2020年4月〜2021年前半ぐらいまでは、SNSには医療関係者に対する感謝の言葉が溢れていたのですが、この1年は、SNSで医療の危機的現状を伝えると、「煽るな」「経済を回すことが優先だ」「金をもらって儲けているんだろう」などという暴言が目立つようになりました。
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柳美里さんから編集部に連絡があったのは6月下旬のこと。岸田國士戯曲賞の選評が掲載されず選考委員を辞することになった、ついては選評と経緯を説明する文章を発表できないかとの相談でした。原稿を拝見し、編集部で議論のすえ、掲載を決定しました。ゲンロンもスクールや新人賞を主催しています。他社である白水社さん主催の選考について、第三者であるゲンロンが批判を掲載することにはリスクがあります。非難もあるかもしれません。けれども、岸田國士戯曲賞は有名な賞で歴史も長く、柳さんも影響力のある作家であり、内容的にも必ずしも戯曲賞および白水社さんを一方的に批判するものではないことから、公表には公共性があると判断しました。掲載にあたっては、柳さんと相談し、個人名を割愛するなど最低限の編集を施しています。本原稿の公表が、演劇界での議論の活性化につながることを期待します。(東浩紀+上田洋子) 岸田國士戯曲賞の選考委員を辞
「オミクロンは、断じて、ただの風邪ではない」。 作家・柳美里さんは2月の初め、新型コロナウイルスへの感染を明らかにし、その後も体調の変化や症状などについて情報発信を続けている。 誰が感染してもおかしくない状況のなか、柳さんは何を思い、伝えようとしているのか。 柳さんに依頼したところ、以下のような文章を寄せてくれた。 全文を掲載する。 新型コロナウイルスのオミクロン株は、テレビや雑誌などのメディアで、「ただの風邪」「ほとんどが無症状か軽症者」「重症者や死者数は、デルタ株に比べて圧倒的に少ない」という発信も見られました。 日本では、コロナ患者が、実名と顔を出して、自分の口で症状を語ることは稀です。 その症状が軽くても重くても、「緊急事態宣言」発出の是非など意見が真っ二つに割れている問題に利用される可能性が高いからでしょうか。 自分や家族や店や会社や社員が、村八分的な差別やイジメに遭ったり、SN
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 「本名を名乗れ」「反日なら帰れ」芥川賞作家・柳美里さんが匿名の刃と向き合う理由新型コロナウイルスの感染拡大で希薄になった人の交わりの隙を突くように広がる「雑な言葉」。それは時として、社会から排除されている人や差別されている人に向けられる。自らもSNS上で「ヘイトスピーチ」などをぶつけられてきた、小説家の柳美里さんが、いま憂うこととは。
柳美里さんに全米図書賞 「JR上野駅公園口」英語版で 2020年11月19日11時10分 柳美里さん 【ニューヨーク時事】米国で最も権威のある文学賞の一つ、全米図書賞が18日夜(日本時間19日朝)発表され、翻訳文学部門に福島県南相馬市在住の作家、柳美里さん(52)の長編小説「JR上野駅公園口」の英語版が選ばれた。柳さんは同賞のウェブサイトで「この喜びを東日本大震災後の苦難の中にある南相馬市民と分かち合いたい」と英語で話した。 〔写真特集〕芥川・直木賞の受賞作家 「JR上野駅公園口」は2014年の刊行で、英訳版「Tokyo Ueno Station」(モーガン・ジャイルズ訳)は昨年出版された。1933年、天皇と同じ日に生まれた男が64年東京五輪の前年に福島から出稼ぎで上京。息子と妻に先立たれ、ホームレスとして最期を迎える生きざまを通し、被災地や日本社会の光と闇を描いている。 柳さんは68年、
《この記事は約 7 分で読めます(1分で600字計算)》 2020年全米図書賞(National Book Awards 2020)の翻訳部門に柳美里『JR上野駅公園口』(Tokyo Ueno Station)が選ばれました。近年、日本の女性作家作品が海外で評価されることが多くなっているように感じますが、これは日本の女性作家に限った話では「ない」そうです。おなじみ、大原ケイさんによる解説です。 村田沙耶香、多和田葉子、小川洋子、柳美里、川上未映子、松田青子、恩田陸…… 小説を書く、あるいは本を読む、というのはどこまでも個人的な営みだと思うのだが、まるでオリンピックで日本の選手が金メダルを取ると大喜びするように、なぜ私たちは日本の作家が海外の文学賞をとることがそんなに嬉しいのだろうか? 毎秋ノーベル文学賞発表のたびにガッカリしているハルキストたちを尻目に、この数年、翻訳文学賞をとったり、ベス
アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に、柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」が選ばれました。 ことしの全米図書賞の受賞者は日本時間の19日午前、オンラインのイベントで発表され、このうち「翻訳文学部門」に柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」が選ばれました。 この作品は、年老いて東京の上野公園でホームレスとして暮らす福島県出身の男性が主人公の小説で、日本では平成26年に発表されました。 家族を支えるために出稼ぎを続けてきた男性の人生や、周りのホームレスの生活が細かく描写され、経済成長のかたわらで見過ごされてきた日本のひずみを浮かび上がらせています。 柳さんは平成9年に「家族シネマ」で芥川賞を受賞し、東日本大震災をきっかけに平成27年から福島県南相馬市に移り住んで執筆活動を行っています。 全米図書賞の翻訳文学部門には、これまで川端康成の「山の音」などが選ばれているほか、おと
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大好きな作家の一人である柳美里さんは、2015年に鎌倉から福島県南相馬市へ移り住んでいる。本を執筆しながら2018年には「フルハウス」という書店を営まれている。フルハウスでは、注文したその人のために本を選ぶ「柳美里選書」というサービスをされている。とても興味を持ったので私も頼んでみた。選書といえばいわた書店の「1万円選書」が有名だ。 誰かに本を選んでもらうなんてとても素敵なこと。それも、プロの作家さんに。過去には芥川賞をはじめ多くの賞を、そして去年全米図書賞を受賞されるなど優れた作品を数多く生み出す柳美里さんに選んでもらえるなんて楽しみなことこの上ない。 一昨年の11月に『命』4部作を読んでいるときにこの「柳美里選書」を知り、読み終えたあとすぐに注文した。なんと50項目くらいのアンケートに答える(かなり詳細な質問もあり)もので、1時間ほどかかったような気がする。選書の材料として柳さんなりに
菅田将暉らの「投票呼びかけ動画」に参加したローラに「日本国籍なのか」「参政権あるのか」と差別バッシング! 作家の柳美里にも 菅田将暉、二階堂ふみら芸能人が衆院選への投票を呼びかける動画が大きな話題になっている。 コムアイや渡辺謙、秋元才加など以前から、政権批判も含め政治問題に積極的に発言してきた人だけでなく、これまで目立った政治的発言がなく政治とは無縁な印象を持たれていた菅田将暉や橋本環奈などのメジャーな芸能人たちの呼びかけには大きなインパクトがあり、テレビや新聞でも大きく取り上げられている。低投票率が問題になるなか、意義のあるアクションだろう。 ところが、呼びかけ人の一人であるローラに対して一部でバッシングの声が上がっている。 〈ローラって投票権持ってんの?外国の方は政治に参加できませんけど?〉 〈著名人の選挙へ行こうの動画にいるローラ日本人でもない外国国籍の者が選挙に行くと嘘をつくな!
文・写真:土井大輔 柳美里(ゆう・みり)小説家、劇作家 1968年、茨城県土浦市生まれ。高校中退後、ミュージカル劇団「東京キッドブラザース」を経て、87年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。93年、『魚の祭』で第37回岸田國士戯曲賞を最年少で受賞。96年、『フルハウス』で第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。97年、『家族シネマ』で第116回芥川賞を受賞。2020年、『JR上野駅公園口』で全米図書賞(翻訳部門)を受賞。15年から福島県南相馬市に居住。18年4月、南相馬市小高区の自宅でブックカフェ「フルハウス」をオープン。 福島県南相馬市は南北に長く、南は東京電力福島第一原子力発電所が立地し「警戒区域」となった双葉郡と接しています。そのため、東日本大震災では津波だけでなく、原発事故による放射能汚染の被害も受けました。震災から10年が経とうとしている今も、市内には放射線量が高い「
『ゲンロン11』が、2020年9月に刊行されました。 今号からスタートした新設のコーナー「ゲンロンの目」では、さまざまな著者から「旅」にまつわるエッセイを寄稿いただいています。以下に公開するのは、柳美里さんによる「ステイホーム中の家出」の前半部です。 緊急事態宣言下の日本で人々を服従させる「ステイホーム」という指示。支配を「自発的に」受け入れさせる言葉に逆らって、筆者はなぜ「家出」をすることにしたのか。自分の記憶をたどる旅に出るまでの軌跡をお楽しみください。 『ゲンロン11』は現在好評発売中です。こちらのURL(https://genron.co.jp/shop/products/detail/487)からどうぞ。(編集部) 1 わたしは、家出をしている。 この原稿は、家出先の会津若松市の東山温泉の宿で書いている。 東京都や大阪府などの大都市圏や、感染の第2波が広がっている北海道を
米国で最も権威がある文学賞のひとつ、全米図書賞の翻訳文学部門に、作家柳美里さんの小説『JR上野駅公園口』が選ばれた。高度成長期に福島から東京に出稼ぎし、家族を失ってホームレスになった男性の、受難の人生を描いた。貧困がさらなる貧困を呼び、這い上がる困難さを描いた絶望の物語は、コロナ禍に苦しむ読者の共感を呼んでいる。受賞後に日本記者クラブで開かれた記者会見で柳さんは、小説の内容とも重なるような、衝撃的な福島の現状を語った。(出田阿生) 東日本大震災がきっかけで、2015年に被災地の福島県南相馬市へ移住した柳さん。東京電力福島第1原子力発電所から16キロの、同市小高区で暮らしている。会見でマイクを握った柳さんは地元の現状について、「南相馬市でホームレスが増えている。昨年、社会福祉協議会の友人から聞いた話です」と始めた。 路上生活者は地元の人々ではない。多くは大阪や沖縄の男性たちだという。なぜそん
一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、… 一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。「帰る場所を失くしてしまったすべての人たち」へ柳美里が贈る傑作小説。 排除される側も巻き込む天皇制その男の人生に、天皇や皇后は大きな影を落としていた。そもそも生まれたのが現天皇と同じ昭和8年。妻の名は貞明皇后の名と同じ漢字の節子。息子が生まれた日は、現皇太子と同じ昭和35年2月23日だった。 男は、
柳美里 @yu_miri_0622 コロナに感染し、全身の感染痛・筋肉痛で眠れない方へ。 わたしも、車の追突事故に遭った直後のような、首、肩、肩甲骨、背中、腕の関節・筋肉の痛みで、夜通し、痛い!痛い!と寝る姿勢を見つけられず、苦しんでいました。 発症7日目の昨夜、はたとダウンコートを着て、寝てみようと思い付きました。 2022-02-06 09:14:53 柳美里 @yu_miri_0622 ダウン、寝れます! ダウンのふわふわがクッションになって、患部(全身の関節・筋肉が患部になる)が敷布団(マットレス・敷パット)に当たる激痛をやわらげてくれます。 ホテル、病院に隔離される時に、厚手のダウンを着て行き、眠る時にパジャマの上から着用することをおすすめします。 2022-02-06 09:14:53
皆さんこんにちは!最近読書がはかどるよしたにです。 ライターという仕事をしていると、さまざまな本を読む機会があります。 図書館に行って興味のある本を探したり、本屋さんでボーッと背表紙を眺めたり…なかなか楽しいものですよね。 そんな私が最近購入したのが、柳美里『JR上野駅公園口』。 訳書『TOKYO UENO STATION』が全米図書賞を獲得した、話題の小説です。 出稼ぎのため、初めての東京オリンピックの前年である1963年に上野駅へと降り立った、福島県南相馬市出身のある男性の物語です。 作中ではホームレスに関する場面が多く、物語の主人公もまた、路上生活を送っています。 彼らが生活の拠点としていた上野公園を、作品に沿ってめぐってみましょう! ぜひ、最後までお読みください。 西郷隆盛像と彰義隊の墓 まずやってきたのは、西郷隆盛像。 快晴の上野公園には観光客がかなり戻っていて、私もこの場所で学
写真:Bettmann/Getty Images 田山花袋が小説『蒲団』で女性の弟子への恋情を描いたこと、三島由紀夫が都知事選に出馬した男性をモデルにした『宴のあと』裁判によって日本で初めてプライヴァシー権が認められたこと、柳美里が顔に腫瘍のある女性をモデルにしたデビュー小説『石に泳ぐ魚』をめぐる裁判で敗訴したことは、よく知られている。そうした特定の誰かをモデルに書かれた「モデル小説」は、明治から現代までの間にどう変遷し、どんな社会的問題を引き起こしてきたかをまとめたのが、日本近現代文学を研究する名古屋大学准教授・日比嘉高氏の著者『プライヴァシーの誕生 モデル小説のトラブル史』(新曜社)だ。 明治時代にはモデル小説で書かれた側の苦しみはほとんど考慮されなかったが、今ではモデル小説を商業出版すること自体が困難になっている。下世話な関心も集めてきたその120年をたどることで、近代における「小説
米国で18日(日本時間19日朝)に発表された「全米図書賞」の翻訳文学部門で、作家の柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」の英訳版が選ばれた。近年、日本の女性作家の文学作品が海外で次々と評価される新潮流が生まれている。(文化部 待田晋哉) ■「春樹」次世代活躍 全米図書賞は、1950年に創設された権威ある文学賞。翻訳文学部門では、2018年にドイツ在住の作家、多和田葉子さんの「献灯使」が受賞し、著者の国際的な評価を高めるきっかけの一つとなった。 柳さんの「JR上野駅公園口」は、福島出身で上野のホームレスになった男の物語。その人生を通し、経済成長優先の戦後や現代の格差社会を問い直す。日本で14年に出版後、モーガン・ジャイルズさんが翻訳した。 2000年代以降、海外では村上春樹さんの著名な文学賞受賞が続いた。06年にカフカ賞、09年にエルサレム賞を受け、ノーベル文学賞の有力候補ともされる。この数年
受賞を知り、「地元のお年寄りががっかりしないことにほっとした」と話す柳美里さん=東京都内で、明珍美紀撮影 東日本大震災から10年の節目を前に、福島県南相馬市に移住した作家の柳美里さん(52)が、米国で権威のある全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞した。受賞作の「JR上野駅公園口」は南相馬出身の男性が主人公。住民との対話から着想を得た物語で、地元のお年寄りが「おらほ(私たち)の物語」と言って祝福したという。震災と原発事故。そして現在、新型コロナウイルス禍に見舞われる福島の現状を柳さんはどう見ているのか。【明珍美紀】 ――震災からもうすぐ10年になりますが、その前の2月13日夜、福島など東北や関東地方を大きな地震が襲いました。震度6弱を観測したお住まいの南相馬市の近辺はどのような現状でしょうか。 ◆発生直後の様子をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿しましたが、自宅は家具が倒壊し
生涯を通じて、日本文化の理解促進に貢献した個人に贈られる「バークレー日本賞」の第5回の受賞者が、作家の柳美里(ゆう・みり)さん(54)=福島県南相馬市在住=に決まった。同賞は、米国のカリフォルニア大学バークリー校日本研究センターが主催し、数年に1度受賞者が発表される。9月30日(日本時間10月1日)に現地であった授賞式の後、オンラインで記者会見した柳さんは「『生涯』という区切りがまだ自分の中でついていないので驚いたが、地元(南相馬市)の方が喜んでくれたのがすごくうれしい」と喜びを語った。 柳さんは在日韓国人の両親を持ち、横浜市で育った。劇作家としても活躍し、1997年に「家族シネマ」で芥川賞受賞。2015年に南相馬市に移住し、18年にブックカフェ「フルハウス」をオープンした。20年には、福島県から東京に出稼ぎに出た男の半生を描いた「JR上野駅公園口」の英訳版が、全米図書賞の翻訳文学部門に選
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