土)13時~16時 中止 【会場】 本因坊秀策囲碁記念館、秀策囲碁の里 (尾道市因島外浦町1
「まず因島大橋ね」 「行ったらわかるはずや」 向島の宿は尾道海峡大橋に近いとこやねん。そやから島の南まで走らんとアカン。アカンて言うほど気合もいらんやろけど、まずは西側に走って行ったんよ。海に突き当たったら海岸に沿って南に走っていくねん。 「見えて来たよ」 「さすがに大きいで」 この辺に来たら案内標識があるはずやねんけど・・・それにしても雄大やな。 「入口まで一・一キロだね」 「そうや」 橋見上げてて見落としとったみたいや。まだ一キロもあるんか。原付道の入り口の前にバイクを止めて、 「ここだよね」 「そう書いてあるからここやろ」 こりゃウッカリしとると見落として通り過ぎそうやな。クルマやったらデカデカと案内出てるはずやけど、なんて遠慮深いんよ。遠慮深すぎる気がするわ。クルマのICとはエライ違いや。 それと道の細いこと。クルマの一車線分ぐらいに無理やりセンターライン引いてるやんか。原付と自転
皆様こんばんは。 ご報告が遅くなってしまいましたが、永代塾囲碁サロンの閉店イベントは20名の方にご参加頂きました。 おかげさまで私たちとしても大変楽しい思い出となりました。 また、これまでサロンにお越しくださった方々にも深く感謝しております。 本当にありがとうございました そして、サロンの撤収作業も完了しました。 ギリギリまで営業を続ける中、全国高等学校囲碁選手権の審判や対局などの仕事も重なり嵐のような日々でしたね。 退去前日は日付が変わるまで作業をしましたが、なんとか間に合ってホっとしています。 ちなみに、譲渡や処分ができなかった盤石をはじめとする大量の備品がどうなったかと言うと・・・。 自宅で山脈となっています😰 生活空間まで圧迫された状況で、当分は選別や整理整頓に追われることになりそうです。 まあ、これもまた経験というところですね。 近日中にnoteの更新も再開できるでしょう。 身
『ヒカルの碁』北斗杯編、塔矢アキラ、進藤ヒカル、社清春の3人が世界に挑む団体戦に胸を熱くした方は多いと思う。そんな北斗杯さながらの団体戦が明日開幕する。 韓国棋院主催の議政府国際囲碁新鋭団体戦。出場資格は19歳以下(2002年1月1日生まれ以降)。男性2名、女性1名の3人1組の団体戦で、日本、韓国、中国、中華台北の4チームがリーグ戦を行う。出場者は各国の若手トップたち。北斗杯における高永夏(コヨンハ)のような存在ばかりだ。 さて、そうなると気になるのは日本チームのメンバーだ。日本が自信を持って送り出す代表団、まずはこの人、今日13歳の誕生日を迎えた仲邑菫二段。 昨年の成績は43勝18敗の勝ち星ランキング3位。10歳0カ月で入段して以来ものすごいスピードで進化し続け、つい先日も第33期女流名人戦リーグで謝依旻七段を、第78期本因坊戦予選B決勝でNHK杯準優勝の実績を持つ寺山怜六段を破り周囲を
こんにちはSMOKERです。 最近は子供達の間で将棋や囲碁をするのを見かけなくなったように感じます。 将棋に関しては「藤井聡太(ふじいそうた)」棋士の活躍や「加藤一二三(ひふみん)」棋士の活躍により、普及発展や技術の向上が目に見えて伺う事ができますが、囲碁に関してはどうでしょうか? アラフォー世代の幼少期には、将棋と共に囲碁も五目並べ等で遊んだ記憶がある方も多いかと思います。 オセロとは違い、白と黒の碁石を使いより広い領域(地)を確保する(囲う)ゲームであります。 将棋の駒とは違い、少し重量感のある碁石を打つのは、何か誇らしく下手であっても一度始めてしまうと中々面白いものでもあります。 さて、そんな囲碁ではありますが、男性ばかりの世界と思いがちになってしまいますが、女性の囲碁棋士の活躍が目覚ましいのです。 その中でも将棋の「藤井聡太」棋士、囲碁の「上野愛咲美(うえのあさみ)」棋士といっても
囲碁の第33期女流名人戦3番勝負の第2局で藤沢里菜女流名人に敗れた仲邑菫二段。初タイトル獲得を逃した=16日午後、東京都千代田区の日本棋院 囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(13)と藤沢里菜女流名人(23)が対戦する第33期女流名人戦3番勝負の第2局は16日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、203手で藤沢女流名人が黒番中押し勝ちし、2連勝で5連覇を達成した。最年少で挑戦した仲邑二段は、初タイトル獲得を逃した。 仲邑二段は「大きな舞台で藤沢先生と2局打てて勉強になりました。まだ足りない部分が多いなと思った」と話し、一方の藤沢女流名人は「改めて厳しさを感じた。防衛できて素直にうれしい」と述べた。 藤沢女流名人は挑戦手合制の女流本因坊、女流立葵杯、トーナメント棋戦の扇興杯を合わせ四冠を堅持した。
坂口安吾の将棋、囲碁に関する文章をまとめたものだが。思ったより分量が少なかった。 安吾の死後に発見され、安吾全集に収録された「升田幸三の陣屋事件について」は、この本には未収録。青空文庫で読んでみると、毎日新聞社を強烈に批判した内容だった。 そして、そもそも、この本は、将棋・囲碁の観戦記がメインなのだから、観戦記の常であるように、総棋譜と盤面図を入れておいてほしかった。 将棋の場合は、ネットにアップされている棋譜を自分で見て、なんとか解決したが。 また、「散る日本」の、木村義雄と塚田正夫との名人戦第七局の、この本に書かれている塚田の三手目の着手の表記が間違えている。「塚田五六歩×」「塚田二六歩〇」。安吾全集自体が間違えているのかな(全集を底本とする青空文庫版は、同様に間違えている)。 そういうレベルの「校正」ができる人が、関係者にいなかったのか。将棋・囲碁の対局内容にかなり踏み込んだものであ
こんにちは。こんばんは。 ご訪問いただきありがとうございます。 管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ 今回は、「第79期本因坊戦五番勝負の第2局」をご紹介いたします。 第79期本因坊戦、第2局一力 遼(本因坊)に余 正麒(八段)が挑戦する第79期本因坊戦五番勝負の第2局が5月23日に長野県高山村「藤井荘」で行われました。 さて、2024年4月末現在の七大タイトルの保持者は次の3名であります。 一力 遼 (棋聖、天元、本因坊) 芝野 虎丸(名人) 井山 裕太(王座、碁聖、十段) 現在の日本囲碁界の三強であります。 今期から七大タイトルのひとつである本因坊戦は、序列5位、五番勝負の1日制へと縮小されております。 歴史ある本因坊戦の縮小に対しては、心を痛めているファンが多数いるかと思います。 昨年、本因坊戦11連覇中であった井山さんから本因坊のタイトルを奪取した一力遼(本因坊)に挑戦するのは、
本因坊秀策囲碁記念館は2008年9月27日の開館以来今年で15周年を迎え、記念して「第8回本因坊秀策茶会」を開催した。コロナ禍により途絶えていた茶会だが、5年ぶりとあって開催を待ち望んでいた人たちや初めての参加者200人でにぎわった。 お茶会の席主は、公益財団法人煎茶道方円流瀬戸内支部(支部長大橋幸園)。煎茶席では京都宇治産の煎茶とレモン大福(瀬戸田町梅月堂)、その後の香煎席ではブレンド香煎茶(昆布茶、緑茶、赤シソなど)と京都銘菓「月しろ」が振る舞われた。 会場の秀策生家では「大名傘」が参加者を出迎え、玄関土間には「冬瓜」「ザクロ」「ベニアオイ」が、床の間を見ると掛け軸の下に「キキョウ」「ススキ」が飾られて秋のひと時が演出されていた。 支部長の大橋幸園さんは、お茶会に初めて参加した人にもわかりやすく「90~80度くらいの湯を急須にいれ、1分して茶碗に注ぐとお茶の甘みが出る」などと説明。「今
この度、日本棋院は100周年事業の一つとして【日本女子囲碁リーグ】を実施いたします。注目を集める女流棋士のリーグ対局を通して、囲碁ファンの増加、女流棋士のレベルアップを目指し、日本棋院の公式戦として、日本女子囲碁リーグを開催いたします。 小林覚理事長(中央)、青木喜久代常務理事(左から二番目)、藤沢里菜女流本因坊(左)、チーム監督の鶴山淳志八段(右から二番目)、鈴木伸二八段(右)が4月22日に記者発表を行った ◉日本女子囲碁リーグ概要名 称:第1回日本女子囲碁リーグ 主 催:公益財団法人日本棋院 特別協賛:阪急電鉄株式会社(リーグスポンサー) 協 賛:三井住友カード株式会社(リーグスポンサー) 株式会社囲碁将棋チャンネル(チームスポンサー) センコーグループホールディングス株式会社(チームスポンサー) 広島アルミニウム工業株式会社(チームスポンサー)ほか 特別協力:日本経済新聞社 対
ここでは週刊碁連載中の「つるりん式観る碁のすすめ~四字熟語編」で書ききれなかったこぼれ話を紹介します。(つる=鶴山淳志八段、りん=林漢傑八段) 今回は本因坊2連覇のレジェンド、王銘琬九段が登場しました。還暦を迎えた今なお、太陽のように明るく、自由で、独創的な碁を打ち続ける王九段。つる&りんが「メイエン先生(王九段)は永遠の少年だ」と言うのもうなずけます。 そんな王九段のお茶目なところは週刊碁の紙面に譲るとして、ここでは最近の実績についてご報告しましょう。 王九段は今年、シニアの国際棋戦「2022 1004島 新安国際シニア囲碁大会」で昨年に引き続き準優勝の成績を収めました。出場者は日本、中国、韓国、中華台北の代表16人。各国のレジェンド揃い踏みで、長く碁界を追っている方ならドキドキワクワクが止まらないこと間違いなしの大会でした。 さて、王九段1回戦の相手は、なんと、早くも優勝候補筆頭の李昌
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